33 / 247
第33話 スキル鑑定
しおりを挟む
再度口から火を吹いたクウネルはパニックになるも、心を落ち着けようと深呼吸していた。
「すーはー、すーはー! よし、一旦落ち着いてドラゴンステーキを食べよう。 モグモグうまうま」
ステーキを食べるだけで心が落ち着き、冷静になれたクウネルは美味しそうにステーキを頬張った。
(むふー、食べても食べてもステーキが無くならないね。 私が狩ったのと、お祖父ちゃんが狩った飛竜のお肉を全部ステーキにしてくれたのかな? お母さん私が無事だったのがそんなに嬉しかったのか~。 えへへ~、照れるやん)
「モグモグ……ゴクンッ! ふー、落ち着いたぞ。 よし、もう一度ステータスを確認しよう。 ステータスオープン」
ステータス画面
名前 クウネル
年齢 1
職業 戦士見習い
種族 グラトニーベビージャイアント
レベル 6
HP 748/750
FP 110/170
攻撃力 660+1000
防御力 110
知力 65
速力 150
スキル 鑑定Lv2. 暴食. 消化吸収強化. 竜鱗Lv1. 火耐性Lv1. 竜殺しLv1. 魔物食らい
魔法 火炎Lv1
戦技 叩き割りLv2 .槍突きLv1. 噛み付きLv1
状態異常 火傷小
加護 暴食の邪神の寵愛. 巨神の愛し子
「んー、よし1個づつ消化していこうか。 とりあえず、一回見たら新しく手に入ったスキルやレベルアップしたっていう表示は消えるんだね」
クウネルは自身のステーキを凝視する。
(まずは、レベルとステータスか。 うん、子供とはいえ竜を倒したんだから一気にレベル6になってるのは分かるかな。 ステータスも上がったね~。 攻撃力に至っては、プラスも合わせて1660もあるよ! 他のステータスも伸びてるけど、攻撃力に比べたらねー。 上がる前のステータスと私が喰い殺した子飛竜のステータスを足した数字が、上がった数字に似てるのは偶然だよねー。 うん、偶然偶然)
記憶を辿り、不確かな不安に襲われたがクウネルは敢えて気にしない事にした。 まだスキルを鑑定するまで分からないからである。
「よしよし、次はスキルかな~。 まずは、解放されてた暴食と消化吸収強化を鑑定しよっか。 鑑定」
『暴食 沢山食べれる 何でも食べれる 空腹が早まる』
(うん、鑑定Lv2さん? 仕事する気有るの? 小学生の作文じゃないんだからさ。 まぁ、これで前世からの猛烈な空腹の理由が分かったね。 お前が犯人かぁー! でも、おかげでご飯がいつも美味しいですぅー! ありがとうございまぁーす!)
怒りながら感謝するクウネルはステーキを自棄食いしながら次を見る。
『消化吸収強化 喰らった対象の力を吸収する この世の全てを何でも消化できる 』
(あ~、このスキルにはずっとお世話なってるかも。 前世でも、何食べてもお腹壊さなかったからね。 虫とかキノコとか。 うんうん、喰らった対象の力を吸収するのかー。 へーすごいねー……って、ステータスの数字の件これだ。 あれか、生きたまま噛みついて喰い殺したからか?)
これまでも、魔物の肉は食べてきたが今回の様な事は起こらなかった事にクウネルは頭を捻る。
「今世で魔物の肉は沢山食べてきたけど、ステータスやスキルが増えた事無いから多分当たってるよねー」
その時、ふとある事がクウネルの脳裏をよぎった。
(え、って事は……生きてる亜人や人間を喰らったらその人のステータスやスキルが手に入………ってダメダメダメ! 私何考えてるの! そんな事したら、確実に駆逐されちゃう! 縦横無尽に飛び回る兵団さんに、確実に駆逐されちゃうよ!)
よぎった恐ろしい考えを振りほどき、更にステーキを口に頬張る。
(ふー、危ない危ない。 でも、生きてる飛竜のお肉めちゃくちゃ美味しかったんだよね~。 ステーキも美味しいけど、生で食べたあの味が忘れられないよ。 もしかしたら、生きてる魔物って美味しいのかな? 機会があれば食べてみよっかな)
生きてる魔物に齧り付く姿を両親達が見たら気絶するだろうが、クウネルはそんな事は考えない。
(さてさて、新しく増えたスキルの竜鱗Lv1や火耐性Lv1は子飛竜から吸収したヤツだから前に鑑定したのと同じ内容なんだろねー。 飛行が無いのは翼が無いからかな?)
見たことのあるスキルは鑑定せずに、次のスキルを見てみる。
『竜殺し 竜を殺した者に与えられるスキル』
(あはん? どういう事? 効果は無しなの? じゃあ、これはスキルじゃなくて称号じゃね? でもレベル表記があるから、まだ鑑定さんのレベルが足りないのかな? まぁいいや、後は……魔物食らいか)
『魔物食らい 魔物に対して攻撃力up 魔物とステータスに差が有れば恐慌状態に魔物がなる可能性up 』
(おー、ええやん! めっさええスキルやん! 鑑定Lv2さん、やれば出来るやーん! そう、こういう情報が欲しいのよ! えっと、後は…)
『火炎Lv1 口から少量の火を吹ける Lvが上昇すれば手からも可能 焚き火をする際に便利』
初めての魔法だが、使い方も載っていない説明分にクウネルは顔を顰める。
(う、うん、説明ざっつ。 え? どうやってコントロールするの? 勝手に口から火が2回出て、FPが60も減ってるんですけど。 実戦でこんな事してたら死ぬよ?)
クウネルは後で必ず練習しておこうと、心に刻む。 流石に戦闘中にうっかり火を吐いてFPを減らし結果死ぬ等と不名誉の死にも程があるだろう。
(お! 叩き割りがLv2に上がってるー! この噛み付きLv1は、小型の飛竜から吸収した戦技だねー)
『噛み付きLv1 噛む力up 効果小 』
(うー、うん。 ……まぁいいか。 えっと~……子飛竜が他に持ってた戦技は爪何たらと、尻尾何たら撃は吸収出来てないからやっぱり身体的に不可能なスキルや戦技は取れないっぽいね。 さーてと、よしそろそろ覚悟を決めようか)
クウネルは最後の最後まで先延ばしにしていた、一番下の加護を鑑定する。
『暴食の邪神の寵愛 暴食の邪神に愛された者に贈られる加護 加護を受けた者にはスキルが付与される そして@*+/!?+* となる』
「えぇ?! 何か最後バグってる! 何になるの? 私何になるの?!」
「すーはー、すーはー! よし、一旦落ち着いてドラゴンステーキを食べよう。 モグモグうまうま」
ステーキを食べるだけで心が落ち着き、冷静になれたクウネルは美味しそうにステーキを頬張った。
(むふー、食べても食べてもステーキが無くならないね。 私が狩ったのと、お祖父ちゃんが狩った飛竜のお肉を全部ステーキにしてくれたのかな? お母さん私が無事だったのがそんなに嬉しかったのか~。 えへへ~、照れるやん)
「モグモグ……ゴクンッ! ふー、落ち着いたぞ。 よし、もう一度ステータスを確認しよう。 ステータスオープン」
ステータス画面
名前 クウネル
年齢 1
職業 戦士見習い
種族 グラトニーベビージャイアント
レベル 6
HP 748/750
FP 110/170
攻撃力 660+1000
防御力 110
知力 65
速力 150
スキル 鑑定Lv2. 暴食. 消化吸収強化. 竜鱗Lv1. 火耐性Lv1. 竜殺しLv1. 魔物食らい
魔法 火炎Lv1
戦技 叩き割りLv2 .槍突きLv1. 噛み付きLv1
状態異常 火傷小
加護 暴食の邪神の寵愛. 巨神の愛し子
「んー、よし1個づつ消化していこうか。 とりあえず、一回見たら新しく手に入ったスキルやレベルアップしたっていう表示は消えるんだね」
クウネルは自身のステーキを凝視する。
(まずは、レベルとステータスか。 うん、子供とはいえ竜を倒したんだから一気にレベル6になってるのは分かるかな。 ステータスも上がったね~。 攻撃力に至っては、プラスも合わせて1660もあるよ! 他のステータスも伸びてるけど、攻撃力に比べたらねー。 上がる前のステータスと私が喰い殺した子飛竜のステータスを足した数字が、上がった数字に似てるのは偶然だよねー。 うん、偶然偶然)
記憶を辿り、不確かな不安に襲われたがクウネルは敢えて気にしない事にした。 まだスキルを鑑定するまで分からないからである。
「よしよし、次はスキルかな~。 まずは、解放されてた暴食と消化吸収強化を鑑定しよっか。 鑑定」
『暴食 沢山食べれる 何でも食べれる 空腹が早まる』
(うん、鑑定Lv2さん? 仕事する気有るの? 小学生の作文じゃないんだからさ。 まぁ、これで前世からの猛烈な空腹の理由が分かったね。 お前が犯人かぁー! でも、おかげでご飯がいつも美味しいですぅー! ありがとうございまぁーす!)
怒りながら感謝するクウネルはステーキを自棄食いしながら次を見る。
『消化吸収強化 喰らった対象の力を吸収する この世の全てを何でも消化できる 』
(あ~、このスキルにはずっとお世話なってるかも。 前世でも、何食べてもお腹壊さなかったからね。 虫とかキノコとか。 うんうん、喰らった対象の力を吸収するのかー。 へーすごいねー……って、ステータスの数字の件これだ。 あれか、生きたまま噛みついて喰い殺したからか?)
これまでも、魔物の肉は食べてきたが今回の様な事は起こらなかった事にクウネルは頭を捻る。
「今世で魔物の肉は沢山食べてきたけど、ステータスやスキルが増えた事無いから多分当たってるよねー」
その時、ふとある事がクウネルの脳裏をよぎった。
(え、って事は……生きてる亜人や人間を喰らったらその人のステータスやスキルが手に入………ってダメダメダメ! 私何考えてるの! そんな事したら、確実に駆逐されちゃう! 縦横無尽に飛び回る兵団さんに、確実に駆逐されちゃうよ!)
よぎった恐ろしい考えを振りほどき、更にステーキを口に頬張る。
(ふー、危ない危ない。 でも、生きてる飛竜のお肉めちゃくちゃ美味しかったんだよね~。 ステーキも美味しいけど、生で食べたあの味が忘れられないよ。 もしかしたら、生きてる魔物って美味しいのかな? 機会があれば食べてみよっかな)
生きてる魔物に齧り付く姿を両親達が見たら気絶するだろうが、クウネルはそんな事は考えない。
(さてさて、新しく増えたスキルの竜鱗Lv1や火耐性Lv1は子飛竜から吸収したヤツだから前に鑑定したのと同じ内容なんだろねー。 飛行が無いのは翼が無いからかな?)
見たことのあるスキルは鑑定せずに、次のスキルを見てみる。
『竜殺し 竜を殺した者に与えられるスキル』
(あはん? どういう事? 効果は無しなの? じゃあ、これはスキルじゃなくて称号じゃね? でもレベル表記があるから、まだ鑑定さんのレベルが足りないのかな? まぁいいや、後は……魔物食らいか)
『魔物食らい 魔物に対して攻撃力up 魔物とステータスに差が有れば恐慌状態に魔物がなる可能性up 』
(おー、ええやん! めっさええスキルやん! 鑑定Lv2さん、やれば出来るやーん! そう、こういう情報が欲しいのよ! えっと、後は…)
『火炎Lv1 口から少量の火を吹ける Lvが上昇すれば手からも可能 焚き火をする際に便利』
初めての魔法だが、使い方も載っていない説明分にクウネルは顔を顰める。
(う、うん、説明ざっつ。 え? どうやってコントロールするの? 勝手に口から火が2回出て、FPが60も減ってるんですけど。 実戦でこんな事してたら死ぬよ?)
クウネルは後で必ず練習しておこうと、心に刻む。 流石に戦闘中にうっかり火を吐いてFPを減らし結果死ぬ等と不名誉の死にも程があるだろう。
(お! 叩き割りがLv2に上がってるー! この噛み付きLv1は、小型の飛竜から吸収した戦技だねー)
『噛み付きLv1 噛む力up 効果小 』
(うー、うん。 ……まぁいいか。 えっと~……子飛竜が他に持ってた戦技は爪何たらと、尻尾何たら撃は吸収出来てないからやっぱり身体的に不可能なスキルや戦技は取れないっぽいね。 さーてと、よしそろそろ覚悟を決めようか)
クウネルは最後の最後まで先延ばしにしていた、一番下の加護を鑑定する。
『暴食の邪神の寵愛 暴食の邪神に愛された者に贈られる加護 加護を受けた者にはスキルが付与される そして@*+/!?+* となる』
「えぇ?! 何か最後バグってる! 何になるの? 私何になるの?!」
1
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件
エース皇命
ファンタジー
前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。
しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。
悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。
ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる