鬼畜過ぎる乙女ゲームの世界に転生した俺は完璧なハッピーエンドを切望する

かてきん

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準備は念入りに*

シバは浴槽の淵に腰掛けており、その上に向かい合うように座る俺は、緊張でシバの首に回した手に力を入れる。
後ろでは、ローションでぬめった指が穴の周辺を何度も行き来していた。

「今から入れるが、もしきつかったら言ってくれ。」
「…はい。」

初めての事にドキドキして身構えていると、シバの指が後ろに潜り込んできた。

「あぅ…ッ」
「痛いか?」
「…いえ、声が出てしまっただけで、痛みはないです。」
「そうか、これから奥まで入れるから…我慢はするな。」

シバが耳元でそう言って、ぬぷっと指を進めていく。

(な、なんか入ってきてる指がリアルに分かって…変な感じ。)

「想像していたより、中はきつくない。」
「え、そうなんですか?」
「ああ。温かくて柔らかい。」

(確かに痛くはないけど…。俺ってもしかして受け入れる才能があるのかも。)

「良かった…です。」
「早く入りたい。」

シバに真剣な声で言われて顔がボンッと火を吹いたように熱くなる。
彼の顔は俺の肩の辺りにありその表情は見えないが、少し掠れた声から挿れたいのを我慢しているのが分かる。

(俺もここで感じるのかな…。まぁ、シバが気持ち良ければそれでいいけど。)

ぬめりを借りて中へ入るそれに痛みは感じないが、もちろん後ろへ何かを入れた経験はなく、奇妙な感じがする。

挿入して中が馴染んだ頃、シバは浅い場所でその指を何度も出入りさせ始めた。

「…っふ、」

違和感にまた声が出そうになり、必死で抑えていると、ずるっと奥まで指が入ってくる。

「…あッ、…なに、」
「痛くはないか?」
「はい。」

特にここまで入れられても痛みはなく、俺は少し安心して息をつく。シバも俺と同じ気持ちのようで、再び出しては入れてを繰り返す。
その動きにも慣れてきたところで指を抜かれると、今度はその質量が増えた。ビクッと揺れて思わず中を締め付けてしまう。

「2本目だが…どうだ?」
「えっと、大丈夫…そうです。」

シバは俺の返事に、さらに指を奥へ進めると、同じ動きでほぐしていく。
中に何かが侵入してくる感覚に声が出そうになるが、ぐっと耐える。シバは俺が苦しそうにしていないと分かり、指を手前にくいっと動かした。

「や、…!」

単調であった抜き差しの動きから、急に前後に動かされ、思わず声が出る。俺が驚いているだけだと気付いているシバは、そのまま文字通りほぐすためにぐちぐちと前後左右バラバラに指を動かし始めた。

息を軽く吐きながら何も考えずシバに身を任せていたが、指でかき混ぜられていた入口が、ぐちゅ…と2本指で押し広げられ…。
――ッズプ…
「やぁ…ッ、」

さらに質量が増え、シバが挿入する指を増やしたのだと分かった。

「セラ、ずいぶん柔らかくなったが……もう少しだ。」

下から太い指を挿入され、ゆっくりと奥まで進む。
そして、指を奥でバラバラに動かす動きの中で、急に感じたことのない衝撃が下半身に走る。

「あああッ…!!」
「セラ?」

今までの耐えるような声ではない嬌声に、シバが俺の様子を窺う。

(え…なに今の…! ?)

自分の身体だが、何が起きたか分からない。シバは先ほどより控えめではあるが、同じ動きで指を動かした。
お腹の前側にある場所を指で擦られ、また声が出てしまう。

「あぁっ…そこッ、駄目!」

頭を振って指を止めてとお願いするが、シバは黙ったまま、さらにコスコスとそこを撫でていく。

「あ、ん…ッ、そこ嫌です。なんか変…!」
「ここか?」

確かめるように擦られ、「あああ…ッ」と声をあげてぎゅーとシバに抱き着いた。

「セラ、どういう感覚だ?出そうか?」
「…で、出ないと思う…けど、ビリビリってして、おかしくなりそう…です。」
「…そうか。」

シバはなぜか安心したように微笑むと、またそこを重点的に撫でていく。

(や、ダメって言ったのに!)

敏感な場所を擦り続けるシバに文句を言おうと口を開くが、「あ、」「うッ」と言葉にならない声しか出ず、それが浴槽内で何度も反響した。



「セラ、勃ってるな。」
「…え?」

しつこいくらいにそこを弄られ、息も絶え絶えになっていると、シバに声を掛けられる。
その言葉に下を向くと、まず目に入ったのはシバの大きなモノだった。

(え、シバ勃って…、)

触ってないのにこんなに固くしてるなんて…と彼の我慢を目の当たりにしてゴクリと喉が上下する。そして、その目の前に自分のソレがふるりと震えているのを見て、自分が後ろを弄られて快感を得ていたのだとようやく理解した。

「…我慢できそうにない。」

シバが至近距離で俺を見下ろしてくる。その顔は蒸気していて、その怒張を扱いて精を出してしまいたいのだと目が訴えてくる。

「お、俺がします。」

気付けばそう告げており、彼の大きなモノにおずおずと手を伸ばした。





シバの膝に跨ったまま、彼の大きなモノに触れる。指を絡めるとビクッと震え、さらに固くなった気がする。

(気持ちいいのかな?)

「シバ、動かしますね。」
「……ああ。」

上ずった声でそう言われ、先走りで濡れたそれを掴むと、ちゅこっ…と上下に擦ってみた。

「…っ、」
「えっと、気持ちいいですか?」
「ああ…続けてくれ。」

息を詰めて耐えるようにこちらを見るシバの顔があまりにも雄っぽく、パッと顔を逸らして彼のモノを刺激することに集中する。
そして、俺を抱き込んでいた手が、再び後ろに伸び、ヌプッと指が再び挿入される。

「ん、ん、…シバ、」
「セラ、気持ちがいい。もっと強くていい。」

さっき見つけたばかりの弱い部分を的確に撫でていく指使いに、はふはふと息が上がる。違和感しかなかったそこは、どんどんと快感へと変わっていき、頭がクラクラする。
シバの言う通り、自分なりに強めにそれを扱くと、「うッ」と耳元で低い声がした。

「セラも一緒に。」
「っえ、」

グイッと腰を引かれ、シバとの距離がぐっと縮まる。そして、モノ同士もキスをするように擦れ、思わず「あぅ、」と気持ちよさげな声を漏らしてしまった。

「セラ、両手で掴んで。」
「こ、こうですか?」
「そうだ。…上手だ。」

2本をまとめるように合わせると、両手にいっぱいなソレを上下に扱く。

「あ、…は、…ッ」
「セラは覚えが早いな。…良いとこに擦れる。」

(俺、上手にできてる…?)

シバの言葉に嬉しくなり、もっと気持ちよくなって欲しいと夢中で手を動かし、裏筋がシバの固い竿に擦れる感覚に溺れる。

(あ、もう出ちゃうかも…ッ)

腰がビクッと揺れて、限界が近づいているのだと分かる。
俺は手を速く上下に動かすとシバの肩におでこを押し付けた。

「…ッく、」

シバの低い声が響きゾクッと身体を揺らすと、後ろにズチュンッ…と指を入れられ、激しく擦られた。

「あッ、あッ、や…!気持ちいいっ!や、いっちゃう…ッ、」



「…いいぞ。」
「ひっ、ああぁぁッ……!!」

中の敏感な所を擦られる感覚が言い表せない程に気持ち良いが、それでもシバと同時に出そうと目を瞑って耐えていた。
しかし、低い声で射精をして良いと言われた瞬間、身体にギュッと力が入り、あっけなく精を吐き出してしまった。

「セラ…、」

それを追いかけるようにシバも白濁を散らし、俺達は荒い息を吐きながらしばらく抱き合っていた。
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