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第100話 夜はまだ続く*
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覆いかぶさっている大きな身体を抱きしめていた俺は、シバの耳元で自分の求めていることを素直に伝えた。
「シバ、下も触って下さい」
「ああ」
シバは短く返事をして、手を俺の太ももに伸ばした。
優しく撫でられ、期待でドキドキと心臓がうるさい。そのまま数回肌の感触を確かめるように手を動かされた後、下から掬うように竿に指が絡まる。
「あぅ…、」
「すぐに達しそうだな」
シバは嬉しそうにそう言うと、根本をスッと撫でて先端に指を這わせた。
「え…っ、…あッ、やぁ」
先走りを含ませた指で亀頭を撫でられ、思わず高い声が出てしまった。
シバは亀頭からカリに指を滑らせ、指で作った輪でグリグリとそこを責めていく。
「んッんっ、」
「ここが気持ちいいのか?」
「ぅあ……う、うん」
グリグリと一定のリズムで敏感な窪みを擦られると堪らなかった。敬語も忘れ、うんうんと頷きながら快感に浸る。
「可愛いな」
シバは俺の耳にちゅっとキスをして、そのまま耳元で呟く。吐息交じりの低い声が響き、俺は羞恥でどうにかなりそうだった。
ぬるぬるとした愛液に包まれた指がゆっくりと根本の方へ下りていく。そして下まできたかと思うと、またズリっと上へ擦っていった。
「あ、それ…ぃぃ……っ」
「これか?」
「ああっ…うん……ッそれぇ、」
シバは俺の小さな呟きに反応し、人差し指と親指で作った輪で俺の竿を上下にゆっくりと擦っていく。裏筋が親指で撫で上げられる感覚が気持ち良い。
「セラ、足が開いている」
「え…っ、」
シバに言われて自分の下半身を見下ろすと、もっと触ってと言いたげに足が左右に大きく開いていた。
「う、やだぁ……」
「セラが求めてくれて、私は嬉しい」
シバは空いている手で俺の頭を撫でると、黙ったまま俺のモノを握りこんで上下に擦った。
「んぁっ、…あッ、」
「セラは身体も素直だな」
「ふッ…んんッ」
決定的にはならない程度の刺激が続く。あと少しのところで射精できないもどかしさに、俺は瞑っていた目を開いて目の前の男に懇願した。
「はぁ、も、もう……出したいです…っ」
「では、口で受け止めていいか?」
驚いてシバを見つめると、シバは目元を赤く染めて再度「いいか?」と聞いてきた。口での行為への期待と、汚いからやめてと止めたい心で気持ちが揺れ動いたが、気付けばコクリと頷いていた。
「セラ、綺麗だ」
シバは身体をずらして仰向けに寝ている俺の下半身を確認し、足を左右に開いて顔を寄せた。喋る吐息がソレにかかり、俺はふるっと肩を震わせた。
「舐めるぞ」
シバはそう言って俺と視線を合わせると、俺の亀頭に舌の先端を当てた。
「んん……っ、」
勃ちあがった俺のモノにぴとりと舌が当たっている。それだけでびくっと身体が反応した。そして、続けて先端が口内にちゅぽ……と包まれ、唇で柔らかい刺激が与えられた。
「あ、……ぃい、」
シバは俺の反応を見ながら、亀頭を全て口に含み唇全体で扱きながら竿を撫でる。そして舌を中で動かし裏筋を擦っていく。
「あ、あ、…ッ、」
快感で溢れる先走りを吸いながら、シバは舌を動かして確実に俺を絶頂へと導く。
ジュッ、ジュポッ……
シバはとろけそうな俺の顔を上目遣いで確認すると、口に竿の全てを含んだ。吸いながら先端までズローッと上がってこられ、ここまで必死に快感に耐えていたモノは絶頂寸前になる。
「あ、もぅ、ダメ……ッ!」
「、……出そうか?」
先端だけを口に含んだ状態でシバが聞いてきた。
コクコクと必死に頷くと、シバは舌を裏筋にぴったりと当て、ジュポジュポと激しい音を立てて吸いながら数回ストロークした。
「んぁ、あっあっ、出るぅ…ッ!」
自慰では得られない強い感覚に、俺は口を開けて赤い舌を見せながら達してしまった。ドクドクと陰茎から強く精液が出るのを感じ、入口はくぱくぱと収縮している。
ちゅっと先端を吸って、最後の残滓を絞りとったシバは、喉を上下させた後、体勢を変えて隣に寝転がる。
「セラ、とても可愛かった」
射精後の気だるさでくったりとしている俺の頭を撫でるシバ。その表情は満足げだ。
「シバのは私がします」
「まだいい。休憩しよう」
シバは疲れているだろう俺を気遣ってか、上がった息が落ち着くまでこのままでいようと提案してきた。それに申し訳ないと思いつつも、シバの優しい表情につい甘えて頷いてしまった。
「、……ん」
見つめ合ってキスをして、甘い時間を過ごしていた俺達だったが、シバが俺を抱き寄せてあることに気が付いた。
「セラ、勃起したままだな」
「おかしいですか?」
「いや。少し触ってみていいか?」
俺はシバが不思議そうにしている意味が分からずコクリと頷く。シバは俺の竿に優しく手を添えると、確かめるようにスッと撫でた。
「ぁッ、」
「痛いか?」
「痛くは無いです。でも、触ったらすぐイきそうなので離してください」
もじもじとソレを隠すように足をすり合わせる。シバはふるっと震えている俺のモノを見て、驚いた顔をした。
「達した直後は、陰茎に触れると痛がる者が多いと本に書いてあった」
「そうなんですか?」
(痛くないし、むしろさっきより気持ちよくなりそうな予感がするんだけど)
「前回の時もそうだったが、セラは続けて達することができる身体なのかもしれない」
「それって、変ですかね……?」
本に書いてあったということは、大抵の人間は続けて射精できないのだろう。俺はどんどん心配になってシバのバスローブをぎゅっと握った。
「おかしくはない。君を何回も愛せるとは、嬉しい事実だ」
シバはそう言うと、休憩は終わりとばかりに俺をシバの上に乗せた。
「次は私の番だが、セラも一緒にしよう」
バスローブをきっちり着ていたシバは、その紐を解いて勃ちきっているソレを露わにする。腰を前後に動かし、マーキングするように俺のモノに擦り合わせた。
「ん……ッ、シバ…おっきぃ」
「セラがこうしたんだ」
性欲とは無縁そうなシバが俺のせいでこうなっていると思うと、心臓がドクドクと甘く疼いた。
「セラ」
見下ろした先にある彼の目元は赤く、俺の名前を呼ぶ声は興奮で少し掠れていた。
「シバ、下も触って下さい」
「ああ」
シバは短く返事をして、手を俺の太ももに伸ばした。
優しく撫でられ、期待でドキドキと心臓がうるさい。そのまま数回肌の感触を確かめるように手を動かされた後、下から掬うように竿に指が絡まる。
「あぅ…、」
「すぐに達しそうだな」
シバは嬉しそうにそう言うと、根本をスッと撫でて先端に指を這わせた。
「え…っ、…あッ、やぁ」
先走りを含ませた指で亀頭を撫でられ、思わず高い声が出てしまった。
シバは亀頭からカリに指を滑らせ、指で作った輪でグリグリとそこを責めていく。
「んッんっ、」
「ここが気持ちいいのか?」
「ぅあ……う、うん」
グリグリと一定のリズムで敏感な窪みを擦られると堪らなかった。敬語も忘れ、うんうんと頷きながら快感に浸る。
「可愛いな」
シバは俺の耳にちゅっとキスをして、そのまま耳元で呟く。吐息交じりの低い声が響き、俺は羞恥でどうにかなりそうだった。
ぬるぬるとした愛液に包まれた指がゆっくりと根本の方へ下りていく。そして下まできたかと思うと、またズリっと上へ擦っていった。
「あ、それ…ぃぃ……っ」
「これか?」
「ああっ…うん……ッそれぇ、」
シバは俺の小さな呟きに反応し、人差し指と親指で作った輪で俺の竿を上下にゆっくりと擦っていく。裏筋が親指で撫で上げられる感覚が気持ち良い。
「セラ、足が開いている」
「え…っ、」
シバに言われて自分の下半身を見下ろすと、もっと触ってと言いたげに足が左右に大きく開いていた。
「う、やだぁ……」
「セラが求めてくれて、私は嬉しい」
シバは空いている手で俺の頭を撫でると、黙ったまま俺のモノを握りこんで上下に擦った。
「んぁっ、…あッ、」
「セラは身体も素直だな」
「ふッ…んんッ」
決定的にはならない程度の刺激が続く。あと少しのところで射精できないもどかしさに、俺は瞑っていた目を開いて目の前の男に懇願した。
「はぁ、も、もう……出したいです…っ」
「では、口で受け止めていいか?」
驚いてシバを見つめると、シバは目元を赤く染めて再度「いいか?」と聞いてきた。口での行為への期待と、汚いからやめてと止めたい心で気持ちが揺れ動いたが、気付けばコクリと頷いていた。
「セラ、綺麗だ」
シバは身体をずらして仰向けに寝ている俺の下半身を確認し、足を左右に開いて顔を寄せた。喋る吐息がソレにかかり、俺はふるっと肩を震わせた。
「舐めるぞ」
シバはそう言って俺と視線を合わせると、俺の亀頭に舌の先端を当てた。
「んん……っ、」
勃ちあがった俺のモノにぴとりと舌が当たっている。それだけでびくっと身体が反応した。そして、続けて先端が口内にちゅぽ……と包まれ、唇で柔らかい刺激が与えられた。
「あ、……ぃい、」
シバは俺の反応を見ながら、亀頭を全て口に含み唇全体で扱きながら竿を撫でる。そして舌を中で動かし裏筋を擦っていく。
「あ、あ、…ッ、」
快感で溢れる先走りを吸いながら、シバは舌を動かして確実に俺を絶頂へと導く。
ジュッ、ジュポッ……
シバはとろけそうな俺の顔を上目遣いで確認すると、口に竿の全てを含んだ。吸いながら先端までズローッと上がってこられ、ここまで必死に快感に耐えていたモノは絶頂寸前になる。
「あ、もぅ、ダメ……ッ!」
「、……出そうか?」
先端だけを口に含んだ状態でシバが聞いてきた。
コクコクと必死に頷くと、シバは舌を裏筋にぴったりと当て、ジュポジュポと激しい音を立てて吸いながら数回ストロークした。
「んぁ、あっあっ、出るぅ…ッ!」
自慰では得られない強い感覚に、俺は口を開けて赤い舌を見せながら達してしまった。ドクドクと陰茎から強く精液が出るのを感じ、入口はくぱくぱと収縮している。
ちゅっと先端を吸って、最後の残滓を絞りとったシバは、喉を上下させた後、体勢を変えて隣に寝転がる。
「セラ、とても可愛かった」
射精後の気だるさでくったりとしている俺の頭を撫でるシバ。その表情は満足げだ。
「シバのは私がします」
「まだいい。休憩しよう」
シバは疲れているだろう俺を気遣ってか、上がった息が落ち着くまでこのままでいようと提案してきた。それに申し訳ないと思いつつも、シバの優しい表情につい甘えて頷いてしまった。
「、……ん」
見つめ合ってキスをして、甘い時間を過ごしていた俺達だったが、シバが俺を抱き寄せてあることに気が付いた。
「セラ、勃起したままだな」
「おかしいですか?」
「いや。少し触ってみていいか?」
俺はシバが不思議そうにしている意味が分からずコクリと頷く。シバは俺の竿に優しく手を添えると、確かめるようにスッと撫でた。
「ぁッ、」
「痛いか?」
「痛くは無いです。でも、触ったらすぐイきそうなので離してください」
もじもじとソレを隠すように足をすり合わせる。シバはふるっと震えている俺のモノを見て、驚いた顔をした。
「達した直後は、陰茎に触れると痛がる者が多いと本に書いてあった」
「そうなんですか?」
(痛くないし、むしろさっきより気持ちよくなりそうな予感がするんだけど)
「前回の時もそうだったが、セラは続けて達することができる身体なのかもしれない」
「それって、変ですかね……?」
本に書いてあったということは、大抵の人間は続けて射精できないのだろう。俺はどんどん心配になってシバのバスローブをぎゅっと握った。
「おかしくはない。君を何回も愛せるとは、嬉しい事実だ」
シバはそう言うと、休憩は終わりとばかりに俺をシバの上に乗せた。
「次は私の番だが、セラも一緒にしよう」
バスローブをきっちり着ていたシバは、その紐を解いて勃ちきっているソレを露わにする。腰を前後に動かし、マーキングするように俺のモノに擦り合わせた。
「ん……ッ、シバ…おっきぃ」
「セラがこうしたんだ」
性欲とは無縁そうなシバが俺のせいでこうなっていると思うと、心臓がドクドクと甘く疼いた。
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