ダンジョンでサービス残業をしていただけなのに~流離いのS級探索者と噂になってしまいました~

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1巻

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「昨夜の一方的な発言の数々……申し訳ございませんでした」
「ああ、いえ、昨日の時点では俺はただのアマチュアで……」

 そこで、気付く。
 頭を下げながらも、東さんの額に青筋が浮かんでいる事に。

「こ、今後……ゴ指導ゴ鞭撻べんたつノホド……ヨロシクオネガイシマス……影狼サン」
「……」

 声が震えてる。
 納得は……してなそうだなぁ。

「……あ」

 と、そこで。
 車がちょうど、新東京ダンジョンの前を通り掛かった。

「……」


 ――あ、そうや。シュガァちゃんが、「影狼さんと連絡が取れない!」って悲しんどるみたいやで?


「……すみません、ちょっと停めてもらって良いですか?」
「え?」

 俺は、新東京ダンジョン前で車を停めてもらうようお願いする。

「すみません、ほんのちょっとだけいいですか? 数分で済みますので」
「あの、ちょっと……」

 ポカンとする東さんを車内に残し、俺は車から降りると、新東京ダンジョンの入り口へ向かった。


 第十八話 影狼の宣言

 新東京ダンジョン……全ては、ここから始まった。
 あの夜、サービス残業を余儀なくされていた俺の前に、たまたま現れたダンジョン。
 懐古かいこの念と、少々の気晴らしを期待し、俺は学生時代ぶりにここに潜ったのだ。
 ……その時には、まさか、こんな事になるなんて思いもしなかった。

「さてと……」

 俺は新東京ダンジョンに入る。
 一夜明けたというのに、未だダンジョン内は多くの人々で賑わっていた。
 誰もが、昨夜この新東京ダンジョンで行われていた配信の影響で、ここを訪れているのだという事がわかる。
 俺は人混みの中をするすると擦り抜け、ライセンスを提示すると、第一階層へ潜る。
 第一階層も同様に、凄い人の数だ。
 ドローンカメラを浮かせている者。
 スマホのカメラを自分の方に向けている者。
 換装している者、していない者も……様々だ。
 俺は、その人混みの中を進む。

「……え?」

 そこで、一人の青年が俺の姿に気付き、声を漏らした。

「か、影……狼?」
「え?」
「影狼?」

 その青年の声に反応し、周りにいた人々も俺を見る。

「え、うそ、マジで?」
「本物? 本物の影狼?」
「いや、でも、スーツ姿だぞ?」

 今の俺は、一応会社に行くという事で、通勤用のスーツ姿である。

「確かに、似てるっていえば似てるけど……」
「ちょっと、オーラがなくない?」
「普通の会社員の人でしょ」
「いやいや、でもやっぱり似過ぎだって」

 俺に注目する視線と声が、徐々に拡大していく。
 やがて、第一階層の真ん中当たりにまで来た時には、百人以上に及ぶ人間が俺の方を見てざわめいていた。

「あ、あのぉ……」

 そこで、二人組の女の子が俺に話し掛けてきた。
 サイドテールと、ツインテールの女の子達である。

「も、もしかして、影狼さんですか?」
「人違いだったら、すみません」
「……」

 俺は、彼女達の質問に答える代わりに――。
 その場で、換装を起動した。

「ひゃっ!」
「え! え!?」

 女の子達を始め、周囲の人々が変貌した俺に驚いている。
 数秒後――そこには、探索者の姿になった俺が立っていた。
 アサシン装備の、影狼の姿である。
 今はもうスカーフはないが。

「うわああああああああ! 本物! 本物の影狼だ!」
「やっぱり影狼じゃねぇか!」
「嘘っ! 嘘っ! 本物の影狼!」
「凄っ! え、戻ってきたの!?」

 俺の姿を見て、周りの人々はカメラを、スマホを、ドローンを、こちらへ向ける。
 おそらく、今ネット上の多くのチャンネルで、この俺の姿が配信されているはずだ。

「影狼さん! 今日は何の用でここに? もしかして、また深層までタイムアタックする感じですか!?」
「それとも、何かやり忘れたとか……あ、もしかして、大ボスのヒドラと再戦するとか!?」
「シュガァちゃんは一緒ですか!?」
「あの、この後よければ僕達と一緒に合同で配信しませんか!」
「俺も! 俺も! 俺、中層くらいなら挑める自信あります! 是非、ご一緒させてください!」

 一瞬で大騒ぎになる観衆に向けて、俺は腕を上げる。
 静粛に――という合図のつもりで上げたのだが、わかってくれたようで、一瞬にして水を打ったように場が静まり返った。

「今日は、皆に伝えたい事があって来た」

 俺の発言に、皆がざわつく。

「先日は、シュガァのチャンネルでコラボをさせてもらったが……これからは、俺自身のチャンネルを立ち上げ、配信を行おうと思う」

 配信者デビューの宣言。
 一瞬、静まり返る群衆――しかし、じわじわと興奮の声が高まり、最終的には「おおおおお!」と絶叫が木霊こだました。

「マジで!? 《影狼チャンネル》始動!?」
「いや、正式名称が影狼チャンネルなのかはわからないけど……でも、すげぇ! マジかよ!」
「あの世界レベルのダンジョン探索が、これからはもっと見られるって事!?」
「やべぇ! 大ニュースだよ、大ニュース! 早く投稿を上げねぇと……」
「うわ! もうネットニュースになってる! この場にニュースサイトの記者まぎれてるだろ!」

 ガンガンに盛り上がる人々。
 そして思惑おもわく通り、ネットを介してこの宣言は瞬く間に世界に発信されたようだ。
 俺は、内心でホッと一息く。

「あ、あの……」

 そこで、再びあのサイドテールとツインテールの女の子達に話し掛けられた。

「しゅ、シュガァちゃんとは、もう一緒にやらないって事ですか?」
「これからはもう、シュガァちゃんのチャンネルを通さず、一人でやるつもり……って事ですか?」
「……二人は、シュガァのファンか?」

 問い掛けると、二人はコクコクと頷く。
 なんとなく、身に付けている小物や服装から、シュガァの追っ掛けだとわかった。

「これからは、俺も個人の配信者としてやっていくつもりだ……だが、決してシュガァとはもう絡まないというわけじゃない」

 俺は言う。
 そう、俺が思い立って、この新東京ダンジョンに入ったのも、こんな宣言をしたのも――自身のスマホが着信の嵐で使えない今、これを一番に伝えたかったからだ。
 どこかで、シュガァが見ていてくれる事を信じて。

「俺は、シュガァにとても感謝している。シュガァが、俺の人生を変えてくれたとさえ思っている。だから、今後も彼女と一緒にダンジョン配信をできるなら……喜んでしたい」

 そう言うと、シュガァファンの二人は「ほわっ……」と頬を染め、興奮したように飛び上がった。
 そして、「やっぱりシュガァちゃんと影狼さんって……」と、何やらヒソヒソ話で盛り上がっている。

「さて……」

 言いたい事は言った、やりたい事はやった。
 俺は、ダンジョンを出るために歩き出そうとした。
 その時だった。

「影狼ォオオオオッ!」

 野太い野蛮やばんな声が、第一階層に響き渡った。
 見ると、大柄な男が人混みを乱暴に掻き分け、こちらに直進してくる。
 誰かと思ったら、剃り込みの入った金色短髪……迷惑系配信者の疾風だった。
 久しぶりに見た気がする。

「うわっ、疾風じゃん」
「影狼にボコられた後、大人しくしてたと思ったら……何のつもりだ?」
「待ち伏せしてたのか?」

 現れた疾風に、周囲がざわつく。

「へっ……よう、影狼、久しぶりだな」
「……何の用だ」

 俺が応えると、疾風は引きった笑みを浮かべる。

「随分と調子に乗ってるみてぇじゃねぇか……俺にめた態度取って、シュガァとコラボして、おまけに配信者デビュー? ……気に入らねぇなぁ!」

 疾風は一度、【峰打ち】で成敗している。
 それにより、絶命を逃れる代わりにステータスがレベル一の状態に戻った。
 全盛期程の実力はない……喧嘩になったとしても、恐れる程ではない。
 だがそこで、疾風は上着の懐に手を突っ込んで何かを取り出した。

「ぶっ殺してやる!」

 その手には、ドクンドクンと脈動する黒いかたまりが握られていた。
 あれは……まさか……。

「〔ニトロスライムの核〕か」

 そう言うと、周囲の人々の中から悲鳴が上がった。
 このアイテムの正体を知る者が少なからずいたようだ。
 ニトロスライムの核……文字通り、ニトロスライムというモンスターの核である。
 このダンジョンでは見掛けなかったモンスターだ。
 おそらく、他のダンジョンに潜って、ニトロスライムを倒し、ドロップしたそのアイテムを持ってきたのかもしれない。
 もしくは、闇取引で手に入れたのか。

「皆、離れろ。ニトロスライムの核は小型の爆弾だ。地面に叩き付ける衝撃だけで、半径五メートルは巻き込む爆発を起こす」

 アイテムというより、ニトロスライムが最後に残すトラップとも言われている。
 俺の言葉を聞き、疾風の周りの人々は息を呑む。

「正気か、疾風。何人巻き込むと思っている」
「知るかよ!」

 疾風は、ニトロスライムの核を握った手を振り上げた。

「こんだけ人がいたらよぉ! お前のスピードも発揮できねぇよなぁ!」

 疾風の周囲から、慌てて皆が逃げようとする。
 しかし、逃げるにはもう遅い。

「俺を舐め腐った、てめぇが悪ぃんだよ!」

 疾風の手中から、ニトロスライムの核が地面に叩き付けられる――。


 ――瞬間、俺はその場で跳躍していた。


 逃げ惑う人々がいたら、地上では最速を発揮できない……なるほど、良い読みだ。
 だが甘い。
 俺は真上に飛び上がり、人々の頭上へ飛翔する。
 そして、右手に握った沙霧を、疾風に向かって投擲した。

「ぎゃっ!」

 放った沙霧が、疾風の腕を切り裂いた。
 疾風の手からニトロスライムの核が飛び出す。
 空中に弧を描きながら飛んでいくニトロスライムの核。
 俺は一度着地すると、地面を蹴って再び跳躍。
 今度は真上ではなく、空中に飛ぶニトロスライムの核に向けてだ。
 衝撃を受けると爆発するニトロスライムの核……だが、その特性を無効化できる方法が一つある。
 それは――核の表面で脈打つ、赤と青の動脈と静脈のような線をに切る事。
 コンマ数秒でもズレれば起爆してしまうが……俺にならできる。
 俺は空中で、左手の沙霧を振るう。
 刹那の斬撃が、ニトロスライムの核を真っ二つにする。
 そして、何事もなくボテッと落下した。

「……よし」

 俺もまた、そのまま着地し振り返る。

「ひぃ……! ひぃ……!」

 そこに、片腕に裂傷れっしょうを負った疾風がひざまずいている。
 俺は、疾風に近付く。

「て、てめぇ……よくも俺の腕を……」
「自爆テロを起こそうとしたくせに、よくそんな口が叩けるな」

 俺は、地面に突き刺さった沙霧の片割れを引き抜く。

「お前はこの後、警察の厄介になる。その前に、二つだけ伝えておく」
「ひ……」

 沙霧の切っ先を、喉元に突き付ける。

「二度と、俺の前に姿を見せるな。そしてもう一つ……二度と、シュガァに迷惑を掛けるな」

 昨夜のコメント欄といい、こいつがシュガァに執着しているのは丸わかりだ。
 俺の言葉に、疾風は「ぐ、ぅぅ……」とうなる。

「……わ、わかった――」


 ――俺は沙霧を振るった。


 ――疾風の首が宙を舞う。


二言にごんはないぞ」

 空中にある疾風の首に向けて、俺は言う。その目を強く睨みながら。

「次は殺す気で切る」

 直後、ボンッ! と爆煙が発生し、白目を剥いた疾風の体が地面に横たわっていた。
【峰打ち】である。
 ちなみに、腕の裂傷は治っていない。
【峰打ち】によって治る傷は、【峰打ち】による致命傷だけだ。

「ふぅ……誰か、腕の手当をしてやってくれ。それと、警察に電話を」

 見守っていた観衆へ、俺は告げる。

「すまないが、俺は用事があるのでこれで」

 そして俺は、疾風との緊迫したやり取りに、興奮冷めやらぬように騒ぐ人々を振り切り、新東京ダンジョンを後にした。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

「お待たせしました」

 車に戻ると、東さんが俺をジト目で見てきた。

「見ていましたよ。一瞬でネットニュースになっていましたので」
「ははっ、すみません。ちょっと不審者が現れたので、思ったよりも時間が掛かってしまいました」
「配信者としてデビューする……あの宣言が目的だったのですか?」
「ええと、それもあるんですが……」

 東さんの問いに、俺は少し迷った後、正直に答える。

「シュガァに、感謝の気持ちを伝えたかったので」
「……感謝?」
「ほら、さっき葉風さんが、シュガァが俺と連絡を取れなくて悲しんでるって言ったじゃないですか? 俺のスマホ、今使い物にならないので。そこに、ちょうど新東京ダンジョンが見えたから……ネットの力を借りて、一刻も早く、その気持ちだけでも伝えようと」
「何故、シュガァさんに感謝を?」
「今の俺があるのは、シュガァのお陰だからです。陰鬱いんうつな日々から俺を引っ張り出してくれた、新しい道に進ませてくれた……その切っ掛けを作ってくれたのは彼女で、ひとまず感謝をと思いまして」
「……なるほど」

 東さんは、吐息を漏らす。

「そんな派手なマネをしなくても、言ってくだされば私のスマホで通話はできるのですよ?」
「……え?」
「陽向さん!」

 そこで、東さんが見せてきたスマホ――テレビ通話の画面の中に、シュガァが映っていた。
 いや、今は女子高生――早藤雪姫さんの姿をしているが。

「彼女の番号、知ってたんですか?」
「ええ」
「陽向さん! さっきの宣言の映像、あっちこっちの動画サイトにアップされてますよ! 疾風を倒したところも!」
「あー……そこまで撮られてたのか。いや、当たり前か」
「えへへ……すごくかっこよかったです」

 シュガァに二度と迷惑を掛けるな――という発言まで聞いたのだろう。

「それに、陽向さんが私に感謝してるなんて……感謝しなくちゃいけないのは私の方なのに……」
「当然の事をしただけだ」

 俺は、スマホの画面に微笑み掛ける。
 そこで――。

「おねえちゃん! 見て見て!」

 早藤さんの後ろで、ジャンプしながら空中でくるくると回転している元気な女の子の姿が見えた。

「凄く体が軽いの! 嘘みたいに! えへへ、楽しい!」
「あ、小春こはる! 駄目だよ、病院の中でそんなに跳び回って……先生に怒られるよ?」
「小春?」
「あ、そうだ、紹介が遅れました」

 俺が首を傾げると、早藤さんが説明する。

「この子が、妹の早藤小春です。ほら、小春、影狼さんだよ」
「あははっ! ……え?」

 早藤さんが言うと、ベッドの上で飛び跳ねていた小春ちゃんが一瞬で大人しくなった。
 小学生か、中学生くらいだろう。

「あ、あ……影狼、さん……あ……」

 小春ちゃんは、先程までのはしゃぎっぷりが嘘のように、両手を擦り合わせてモジモジしている。
 頬を赤らめ、目線をあちこちに泳がせている。

「あ、あの……あ、ありがとう、ございます……」
「君が妹さんか、元気になって良かったよ」

 難病と聞いていたが、そうだったのが信じられない回復ぶりだ。
 流石は神酒の力。
 小春ちゃんはチラッとこちらを見ると、すぐに「はぅぅ……」と早藤さんの胸に顔を埋める。

「えへへ、小春ってば、影狼さんの事が大好きになっちゃったみたいです」
「ははっ、嬉しいね、ありがとう」

 小春ちゃんに、命を救ったヒーロー……とでも、早藤さんが紹介したのかもしれない。
 無論、感謝されるのに悪い気はしない。

「陽向さん、暇な時間ができたらでいいので、小春と会っていただけませんか?」
「ああ、いいよ」
「それと……」

 今度は早藤さんがモジモジとしている。

「さっきの宣言でも言ってましたけど……また、私とコラボ……し、してくれるんですか?」
「ああ」
「か、影狼さん、プロになったんですよね? お忙しいんじゃ……」
「いや、正式なプロっていうより、プロと繋がりがあるだけで基本的には自由な身だ。そういう契約形態だからな」
「そ、そうなんですね……じゃあ、是非また……お願いします!」
「ああ、こちらこそ」

 そして、手を振る早藤姉妹に別れを告げ、俺は通話を終えた。

「ふぅ……ん?」

 そこで、東さんが俺を見詰めている事に気付く。

「どうしました?」
「……渡さんは、どうしてそこまでして彼女達を助けようと?」
「え?」
「危険蔓延はびこるダンジョンの深層まで行き、神酒を手に入れる程の義理はなかったと思いますが。正義感ですか?」
「うーん……そんな大層なもんじゃないですよ。むしろ、俺は利己的に生きるつもりなんで。対魔機関と繋がりを作ったのも、その方が得だろうって思ったからですし」
「……」
「そんな俺の利己の中に、シュガァを助けてやりたいっていう思いが含まれてた……っていうだけの話です。それが、何か?」
「いえ、なんでも……間もなく到着です」

 そうこうしている内に、俺達を乗せた車は対ダンジョン・魔獣特務機関のビルの敷地へ入っていく。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 ……ダンジョンでサービス残業をしていただけ、だったのにな。
 俺の人生は、本当にとんでもない事になってしまったと、改めて思うのだった。


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