5 / 23
5.二人目の攻略対象者
しおりを挟む
イリスがどういった人物なのか、実際のところあまりよくわかっていない。長年仕えてきたとはいえ、愚鈍なクリステルは観察力など持ちあわせておらず、単に仕えるべく人であり、殺さなければならない相手としか見ていなかった。
前世の記憶を取り戻したいまも似たようなものだ。ゲームはイリスが殺されたところから始まるため、凄い人だったという程度の情報しかない。
「イリス殿下」
招き入れられた広間に腰を落ち着けていたイリスたちは、面食らった顔のアレフ・ユングストレームに迎えられた。
今日のエデュアルドの予定はユングストレーム家へ遊びに来ることだったようで、王都から馬車で一時間程度走って到着した。
「やあ、アレフ……兄上も同行したいと言い出してね。突然申し訳ない」
エデュアルドが立ち上がり、アレフのもとへと駆け寄る。
「……本当に突然だ。イリス殿下がいらっしゃるなら事前に言ってくれよ。歓待できるような準備などしていないぞ……」
アレフは美麗に整った顔立ちを不快げに歪めている。攻略対象者である彼はいわゆるクーデレキャラというやつなので、笑顔を見せないのは通常運転だ。稀に見せる崩した表情や照れ笑いの破壊力が抜群といって、騎士のアウレリウスとともにゲームの人気を二分していた。
イリスは、アレフのそんな不愉快極まりないと言った態度を気に留めることもなく、むしろ嬉しげな顔で立ち上がった。
「俺のことは構わなくていい。それよりユングストレーム……ユーリのほうはいないのか?」
挨拶もそこそこに、イリスはアレフの父を呼ぶよう申し付けた。いきなり無礼ともいえる態度だが、相手は王子である。アレフは渋面をしつつも「ただいまお呼びいたします」と答えて退室し、ユーリ・ユングストレームを連れてきた。
「おお、イリス殿下! お久しうございますな」
現れたのは老齢の紳士だ。若いときには騒がれたであろう端正な顔立ちで、白くしながらも多く残した髪をきれいに撫で付けている。少し恰幅がいいことを除けば、まだまだ舞踏会で映えるようなイケオジだった。
ユーリはイリスの訪問を喜び、さあさあこちらへと広間の一番日当たりのいいソファへ誘導し、お茶を運ばせた。こちらも挨拶はそこそこだったが、アレフとは違って親しい間柄らしく、すぐさま会話に花が咲き、イリスとユーリは二人で盛り上がり始めた。
「いやはや、さすがでございます」
「テレーロ地方は水質が硬い。植えるなら根菜よりも葉物、とくにレタスやハーブがいいという話だぞ」
「水に違いがあるなど、まったく知りませんでした」
「最近水質の研究をするチームをつくったんだ。彼らによると土壌によって得意不得意があるという話で、むやみやたらにつくるのではなく、適切な作物をつくるほうが効率はよいのだそうだ」
ユーリ・ユングストレーム公爵は、二年前まで外務大臣を務めていたらしい。イリスと親しいのも、王城でよく話し込んでいたらからのようだ。腰を悪くして以来長く同じ体勢でいることができなくなったそうで、若年ながらも優秀な息子に爵位を譲り、自分は領地で隠居をすることにしたのだという。
「学ぶべきお話ではありますが、現実としては机上の空論です。突然別のものを育てることになっては農民たちの混乱を招いて失敗しかねません」
その優秀なる息子、アレフが必笑といった様子で割って入ってきた。
「ほう。それよりもカールソンの領地をユングストレーム家の領地に拡充すれば、より効率よく農業を広げられる……とか?」
イリスが愉快げに言い返すと、アレフは意表を突かれたように間の抜けた顔をした。
「兄上! なにをいきなり……そのような話はまったくしておりません」
隣に座っていたエデュアルドが、イリスを睨みつけながら立ち上がった。
「……そうだな。カールソンがユングストレームから週に何度も訪問されて困っているなんて話もしていないし、農民たちを引き入れようとしているなんて話題も出していない」
「な……にをおっしゃっていらっしゃるのですか?」
エデュアルドは困惑した顔になり、イリスは面白げに口の端を吊り上げた。
「ほう。……その様子じゃ、おまえは知らなかったようだな」
「知らないもなにも、アレフがそんなことをするはずがありません。カールソン家は旧家ですし、事業も順調で金に困っている様子もない。自領地を売るなど必要ないことです」
「ああ。おまえの言うとおりだ」
「ユングストレーム家にとってもこれ以上の領地など不要なことですよ……なあ、アレフ」
エデュアルドはアレフに肯定を促す眼差しを送り、アレフはしかし、無理につくったともいえる笑みで頬をひきつらせた。あからさますぎる反応を見るに、イリスの話は事実らしい。エデュアルドもさすがに察したようで、はっと顔を強張らせた。
「……まさか殿下のお耳にも入っていらっしゃるとは思いませんでした。カールソン子爵とは以前少しありましてね。息子を強く止められないでいたのはわたしの責任です」
ユーリが痛ましげに呟いた。表情からも息子の独断だったことが窺える。
「いや、エデュアルドも知らなかったくらいなのだから、まだそこまで広まっているわけではない。現段階で十分止められる話だ」
「お心遣い、深く感謝申し上げます。……息子に爵位を継がせるのは時期尚早だったかもしれません」
「かと言って、さすがに父上でも撤回はできまい」
「陛下を煩わせるようなことはいたしません。ただ、隠居はせず、もうしばしわたしも口を出そうと思います」
「それがよかろう。わたしもおまえが王城へ来ないと討論の相手が減って面白くないからな」
「もったいないお言葉……恐縮であります」
場はそのままイリスとユーリの二人が話題を進めるのみとなり、アレフは不機嫌な様子で黙り込んだまま、エデュアルドも居心地の悪そうにしていた。
失礼とはいえ、イリスが発端なのだから致し方ない。イリスは招かれもしない邸におしかけておきながら、なぜこんなことをしたのか。
指摘するにしても本人をまえにする必要はない。ユーリは感謝をしていたが、敢えて恥をかかせたように思えてならず、他人事ながらアレフに同情してしまった。
昼食を終えたあとの帰路の馬車でも当然ながら空気は悪いままであり、アレフのイリスへ向ける憎悪を宿した睨みからは、殺意すら抱いているように思えて妙な胸騒ぎがした。
前世の記憶を取り戻したいまも似たようなものだ。ゲームはイリスが殺されたところから始まるため、凄い人だったという程度の情報しかない。
「イリス殿下」
招き入れられた広間に腰を落ち着けていたイリスたちは、面食らった顔のアレフ・ユングストレームに迎えられた。
今日のエデュアルドの予定はユングストレーム家へ遊びに来ることだったようで、王都から馬車で一時間程度走って到着した。
「やあ、アレフ……兄上も同行したいと言い出してね。突然申し訳ない」
エデュアルドが立ち上がり、アレフのもとへと駆け寄る。
「……本当に突然だ。イリス殿下がいらっしゃるなら事前に言ってくれよ。歓待できるような準備などしていないぞ……」
アレフは美麗に整った顔立ちを不快げに歪めている。攻略対象者である彼はいわゆるクーデレキャラというやつなので、笑顔を見せないのは通常運転だ。稀に見せる崩した表情や照れ笑いの破壊力が抜群といって、騎士のアウレリウスとともにゲームの人気を二分していた。
イリスは、アレフのそんな不愉快極まりないと言った態度を気に留めることもなく、むしろ嬉しげな顔で立ち上がった。
「俺のことは構わなくていい。それよりユングストレーム……ユーリのほうはいないのか?」
挨拶もそこそこに、イリスはアレフの父を呼ぶよう申し付けた。いきなり無礼ともいえる態度だが、相手は王子である。アレフは渋面をしつつも「ただいまお呼びいたします」と答えて退室し、ユーリ・ユングストレームを連れてきた。
「おお、イリス殿下! お久しうございますな」
現れたのは老齢の紳士だ。若いときには騒がれたであろう端正な顔立ちで、白くしながらも多く残した髪をきれいに撫で付けている。少し恰幅がいいことを除けば、まだまだ舞踏会で映えるようなイケオジだった。
ユーリはイリスの訪問を喜び、さあさあこちらへと広間の一番日当たりのいいソファへ誘導し、お茶を運ばせた。こちらも挨拶はそこそこだったが、アレフとは違って親しい間柄らしく、すぐさま会話に花が咲き、イリスとユーリは二人で盛り上がり始めた。
「いやはや、さすがでございます」
「テレーロ地方は水質が硬い。植えるなら根菜よりも葉物、とくにレタスやハーブがいいという話だぞ」
「水に違いがあるなど、まったく知りませんでした」
「最近水質の研究をするチームをつくったんだ。彼らによると土壌によって得意不得意があるという話で、むやみやたらにつくるのではなく、適切な作物をつくるほうが効率はよいのだそうだ」
ユーリ・ユングストレーム公爵は、二年前まで外務大臣を務めていたらしい。イリスと親しいのも、王城でよく話し込んでいたらからのようだ。腰を悪くして以来長く同じ体勢でいることができなくなったそうで、若年ながらも優秀な息子に爵位を譲り、自分は領地で隠居をすることにしたのだという。
「学ぶべきお話ではありますが、現実としては机上の空論です。突然別のものを育てることになっては農民たちの混乱を招いて失敗しかねません」
その優秀なる息子、アレフが必笑といった様子で割って入ってきた。
「ほう。それよりもカールソンの領地をユングストレーム家の領地に拡充すれば、より効率よく農業を広げられる……とか?」
イリスが愉快げに言い返すと、アレフは意表を突かれたように間の抜けた顔をした。
「兄上! なにをいきなり……そのような話はまったくしておりません」
隣に座っていたエデュアルドが、イリスを睨みつけながら立ち上がった。
「……そうだな。カールソンがユングストレームから週に何度も訪問されて困っているなんて話もしていないし、農民たちを引き入れようとしているなんて話題も出していない」
「な……にをおっしゃっていらっしゃるのですか?」
エデュアルドは困惑した顔になり、イリスは面白げに口の端を吊り上げた。
「ほう。……その様子じゃ、おまえは知らなかったようだな」
「知らないもなにも、アレフがそんなことをするはずがありません。カールソン家は旧家ですし、事業も順調で金に困っている様子もない。自領地を売るなど必要ないことです」
「ああ。おまえの言うとおりだ」
「ユングストレーム家にとってもこれ以上の領地など不要なことですよ……なあ、アレフ」
エデュアルドはアレフに肯定を促す眼差しを送り、アレフはしかし、無理につくったともいえる笑みで頬をひきつらせた。あからさますぎる反応を見るに、イリスの話は事実らしい。エデュアルドもさすがに察したようで、はっと顔を強張らせた。
「……まさか殿下のお耳にも入っていらっしゃるとは思いませんでした。カールソン子爵とは以前少しありましてね。息子を強く止められないでいたのはわたしの責任です」
ユーリが痛ましげに呟いた。表情からも息子の独断だったことが窺える。
「いや、エデュアルドも知らなかったくらいなのだから、まだそこまで広まっているわけではない。現段階で十分止められる話だ」
「お心遣い、深く感謝申し上げます。……息子に爵位を継がせるのは時期尚早だったかもしれません」
「かと言って、さすがに父上でも撤回はできまい」
「陛下を煩わせるようなことはいたしません。ただ、隠居はせず、もうしばしわたしも口を出そうと思います」
「それがよかろう。わたしもおまえが王城へ来ないと討論の相手が減って面白くないからな」
「もったいないお言葉……恐縮であります」
場はそのままイリスとユーリの二人が話題を進めるのみとなり、アレフは不機嫌な様子で黙り込んだまま、エデュアルドも居心地の悪そうにしていた。
失礼とはいえ、イリスが発端なのだから致し方ない。イリスは招かれもしない邸におしかけておきながら、なぜこんなことをしたのか。
指摘するにしても本人をまえにする必要はない。ユーリは感謝をしていたが、敢えて恥をかかせたように思えてならず、他人事ながらアレフに同情してしまった。
昼食を終えたあとの帰路の馬車でも当然ながら空気は悪いままであり、アレフのイリスへ向ける憎悪を宿した睨みからは、殺意すら抱いているように思えて妙な胸騒ぎがした。
84
あなたにおすすめの小説
異世界オークションで売られた俺、落札したのは昔助けた狼でした
うんとこどっこいしょ
BL
異世界の闇オークションで商品として目覚めた青年・アキラ。
獣人族たちに値踏みされ、競りにかけられる恐怖の中、彼を千枚の金貨で落札したのは、銀灰色の髪を持つ狼の獣人・ロウだった。
怯えるアキラに、ロウは思いがけない言葉を告げる。
「やっと会えた。お前は俺の命の恩人だ」
戸惑うアキラの脳裏に蘇るのは、かつて雨の日に助けた一匹の子狼との記憶。
獣人世界を舞台に、命の恩人であるアキラと、一途に想い続けた狼獣人が紡ぐ、執着と溺愛の異世界BLロマンス。
第一章 完結
第二章 完結
推し様たちを法廷で守ったら気に入られちゃいました!?~前世で一流弁護士の僕が華麗に悪役を弁護します~
いつく しいま
BL
下級兵の僕はある日一流弁護士として生きた前世を思い出した。
――この世界、前世で好きだったBLゲームの中じゃん!
ここは「英雄族」と「ヴィラン族」に分かれて二千年もの間争っている世界で、ヴィランは迫害され冤罪に苦しむ存在――
いやっ僕ヴィランたち全員箱推しなんですけど。
これは見過ごせない……!
腐敗した司法、社交界の陰謀、国家規模の裁判戦争――全てを覆して〝弁護人〟として推したちを守ろうとしたら、推し皆が何やら僕の周りで喧嘩を始めて…?
「俺のものになって」
「ちょっと、この子を独占しないでよ」
「お前こそ」
ちょっと困るって!
これは、法的事案だよ……!
***
※男主人公をめぐる逆ハーレムあり
※法廷・ミステリーパートの描写あり(基本理解できる範囲になっております)
以前こちらで投稿していた作品を、2章の構成を整えて再投稿します。以前読んでくださっていた方、本当にありがとうございました。36話まで1日3回(11時半、15時半、19時半)予約投稿済みです。
聖女を演じた巻き添え兄は、王弟殿下の求愛から逃げられない
深嶋(深嶋つづみ)
BL
谷口理恩は一年ほど前、妹と一緒に異世界に転移してしまった。
聖女として魔術の才を開花させた妹・世奈のおかげもあって、二人はアルゼノール王国の大教会に保護され、不自由のない暮らしを送ることができている。が、最近は世奈の奔放さに理恩は頭を抱えることもあった。
ある日、世奈の仕事を肩代わりした理恩は、病に臥せっている幼い第二王子・イヴァン王子のもとに参じることに。
――「僕が大人になったら、僕の妃になってくれませんか」。
何度も謁見を重ねるうちに理恩に懐いた彼は、目の前の聖女が偽者であることに気付かぬまま、やがて理恩に求愛する。
理恩は驚き、後ろめたい気持ちを抱きながらも、「大人になっても同じ気持ちでいてくれたなら」と約束を交わした。
その直後、何者かの陰謀に陥れられた世奈の巻き添えとなり、理恩は辺境の地へと飛ばされてしまい……。
――数年後、アルゼノール王国を出て世界中を巡っていた理恩は、とある国で偶然、王弟・イヴァンと再会する。
傷心の旅をしているのだという彼は、どういうわけか理恩との交流を持ちたがって――?
俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き
toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった!
※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。
pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/100148872
処刑エンドの悪役公爵、隠居したいのに溺愛されてます
ひなた翠
BL
目が覚めたら、やり込んだBLゲームの悪役公爵になっていた。
しかも手には鞭。目の前には涙を浮かべた美少年。
——このままじゃ、王太子に処刑される。
前世は冴えない社畜サラリーマン。今世は冷徹な美貌を持つ高位貴族のアルファ。
中身と外見の落差に戸惑う暇もなく、エリオットは処刑回避のための「隠居計画」を立てる。
囚われのオメガ・レオンを王太子カイルに引き渡し、爵位も領地も全部手放して、ひっそり消える——はずだった。
ところが動くほど状況は悪化していく。
レオンを自由にしようとすれば「傍にいたい」と縋りつかれ、
カイルに会えば「お前の匂いは甘い」と迫られ、
隠居を申し出れば「逃げるな」と退路を塞がれる。
しかもなぜか、子供の頃から飲んでいた「ビタミン剤」を忘れるたび、身体がおかしくなる。
周囲のアルファたちの視線が絡みつき、カイルの目の色が変わり——
自分でも知らなかった秘密が暴かれたとき、逃げ場はもう、どこにもなかった。
誰にも愛されなかった男が、異世界で「本当の自分」を知り、運命の番と出会う——
ギャップ萌え×じれったさ×匂いフェチ全開の、オメガバース転生BL。
シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました
無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。
前世持ちだが結局役に立たなかった。
そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。
そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。
目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。
…あれ?
僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?
性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000の勇者が攻めてきた!
モト
BL
異世界転生したら弱い悪魔になっていました。でも、異世界転生あるあるのスキル表を見る事が出来た俺は、自分にはとんでもない天性資質が備わっている事を知る。
その天性資質を使って、エルフちゃんと結婚したい。その為に旅に出て、強い魔物を退治していくうちに何故か魔王になってしまった。
魔王城で仕方なく引きこもり生活を送っていると、ある日勇者が攻めてきた。
その勇者のスキルは……え!? 性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000、愛情Max~~!?!?!?!?!?!
ムーンライトノベルズにも投稿しておりすがアルファ版のほうが長編になります。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる