ニートの俺がサイボーグに改造されたと思ったら異世界転移させられたンゴwwwwwwwww

刺狼(しろ)

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ありったけの羞恥と不快感を君に

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まずは東門へ向かって状況を確認しないといかんですねwwwwww魔族に襲われてる人を見つけ次第逃がしながら、俺は走っていく。

「魔族の方々はご退場願いますwwwwww」

──バキィィイッ!!

「ぐわぁぁあっ!!」

善良な一般市民の方を痛め付けていたモブ魔族にドロップキックをかまし、

「もう大丈夫ですwww何故ならwwデュフwwwわたすぅがwwwwwwキタァァァアwwwwww

ユナイテッドステイツッ!!スマァァァッシュゥウウッッ!!!!(CV.三宅健太)」

──ドギャァァアッ!!!!

今にもエロい目に合わされそうになっていた善良な一般市民のお姉様達とイイ男達を魔の手から遠ざける。

「ありがとうございます……!」

「助かりましたっ」

「勇者様の戦闘気持ち良すぎだろ!」

「や ら な い か」

「やらないですwwwwwwとりあえず早く逃げて安全そうなところへ逃げるのじゃwww」

なんでこんなとこにホモがいるんだよ!教えはどうなってんだ教えは!!
とは言わず、やっと東門の広場へ到着した。とんでもない爆発音だっただけあって、巨大なクレーターと瓦礫の山しか残ってない。

そこへ、侵攻してきた有象無象が騎士団とギルドの冒険者達によって堰き止められている。

「なんてこった……ヤバみ」

「勇者様?!来てくださったのですね……!」

一番近くで交戦していた女騎士ちゃんの手前、イケボ配信者()みたいな鼻にかけた声でイケメンムーブをかましていくことにしますおwwwフヒヒwwwwww

「ここの魔族は任せてくだせぇwww他の皆は市民の方々の避難誘導と護衛に周ってほしいっすwwwwあとこれだけ激しい戦闘だとブラもパンツも汗だくだと思うんで替えたほうが良いwwwwww今ここで!!時間は俺が稼ぐからっ!!!!さぁ早くッッ!!!!」

「うわ……ほんと最低ですね……気持ち悪い……噂通り……。とはいえ、この数相手にお一人では……っ」

「大丈夫ッ!!とりあえず退避しててね皆さんwwwwww」

こんなやり取りをしつつも、敵への対処を怠らない騎士の鑑ちゃんからのドン引きと心配を一身に受け、俺は高く飛び上がってハティとスコルを構えた。

「目に付いた奴からブチ抜いていくんでwwwwww流れ弾注意報ですwwwwwwまさに天空の暴れん坊wwwホークガトリングwwwwwwイエーイwwwwwwwww」

──ズガガガガガッ!!

引き上げられた視力と、インストールしておいた狙撃に関する知識とスキルを駆使して高度からの連続射撃で魔族を次々と仕留めていく。
これで街中に既に侵攻していった奴らへの対処だけで済む。

「運良く逃げられると思ったのに。残念」

「逃さないよwwwww敵として出会ったのが悔やまれる程の美少女なんてwwwwww」

そして地上に降り立った俺は、唯一さっきの攻撃で倒れなかった者の前に立ちはだかった。こいつは多分強いやつだwwwwww

眼の前の美少女は、魔族ではなく人間。少なくとも見た目は。
歌姫ちゃんとタメ張るレベルの誰もが目を奪われてく完璧で究極のアイドルみたいなルックスでありながら、俺に敵意を向けてくる。ゾクゾクしちゃうwwwwww

「で、なんでわざわざ私を避けて攻撃したの?」

「それは勿論君が美少女だからでござるwwwwww死ぬなんて勿体ないと思うんでwwwwww」

「聞いてはいたけど、変な奴だね。勇者様」

彼女は引き気味にそう言うと、右手から魔装具を出現させる。翼の意匠が散りばめられた美しい片手剣を凛と構えるその姿に興奮を禁じ得ないwwwwww

「神妙な顔しちゃってどうしたんですかwwwwww今日何食べた?好きな本は?悩みがあるなら話きこかwwwwwww」

「意味わかんないっ!」

何も食べてないしそれは内緒らしいですwww何を聞かれてものらりくらりですねわかりますwwwwww

俺は両手に魔法陣を構築すると、彼女の一撃を躱す。

「踏み込みが甘いぞwwww」

「うるさいなぁっ!」

真空刃を伴うその斬撃の手数は驚くほど多いが、苦労するものではない。まだ本気ではないだろうけど、さっさとケリを付けて残りの敵も始末していかなきゃいけない。
俺は新しく覚えた魔法を試すことにした。

「新技お披露目でございますwwwwwwくらえっ!!」

両手に構築した陣を美少女に翳すと、一際強い光を放って風の刃が相手に飛来する。放たれた無数の刃は、俺の絶妙なコントロールによって彼女の服を切り刻む。

「はっ!何が新技よ!ただの【ウィンドエッジ】じゃない!」

「本当にそうかなwwwwwwフヒヒwwwwwwおやおやwww服がwww服がwww破れてますよwwwwww」

「ま、まさか……っ」

俺がドヤ顔で指パッチンをすると、渾身のイケヴォで技の名前を呟いた。

「【ブレイク・ザ・ドレス】……ッ!!」

──ビリィィィッ!

「いやぁぁぁああっ!!」

肌を一切傷付けること無く、相手の纏った衣服のみを切り裂いておはだけさせる。これが俺の超精密な魔力コントロールが為せる新たな技。

「ウッヒョォォオwwwwww全裸じゃないですかお嬢さんwwwwwオウフwwwwwwいい乳持ってんねぇwwwwww」

「見ないで!見ないでぇっ!!」

半泣きでしゃがみこんで自身を抱きしめるように大事な部分を隠すその仕草、フルオッキです。
敵にならこれくらいしても大丈夫。俺は体を一切傷付けない代わりに、そのwww忘れられないトラウマを植え付けていきたいwwwwww

魔装具を構えることすらままならない美少女ちゃんへ、俺はゆっくりと歩み寄っていく。

「ごめんね、嫌な思いさせて。でも仕方ないんだ……だって君は敵で、俺は勇者だからさ」

「見るな!来るな!死ね!!」

「フヒヒッwwwwwwたまらんですなwww」

彼女の目の前までじっくり時間をかけて辿り着くと、目線を合わせるようにしゃがみ込んだ。

「なっ、何?!早くどっか行って!!」

「君にだけ恥ずかしい思いはさせない。なんで魔王軍の兵士なんかしてるか知らないけど、別の道もあったんじゃないかな。
例えば、オゥフwww拙者とwwwどこでもヌード活動家になるwwwとかさwwwwww」

「バカなの?!ちょっ、何脱いで……」

「今なら見逃してあげますよwww尻尾巻いて逃げ帰るといいよwwww君の情報だけくれたらそれでいいんでwwwwww」

まずは上裸。だけど、こんなものでは彼女の気持ちに寄り添う事は出来ない。俺は迷わずベルトに手を掛けた。

「当たり前みたいに脱ぎだしてんのホント気持ち悪いんですけど!わかった言います言いますから脱ぐのやめて?!」

「じゃあ、名前とスリーサイズ、お風呂の時は何処から洗うか、君はどんな能力があるのか教えてもらおうかwwwwww」

「キモ……っ」

「脱ぎまーすwww」

「私の名前は【ティナミア】スリーサイズは……し、知らない!魔改造計画で生み出された兵士です!!!!」

「スリーサイズは目算で85、53、71のティナミアちゃんですねwwwwwwお礼にぼくちんのおてぃんてぃんだけでも見て覚えて帰ってくださいwwwwwwボロンwwwwwwwww」

そう言って勢いよくパンツをズラすと、ティナミアちゃんは泣きながら全裸で走って帰っていった。

「いやぁぁぁああああああッ!!!!」

「お気をつけてぇえええwwwwww」

白くてプリプリのお尻を眺めながら、俺はそっと服を着て街の中の魔族退治に乗り出すべく踵を返した。

「さて、皆は大丈夫かなwww早く助けに行かなくちゃwwww」

それにしても魔改造兵士のクセに変貌することなく去っていったのめちゃくちゃ面白いなあの人wwwwww
ともあれ、再び街の中へ戻りつつ事態の収拾に尽力しようと思います。

「これが今の勇者ですか。全然強そうに見えないな」

「誰だってばよwww」

大通りに差し掛かる手前で、俺の前に何者かが立ちはだかった。そこには、黒髪オールバックの長身痩躯のスーツ男が立っている。
なんだ男か。ボコボコにしなきゃ。
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