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第一章 はじまり
第6話 王都カルトゥス
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国公立剣術魔術学園入学試験まであと一週間。
この異世界にも季節が存在し、寒い時期に入学試験が行われる。現実世界でいうと
2月が入学試験
3月に合格発表
4月に入学となるようだ。
この異世界でもどうやら現実世界と同じらしい。
マスカル村では、ハリスとネイが王都カルトゥスへ出発する準備が始まっていた。
ハリスの家の前にて
「ハリス!忘れ物はないか?」
「大丈夫だよ、父さん。全部もってる。」
持ち物は全部、スキル「異空間バック」に入れた。
とてもこのスキルは色々と便利である。
何でも入ってしまう。
「しかし、その異空間バックとやらは凄いな、何でも入るのか?」
「そうだよ、父さん。すごく需要があるんだ。保存もできるよ!」
「いや、たまげたなぁ。」
と父さんは驚いた顔で言った。
「お母さん、遠くでも受験応援してるからね。頑張ってね。」
「ありがとう、お母さん。お父さんの恩恵もあるし、できる限り頑張ってくるよ!」
と、なるべく父さんと母さんの心配を無くそうとした。
「そうだ、ハリス。知り合いに馬車を頼ませてもらった、三日で王都につけるから気をつけてな。」
「……ありがとう!父さん!」
「さて合格祝いでもするか……。」
「……まだ早いわよ、あなた」
「そうだよ、父さん」
「……そうだな。」
家族みんなで笑いあった。
「じゃあ行ってくるね。」
そして、ちょうど馬車がやってきた。
「ネイ!早く行こうよー!遅れちゃうかもよ!」
「……うん!じゃあ父さん母さん行ってくるね。」
「お兄ちゃん、気をつけてね!」
「ああ。」
父さんと母さん、リフィは手を振りながら見送ってくれた
そして、俺とネイは王都カルトゥスの国公立剣術魔術学園の入学試験に向けて出発した。
「今回、お前たちを王都まで連れていく、タレスだ。よろしくな。」
「よろしくお願いします!」
俺とネイは元気よく挨拶をした。
「ねぇ、ネイ。国公立剣術魔術学園ってどんな感じかな。」
「そうだね、多分国公立ってことだから相当綺麗ででかいんじゃない?貴族も集まるんだし。」
「確かに、そうかもね。」
この異世界に転生してから初めて王都というところに行く予想だと防壁に囲まれていてその中心に城があるというイメージだ。
だが、もしかしたら予想を遥かに超えてくるかもしれない。しかし、初めての王都だ。
若干楽しみでもある。
……?魔物の気配がする。こっちに向かってきてるな。
「タレスさん、一回止まってください。魔物の気配がします。」
「……そうなのか。戦うのか?」
「はい。力を確かめるために。」
そして、森の奥から五体の魔物が襲いかかってきた。
見た目はウルフみたいな感じで、目は赤色。殺意が物凄く伝わってくる。
ガルルルルルルルルゥゥゥゥ!!
「ネイ!戦おう!」
「ああ!初めての戦闘デビューになるよ。」
「一応用心しといて。」
スキル
「全能力上昇」!
これで、魔物の攻撃は避けれるはず。
ステータスも一応確認しておこう。
「能力鑑定」!
《-Enemy Status-》
魔物名:ダークエルフ
レベル:25
属性:闇
スキル:暗黒の牙、遠吠え
HP:2145
MP:1240
攻撃力:1450
防御力:820
素早さ:2500
弱点:光
魔物に能力鑑定を使用するとステータスからエネミーステータスと表示される。
さらに、魔物名や属性、スキル、しかも弱点が表示される。これはとても使いやすい。今後も確実に使うものだと思った。
「…僕が光属性のスキルを使うから後衛で援護して!」
「分かったよ!」
光輝の疾風斬
ハァァ!ザッ!ザッ!
シュ!
ドサッ
初めて異世界に転生してから魔物を倒した。しかもチームプレイ。凄く感動してしまった。
「ハリス!凄いね!さすがだよ。」
「うん。三年の間全属性のスキルを習得しておいたんだ。」
「……えぇ、凄いね!自分も後衛で援護できたと思う!良いコンビネーションだったんじゃない?」
「そうだね!」
「君たちすごいね、さすがだよ。さあ乗って。」
「はい!」
こうして、僕達は再び王都カルトゥスに向けて再出発し始めた。
夕方になって途中で野宿することになり、あと一日半で着くという事だ。とても楽しみだ。
そして
一日半後……
「お二人さん、起きたほうがいい。もうすぐ着くぞ。荷物をまとめておけ。」
「…はい!」
僕とネイは大きな声で返事をした。
そして、僕達は王都カルトゥスの検問の前に着いた。
「この先には証明書が必要だ。証明書を見せろ。」
「分かった、ほら。」
タレスさんはカードと思われるものを提示した。
「うむ、確かに確認した。通ってよし。
お二人さん。入学試験頑張れよ。」
「……は、はい!」
検問をくぐると、目の前には大きな道があり左右に店や家が均等で綺麗に並んでおり、その先に大きな丸い噴水がありその先の大きな道を行くととてつもなく大きな国公立剣術魔術学園が、そして、それをも超える城が姿を現した。
「…で、でかいね。」
そう、ネイがいうと
「…なんか緊張してきたね。大丈夫さ、僕らなら行けるよ!」
そう、僕は返した。
「お二人さん、宿屋を予約しておいたからゆっくり休んでくれ。まだ入学試験まで3日あるから王都を見回ってもいいからな。」
「……本当にありがとうございます!!ゆっくり休ませてもらいます!」
「…ありがとうございます!」
僕達は頭を下げ、感謝をした。
タレスさんは、この王都カルトゥスに住んでいる友人と会いにいったようだ。
王都カルトゥスの宿屋にて
「…いらっしゃい!君たちが予約してた子達だね。部屋は2階だよ。入学試験までゆっくり休んでね。」
「……ありがとうございます!」
そして、一日ゆっくり宿屋で体を休め、
次の日王都を詳しく知るため探索することにした。
《STATUS-ステータス-》
名前:ハリス・ファルティ
レベル:150
種族:人間
年齢:12歳
身長:150cm
所有ゴールド(G):0
職業:不明
称号: : 獣の討伐者・ストーンブレイカー・メンタルハート・死の狭間を超えし者・転生者・一級騎士・努力の賜物・駆け出し指導者
属性:火、水、木、光、闇
スキル:異空間バッグ・全能力上昇Ⅲ・抜剣の恒星 ・攻撃無効 ・光輝の疾風斬・狂獄の炎剣・神秘の水剣・精霊の光源・漆黒の黒剣
HP:22500
MP:∞
STR 16250
DEF 13650
AGI 17650
パッシブスキル:経験値倍増Ⅲ・攻撃強化Ⅹ・防御力強化Ⅹ・敵意感知Ⅴ・魔物感知Ⅴ・全属性適応・全言語読解・剣の技能上昇Ⅹ・魔法技能上昇Ⅹ・不意打ち・状態異常無効・ステータス補正・能力鑑定 ・付与魔法Ⅲ・危険察知・自動回復・隠密・透明感知 ・邪眼
狂獄の炎剣 神秘の水剣 光輝の疾風斬 漆黒の黒剣 邪眼 精霊の光源 New!
この異世界にも季節が存在し、寒い時期に入学試験が行われる。現実世界でいうと
2月が入学試験
3月に合格発表
4月に入学となるようだ。
この異世界でもどうやら現実世界と同じらしい。
マスカル村では、ハリスとネイが王都カルトゥスへ出発する準備が始まっていた。
ハリスの家の前にて
「ハリス!忘れ物はないか?」
「大丈夫だよ、父さん。全部もってる。」
持ち物は全部、スキル「異空間バック」に入れた。
とてもこのスキルは色々と便利である。
何でも入ってしまう。
「しかし、その異空間バックとやらは凄いな、何でも入るのか?」
「そうだよ、父さん。すごく需要があるんだ。保存もできるよ!」
「いや、たまげたなぁ。」
と父さんは驚いた顔で言った。
「お母さん、遠くでも受験応援してるからね。頑張ってね。」
「ありがとう、お母さん。お父さんの恩恵もあるし、できる限り頑張ってくるよ!」
と、なるべく父さんと母さんの心配を無くそうとした。
「そうだ、ハリス。知り合いに馬車を頼ませてもらった、三日で王都につけるから気をつけてな。」
「……ありがとう!父さん!」
「さて合格祝いでもするか……。」
「……まだ早いわよ、あなた」
「そうだよ、父さん」
「……そうだな。」
家族みんなで笑いあった。
「じゃあ行ってくるね。」
そして、ちょうど馬車がやってきた。
「ネイ!早く行こうよー!遅れちゃうかもよ!」
「……うん!じゃあ父さん母さん行ってくるね。」
「お兄ちゃん、気をつけてね!」
「ああ。」
父さんと母さん、リフィは手を振りながら見送ってくれた
そして、俺とネイは王都カルトゥスの国公立剣術魔術学園の入学試験に向けて出発した。
「今回、お前たちを王都まで連れていく、タレスだ。よろしくな。」
「よろしくお願いします!」
俺とネイは元気よく挨拶をした。
「ねぇ、ネイ。国公立剣術魔術学園ってどんな感じかな。」
「そうだね、多分国公立ってことだから相当綺麗ででかいんじゃない?貴族も集まるんだし。」
「確かに、そうかもね。」
この異世界に転生してから初めて王都というところに行く予想だと防壁に囲まれていてその中心に城があるというイメージだ。
だが、もしかしたら予想を遥かに超えてくるかもしれない。しかし、初めての王都だ。
若干楽しみでもある。
……?魔物の気配がする。こっちに向かってきてるな。
「タレスさん、一回止まってください。魔物の気配がします。」
「……そうなのか。戦うのか?」
「はい。力を確かめるために。」
そして、森の奥から五体の魔物が襲いかかってきた。
見た目はウルフみたいな感じで、目は赤色。殺意が物凄く伝わってくる。
ガルルルルルルルルゥゥゥゥ!!
「ネイ!戦おう!」
「ああ!初めての戦闘デビューになるよ。」
「一応用心しといて。」
スキル
「全能力上昇」!
これで、魔物の攻撃は避けれるはず。
ステータスも一応確認しておこう。
「能力鑑定」!
《-Enemy Status-》
魔物名:ダークエルフ
レベル:25
属性:闇
スキル:暗黒の牙、遠吠え
HP:2145
MP:1240
攻撃力:1450
防御力:820
素早さ:2500
弱点:光
魔物に能力鑑定を使用するとステータスからエネミーステータスと表示される。
さらに、魔物名や属性、スキル、しかも弱点が表示される。これはとても使いやすい。今後も確実に使うものだと思った。
「…僕が光属性のスキルを使うから後衛で援護して!」
「分かったよ!」
光輝の疾風斬
ハァァ!ザッ!ザッ!
シュ!
ドサッ
初めて異世界に転生してから魔物を倒した。しかもチームプレイ。凄く感動してしまった。
「ハリス!凄いね!さすがだよ。」
「うん。三年の間全属性のスキルを習得しておいたんだ。」
「……えぇ、凄いね!自分も後衛で援護できたと思う!良いコンビネーションだったんじゃない?」
「そうだね!」
「君たちすごいね、さすがだよ。さあ乗って。」
「はい!」
こうして、僕達は再び王都カルトゥスに向けて再出発し始めた。
夕方になって途中で野宿することになり、あと一日半で着くという事だ。とても楽しみだ。
そして
一日半後……
「お二人さん、起きたほうがいい。もうすぐ着くぞ。荷物をまとめておけ。」
「…はい!」
僕とネイは大きな声で返事をした。
そして、僕達は王都カルトゥスの検問の前に着いた。
「この先には証明書が必要だ。証明書を見せろ。」
「分かった、ほら。」
タレスさんはカードと思われるものを提示した。
「うむ、確かに確認した。通ってよし。
お二人さん。入学試験頑張れよ。」
「……は、はい!」
検問をくぐると、目の前には大きな道があり左右に店や家が均等で綺麗に並んでおり、その先に大きな丸い噴水がありその先の大きな道を行くととてつもなく大きな国公立剣術魔術学園が、そして、それをも超える城が姿を現した。
「…で、でかいね。」
そう、ネイがいうと
「…なんか緊張してきたね。大丈夫さ、僕らなら行けるよ!」
そう、僕は返した。
「お二人さん、宿屋を予約しておいたからゆっくり休んでくれ。まだ入学試験まで3日あるから王都を見回ってもいいからな。」
「……本当にありがとうございます!!ゆっくり休ませてもらいます!」
「…ありがとうございます!」
僕達は頭を下げ、感謝をした。
タレスさんは、この王都カルトゥスに住んでいる友人と会いにいったようだ。
王都カルトゥスの宿屋にて
「…いらっしゃい!君たちが予約してた子達だね。部屋は2階だよ。入学試験までゆっくり休んでね。」
「……ありがとうございます!」
そして、一日ゆっくり宿屋で体を休め、
次の日王都を詳しく知るため探索することにした。
《STATUS-ステータス-》
名前:ハリス・ファルティ
レベル:150
種族:人間
年齢:12歳
身長:150cm
所有ゴールド(G):0
職業:不明
称号: : 獣の討伐者・ストーンブレイカー・メンタルハート・死の狭間を超えし者・転生者・一級騎士・努力の賜物・駆け出し指導者
属性:火、水、木、光、闇
スキル:異空間バッグ・全能力上昇Ⅲ・抜剣の恒星 ・攻撃無効 ・光輝の疾風斬・狂獄の炎剣・神秘の水剣・精霊の光源・漆黒の黒剣
HP:22500
MP:∞
STR 16250
DEF 13650
AGI 17650
パッシブスキル:経験値倍増Ⅲ・攻撃強化Ⅹ・防御力強化Ⅹ・敵意感知Ⅴ・魔物感知Ⅴ・全属性適応・全言語読解・剣の技能上昇Ⅹ・魔法技能上昇Ⅹ・不意打ち・状態異常無効・ステータス補正・能力鑑定 ・付与魔法Ⅲ・危険察知・自動回復・隠密・透明感知 ・邪眼
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