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おれのお祖父様は鬼神のごとき強さだと有名な剣士だった。昔はこの国の騎士団長をしていて、引退してからは道場を開いて身分に関わらず様々な人に教えている。なので道場はとてつもなく大きい。あ、おれももちろんそこでお祖父様に教わっている一人だ。もちろん、おれも将来はお祖父様くらい強くなりたいからな!
いつものように道場へ向かうと、なぜか普段より人が多い。
…今日は何かあったっけ?でもお祖父様にそんなことは聞いていない。どこかの貴族の息子でも来ているのだろうか?そういう時は貴族の息子の護衛も一緒に道場で習うという決まりになっているので、人数が多くても不思議じゃない。
おれも早速稽古に入ろうと思い着替えて木刀を手に持つ。道場では基本的に木刀を使うことになっている。お祖父様の許しが出れば真剣を使うこともできるが、おれはまだまだ許しが出そうにない。危ないし、使いたいとは今のところ思ったことは無いが。
そのまま人が少ないところを探しながら道場内を歩いていると、何気なく見た窓の外に──オズが…いた。
木陰に腰をおろし、幹にもたれかかっている。
見間違いじゃない……よな?おれは何度も目をパチパチするが視線の先の人物は金髪碧眼のままだ。
「──オズ!!」
おれは弾かれたように玄関へ走り出した。後ろからお祖父様の「走るな!!!」という怒号が飛んできたが気にしていられない。「ごめんなさい!」と言葉だけ返した。……多分後で説教確定だな……。まぁいいや、とりあえず今はオズに会うのが先だ!
オズがいた場所は道場の裏なので、1度玄関に行ってからじゃないと行けない。前に窓から裏に行こうとしたらお祖父様にそれはすごい怒られた。お母様達とはまた違う怖さなのである。怖すぎておれが気絶しかけたのは誰も知らないだろう。
……ま、まぁ、今はお祖父様のことは置いておこう、うん。思い出したら精神をやられそうになるからな……恐怖で。
いつものように道場へ向かうと、なぜか普段より人が多い。
…今日は何かあったっけ?でもお祖父様にそんなことは聞いていない。どこかの貴族の息子でも来ているのだろうか?そういう時は貴族の息子の護衛も一緒に道場で習うという決まりになっているので、人数が多くても不思議じゃない。
おれも早速稽古に入ろうと思い着替えて木刀を手に持つ。道場では基本的に木刀を使うことになっている。お祖父様の許しが出れば真剣を使うこともできるが、おれはまだまだ許しが出そうにない。危ないし、使いたいとは今のところ思ったことは無いが。
そのまま人が少ないところを探しながら道場内を歩いていると、何気なく見た窓の外に──オズが…いた。
木陰に腰をおろし、幹にもたれかかっている。
見間違いじゃない……よな?おれは何度も目をパチパチするが視線の先の人物は金髪碧眼のままだ。
「──オズ!!」
おれは弾かれたように玄関へ走り出した。後ろからお祖父様の「走るな!!!」という怒号が飛んできたが気にしていられない。「ごめんなさい!」と言葉だけ返した。……多分後で説教確定だな……。まぁいいや、とりあえず今はオズに会うのが先だ!
オズがいた場所は道場の裏なので、1度玄関に行ってからじゃないと行けない。前に窓から裏に行こうとしたらお祖父様にそれはすごい怒られた。お母様達とはまた違う怖さなのである。怖すぎておれが気絶しかけたのは誰も知らないだろう。
……ま、まぁ、今はお祖父様のことは置いておこう、うん。思い出したら精神をやられそうになるからな……恐怖で。
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