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ひとごろし
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僕がこの状態になることで、キンちゃんと僕の感覚は共有される。考えてることも、景色や匂い、音や痛みも。
なんだか変な感じだけど、僕にできない事はキンちゃんが代わりにやってくれる。
「すばしっこいガキだな、クソがッ!!」
「お前はっ、単純でわかりやすいよ!」
『主、左側の背後から二発喰らわせるぞッ』
僕の首を目掛けて放たれた右回し蹴りを屈んで躱し、拳を握る。
拳を覆う黒い魔力から鋭利な爪が飛び出して、交差するように振り下ろす。
「はぁあっ!!」
──ズシャァアッ!!
勢いよく吹き出した血が顔に付くと、その生暖かい感触に気持ち悪くなった。だけど、今はそんな事よりこいつを倒さないと……。
「がっ?!クソガキィッ!!」
『右に跳ぶぞ!』
──ドガァァアッ!!
両手足を使って即座に飛び退くと、さっきまで僕が立っていた場所で、レパードの足が石畳を踏み砕いていた。
「はぁぁぁ……めんどくせぇな。ガキ相手にマジになるとか、ダセェけどまぁ……しゃーねぇか」
ゆっくりと立ち上がるレパードが、黒い魔力に包まれていく。全身が更に大きくなって、白い体毛に黒い斑点が浮かび上がったその姿だけでも、力の差を見せ付けられているみたいだった。
「身の程知らずのガキがどういう末路を辿るか、しっかり教え込んでやるよ」
豹の獣人のようになったレパードの笑った口元から、ズラリと並ぶ牙が光る。
そして、キンちゃんから更に絶望的な事実を告げられた。
『主、このままでは時間切れだ。不味いぞ』
『わかった……僕が動いてたら勝てないかもしれない。キンちゃんに、残りの時間を全部上げる。全力でやって!』
『承知』
僕は一度目を閉じると、身体の主導権をキンちゃんに移した。自分の身体なのに他の人が動かしてるのは変な感じだけど、五感は全部伝わる。
「行くぞォオッ!」
「来るがいい!!」
お互い同時に駆け出して、レパードは氷で強化された爪と、キンちゃんの黒い魔力で象られた爪がぶつかった。
剣で斬り合うような甲高い音が何度も鳴り響く。
「さっきとは動きが違ぇな?!お前ホント何なんだよ!!」
「貴様と話すことはないッ」
何度も爪がぶつかり合う。互いに隙を突こうとして、それを防ぐ。
だけど、
「オラァッ!!」
──ザシュッ!
キンちゃんが押し負け、僕にも肩に焼けるような痛みが走った。
「ぐっ!!」
「どうしたァ?!そんなもんかクソガキ!!」
──バゴォッ!!
お腹を思い切り蹴られて、さっきまで居たお店の中に叩きつけられた。僕が動いてたら、きっと痛くて立つことも出来なかったけど、キンちゃんはまだ立ち上がる。
でも、お姉ちゃんが投げられて叩き付けられた時のほうが、よっぽど凄い音がした。
「ヌルい……こんなものか、貴様の力は…… 」
「ほぉ、やるじゃねぇか。タフなガキだ」
そしてまた、レパードは凶暴な笑みで僕達を睨みつけた。
キンちゃんだって、痛む身体で戦うのは辛いはずだ。でも、僕の代わりにそれを我慢して戦ってくれてる。
僕達の後ろには、お姉ちゃんがいる。だから、負けられない。
『キンちゃん、ごめんね……僕が、弱いから……』
「主の守りたいものを守る。それが我の存在意義だ。任された以上、負けるわけにはいかん」
「何言ってんのかわかんねぇよッ」
イライラした様子で叫んだレパードをしっかりと見詰めながら、キンちゃんは右手をゆっくりと掲げる。
「【禁呪操《きんじゅそう》・一蝕太牙《いっしょくたいが》】」
キンちゃんの声を合図に、魔力が腕に集中して牙の形を取って、体中に広がっていた縞模様がそこへ集まって右腕を包む。まるで巨大な獣の牙みたいに広げられた。
「なんだソレ……っ?!」
「終わりだ」
咄嗟に氷の壁を魔法で創り出したレパードを、それごと噛み砕くように黒い牙が迫る。
──グシャァアッ!!
ガラスが割れるみたいな音の後に、何かを思い切り潰したような音が響く。すごく嫌な音だ。レパードは声一つ上げることなく、その場に倒れた。
「はぁ……っ、はぁ……っ!時間切れだ、主よ」
『ありがとね、キンちゃん。助かったよ』
目が閉じられ、再び開けた途端に、僕は体中の痛みに耐えきれなくて立てなくなった。
「うっ……あ、ぁ……おね、ぇちゃん……」
手を伸ばすことも出来ない。身体が言う事を聞いてくれなかった。でも、お姉ちゃんが僕の方まで這って来てくれた。
「今、回復を……ルキ……」
大丈夫だから、お姉ちゃんが先にやって。そう言いたかったのに、だんだん眠くなってきて声も出せない。
めちゃくちゃになったお店の中には、倒れたレパードと僕とお姉ちゃんしか居なかった。しぼーふらぐのお兄ちゃん達は、隙を見て逃げていったみたい。
安心したのもあって、僕はそのままゆっくりと目を閉じようとした。だけど、
──ドカッ!
「ぐあああぁっ!!」
お姉ちゃんの悲鳴だ。一気に目が覚める。なんで……誰が……?
「よくもやってくれたなぁ……!クソガキがぁ!!」
「おま、え……な、んで」
見上げると人間の姿に戻ったレパードが、真っ赤な目で歯をむき出しにした恐い顔で僕達を見下ろしている。お姉ちゃんの背中には、あいつの足がしっかりと踏みつけられていて。
レパードの体中に広がった黒い痣のようなものが、小さな砂みたいに落ちていってるのも見える。
「ははぁ……ッ、ガキにやられっぱなしで死ねるか……テメェの悔しがる顔拝んでから死んでやるよ!!
お前がそんなボロクズになるまでして守りたかったオネエチャンを、ここでブチ犯して殺してやるぜ!!」
どうしよう……もう、キンちゃんの力は使えないのに……。
レパードがお姉ちゃんの髪を掴んで無理矢理立たせると、僕も腕を付いて立ち上がる。
「抵抗したらガキの頭を潰す。オラ、立てッ!」
「くっ……!!」
「お姉ちゃん……っ!僕は良いから逃げ、ぐぁあっ!」
──ドカァッ!!
「どうしようってんだ?死にかけの俺にトドメを刺してヒト殺しにでもなるか?オイ」
やっと立ち上がれた途端、レパードは身体が崩れかけてるとは思えないくらいの力で、足で僕の背中を踏み付けた。
「ル、ルキ……私は大丈夫だ……こいつも時期に崩れて消える……っ!お前がそこまでする必要はない!」
それでもやっぱり、キンちゃんの力を無理にでも使うしかない。死ぬまでに何をされるのか、考えるのも恐かった。
例えこいつの言うヒト殺しになったって、助けたい。
『やっぱりもう一回!お願い……!』
『しかしそれでは主が……どんな影響が出るかもわからんのだぞ』
『そんなのいい、早くして!!』
『わかった……ただし、一瞬だぞ。それでケリを付けるのだ』
キンちゃんは僕に力を渡すと、右手にソレを集中させる。剣みたいに長く鋭く延ばした黒い魔力を、レパードに向けて思い切り突き出す。
「うわぁぁぁああああッ!!」
──グサァアッ!!
剣が脇腹から胸まで斜めに刺さった。その時の感覚はとっても嫌な感じで気持ち悪くて、胸が重くて苦しくて、僕の中で何かが壊れるような音がして。
「がっ、ふ……!まさ、か……ホントにやるとはなぁ……ははっ!ははははっ!!」
「ルキ……お前……」
ドサリ、とお姉ちゃんが落ちると同時に、レパードは嬉しそうな顔をして崩れていく。それも凄く嫌で、気持ち悪くて、どうにかなっちゃいそうだった。
「お姉ちゃん……ぼく、僕は……っ」
「すまない、私が不甲斐ないばかりに。お前にこんな思いをさせるつもりは……!!」
お姉ちゃんが泣きそうな声で僕を抱き締めてくれたけれど、何故か体の震えは止まらなくて、どうして良いのか分からなかった。
痺れるみたいな痛みが残る右手を握る。
「僕は、お姉ちゃんが無事ならいいんだ。ほんとうに、良かった」
「ルキ……」
「あはは、痛いよお姉ちゃん」
お姉ちゃんの腕がきつく僕を抱き締めて、それが凄く辛くて僕は気が付いたら泣いていた。
頭を撫でてくれてるのに、いつもみたいにふわふわした気持ちもなく、ただずっとそのまま僕は泣き続けた。
なんだか変な感じだけど、僕にできない事はキンちゃんが代わりにやってくれる。
「すばしっこいガキだな、クソがッ!!」
「お前はっ、単純でわかりやすいよ!」
『主、左側の背後から二発喰らわせるぞッ』
僕の首を目掛けて放たれた右回し蹴りを屈んで躱し、拳を握る。
拳を覆う黒い魔力から鋭利な爪が飛び出して、交差するように振り下ろす。
「はぁあっ!!」
──ズシャァアッ!!
勢いよく吹き出した血が顔に付くと、その生暖かい感触に気持ち悪くなった。だけど、今はそんな事よりこいつを倒さないと……。
「がっ?!クソガキィッ!!」
『右に跳ぶぞ!』
──ドガァァアッ!!
両手足を使って即座に飛び退くと、さっきまで僕が立っていた場所で、レパードの足が石畳を踏み砕いていた。
「はぁぁぁ……めんどくせぇな。ガキ相手にマジになるとか、ダセェけどまぁ……しゃーねぇか」
ゆっくりと立ち上がるレパードが、黒い魔力に包まれていく。全身が更に大きくなって、白い体毛に黒い斑点が浮かび上がったその姿だけでも、力の差を見せ付けられているみたいだった。
「身の程知らずのガキがどういう末路を辿るか、しっかり教え込んでやるよ」
豹の獣人のようになったレパードの笑った口元から、ズラリと並ぶ牙が光る。
そして、キンちゃんから更に絶望的な事実を告げられた。
『主、このままでは時間切れだ。不味いぞ』
『わかった……僕が動いてたら勝てないかもしれない。キンちゃんに、残りの時間を全部上げる。全力でやって!』
『承知』
僕は一度目を閉じると、身体の主導権をキンちゃんに移した。自分の身体なのに他の人が動かしてるのは変な感じだけど、五感は全部伝わる。
「行くぞォオッ!」
「来るがいい!!」
お互い同時に駆け出して、レパードは氷で強化された爪と、キンちゃんの黒い魔力で象られた爪がぶつかった。
剣で斬り合うような甲高い音が何度も鳴り響く。
「さっきとは動きが違ぇな?!お前ホント何なんだよ!!」
「貴様と話すことはないッ」
何度も爪がぶつかり合う。互いに隙を突こうとして、それを防ぐ。
だけど、
「オラァッ!!」
──ザシュッ!
キンちゃんが押し負け、僕にも肩に焼けるような痛みが走った。
「ぐっ!!」
「どうしたァ?!そんなもんかクソガキ!!」
──バゴォッ!!
お腹を思い切り蹴られて、さっきまで居たお店の中に叩きつけられた。僕が動いてたら、きっと痛くて立つことも出来なかったけど、キンちゃんはまだ立ち上がる。
でも、お姉ちゃんが投げられて叩き付けられた時のほうが、よっぽど凄い音がした。
「ヌルい……こんなものか、貴様の力は…… 」
「ほぉ、やるじゃねぇか。タフなガキだ」
そしてまた、レパードは凶暴な笑みで僕達を睨みつけた。
キンちゃんだって、痛む身体で戦うのは辛いはずだ。でも、僕の代わりにそれを我慢して戦ってくれてる。
僕達の後ろには、お姉ちゃんがいる。だから、負けられない。
『キンちゃん、ごめんね……僕が、弱いから……』
「主の守りたいものを守る。それが我の存在意義だ。任された以上、負けるわけにはいかん」
「何言ってんのかわかんねぇよッ」
イライラした様子で叫んだレパードをしっかりと見詰めながら、キンちゃんは右手をゆっくりと掲げる。
「【禁呪操《きんじゅそう》・一蝕太牙《いっしょくたいが》】」
キンちゃんの声を合図に、魔力が腕に集中して牙の形を取って、体中に広がっていた縞模様がそこへ集まって右腕を包む。まるで巨大な獣の牙みたいに広げられた。
「なんだソレ……っ?!」
「終わりだ」
咄嗟に氷の壁を魔法で創り出したレパードを、それごと噛み砕くように黒い牙が迫る。
──グシャァアッ!!
ガラスが割れるみたいな音の後に、何かを思い切り潰したような音が響く。すごく嫌な音だ。レパードは声一つ上げることなく、その場に倒れた。
「はぁ……っ、はぁ……っ!時間切れだ、主よ」
『ありがとね、キンちゃん。助かったよ』
目が閉じられ、再び開けた途端に、僕は体中の痛みに耐えきれなくて立てなくなった。
「うっ……あ、ぁ……おね、ぇちゃん……」
手を伸ばすことも出来ない。身体が言う事を聞いてくれなかった。でも、お姉ちゃんが僕の方まで這って来てくれた。
「今、回復を……ルキ……」
大丈夫だから、お姉ちゃんが先にやって。そう言いたかったのに、だんだん眠くなってきて声も出せない。
めちゃくちゃになったお店の中には、倒れたレパードと僕とお姉ちゃんしか居なかった。しぼーふらぐのお兄ちゃん達は、隙を見て逃げていったみたい。
安心したのもあって、僕はそのままゆっくりと目を閉じようとした。だけど、
──ドカッ!
「ぐあああぁっ!!」
お姉ちゃんの悲鳴だ。一気に目が覚める。なんで……誰が……?
「よくもやってくれたなぁ……!クソガキがぁ!!」
「おま、え……な、んで」
見上げると人間の姿に戻ったレパードが、真っ赤な目で歯をむき出しにした恐い顔で僕達を見下ろしている。お姉ちゃんの背中には、あいつの足がしっかりと踏みつけられていて。
レパードの体中に広がった黒い痣のようなものが、小さな砂みたいに落ちていってるのも見える。
「ははぁ……ッ、ガキにやられっぱなしで死ねるか……テメェの悔しがる顔拝んでから死んでやるよ!!
お前がそんなボロクズになるまでして守りたかったオネエチャンを、ここでブチ犯して殺してやるぜ!!」
どうしよう……もう、キンちゃんの力は使えないのに……。
レパードがお姉ちゃんの髪を掴んで無理矢理立たせると、僕も腕を付いて立ち上がる。
「抵抗したらガキの頭を潰す。オラ、立てッ!」
「くっ……!!」
「お姉ちゃん……っ!僕は良いから逃げ、ぐぁあっ!」
──ドカァッ!!
「どうしようってんだ?死にかけの俺にトドメを刺してヒト殺しにでもなるか?オイ」
やっと立ち上がれた途端、レパードは身体が崩れかけてるとは思えないくらいの力で、足で僕の背中を踏み付けた。
「ル、ルキ……私は大丈夫だ……こいつも時期に崩れて消える……っ!お前がそこまでする必要はない!」
それでもやっぱり、キンちゃんの力を無理にでも使うしかない。死ぬまでに何をされるのか、考えるのも恐かった。
例えこいつの言うヒト殺しになったって、助けたい。
『やっぱりもう一回!お願い……!』
『しかしそれでは主が……どんな影響が出るかもわからんのだぞ』
『そんなのいい、早くして!!』
『わかった……ただし、一瞬だぞ。それでケリを付けるのだ』
キンちゃんは僕に力を渡すと、右手にソレを集中させる。剣みたいに長く鋭く延ばした黒い魔力を、レパードに向けて思い切り突き出す。
「うわぁぁぁああああッ!!」
──グサァアッ!!
剣が脇腹から胸まで斜めに刺さった。その時の感覚はとっても嫌な感じで気持ち悪くて、胸が重くて苦しくて、僕の中で何かが壊れるような音がして。
「がっ、ふ……!まさ、か……ホントにやるとはなぁ……ははっ!ははははっ!!」
「ルキ……お前……」
ドサリ、とお姉ちゃんが落ちると同時に、レパードは嬉しそうな顔をして崩れていく。それも凄く嫌で、気持ち悪くて、どうにかなっちゃいそうだった。
「お姉ちゃん……ぼく、僕は……っ」
「すまない、私が不甲斐ないばかりに。お前にこんな思いをさせるつもりは……!!」
お姉ちゃんが泣きそうな声で僕を抱き締めてくれたけれど、何故か体の震えは止まらなくて、どうして良いのか分からなかった。
痺れるみたいな痛みが残る右手を握る。
「僕は、お姉ちゃんが無事ならいいんだ。ほんとうに、良かった」
「ルキ……」
「あはは、痛いよお姉ちゃん」
お姉ちゃんの腕がきつく僕を抱き締めて、それが凄く辛くて僕は気が付いたら泣いていた。
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