剣と魔法の世界だよね?

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二章~冒険者になろう

異世界人と…

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~前回~

ぽあ からの『転移』

Did you understand?

ーーーーーーーーーーーーーー

 前回無人島から転移してきたんだ。此処まではいいな?だが此処で一つ問題が発生したんだ。あれを見て欲しい。街の門の所だ。あれを見る限り銀貨一枚or身分証っていうものが必要らしい。盗賊からパクることも考えたんだが街から近いからこの辺りには居ないらしい。不謹慎だが盗賊に襲われるテンプレを経験しておきたかったんだけどな…残念だ。そんな話は置いておいて皆には、思い出して欲しい。俺には、完全記憶 というスキルがあっただろ。それを使ってイメージを固定化させて 創造で銀貨を作ろうと思うんだ。

 そんな訳で『創造』頭で念じると俺の手に銀色に光る硬貨が握られていた。ふむふむ偽造防止の魔法らしきものも再現できているな。これで街に(正規に)入れるだろうまあ、ぶっちゃけると気配消せば称号にある通り誰にも気づかれないと思うけどね(笑)よくあるRPGで勇者が勝手に他人の家のタンス漁っても何も言われない理由がこれなのかもしれない。

 街の門には行列ができていた。俺の順番が回ってくると三十代くらいのオッサンが案内をしてくれた。
門番:「おお、見ない顔だな。ここは初めてかい?街に入るには身分証or銀貨一枚の提出をお願いするんだぜ。」
そう言われて俺は、先ほど作った銀貨を渡す。
龍斗:「はい、どうぞ。俺この街初めて来たからあまりこの街の地理に詳しく無いんだ。門番のオッサンこの街で手頃に泊まれる宿ってどこか知ってるか?もしよければ教えてくれないか?」
門番:「おお、いいぜ街の大通りの2つ目の角で左に曲がってそこから直進して右手の方向の4つ目の建物だぜ。」
龍斗:「ありがとな。助かったぜ」
門番:「おお、いいってことよ!」

 こうして門を通り過ぎた。いやぁ~あのオッサンいい人だったな~(感動)とりあえずさっき教えてくれた宿に行くか。

 到着~へぇ~結構デカイんだな。宿屋は大体一軒家が3戸立つような敷地に建っている。そういやお金ってどういう単位なんだろうか?疑問に思うとパッシブスキル叡智によってお金の単位や価値の情報が頭に浮かんできた。
ふむふむ高いお金から順番に

白金貨 一億円
大金貨 千万円
金貨 百万円
大銀貨 十万円
銀貨 一万円
大銅貨 千円
銅貨 百円
半銅貨 五十円
小銅貨 十円
鉄貨 一円

となっているのか。

~そんなこんなで宿に到着~

 え?どんな宿か聞きたい?民宿みたいな所だったよ。ご飯は和食だった。まあ居心地は良かった。



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次回:閑話「召喚の時勇者は?」
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