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13.驚くべき行動力
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決意など脆いものである。
しかし、今回の場合は弱さのせいではなく、思わぬアクシデントによるものなので、自分のせいではない、はずである。
生田は小学生のころから料理が得意で、今や趣味と言えるほど好きな作業だった。
共働きの母のために兄と家事を分担しようと決めたとき、料理を選んだことがきっかけだ。
仕事から疲れて帰ってきた母が「雅紀のご飯からパワーをもらえてるから頑張れるのよ」と言ってくれて嬉しくなり、腕を磨いていくうちにのめり込んでいったのである。
そのため、実家を出て一人暮らしになったあとも当然ながら自炊をしているし、みどりとの新婚生活のような同棲生活においても、料理を担当している。
その日もいつものように夕飯の支度をしていた生田は、料理の最中に着信がきたとき、コンビニへと醤油を買いに出たみどりだと思って、画面をろくに見ないまま受話ボタンを押した。
「どうした? 醤油見つからない?」
『……久世です』
「えっ?」
『今、青森に来てる』
嘘だろ?
絶句とはこのことだ。
生姜焼きのタレを絡めたところだったのに、しばし呆然として焦がしそうになる。
「……冗談言うな」
妊婦に焦げたものを食べさせるわけにはいかないと焦り、あと一息で完成なのにと嘆きつつも諦めて火を止めた。
『帰って来てるんだろ? その……俊介から聞いた』
生田は小さく舌打ちをした。
昨日兄の宏紀に話したばかりだというのにもう話が回っているなんて、どいつもこいつも仲が良すぎだ。
兄には彼女を妊娠させてしまったから結婚するかもと伝えたうえで、青森に来たものの未だ母には打ち明ける勇気がないことを相談していた。
俊介は、いや久世はどこまで聞き及んでいるのか。
「聞いたとして、わざわざ透が来る理由は?」
『……婚約を祝うために』
どこまでどころか全部だ。最悪過ぎる。
祝うためにってなんでだよ。
「……わざわざありがとう。それで、どこにいるんだ?」
『えっと、近くの……金比羅町の角のコンビニ。栄商店の看板が見える』
すぐそこだ。今まさにみどりが店内にいる場所である。
しかもおそらく飛行機で来たのだろうけど、その便は最終のはずだ。
こんなド田舎までこんな時間に連絡もなしに来るなんて、電話に出なかったらどうするつもりだったのだろう。
「……わかった。今から行くからちょっと待ってろ」
一方的に言って通話を切り、鍵を持って駆け出した。
くそ。煙草を吸いたい。
顔を合わせる前に一服をと考えるも、ここでは吸えないからいつもそのコンビニで吸っていることを思い出す。
再び舌打ちをしつつ歩みを速めると、徒歩5分にも満たないそこへ、あっという間にたどり着く。
コンビニの前に所在なく立ちすくむ久世の姿が見えてきた。さり気なく店内を見てみるも、なぜかみどりの姿はなく、少しばかりほっとする。
「おい」
声をかけたら久世は顔をあげて、美しき微笑をこちらに向けた。
「あ、雅紀。……いきなり来てわるかった」
連絡を無視していたことに対する後ろめたさと、いきなり現れたことへの戸惑いで、顔を合わせたら気まずい想いをするだろうと思った。
しかし彼を見た瞬間に胸はときめきに踊り、会えた嬉しさでそんな懸念はすべて吹き飛んでしまった。
「驚いたよ。飛行機で来たの?」
「ああ。メールも電話も返ってこないから、その……」
「それで俊介に聞いたと」
「……そう」
彼は言葉少なにうつむいた。
「それで、僕が婚約したことも聞いて、祝うために来てくれたんだ?」
そのまま見上げられたら、ときめきくどころではない。
焦った生田は、だったら自分が見なければいいと慌てて目を逸らす。
「あれ? 雅紀?」
すると目を向けた先に、婚約者であり自分の子を身籠っている可能性のある彼女の姿があった。
「どうしたの?」
手にエコバッグを揺らせながら歩いてくる。
「あ、えっと、友達の久世透」
生田が紹介するとみどりは目を丸くし、久世はおずおずとしながらも丁寧に頭を下げた。
「あ、川谷みどりです。でも、どうして……そんなこと言ってたっけ?」
「えーっと……ごめん」
言い訳を考える余裕などなく、ただ謝ることしかできない。
いきなり連絡もなしに最終便で来ただなんて、事実だとしても、生田ですら未だに信じられないのだから納得してもらえない気がする。
「申し訳ありません、たまたま近くに来たものですから、借りていたDVDを返しに来ただけです。雅紀、これ」
久世はバッグから丁寧に包装された何かを取り出してこちらに差し出した。
こんなものをなぜ持ち歩いているのかは後で聞くとして、とりあえず受け取る。
「ありがとう」
「それでは、失礼いたします。あの、婚約おめでとうございます」
久世は一方的にそう言って、再びみどりに向かって丁寧に頭を下げてから、コンビニとは逆のほうへ去っていった。
どこに行くというのだろう。
青森の、しかも周りは田んぼと住宅しかないド田舎だ。タクシーなんて通りかかりもしないし、ホテルどころかカフェもない。
「みどり、ごめん。ちょっと出てきてもいい? 一応夕飯はできてるから。あ、もう少し焼けばだけど」
「うん、いいよ。車使ってもいいし」
みどりは言いながら鍵を取り出して手渡してくれる。
「ありがとう。ご飯は炊飯器にあるし、サラダは冷蔵庫に。あと味噌汁もできてる」
「いつもありがとうございます。私のことは気にしないで。先に寝てるから遅くなってもいいし」
妊婦を一人で残していくには気が引けるが、笑顔で送り出してくれたみどりに礼を伝えて、久世の後を追った。
車を取りに行くよりも捕まえるほうが先だ。
田舎がゆえに、人混みに消えてしまうことはなくても、街灯が少ないため夜目では見通しが悪くなる。
コンビニの駐車場から歩道に出て左右を見渡すと、右手側に異世界人の姿が見えた。
ここでもまるで合成写真のようである。
そんな場合ではないのだが、にやけてしまう口元を抑えつつ小走りで追いかけると、電話をかけているらしく声が聞こえてきた。
「そのタクシー会社に電話をしたら、夜間は営業していないと言われたんだ。……いや、まだ一社だけ。ホテルに行くにしても足がないんだから、どちらにせよ向かってきてくれ。朝には着くだろ?」
おそらくは専属運転手と話しているのだろう。
自分がそもそも考えなしなのに、なんとも無茶な要求をしている。
久世が稀に見せる御曹司仕草に呆れながら、彼に声をかけた。
「だとして、朝までどうするんだ?」
彼は肩を震わせ、スマホを取り落としそうになっていた。
「……あの」
「僕といればいい。運転手の……小林さんだっけ? 来なくてもいいって伝えなよ」
「え……」
生田の言葉に彼はしどろもどろになりながらも、相手に断りを入れ、通話を終えたあといつものごとくうつむいた。
「車を借りられたから取りに行こう。足がないと遭難するぞ」
生田は言いながら、促すために先行して駐車場へと歩き出した。
すると戸惑った様子を見せていた彼も、おずおずと動き出し、半歩ほど後ろについてきたようだ。
駐車場に停めてあるN-BOXの鍵を開け、助手席に座るように言って運転席に乗り込む。
「中心地に行けばホテルがあるから、そこに向かうよ。てかなんでタクシー返したの?」
車を発進させながら久世に聞く。
「いや、呼べば来るものだと」
「田舎を甘く見ていたわけだ」
「いや……でも、そうかもしれない」
軽く微笑をたたえた久世の美しさに胸を締めつけられながら、中心街にあるビジネスホテルへとハンドルを切った。
しかし、今回の場合は弱さのせいではなく、思わぬアクシデントによるものなので、自分のせいではない、はずである。
生田は小学生のころから料理が得意で、今や趣味と言えるほど好きな作業だった。
共働きの母のために兄と家事を分担しようと決めたとき、料理を選んだことがきっかけだ。
仕事から疲れて帰ってきた母が「雅紀のご飯からパワーをもらえてるから頑張れるのよ」と言ってくれて嬉しくなり、腕を磨いていくうちにのめり込んでいったのである。
そのため、実家を出て一人暮らしになったあとも当然ながら自炊をしているし、みどりとの新婚生活のような同棲生活においても、料理を担当している。
その日もいつものように夕飯の支度をしていた生田は、料理の最中に着信がきたとき、コンビニへと醤油を買いに出たみどりだと思って、画面をろくに見ないまま受話ボタンを押した。
「どうした? 醤油見つからない?」
『……久世です』
「えっ?」
『今、青森に来てる』
嘘だろ?
絶句とはこのことだ。
生姜焼きのタレを絡めたところだったのに、しばし呆然として焦がしそうになる。
「……冗談言うな」
妊婦に焦げたものを食べさせるわけにはいかないと焦り、あと一息で完成なのにと嘆きつつも諦めて火を止めた。
『帰って来てるんだろ? その……俊介から聞いた』
生田は小さく舌打ちをした。
昨日兄の宏紀に話したばかりだというのにもう話が回っているなんて、どいつもこいつも仲が良すぎだ。
兄には彼女を妊娠させてしまったから結婚するかもと伝えたうえで、青森に来たものの未だ母には打ち明ける勇気がないことを相談していた。
俊介は、いや久世はどこまで聞き及んでいるのか。
「聞いたとして、わざわざ透が来る理由は?」
『……婚約を祝うために』
どこまでどころか全部だ。最悪過ぎる。
祝うためにってなんでだよ。
「……わざわざありがとう。それで、どこにいるんだ?」
『えっと、近くの……金比羅町の角のコンビニ。栄商店の看板が見える』
すぐそこだ。今まさにみどりが店内にいる場所である。
しかもおそらく飛行機で来たのだろうけど、その便は最終のはずだ。
こんなド田舎までこんな時間に連絡もなしに来るなんて、電話に出なかったらどうするつもりだったのだろう。
「……わかった。今から行くからちょっと待ってろ」
一方的に言って通話を切り、鍵を持って駆け出した。
くそ。煙草を吸いたい。
顔を合わせる前に一服をと考えるも、ここでは吸えないからいつもそのコンビニで吸っていることを思い出す。
再び舌打ちをしつつ歩みを速めると、徒歩5分にも満たないそこへ、あっという間にたどり着く。
コンビニの前に所在なく立ちすくむ久世の姿が見えてきた。さり気なく店内を見てみるも、なぜかみどりの姿はなく、少しばかりほっとする。
「おい」
声をかけたら久世は顔をあげて、美しき微笑をこちらに向けた。
「あ、雅紀。……いきなり来てわるかった」
連絡を無視していたことに対する後ろめたさと、いきなり現れたことへの戸惑いで、顔を合わせたら気まずい想いをするだろうと思った。
しかし彼を見た瞬間に胸はときめきに踊り、会えた嬉しさでそんな懸念はすべて吹き飛んでしまった。
「驚いたよ。飛行機で来たの?」
「ああ。メールも電話も返ってこないから、その……」
「それで俊介に聞いたと」
「……そう」
彼は言葉少なにうつむいた。
「それで、僕が婚約したことも聞いて、祝うために来てくれたんだ?」
そのまま見上げられたら、ときめきくどころではない。
焦った生田は、だったら自分が見なければいいと慌てて目を逸らす。
「あれ? 雅紀?」
すると目を向けた先に、婚約者であり自分の子を身籠っている可能性のある彼女の姿があった。
「どうしたの?」
手にエコバッグを揺らせながら歩いてくる。
「あ、えっと、友達の久世透」
生田が紹介するとみどりは目を丸くし、久世はおずおずとしながらも丁寧に頭を下げた。
「あ、川谷みどりです。でも、どうして……そんなこと言ってたっけ?」
「えーっと……ごめん」
言い訳を考える余裕などなく、ただ謝ることしかできない。
いきなり連絡もなしに最終便で来ただなんて、事実だとしても、生田ですら未だに信じられないのだから納得してもらえない気がする。
「申し訳ありません、たまたま近くに来たものですから、借りていたDVDを返しに来ただけです。雅紀、これ」
久世はバッグから丁寧に包装された何かを取り出してこちらに差し出した。
こんなものをなぜ持ち歩いているのかは後で聞くとして、とりあえず受け取る。
「ありがとう」
「それでは、失礼いたします。あの、婚約おめでとうございます」
久世は一方的にそう言って、再びみどりに向かって丁寧に頭を下げてから、コンビニとは逆のほうへ去っていった。
どこに行くというのだろう。
青森の、しかも周りは田んぼと住宅しかないド田舎だ。タクシーなんて通りかかりもしないし、ホテルどころかカフェもない。
「みどり、ごめん。ちょっと出てきてもいい? 一応夕飯はできてるから。あ、もう少し焼けばだけど」
「うん、いいよ。車使ってもいいし」
みどりは言いながら鍵を取り出して手渡してくれる。
「ありがとう。ご飯は炊飯器にあるし、サラダは冷蔵庫に。あと味噌汁もできてる」
「いつもありがとうございます。私のことは気にしないで。先に寝てるから遅くなってもいいし」
妊婦を一人で残していくには気が引けるが、笑顔で送り出してくれたみどりに礼を伝えて、久世の後を追った。
車を取りに行くよりも捕まえるほうが先だ。
田舎がゆえに、人混みに消えてしまうことはなくても、街灯が少ないため夜目では見通しが悪くなる。
コンビニの駐車場から歩道に出て左右を見渡すと、右手側に異世界人の姿が見えた。
ここでもまるで合成写真のようである。
そんな場合ではないのだが、にやけてしまう口元を抑えつつ小走りで追いかけると、電話をかけているらしく声が聞こえてきた。
「そのタクシー会社に電話をしたら、夜間は営業していないと言われたんだ。……いや、まだ一社だけ。ホテルに行くにしても足がないんだから、どちらにせよ向かってきてくれ。朝には着くだろ?」
おそらくは専属運転手と話しているのだろう。
自分がそもそも考えなしなのに、なんとも無茶な要求をしている。
久世が稀に見せる御曹司仕草に呆れながら、彼に声をかけた。
「だとして、朝までどうするんだ?」
彼は肩を震わせ、スマホを取り落としそうになっていた。
「……あの」
「僕といればいい。運転手の……小林さんだっけ? 来なくてもいいって伝えなよ」
「え……」
生田の言葉に彼はしどろもどろになりながらも、相手に断りを入れ、通話を終えたあといつものごとくうつむいた。
「車を借りられたから取りに行こう。足がないと遭難するぞ」
生田は言いながら、促すために先行して駐車場へと歩き出した。
すると戸惑った様子を見せていた彼も、おずおずと動き出し、半歩ほど後ろについてきたようだ。
駐車場に停めてあるN-BOXの鍵を開け、助手席に座るように言って運転席に乗り込む。
「中心地に行けばホテルがあるから、そこに向かうよ。てかなんでタクシー返したの?」
車を発進させながら久世に聞く。
「いや、呼べば来るものだと」
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「いや……でも、そうかもしれない」
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