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第1章
第5話:二人だけの秘密
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暗闇の中にようやく一筋の光が差し込んだ気がした。
光は震える指で返信を打ち始めた。
もう一人で泣いているだけなのは、やめだ。
null さんへ
『レポート見ました。信じられないけど…でも、ありがとうございます。
私どうすればいいですか?』
メッセージを送ってから、心臓が早鐘を打つ。
本当に良かったのだろうか。
顔も知らない誰かも分からない相手に助けを求めて。
もしこの人も私をからかっているだけだったら?
そう考えた途端血の気が引いていく。
ピコン。
返信は驚くほど早かった。
null
『協力感謝します。これからデバッグ作業を開始します。
あなたの協力が不可欠です』
デバッグ作業。
またよく分からない言葉が出てきた。
でもその無機質な響きが、なぜか頼もしく感じられた。
null
『レポートの情報を元に、記憶と照合してください。
該当する人物に心当たりはありますか?』
光はゴクリと唾を飲み込み、送られてきたレポートと自分の記憶をパズルのように組み合わせていく。
特徴的なスマホケースを使う子。
週末にいつも塾の予定がある子。
メッセージで「!!!」を多用する子。
信じたくない。でもピースは残酷なほど綺麗にハマっていった。
何人かいた容疑者は、すぐにたった二人まで絞り込めてしまった。
どちらも一番仲の良い友人グループのメンバーだった。
光
『…二人います。
どちらもすごく仲の良い友達です』
メッセージを打ちながら指が震える。涙が滲む。
信じたくない現実がデジタルの文字となって突きつけられる。
null
『了解しました。二人ですか。
…厳しい状況ですね。これ以上の特定は今の情報だけでは困難です』
そのメッセージに光の心は沈んだ。
せっかく見えた光がまた消えてしまうのか。
null
『テキストでのやり取りには限界があります。
もしよければ、もう少し効率的な方法で話しませんか?』
効率的な方法?
光が首を傾げていると、彼から新しいメッセージが届いた。
null
『安全な匿名の音声チャットです。
もちろん、無理強いはしません』
音声チャット。声で話す。
光は息を呑んだ。画面の向こうにいる null さん。
あなたは一体どんな声をしているんだろう。
怖い。でも知りたい。
光
『…はい。お願いします』
すぐに匿名の通話アプリへの招待 URL が送られてきた。
光は震える手でヘッドセットをつけ、通話ボタンを押す。
ツー、ツー、という呼び出し音の後、プツリと音が途切れた。
繋がった。
沈黙。聞こえるのは自分の心臓の音だけ。
ヘッドセットの向こうから、微かなノイズと誰かの息遣いが聞こえる気がする。
『……聞こえますか』
不意にヘッドホンから声が聞こえた。
想像していたよりも、少し低くて落ち着いた男の子の声。
緊張しているのか、少しだけ硬い。
「は、はい! 聞こえます!」
光は慌てて答える。自分の声が、上ずっているのが分かった。
恥ずかしい。
『…どうも。null です』
「あ、天野光です。…って、知ってますよね。すみません」
『いえ…』
気まずい沈黙が流れる。
テキストではあんなに冷静で的確だったのに。声になると、お互いにどう話していいか分からない。
でも、その不器用さがなぜか光の心を少しだけ温かくした。
『……では本題に入ります。容疑者の二人について、詳しく教えてください』
彼の声でそう言われると、テキストで見るよりもずっと頼もしく感じられた。
光は絞り込んだ二人の友人について、話し始めた。
「一人は、ゆうちゃんって言って…いつも明るくて、グループのムードメーカーみたいな子で…」
でも、と光は言葉を続ける。
「スマホケースは、確かにキラキラした手帳型のを使ってて…」
『なるほど。文体や、週末の予定は?』
「ううん、ゆうちゃんは文面に絵文字はあんまり使わないし、土日も結構ヒマしてるはずだから…」
話しながら、光は少しだけ安堵していた。
よかった、ゆうちゃんじゃないかもしれない。
『では、もう一人は?』
彼の静かな声に、光の心臓が再び跳ねる。
「はるちゃんは…私の一番の親友で…週末はいつも塾で忙しいって言ってます。それに、メッセージでも、『!!!』って、よく使う…かも」
声が震える。
一番考えたくない可能性。
『そうですか』
彼の声は変わらず淡々としていた。
でもその声の奥にほんの少しだけ、何かをこらえるような響きがあった気がした。
「でも、はるちゃんがそんなことするなんて思えません! 私が悩んでる時も、一番に相談に乗ってくれたし…」
光の声はだんだん涙声になっていく。
『落ち着いてください。感情的になるのは当然です。…今は、事実だけを確認しましょう』
彼の静かな声が光のパニックになりかけた心を、優しく鎮めてくれる。
「ごめんなさい、うまく話せなくて…」
『いいえ大丈夫です。あなたのペースで』
彼の声はどこまでも優しい。
深夜、二人だけの秘密の会話。
それはもうただの調査じゃなかった。
傷ついた心を、彼が少しずつ丁寧に解きほぐしてくれているような。そんな不思議な時間だった。
「あの…null さんは、どうして私を助けてくれるんですか?」
思わず聞いてしまった。
ずっと心の中にあった疑問。
ヘッドセットの向こうで、彼が息を呑む気配がした。
長い沈黙。
何かまずいことを聞いてしまったのかもしれない。光がそう思った時、彼がぽつりと呟いた。
『……完璧なプログラムに、バグが混じるのが許せないだけです』
「完璧な…プログラム…?」
光は彼の言葉を繰り返した。よく意味は分からなかった。
『…すみません。変な言い方でした』
彼の声が少しだけ慌てたように聞こえる。
「ううん、そんなことない。…なんだか、あなたらしいなって思った」
光は思わず、ふふっと笑ってしまった。
さっきまで泣きそうだったのが嘘みたいだ。
「でも、そっか…。そっか、あなたは私のことをそんな風に見ててくれたんだね。『完璧だね』ってみんな言うけど、なんだろう…あなたの言葉は、初めてちゃんと褒められた気がする。みんな、私がなんでもできて当たり前って思っているみたいだから」
『…当たり前じゃ、ない。あなたが普段、周りに見せている姿…その全て。誰にでも笑顔で優しくて常に完璧でいること。それは、システムで言えば、膨大なリクエストを常にエラーなく処理し続けるようなものだ。裏でどれだけの努力をしていれば、そんな風にいられるのか…。俺には、想像もつかない』
その言葉に光の胸がじんと熱くなった。
今まで誰にも分かってもらえなかった見えない努力。
それを顔も知らない彼が、たった一言で肯定してくれた。
「…うん。ありがとう。…そう言ってもらえて、すごく嬉しい」
声が、少し震える。
「でも、もう疲れちゃったのかも。完璧でいるのに」
『……』
彼は何も言わない。
でも、その沈黙はどんな言葉よりも優しく感じられた。
きっと彼は彼なりにどう言葉を返せばいいか、必死に考えてくれているのだろう。
『…今は、休んでください。デバッグは俺がやります。あなたは、必要な情報を提供してくれるだけでいい』
やがて、彼が言った。
「うん。…ありがとう、null さん」
犯人はまだ分からない。
でも、もう怖くない。
だって、今の私は、一人じゃないから。
犯人はまだ分からない。
でも、もう不思議と怖くはなかった。
だって今の私は一人じゃないから。
暗闇の中で、たった一人で震えていた私に彼だけが手を差し伸べてくれた。
名前も知らない、顔も知らない、声だけの不思議な協力者。
その静かで落ち着いた声が、どんな励ましの言葉よりも私の心を支えてくれる。
この夜、光の世界に初めて自分以外の確かな存在が灯った。
光は震える指で返信を打ち始めた。
もう一人で泣いているだけなのは、やめだ。
null さんへ
『レポート見ました。信じられないけど…でも、ありがとうございます。
私どうすればいいですか?』
メッセージを送ってから、心臓が早鐘を打つ。
本当に良かったのだろうか。
顔も知らない誰かも分からない相手に助けを求めて。
もしこの人も私をからかっているだけだったら?
そう考えた途端血の気が引いていく。
ピコン。
返信は驚くほど早かった。
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『協力感謝します。これからデバッグ作業を開始します。
あなたの協力が不可欠です』
デバッグ作業。
またよく分からない言葉が出てきた。
でもその無機質な響きが、なぜか頼もしく感じられた。
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『レポートの情報を元に、記憶と照合してください。
該当する人物に心当たりはありますか?』
光はゴクリと唾を飲み込み、送られてきたレポートと自分の記憶をパズルのように組み合わせていく。
特徴的なスマホケースを使う子。
週末にいつも塾の予定がある子。
メッセージで「!!!」を多用する子。
信じたくない。でもピースは残酷なほど綺麗にハマっていった。
何人かいた容疑者は、すぐにたった二人まで絞り込めてしまった。
どちらも一番仲の良い友人グループのメンバーだった。
光
『…二人います。
どちらもすごく仲の良い友達です』
メッセージを打ちながら指が震える。涙が滲む。
信じたくない現実がデジタルの文字となって突きつけられる。
null
『了解しました。二人ですか。
…厳しい状況ですね。これ以上の特定は今の情報だけでは困難です』
そのメッセージに光の心は沈んだ。
せっかく見えた光がまた消えてしまうのか。
null
『テキストでのやり取りには限界があります。
もしよければ、もう少し効率的な方法で話しませんか?』
効率的な方法?
光が首を傾げていると、彼から新しいメッセージが届いた。
null
『安全な匿名の音声チャットです。
もちろん、無理強いはしません』
音声チャット。声で話す。
光は息を呑んだ。画面の向こうにいる null さん。
あなたは一体どんな声をしているんだろう。
怖い。でも知りたい。
光
『…はい。お願いします』
すぐに匿名の通話アプリへの招待 URL が送られてきた。
光は震える手でヘッドセットをつけ、通話ボタンを押す。
ツー、ツー、という呼び出し音の後、プツリと音が途切れた。
繋がった。
沈黙。聞こえるのは自分の心臓の音だけ。
ヘッドセットの向こうから、微かなノイズと誰かの息遣いが聞こえる気がする。
『……聞こえますか』
不意にヘッドホンから声が聞こえた。
想像していたよりも、少し低くて落ち着いた男の子の声。
緊張しているのか、少しだけ硬い。
「は、はい! 聞こえます!」
光は慌てて答える。自分の声が、上ずっているのが分かった。
恥ずかしい。
『…どうも。null です』
「あ、天野光です。…って、知ってますよね。すみません」
『いえ…』
気まずい沈黙が流れる。
テキストではあんなに冷静で的確だったのに。声になると、お互いにどう話していいか分からない。
でも、その不器用さがなぜか光の心を少しだけ温かくした。
『……では本題に入ります。容疑者の二人について、詳しく教えてください』
彼の声でそう言われると、テキストで見るよりもずっと頼もしく感じられた。
光は絞り込んだ二人の友人について、話し始めた。
「一人は、ゆうちゃんって言って…いつも明るくて、グループのムードメーカーみたいな子で…」
でも、と光は言葉を続ける。
「スマホケースは、確かにキラキラした手帳型のを使ってて…」
『なるほど。文体や、週末の予定は?』
「ううん、ゆうちゃんは文面に絵文字はあんまり使わないし、土日も結構ヒマしてるはずだから…」
話しながら、光は少しだけ安堵していた。
よかった、ゆうちゃんじゃないかもしれない。
『では、もう一人は?』
彼の静かな声に、光の心臓が再び跳ねる。
「はるちゃんは…私の一番の親友で…週末はいつも塾で忙しいって言ってます。それに、メッセージでも、『!!!』って、よく使う…かも」
声が震える。
一番考えたくない可能性。
『そうですか』
彼の声は変わらず淡々としていた。
でもその声の奥にほんの少しだけ、何かをこらえるような響きがあった気がした。
「でも、はるちゃんがそんなことするなんて思えません! 私が悩んでる時も、一番に相談に乗ってくれたし…」
光の声はだんだん涙声になっていく。
『落ち着いてください。感情的になるのは当然です。…今は、事実だけを確認しましょう』
彼の静かな声が光のパニックになりかけた心を、優しく鎮めてくれる。
「ごめんなさい、うまく話せなくて…」
『いいえ大丈夫です。あなたのペースで』
彼の声はどこまでも優しい。
深夜、二人だけの秘密の会話。
それはもうただの調査じゃなかった。
傷ついた心を、彼が少しずつ丁寧に解きほぐしてくれているような。そんな不思議な時間だった。
「あの…null さんは、どうして私を助けてくれるんですか?」
思わず聞いてしまった。
ずっと心の中にあった疑問。
ヘッドセットの向こうで、彼が息を呑む気配がした。
長い沈黙。
何かまずいことを聞いてしまったのかもしれない。光がそう思った時、彼がぽつりと呟いた。
『……完璧なプログラムに、バグが混じるのが許せないだけです』
「完璧な…プログラム…?」
光は彼の言葉を繰り返した。よく意味は分からなかった。
『…すみません。変な言い方でした』
彼の声が少しだけ慌てたように聞こえる。
「ううん、そんなことない。…なんだか、あなたらしいなって思った」
光は思わず、ふふっと笑ってしまった。
さっきまで泣きそうだったのが嘘みたいだ。
「でも、そっか…。そっか、あなたは私のことをそんな風に見ててくれたんだね。『完璧だね』ってみんな言うけど、なんだろう…あなたの言葉は、初めてちゃんと褒められた気がする。みんな、私がなんでもできて当たり前って思っているみたいだから」
『…当たり前じゃ、ない。あなたが普段、周りに見せている姿…その全て。誰にでも笑顔で優しくて常に完璧でいること。それは、システムで言えば、膨大なリクエストを常にエラーなく処理し続けるようなものだ。裏でどれだけの努力をしていれば、そんな風にいられるのか…。俺には、想像もつかない』
その言葉に光の胸がじんと熱くなった。
今まで誰にも分かってもらえなかった見えない努力。
それを顔も知らない彼が、たった一言で肯定してくれた。
「…うん。ありがとう。…そう言ってもらえて、すごく嬉しい」
声が、少し震える。
「でも、もう疲れちゃったのかも。完璧でいるのに」
『……』
彼は何も言わない。
でも、その沈黙はどんな言葉よりも優しく感じられた。
きっと彼は彼なりにどう言葉を返せばいいか、必死に考えてくれているのだろう。
『…今は、休んでください。デバッグは俺がやります。あなたは、必要な情報を提供してくれるだけでいい』
やがて、彼が言った。
「うん。…ありがとう、null さん」
犯人はまだ分からない。
でも、もう怖くない。
だって、今の私は、一人じゃないから。
犯人はまだ分からない。
でも、もう不思議と怖くはなかった。
だって今の私は一人じゃないから。
暗闇の中で、たった一人で震えていた私に彼だけが手を差し伸べてくれた。
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