ｾﾝｻﾝ様

お読みくださりありがとうございます。なんと、そのような嬉し過ぎるお言葉大変光栄です。アルファポリスでもお読みいただいたのに、紙でも…とても嬉しいです！！



～～～おまけ～～～

「フラン様、貴方に会いたかった……」

最近、社交界で出会った男は息荒く僕の手を取って、挨拶の口づけをする。男の瞳はこの容姿を見つめてうっとりとしている。

サモンと婚約しているというのに──。

僕は男にモテるけど、サモン以外の男に興味はない。かと言って自分のこの容姿とBL世界。サモンに抱かれることにはすぐに受け入れられた。
けれど、やっぱりサモンだからだ。男に好意を寄せられ、触れられる度に実感する。

「フラン様、是非私の家へ」
にこやかに拒否していたら、今度はお茶会に参加していただきたいと誘われる。
しつこいな──と思ったら、いつもの背中。

「私の婚約者に何か？」

明らかな魔力威嚇をしながら睨みつけるサモンに、男は苦笑いして逃げていく。
その後、傍にいるように腰に手を置かれて支えられる。いつも通りだけど。

(サモンもこんな僕のことが面倒くさくならないのかな)

僕だって上手くかわせるようになってきたけど、それでも彼の手助けを借りている状況だ。いつまでも彼に頼りっきりな自分が嫌になる。

「ごめんね？」
「なんのことだ？　あぁ、もっとこちらに」

そして周囲に対して見せつけるかのように、もっと身体が密着する。不機嫌な表情で……嫉妬している。怖い顔をして不器用な人だ。

「……そんなに一生懸命にならなくても、僕は君に夢中なのにね」


おわり

ひろみ様
お読みくださりありがとうございます。
嬉しいご感想、お言葉大変励みになります。はい、電子配信ございます。Amazonなどでは始まっているようです。

シーモア様など電子書籍の開始時期はまだ確実には分かっておりません。お声がけ頂いたのに申し訳ございません。

お越しくださり、誠にありがとうございました。

asa様
お読みくださり誠にありがとうございます。困惑させてしまい申し訳ございません。ご意見部分、修正致しました。
お越しくださりありがとうございました。