ニートの俺がサイボーグに改造されたと思ったら異世界転移させられたンゴwwwwwwwww

刺狼(しろ)

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事後処理

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皆でオルガ姉さんとルキを日が暮れるまで探して、やっと見つけたカルラきゅんでっすwwwピースピースwwww
魔族はやっと片付いて一件落着と思いきや二人の間で何かあったらしく、重苦しい空気に包まれております。

「イヴっちwwwマルタイwwwマルタイをばwwww確保でござるwwwww」

「オルガとルキ、元気ない」

「街の魔族は全て片付いたみたいよ。二人は別荘に戻ってゆっくり休んでね」

「ていうか二人共すごい怪我……大丈夫?」

各々声をかけるも、ハニーミルクティ少年は特に元気がなく、外傷も酷いことから心配になった。

「あ、あぁ。私は大したことない。それより今は、この子が……」

「ううん、僕も大丈夫。ちょっと痛いけど」

「しょげないでよベイベェエwwwwおっぱい揉んでェエwwwww」

「カルラ、うるさい」

元気付けようとしたらイヴっちに怒られたでござるwwwwww今はこのテンションじゃダメらしいwww事情はわからないけどwwwシリアスのスメェルがしますなwwwwww

「おォ、こんなトコに居た。お前ら、帰るなら転移で纏めて送ってやるぞ。つかなんだこの空気……どうした?」

「ルキにオルガ……大丈夫ですか?」

アルカード兄妹も合流し、残すは居候のタカトを待つかどうかって感じになった。
まぁリアナちゃんと乳繰り合ってるかもしれんし無視でいいんじゃねぇかなと個人的には思いますけどもwwwwww

「オルガとルキは帰るとして、私は一度ギルドに顔を出してみるわ。皆はどうする?」

「イヴはカノンについてく」

「俺も今回の件で一応報告しとかなきゃいかんことがある。リリィは休んでていいぞ」

「はいっ、お兄様」

「シャルは疲れたので帰りたいかなぁ♡」

「カルラもダルいので帰りたいデースwww」

この帰宅ラッシュに乗っかって俺も帰る方向で声を上げるwww乗るしかねぇwwwこのビッグウェーブにwwwwww

「アンタはダメでしょ、七刃将と戦ってるんだから」

「そりゃ無いぜカノンの旦那wwww早くベッドに潜って人が少ない内に色々と個人的なアレの処理も済ませないとぅ゛ぼぇッ!!」

──バコォッ!!

言い切る前にカノンたんの鉄拳が俺の顔面にめり込んだ。前が見えねぇwwwwww

「黙ってついてきたら良いのよ」

「亭主関白かよwwwwwwwww」

「大丈夫?カルラ」

「ほんと気持ち悪いです、クソ人間」

「ご主人様~♡そういうのは言ってくれたらいつでもお手伝いするのにぃ♡」

「とりあえず纏まったか?じゃ、転移させるからな」

ヴァンにぃにが陣を構築し始めると、俺はオルガ姉さんへ声をかける。

「何があったか、また聞かせてくださいwwwとりあえず今はゆっくり休んで貰いたいのでwwww」

「ああ、わかった。すまないな」

終始沈んだ表情で、オルガ姉さんは頷いた。一体何があったのかは聞かないと分からない。とりあえず時間を置いた方がいいと思ったのであえていつも通りに振る舞ってみましたwwwwww

帰宅組を見送った俺達は、ギルドへ向かう。今回は街の被害状況も酷く、倒壊した建物もたくさんある。花屋のレナちゃんとかランバット氏のお店とか、あとで様子見に行こう。

「ここは無事みたいね」

「ひと、いっぱい来てる」

「一時的な避難所になってんのかもなァ」

「バビさん居るかなwww行ってみるべwwww」

中は負傷者や食事してる者たちで混んでいるが、そこをスルーしてギルマス部屋に足を踏み入れた。

「すいませぇええんwww開いてるので入りますねぇえええwwwwww」

「お前ら、予想通り無事だったか」

バビさんはいつものポーカーフェイスで煙草を吸っており、応接用のソファにはなんと、タカトとリアナちゃんと水帝の伯父貴がいらっしゃったwww

「三人はなにしてらっしゃるのwww親御さんにご挨拶っすかwwwwww」

「いや違ぇわ。侵攻してきた奴等のまとめをしてんだ」

「口じゃなくて手を動かせ!タカト!」

「パパも人のこと言ってないで手伝ってください」

「何お前らwww仲良しじゃんwwwwww」

結婚の挨拶チームを横目に、カノンたん達はバビさんの方へ声をかける。

「マスター、街の被害状況は……」

「あーそれなぁ。おじさんも報告纏めてる途中なんだよ。お前らも手伝え。王様に知らせて修復の手配の手続きとかせにゃならん」

「イヴもやる」

「俺はやらないwww」

「お前もやるんだよバカ。座れ」

ヴァンおにいたまに軽くはたかれながら、渋々別のテーブルに座った。こんなの聞いてないwww嫌すぎるwwww

「なんで平然と受け入れてんのお前らwwwwこんなの理不尽だろwwwwww」

「うるさいわね。どうせ敵の情報も報告するんだから一緒でしょうが」

「そういうことだ。黙ってやれ」

「お腹すいた」

イヴっち飽きるの早すぎて草。
どうやら最近この世界の文字も書けるようになったみたいで、最初はやる気だったみたいなんだけどwwwwww

そんなこんなで後から来たスッキーとマリーちゃんも加わり、全員が把握している敵の情報や被害状況のまとめも完成した。

「ククッ、やっと終わりましたね」

「疲れました~……あ、スキアさん!茹で卵食べますか?」

何かイチャついてるから特に話しかける事はせず、俺は机に突っ伏した。

「ふぁぁあwwwwwwほんと疲れたwwwもう動きたくないwww地獄ですわこんなのwwwwww未だかつてこんなに字を書いたことがあるだろうかwwwいやないwwww」

「カルラ、ごはん」

「おけおけwww骨付き肉食べようぜwwww」

「うんっ、お肉」

二人して席を立つと、ヴァンおにいたまがそれを止めた。

「とりあえずお前らにも共有しときたいことがある。あと少しだから座れ」

「へーいwww」

「へーい」

渋々ながらに座ると、おにいたまが敵の情報をまとめられた紙を手に全員に向けて口を開いた。

「今回の襲撃は、【瘴気の坩堝】を使ってヒトの感情を大量に得るための作戦だと思われる。つまり、魔王復活にかなり近付いてると思って良い」

「マジすかwww」

「クックックッ、だから人が押し寄せるこの祭典を狙った、ということですね」

ヴァンの説明によると、死んだ魔改造兵が粒子みたいになって消えていくのもそれと関係あるっぽい。

死んだ後、あの粒子は本拠地に流れて回収され、何かしらに使われているのではないか、とのことですwww全然わかんないwwww

「最悪、俺達の誰かと戦った経験とその時の個体の能力を引き継いでるヤツが今後出てくる可能性もある。そいつが複数なのか一体に集中させるのかは知らんが、一段階以上強い奴が今後生まれる、って事だなァ」

「そのうえ、手の内が知られてるかも、ってことかぁ。それは厄介ね」

「めんどくせぇな。ダルい」

「タカトさん、ぶっちゃけ過ぎです」

勇者の施した封印は大量の感情を注ぎ込むことで開放されるってのは聞いたことあったけど、そうなると魔王との戦いも近付いてくるんですねwwwwww

「まァ、瘴気の坩堝で集めた感情だけで完全復活とはいかないだろうがなァ」

「なんでだってばよwww」

「だってばよ」

「アレはそういう封印なんだ。感情と意志を封じ込め、肉体を徐々に朽ちさせるっていうな」

「ククッ、つまり肉体も確保しなければいけないということですよ。僕の見解ですが、魔改造兵の量産は魔王の肉体を新造する為の下準備。出来上がった完璧な状態の身体に魔王を移らせる、といった所でしょうねぇ」

スッキーの妙に的確な説明に、場の全員が何とも言えない顔をする。魔王軍のやってることは、やっぱりおぞましいっすねwwwタマヒュン不可避wwwwww

「つまり、今は試行錯誤してる最中って事か。胸糞悪いことしてやがるな」

「これにはリアナパパもげんなりでござるなwwwww娘がどこの馬の骨とも分からん奴に誑かされた時と同じくwwwwww」

「バカカルラ!余計な話すんな!」

「そうです!それにリアナは誑かされてなんかいません!」

そんな感じで現状の情報共有は済んだ。
結局今の俺達に出来るのは、敵の拠点を血眼になって捜してカチコミ、各地の被害を極力抑えるために東奔西走、瘴気の坩堝を見つけたら速やかにデストロイ。そんな感じだ。

魔王城の所在が分からない限り、後手に回るしナリを潜められたら手をこまねいていることしか出来ない。
切ねぇwwwwww片方だけ手付かずになってる乳首くらい切ねぇwwwwwwwww
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