ほしくずのつもるばしょ

瀬戸森羅

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ポエム

荒野の夢

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荒野の夢

 ただ広い荒野が広がるだけの
 地平線になにも映らないほど広大な景色
 僕はなぜかそこにいて
 ただ立ち尽くしていた

 太陽は真上にあって
 見渡す限り荒野なのだから
 当然木もなければ水もない
 やがて僕は干からびてしまうだろう

 そうはなりたくないから
 僕は歩き出した
 方角もわからない
 正解もわからない
 それでもただ歩き出した

 やがて日が傾き出して
 自分の行く先の方角を知る
 それでもここがどこかわからないから
 僕は向かう先を知らない

 いつしか夜がやってきて
 その時にはもう息が上がり
 喉はカラカラになっていた
 夜明けと共に
 僕は息絶えるだろう

 失った意識が再び目覚めたとき
 二度と見ることのないと思った
 陽の光を感じた
 僕は暖かい布団の中にいて
 見慣れた部屋の景色が僕の周りを囲っていた

 長い夢だった
 行く先のわからない僕は
 ただ生きる術を探していた
 叶えられなかったのは
 手段がなかったから

 ならば僕は手段を探そう
 僕の周りにはあらゆるものがある
 ここは荒野じゃないから
 きっと少しでもよく生きる術はある

 全部がうまくいかないと思っていた僕は
 あの夢を見てから
 少しのことに希望を持つようになった
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