ダンジョンでサービス残業をしていただけなのに~流離いのS級探索者と噂になってしまいました~

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2巻

2-1

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 俺の名前はわたり陽向ひなた
 社会の歯車として身をにして働く社畜しゃちくである。いや……社畜だったのだ。
 ハードワークと鬼上司からのパワハラに悩まされ、仕事に忙殺ぼうさつされる日々を送っていた俺は、社内の事情的にサービス残業する事を余儀なくされていた。


 その日も、俺は期限間近の企画書を作成するため、サービス残業ができる場所を探していた。
 そんな俺の視界に入ってきたのは、ダンジョン。
 学生時代には、ダンジョン探索にのめり込んだものだった。
 なつかしい気分に誘われ、俺は企画のアイデア出しと気晴らしのためという口実で、ダンジョンへともぐる事にした。
 久方ぶりのダンジョン探索を楽しんでいると、偶然、モンスターに襲われていた女の子を発見、そして、成り行きで彼女を助けてあげる。
 だが、その女の子は実は超有名な探索系配信者――シュガァで、彼女の生配信に映り込んでしまった俺の存在は、またたく間に全世界に拡散されてしまったのだ。
 当初は会社にバレるのを恐れていたのだが、再会したシュガァからの強い誘いもあり、一度だけ彼女の配信にお邪魔させてもらう事にした。
 その配信で襲い来るモンスターを次々に瞬殺しゅんさつ
 その上、ダンジョンの最下層――コアの玉座まで短時間で到達する活躍を見せてしまった事で、更に多くの視聴者を驚かせ、世界的に認知されるという事態にまでなってしまう。
 最終的に、政府機関からプロ探索者――政府直属の機関に所属する探索者――への勧誘を受けた俺は会社を辞め、探索者として生きていく事を決心したのだった。
 これは、元社畜の男が、ひょんな事が切っ掛けとなり自由で刺激に満ちた人生を歩む事になる、そんな物語である。


 秋葉原ダンジョン編

 第一話 フェンリル

「ニャコニャコ♪ ゴロニャン♪ こんばんにゃーん♪ 《トーミケチャンネル》をご覧のみんなー! ミケだよー! そしてー!」
「……トーカ」
「もう、トーカちゃん! もっと元気に挨拶あいさつしようよ!」

 ここは、東京都千代田区に存在するダンジョン、秋葉原ダンジョン。
 その第二階層にて、二人の少女がドローンカメラを前に挨拶をしている。
 一方は、全体的に三毛猫を思わせる格好の少女――ミケ。
 黄色の猫耳が頭頂部にえ、尻尾ののぞくスカート姿をしている。
 もう一方は、黒猫という感じの少女――トーカ。
 ボブカットの黒髪に、黒い猫耳が特徴的だ。
 身にまとっている服装もミケとは異なり攻撃的というか、サブカル系といった感じである。

「アタシ、その挨拶嫌なんだけど……」
「えー! せっかく視聴者の方が考えてくれた挨拶なのに! かわいいから、これから使っていこうって決めたじゃん! トーカちゃんわがまま!」
「ミケが勝手に決めただけ……」

 ハイテンションに騒ぐミケに対し、ダウナーなトーカが切り返す。
 この二人はトーミケチャンネルというチャンネルを運営する探索系配信者で、現在生配信の最中さなかなのである。
 二人の目の前には、撮影用のドローンカメラが浮かんでいる。
 そして、ドローンにセットされたスマホの画面に、コメントが表示されていた。


〈こんばんにゃーん♪〉
〈トーミケこんばんにゃーん、って開始早々喧嘩けんかしてて笑うww〉
〈今日はダウナー気味だね、トーカちゃん〉
〈気分のアップダウンが激しい子だからなぁ〉
〈お、秋葉原ダンジョンだ! 相変わらず自然公園みたいで長閑のどかだなぁ〉


 現在の視聴者数は、約3千人。
 配信は始まったばかりなので妥当だとうな数である。

「あ、気付かれた方もいるでしょうけど、私達が今いるのは秋葉原ダンジョンの第二階層です! 凄いですね! まるでお外にいるみたいに、青空が広がっています! 草木もしげって、お花も咲いてて、正に公園みたいな感じです!」
「……ふあ、眠い」
「トーカちゃん寝ちゃだめー!」


〈トーカちゃん丸まっちゃったww〉
〈マジでネコじゃんww〉
〈まぁ、気持ちはわかる、この風景だしな〉
〈ただの公園で日なたぼっこしてるネコで草〉
〈いや、それでも秋葉原ダンジョンの第二階層にはモンスターが生息しているんだから。女の子二人しかいないんだから油断しちゃ駄目だめだぞ(説教おじさん)〉


「もう! トーカちゃんやる気なさ過ぎ!」
「ミケがいきなり配信するなんて言うから、こっちだって忙しいのに」
「忙しいって、いつもゲームしてるだけじゃん! だから寝不足でテンション低いんでしょ!」
「もう帰らない? ロボゲーの新作やりたいんだけど」


〈いやトーカちゃん始まったばっかww〉
〈そういえば、この二人ってルームシェアしてるんだっけ?〉
〈普段は一緒に暮らしてるみたいよ〉
〈女の子が二人……同じ部屋……何も起きないはずもなく〉


「ふーんだ、トーカちゃんってば本当に帰っちゃっていいの? あーあ、せっかくサプライズがあるのになぁ、もったいないなぁ」
「……どういう事?」


〈ん? サプライズ?〉
〈なんやなんや? 今回は事前告知がなかったから気になってたんやけど、何かの発表配信か?〉
〈大手ライバー事務所に所属する事になったとか?〉
〈えー、芸能系じゃない、このゆるーい感じがいいのになぁ〉


「ミケ、サプライズって何?」
「ふふーん、いつまでもお待たせしちゃっても失礼ですからね……では、トーカちゃん! テレビの前の皆さん! あ、テレビって言っちゃった、違うよね、ごめんなさい」
「それはいいから、早く」


〈ぐっずぐずww〉
〈ミケちゃんMC向いてないよww〉
〈サープラーイズ!〉
〈何何? サプライズって何?〉


「本日、なんと! 凄いゲストの方が来てくださいました! 以前よりコラボのお約束をさせていただいていたのですが、遂にこの日が来ました!」
「……え?」
「ゲストはこの方です、どうぞ!」

 ミケが叫んだのに合わせて、木の陰に隠れていた渡陽向――探索者ネーム、影狼かげろうが姿を現す。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 俺は木の陰から出ると、カメラに向かって挨拶をした。

「えー……どうも」

 既に《換装かんそう》しているので、誰だかわからない……という事はないはずだ。
 俺の姿を前にして、トーカさんは眠たそうにしていた目を極限まで見開いて、硬直した。

「……か……か」

 そして直後、絶叫する。

「きゃあああああああああああああ! 影狼ぅぅぅぅぅぅ!?」

 俺――影狼の姿を見て、トーカさんは軽いパニック状態に突入した。


〈は?〉
〈は?〉
〈え、嘘〉
〈ちょ、待〉
〈これマ?〉
〈かげ〉
〈待って、ヤバ〉
〈おいおいおいおいおい〉
〈嘘だろ! おい、影狼だよ!〉
〈うわあああああ! 影狼じゃん! 影狼!〉
〈サプライズっておい! サプライズにも程があんだろ!〉
〈あああああああああああ影狼だああああああああああああ!〉


 瞬間、焼け石を放り込まれた水のように、一瞬で沸騰ふっとうするコメント欄。
 それと同時に、俺も背後に浮かせていた自身のドローンカメラを起動し、《影狼チャンネル》の配信を開始する。
 配信のタイトルは……トーミケチャンネルとコラボ中です、でいいか。
 何気なにげに、これが影狼チャンネルの初配信なのだ。

「う、嘘、嘘、やだ、やだ、何で影狼」

 一方、俺をの当たりにしたトーカさんはあたふたと狼狽ろうばいし、目に涙をめている。

「コラボするって約束してくれたけど……今日なんて聞いてないよ、やだ、アタシもっとちゃんとした格好……」
「換装したら格好は変わるでしょ! 大丈夫だよ、トーカちゃんはいつもかわいいから!」
「ミケ……ひどい、アタシに内緒で勝手に影狼とコラボの話進めてたんだ」
「ぴゃあああ! やめてやめて! 毒ナイフ投げないで!」

 トーカさんは、ミケさんにナイフをしこたま投げた後、改めて俺に向き直る。

「か、影狼……こ、こんにち……は、やっば、ビジュやばい、かっこよ過ぎ……」
「ああ、久しぶりトーカさん。黙って勝手にコラボを決めてすまない」
「い、いえ、そんな……はうぅ、声シブ……」


〈トーカちゃんただの限界ファンガールと化してて草〉
〈さっきまでと全然態度が違うじゃねぇかww〉
露骨ろこつ過ぎww〉
〈うわああ! いきなりオタクになるな!〉
〈ヤヒージャパンのニュース見て来ました! うおおお! マジで影狼だ!〉
〈掲示板にURL貼られてたので来ました! 影狼だあああああ! うっそ、聞いてないよ!〉


 見ると、トーミケチャンネルの視聴者数は一気に上昇し20万人を超えていた。
 一方、俺のチャンネルの方はどうだろう……と、確認してみると。


〈ちょっと影狼! いきなり配信するなんて聞いてないんですけど!?〉
〈あせったあああ! チャンネルができた時点で登録してたから通知が来たけど、いきなり配信開始は心臓に悪いっすよ!〉
〈マジかよ、もう始まってる!〉
〈初配信が告知なしの緊急配信ってマジ想定外過ぎんよ影狼さんww〉
〈おおおお! トーミケとコラボ中だ!〉
〈やぁ、KAGEROU。こんな深夜に配信とはビックリしたよ〉
〈こちらは朝方だ。でも、早朝からKAGEROUの配信を観られるなんて幸せだね〉
〈海外勢おっすおっす!〉
〈影狼! 今日もとんでもねぇ姿を見せてくれよ!〉


 当初、チャンネルを開設しただけの段階で登録者数は80万人に上っていた。
 噂によると、俺の名をかた偽物にせものの影狼チャンネルが何個か作られていたため、本物がどれかわかるまでは様子見する、という人達もいたらしい。
 だが、今回こうして正式に配信をおこなったためか、登録者数もうなぎ登りしている。
 あ、今100万人超えた。
 ちなみに、この配信の同接数――同時接続視聴者数――は現在170万をカウントしている。


〈影狼! 登録者数100万人突破おめでとう!〉


「ああ、ありがとう」

 そんなコメントが付いたので反応してみる。


〈サラッと100万人突破してて笑うww〉
〈いやいや、嘘でしょww チャンネル登録者数100万人突破ってもっと盛大にお祝いするもんじゃないのww〉
〈そこを目標に頑張ってる配信者だって山のようにいるのにww〉
〈まぁ、影狼だし当然でしょ〉
〈つぅか同接数、一瞬で200万突破してるんですが!?〉


 コメント欄のチェックはこのくらいにし、俺はトーカさんとミケさんを振り返る。

「改めて、今日はよろしく」
「よろしくお願いします!」
「よ、よろしくお願い、し、しましゅ……!」

 元気に挨拶するミケさん。一方、トーカさんは手櫛てぐしで髪をといたりして未だ動揺どうよう気味だ。
 頭の三角耳はピコピコと揺れ、尻尾もぶんぶん振られている。


〈トーカちゃん一旦落ち着こうww〉
〈完全に恋する女の子の目になっちゃってんよぉ〉
〈影狼、気を付けてね。この子、見た目通り重い女だからね〉


「というわけで、改めて! 本日は影狼さんと一緒に、この秋葉原ダンジョンに潜っていきたいと思います! 目標は、現在《中層》に分類されている第十階層以降の探索!」

 ダンジョンには階層というものがあり、入り口である地上を第ぜろ階層として、地下一階、二階、三階と続いていき、下に行く程難度が上がる。
 そして、いくつかの階層をまとめて、上から上層、中層、下層、深層と分類している。

「俺は構わないが、二人は中層に入っても大丈夫なのか?」
「ちょっと怖いですが……先日、影狼さんとシュガァさんとお会いしてから、私達も頑張ってレベルを上げました! 是非、中層に挑ませてください!」
「影狼と一緒ならどこにでも行く。死んでもいい」
「いや、死んでは困るが」


〈トーカちゃんメンヘラ過ぎww〉
やみれてますよww〉
〈この子やっぱこんな感じだよなww〉
〈ちょっとトーカちゃん! 普段の視聴者への態度と違い過ぎるよ!〉
〈影狼ばっかり特別扱いしてずるいよ! いつもはもっと言葉使い悪いでしょ!〉
〈文字通り猫被ってるよ、この娘ww 猫被ってるww〉


「は? 死ねブタ」


〈ぶひいいいいいいいいいい! ありがとうございます!〉
〈ありがとうございます! ありがとうございます!〉
〈ありがとうございます! 毒舌おいしいです!〉


 随分ずいぶん、特殊なファン層がいるみたいだな、トーミケ……。

「ところで、影狼さんはこの秋葉原ダンジョンに潜った事はありますか?」
「いや、初めてだ」
「では、軽く説明しますね! この秋葉原ダンジョンは自然豊かなダンジョンで、第一階層に関しては一般人も入れる自然公園として開放されています! しかし、今我々がいる第二階層からは、ライセンスを持つ探索者のみが入れます! そしてそして、この秋葉原ダンジョンの最大の特徴は――」
「トラップモンスターが多い、か?」

 進行するミケさんをさえぎり、俺は言った。
 ミケさんは驚いた表情になる。

「よ、よくご存じですね! そう、ミミックみたいな、何かに擬態するトラップモンスターが非常に多いので油断は禁物なんです! あれ? でも、影狼さん、ここは初めてって……」
「そうだと思った」

 俺は、トーミケの二人から視線を外し、周囲を見る。

「ここにも、既に何体もひそんでいるからな」
「……え?」
「……え」

 俺の発言に、トーミケの二人は静まり返る……。
 瞬間、俺達の周りを囲んでいた、木が、石が、大地が、動いた。
 樹木は地面から根を抜いて走るように逃げ出し、石はアルマジロのようなモンスターになり逃げ出し、地面の下からは巨大なカエルのモンスターがい出て、逃げ出した。
 一瞬の出来事だった。

「い、今のは……」
「トレントにロックアルマジロにアースフロッグだな……他のダンジョンでも見たことがある。潜んでいたのを、俺に見抜かれて逃げたんだろう」

 正直、ここに来た時点でわかっていたが。
 向こうも、俺の実力を察して、やり過ごそうとしていたのかもしれない。


〈マジかよ、全然気付かなかった〉
〈影狼なら一目瞭然いちもくりょうぜんなんだろうな〉
〈やべぇ……アースフロッグなんて、知らずに上を通ったらパクッと食われちまうトラップモンスターだぞ〉
〈トレントだって、知らない間に養分にされてた、ってパターンもあるし〉
〈まぁ、向こうも影狼との実力差を察して身を潜めてた、って感じみたいだったしな〉


「す、凄ぉぉい! 流石さすが影狼さん! 千里眼せんりがんですか!」
「はしゃがないで、ミケ。油断は禁物ってわかったでしょ」
「そういう事だ。《上層》とはいえ、油断せずに行こう」
「はい!」
「うん」

 ミケさんとトーカさんは俺の言葉に返事をすると、俺の間近にやってくる。
 全員で固まって、周囲を警戒しながら進む形を取ったのだろう。
 ……でも、何だか、必要以上に近い気もするが……。

「では、行きましょう!」
「あ、ああ」
「すん、すん……影狼のにおい……」

 ……何はともあれ、こうしてトーミケの二人とのコラボ、そして俺個人の、影狼としての初配信が幕を開けたのだった。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 ――時は数日前にさかのぼる。
 自宅マンションの一室にて、俺はスマホで電話をしていた。
 相手は、対ダンジョン・魔獣特務機関、探索部第五部隊隊長、葉風はかぜまどかさんである。

「というわけで、チャンネルの開設は終えました」
「オッケオッケー、ほな後でURL送ってや。なんや影狼君のチャンネル開設宣言以降、偽物のチャンネルがいっぱい作られてわけわからん事になっとるからな」
「了解です」

 俺はこの日、大型動画サイトにて自身のチャンネル――影狼チャンネルの開設を行った。
 名称を色々と考えたのだが、他に良いのが思い付かなかったのでシンプルに行く事にした。
 ……そういえば、影狼っていう名前は、そもそもネットの掲示板発祥はっしょうだったんだよな。
 自分で名乗ったわけじゃなかったんだけど……まぁ、いいか。
 もう、影狼で知れ渡っちゃってるし。

「で、すみません、葉風さん。俺のこれからの活動って……」
「うん、基本的には自由で構わんよ。特にまだ、《タイマ》――対ダンジョン・魔獣特務機関から君に何かせえっていう要望もないからな。様子見中って感じや」

 先日、対ダンジョン・魔獣特務機関の本部ビルにて、俺は葉風さんと合流し、詳しい契約内容の説明を受けた。
 結論から言うと、日本で唯一俺だけに与えられるExイーエックスランクの件だとか、プロとして許可される諸権利の件だとか、そういった部分はまだ準備中のため――今はただ自由に、やりたいようにやってくれと、そう言われただけだったのだが。


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