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第99話 夜のはじまり*
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馬車の中で、俺はさっきのような言動は控えるよう強くシバに言った。
シバはなぜ良くないのか分かっていないようだったが、俺の凄い剣幕に圧倒され、仕方なく頷いていた。
「さぁ着きました、って、わ……!」
宿舎に戻るとすぐにシバが俺の腕を引いた。
珍しく余裕のない様子に驚きながらついて行くと、脱衣所に入れられ、あれよあれよと服を脱がされる。シバも手早く脱いでいき、服はそのまま床に放り投げた。
「一緒に入ろう」
「え、ちょっと待っ、」
俺が動揺している間にシャワーの準備し始めたシバは、お互いの身体に湯が掛かるようにシャワーの位置を固定した。
シバの鍛えられた身体に自分の素肌が当たり、その感触に少し照れる。そして、どうしたら良いか分からず固まっている俺の目の前で、シバは器用に泡を作りぬめりのある手を俺の背中に沿わせた。
「あッ…!」
思わず声が出てしまった俺の反応を楽しそうに伺いながら、シバは手に纏わせた泡で俺の背中を何度も撫で上げる。
シバは恥ずかしがって悶える俺を見ながら、少し掠れた声で呟く。
「早く寝室に行きたい」
向き合っている俺のお腹には、先程から硬い何かが当たっている。
「あ、シバ、おっきくなって……わッ、」
「可愛い、セラ」
シバはそう漏らすと、俺の胸に手を這わせた。
「そのまま腕を上げろ」
「ん、……ッ」
シバは俺の背中を浴室の壁にもたれ掛けさせると、腕を頭の上に置くよう指示する。そして、俺の胸の周りを軽く撫でた。
「そこ、やぁ……っ」
「色が薄い」
白い肌に薄いピンクの乳首は男らしさとは程遠く、俺自身はあまり好きではない部分だ。
「手を下ろすな」
思わず手で胸を隠そうとするが優しく注意されてしまい、腕は頭上に再び戻される。
シバの手は胸の周りを背中同様丁寧に撫で、親指で薄い色の先端をぬるぬると擦ってきた。
「……な、ッ」
「前回は触ってなかったな」
「え、や、触らないで、んん……!」
俺は男であり、こんな部分を触られるなど予想もしていなかった。ぬるぬるとした感触にゾクリとし、思わずいやいやと首を横に振る。
しかしシバはそんな俺を無視して人差し指から四つの指を俺の脇腹に添えると、親指でくにくにと先端をさらに刺激した。
「んはぁ……、見ないでっ」
親指はそのまま胸の先端を擦るように動かしつつ、シバが俺の顔を覗き込む。
「固くなってる」
シバの低い声が耳に響いて顔に熱が集中するのが分かった。
みっともない顔を彼に晒したくなくてギュッと目を瞑り、もどかしい刺激に耐えていると、シバがフッと笑った。
「気持ちよさそうだな」
「ち、ちが……っ!」
それから目を瞑ったまま、黙って息を漏らすに留めている俺の胸の先端を、シバはつまんだり、少し手前に引いて弾くように指を動かしていく。
「……ふ、…ぅ、」
二本の指でぎゅっと挟まれ、ヌルッと指の先が乳首から抜けていく感覚に、心臓がドクドクと音を立てる。
自分の下半身を見下ろす。そこは緩く立ち上がっており、俺が胸の刺激で高ぶってしまったのだと一目で分かる。
そして視界に入ってきたシバの鍛え上げられた腹筋と、それに沿うように勃ちあがった大きなモノに釘付けになる。
水が滴り妙な艶っぽさを感じるシバの下半身を思わず見つめる。
シバは俺の視線に気づくとぎゅっと身体を抱きしめた。
「セラ、もう限界だ」
「え? ぁッ……!」
シバのモノがお腹に押し付けられて思わず声が出る。シバはお互いの身体の泡を流し、俺の手を引いて浴室を出た。
シバに身体を丁寧に拭かれ、脱衣所に置かれたバスローブにくるまれる。シバも揃いのものを手早く羽織ると、俺を抱き上げて寝室へ向かった。
「余裕がなくて、すまない」
俺を抱き上げたまま、照れた声色で言うシバが可愛い。さっきまで緊張していた気持ちがほぐれ、思わず笑みが零れた。
シバがベッドの上に俺を優しく下ろし、仰向けの俺に覆いかぶさるように上に乗る。
「セラ、怖くはないか?」
「はい……でも、少しだけ緊張してます」
「私もだ」
シバは俺の手を取って自分の胸に当てる。ドクドクと大きな音がして、シバと俺は今同じ気持ちなのだと分かり嬉しくなった。
「シバ、大好きです」
素直に言葉にすると、シバはゆっくりと唇を俺に寄せた。
長いこと抱き合ってキスをしていた俺達だったが、シバが俺のバスローブの合わせの紐を解き、先ほど風呂場でさんざん弄っていた胸を露わにする。
敏感になった乳首を指で優しく弄られると、だんだんと下半身に熱が集まるのを感じる。
「はっ、ん…も、もう……」
「どうした」
「んん、」
そろそろ下半身も触ってほしいという思いを込めて、シバの腕にそっと手を添えた。シバは俺の意図が分かったようで、指を胸から外す。
(早く下も触って……)
期待しつつ目を瞑って待っていると、胸元に妙なくすぐったさを感じた。
「や、……シバ?」
「美味しそうだ」
(な、何のこと……?)
薄く目を開けると、シバは俺の胸の先端に舌を伸ばしていた。ツンと舌で立ち上がった先を突かれ、そのまま口の中に含むように、ぢゅっと吸われた。
「あぅ…っ、あ、なんで舐め、」
シバは先ほどより固くなっている先端を口内に収めたまま、舌でその存在を確かめるように丁寧に舐めていく。
「んぁッ、ああっ、」
「こちらもだな」
シバはもう一方の乳首を優しく指で摘まむと、二本の指でコスコスと挟み擦り上げていく。
「ん、あッ……それ、」
「いいのか?」
「あ、ちが、やだぁ…、」
両方を一緒に弄られると堪らなかった。言葉では否定するが、胸の先端から下半身に甘い電流が走ったような感覚がし、勝手に内ももが震えた。
(やだ、胸でこんな……)
顔は羞恥で熱が集まり、本気で止めさせようとシバの腕を掴む。
「シ、シバぁ……」
俺の声にシバが反応し、深い青色の瞳と目が合う。そしてそのまま乳首の根本を軽く甘噛みされた瞬間、背中から快感が駆けていった。
「あ、きもちぃ……ッ」
ビクビクと内ももが震え、無意識に気持ちが良いと言葉を発してしまった。しかし、胸で気持ちよくなってしまった事実が急に恥ずかしく感じ、思わず顔を腕で覆った。
「セラ」
「……」
「顔が見たい。隠さないでくれ」
「……嫌です。見ないで下さい」
あまりの気持ちよさに、もしかしてイってしまったのかと思ったが下半身は濡れていなかった。
「セラ、嫌だったか?」
「嫌ではないですが、男なのに胸でこんな……恥ずかしいです」
「私はセラの気持ちよさそうな声が聞けて、嬉しかった」
シバの台詞を聞いていると、これしきのことで恥ずかしがって隠れている自分がおかしいのではと思い、おずおずと腕を外した。
腕の隙間から見えたシバは、予想通り幸せそうな表情をしていた。
「ああ、やはり可愛い顔をしている」
「な、可愛くないです……」
顔は赤くて目は涙が溜まり、絶対に変な顔をしているという自信がある俺は、シバの言葉を半信半疑に受け取りつつ、これ以上顔を見られないようにシバを引き寄せ抱き着いた。
シバはなぜ良くないのか分かっていないようだったが、俺の凄い剣幕に圧倒され、仕方なく頷いていた。
「さぁ着きました、って、わ……!」
宿舎に戻るとすぐにシバが俺の腕を引いた。
珍しく余裕のない様子に驚きながらついて行くと、脱衣所に入れられ、あれよあれよと服を脱がされる。シバも手早く脱いでいき、服はそのまま床に放り投げた。
「一緒に入ろう」
「え、ちょっと待っ、」
俺が動揺している間にシャワーの準備し始めたシバは、お互いの身体に湯が掛かるようにシャワーの位置を固定した。
シバの鍛えられた身体に自分の素肌が当たり、その感触に少し照れる。そして、どうしたら良いか分からず固まっている俺の目の前で、シバは器用に泡を作りぬめりのある手を俺の背中に沿わせた。
「あッ…!」
思わず声が出てしまった俺の反応を楽しそうに伺いながら、シバは手に纏わせた泡で俺の背中を何度も撫で上げる。
シバは恥ずかしがって悶える俺を見ながら、少し掠れた声で呟く。
「早く寝室に行きたい」
向き合っている俺のお腹には、先程から硬い何かが当たっている。
「あ、シバ、おっきくなって……わッ、」
「可愛い、セラ」
シバはそう漏らすと、俺の胸に手を這わせた。
「そのまま腕を上げろ」
「ん、……ッ」
シバは俺の背中を浴室の壁にもたれ掛けさせると、腕を頭の上に置くよう指示する。そして、俺の胸の周りを軽く撫でた。
「そこ、やぁ……っ」
「色が薄い」
白い肌に薄いピンクの乳首は男らしさとは程遠く、俺自身はあまり好きではない部分だ。
「手を下ろすな」
思わず手で胸を隠そうとするが優しく注意されてしまい、腕は頭上に再び戻される。
シバの手は胸の周りを背中同様丁寧に撫で、親指で薄い色の先端をぬるぬると擦ってきた。
「……な、ッ」
「前回は触ってなかったな」
「え、や、触らないで、んん……!」
俺は男であり、こんな部分を触られるなど予想もしていなかった。ぬるぬるとした感触にゾクリとし、思わずいやいやと首を横に振る。
しかしシバはそんな俺を無視して人差し指から四つの指を俺の脇腹に添えると、親指でくにくにと先端をさらに刺激した。
「んはぁ……、見ないでっ」
親指はそのまま胸の先端を擦るように動かしつつ、シバが俺の顔を覗き込む。
「固くなってる」
シバの低い声が耳に響いて顔に熱が集中するのが分かった。
みっともない顔を彼に晒したくなくてギュッと目を瞑り、もどかしい刺激に耐えていると、シバがフッと笑った。
「気持ちよさそうだな」
「ち、ちが……っ!」
それから目を瞑ったまま、黙って息を漏らすに留めている俺の胸の先端を、シバはつまんだり、少し手前に引いて弾くように指を動かしていく。
「……ふ、…ぅ、」
二本の指でぎゅっと挟まれ、ヌルッと指の先が乳首から抜けていく感覚に、心臓がドクドクと音を立てる。
自分の下半身を見下ろす。そこは緩く立ち上がっており、俺が胸の刺激で高ぶってしまったのだと一目で分かる。
そして視界に入ってきたシバの鍛え上げられた腹筋と、それに沿うように勃ちあがった大きなモノに釘付けになる。
水が滴り妙な艶っぽさを感じるシバの下半身を思わず見つめる。
シバは俺の視線に気づくとぎゅっと身体を抱きしめた。
「セラ、もう限界だ」
「え? ぁッ……!」
シバのモノがお腹に押し付けられて思わず声が出る。シバはお互いの身体の泡を流し、俺の手を引いて浴室を出た。
シバに身体を丁寧に拭かれ、脱衣所に置かれたバスローブにくるまれる。シバも揃いのものを手早く羽織ると、俺を抱き上げて寝室へ向かった。
「余裕がなくて、すまない」
俺を抱き上げたまま、照れた声色で言うシバが可愛い。さっきまで緊張していた気持ちがほぐれ、思わず笑みが零れた。
シバがベッドの上に俺を優しく下ろし、仰向けの俺に覆いかぶさるように上に乗る。
「セラ、怖くはないか?」
「はい……でも、少しだけ緊張してます」
「私もだ」
シバは俺の手を取って自分の胸に当てる。ドクドクと大きな音がして、シバと俺は今同じ気持ちなのだと分かり嬉しくなった。
「シバ、大好きです」
素直に言葉にすると、シバはゆっくりと唇を俺に寄せた。
長いこと抱き合ってキスをしていた俺達だったが、シバが俺のバスローブの合わせの紐を解き、先ほど風呂場でさんざん弄っていた胸を露わにする。
敏感になった乳首を指で優しく弄られると、だんだんと下半身に熱が集まるのを感じる。
「はっ、ん…も、もう……」
「どうした」
「んん、」
そろそろ下半身も触ってほしいという思いを込めて、シバの腕にそっと手を添えた。シバは俺の意図が分かったようで、指を胸から外す。
(早く下も触って……)
期待しつつ目を瞑って待っていると、胸元に妙なくすぐったさを感じた。
「や、……シバ?」
「美味しそうだ」
(な、何のこと……?)
薄く目を開けると、シバは俺の胸の先端に舌を伸ばしていた。ツンと舌で立ち上がった先を突かれ、そのまま口の中に含むように、ぢゅっと吸われた。
「あぅ…っ、あ、なんで舐め、」
シバは先ほどより固くなっている先端を口内に収めたまま、舌でその存在を確かめるように丁寧に舐めていく。
「んぁッ、ああっ、」
「こちらもだな」
シバはもう一方の乳首を優しく指で摘まむと、二本の指でコスコスと挟み擦り上げていく。
「ん、あッ……それ、」
「いいのか?」
「あ、ちが、やだぁ…、」
両方を一緒に弄られると堪らなかった。言葉では否定するが、胸の先端から下半身に甘い電流が走ったような感覚がし、勝手に内ももが震えた。
(やだ、胸でこんな……)
顔は羞恥で熱が集まり、本気で止めさせようとシバの腕を掴む。
「シ、シバぁ……」
俺の声にシバが反応し、深い青色の瞳と目が合う。そしてそのまま乳首の根本を軽く甘噛みされた瞬間、背中から快感が駆けていった。
「あ、きもちぃ……ッ」
ビクビクと内ももが震え、無意識に気持ちが良いと言葉を発してしまった。しかし、胸で気持ちよくなってしまった事実が急に恥ずかしく感じ、思わず顔を腕で覆った。
「セラ」
「……」
「顔が見たい。隠さないでくれ」
「……嫌です。見ないで下さい」
あまりの気持ちよさに、もしかしてイってしまったのかと思ったが下半身は濡れていなかった。
「セラ、嫌だったか?」
「嫌ではないですが、男なのに胸でこんな……恥ずかしいです」
「私はセラの気持ちよさそうな声が聞けて、嬉しかった」
シバの台詞を聞いていると、これしきのことで恥ずかしがって隠れている自分がおかしいのではと思い、おずおずと腕を外した。
腕の隙間から見えたシバは、予想通り幸せそうな表情をしていた。
「ああ、やはり可愛い顔をしている」
「な、可愛くないです……」
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