真巨人転生~腹ペコ娘は美味しい物が食べたい~

秋刀魚妹子

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新キャラクター紹介その1

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 新キャラクター紹介

 赤髪、赤目のクウネル

 サバイバル1日目の夜、クウネルが就寝した後に突如として変化し出現した。

 髪は真っ赤に染まり、両目も爛々と紅く光り普段のクウネルとは比べ物にならない程狂暴になっている。

 別人のようなクウネルに変わった原因は不明。

 だが、直接戦ったモロは計り知れない怒りや憎しみの感情が暴走したのが、赤髪赤目のクウネルでは無いかと推測している。

 ◆◇◆

 謎の黒髪の女性 

 赤髪赤目のクウネルを止め、モロの窮地を救った謎の女性。

 クウネルは話しを聞いて、自分に加護を授けてくれている暴食の邪神じゃないかと思っている。

 でも、何故助けてくれたのかは不明。 赤髪、赤目のクウネルを閉じ込めていたような会話をモロから聞いて更に謎が深まった。

 暴走していた赤髪、赤目のクウネルをチョップだけで止めた実力はかなりのものだろう。

 ◆◇◆

 森狼王 フォレスト ウルフ キング

 森狼もりろうという名前の魔物の王。

 巨木の森一帯を王国として統治していたが、飛竜王の襲撃により敗北。 殆どの成狼は戦死し、フォレストウルフキングも生きたまま飲み込まれていた。

 消化されるのを待っていた時、クウネルが落ちてきて其処から交流が始まり友となったおかげで助かった。

 クウネルの初めての友達にして、クウネルに名付けをしてもらった狼の魔物。

 他の個体とは違う、変身という特殊スキルの持ち主であり4足型から2足型に変身が可能。

 2足型種の言語を使用可能との事だが、クウネル等の他の亜人や人間が使用する日本語、英語と同じ言語。 何故、種族や住む場所が違っても同じ言語なのかは不明。

 名付けられた名前はモロ。

 黙れ人間! とかは言わない。

 クウネルには、ある御方に仕えていることを伝えずに嘘をついた。

 ◆◇◆

 森狼女王 フォレスト ウルフ クイーン

 森狼達の女王、旦那の森狼王が飛竜王に敗北し生き残りを纏めて隠れ家へと避難させた功労者。

 しかし群れを率いた経験も無く、食料を確保する為に若い森狼を連れて狩りに出るが様々な判断ミスにより2匹まで成狼を減らしてしまった。

 旦那がクウネルを友と言うので、渋々受け入れていたが赤髪のクウネルが旦那を襲っているのを見てから敵意剥き出しである。

 ◆◇◆

 飛竜王 レジェンド ワイバーン キング

 飛竜、またの名をワイバーン。

 何故、モロの縄張りの王国を襲撃したのかは不明。

 かなりの戦闘力を持ち、周辺でも敵無しだった筈が飲み込んだクウネルに心臓を食われて即死した。

 真っ先にクウネルを襲ったのは、既に負っていた傷に原因がある。 

 クレーターで気絶していたクウネルを食おうと接近した飛竜王は、クウネルを守っていた何かに襲われ命からがら逃げ出していた。

 これは、私の新たな力……?の冒頭にて邪神と思われる存在がほのめかしている。 食い損ねたとは、その時の事である。

 ◆◇◆

 Hey鑑定

 通称は鑑定さん。
 鑑定のLvが上がり、新たに得たスキル。

 Lv等の数値で制約が存在するようだが、かなり便利なスキル。

 時折、感情が有るような口振りだがクウネルに聞こえている音声は機械的。

 これからLvが上がれば、更に便利になっていくことだろう。

 本当にどうなるんだろう。
 誰か教えて。

 ◆◇◆

 獣王ルルボ

 獣王国に繁栄をもたらした偉大な王。

 力に長けた獅子の獣人として特徴は獅子の耳に、たてがみがフサフサしている。

 闘技場でライバルを軒並み倒し、力で王となった。
 しかし、晩年は年老いたせいで筋肉も落ち弱体化している。

 息子の1人である、ウンポの裏切りにあい数人の衛兵に地下へと連行された。

 ◆◇◆

 獣王国第1王子 ルルバト

 父ルルボと同じく獅子の獣人。
 聡明で民に優しいルルバトが、次の王に相応しいと誰もが思っていた。

 しかしそのせいで、第2王子ウンポの嫉妬を助長させてしまった。

 父と共に、衛兵達に地下牢へと連行され幽閉されている。

 ◆◇◆

 新巨人王 ロデン

 巨人王国建国からの、1番の汚点と言われた出来損ないの第1王子。

 能力では無い、人格が、性格が、趣味が、価値観が、全てが異常にして異端。

 見た目は、ただひたすら醜く肥えた巨人。

 自分より小さな少女を好み、巨人王となった最初に行った政務が全ての国民から少女を献上させる事だった。

 本当にクズのゴミの塵芥の糞野郎。

 ◆◇◆

 巨人王国直属戦士団 団長アバン

 クウネルの亡き父、ロスとライバルだった巨人戦士団の戦士。

 ロスが退団した為、団長へと任命された。

 以後、ライバルだったロスや恩師でもあるトールとは良い関係を築けていた。

 しかし愛娘や、他の団員の娘息子を第1王子ロデンに人質として奪われやむなく恩師であるトール殺害の任務を受け実行した。

 実際の戦闘では、団員達の恩師であるトールを攻撃する事は出来ずクウネルやエルザ、ロスを追う事を選択。

 結果、団員の身内が居た村人と混戦になり全員を殺害。

 村人が事切れる前に聞いた、とある祭壇をトールの洞窟から持ち出し第1王子ロデンに内密で王国へと持ち帰っている。

 ようやく王国へ帰還するも、団長アバンには地獄が待っていた。

 ◆◇◆

 エルフの女王 ミアーナ

 美しく長く伸びた金髪に整った顔の絶世の美女エルフ、しかし滅茶苦茶ヤンデレ。

 大昔の大戦にて、魔戦将軍を務めていた1人。

 もう1人の生き残りトールは死亡した為、唯一の元魔戦将軍となった。

 慕う魔王と共に戦っていた当時は非常に優秀な戦士だったが、今は病んで、ヤンデ、病みまくってるエルフの女王となった。

 トールから、魔王死亡の報告を受けても信じなかったが近年は形見となる角をトールが独占しているという妄想に取り憑かれ殺害する事を決意。

 遂に、想い人の角を手にする事が出来たので後の事はどうでも良くなっている。

 勇者達の手により、また滅びの憂いに合うなら今度こそ愛しい人の形見と共に死ぬつもりの様だ。

 こっっっっわ!

 ◆◇◆

 エルフ近衛長 弓姫長 サキ

 金髪短髪美女なエルフ。

 エルフの軍では、近衛兵と弓兵達の長を兼任している超エリート。

 全てを完璧に実行し女王からの指示は絶対をモットーに生きていたが、トール殺害後にエルフの女王ミアーナの狂いっぷりを見て己の間違いに気づく。

 現在は、勇者達が攻めて来る前に何とかすべく同盟にして友人の妖精族や鬼人族と連絡を取ろうと動いている。

 上が正しいと盲信すると、下が地獄を見ることになる典型的な例。
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