なっちゃんは、おしゃまさん

湖灯

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うらぎりもの!

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 きまりをまもれない人が、なけばすぐにとんで行くのに、おとなしく本をよんでいたじぶんはほったらかし。
 このせかいは、どうにかしている。
 おこったなっちゃんは、そのままほいくえんから出ようとしますが、門あけ方が分からなくて出られません。
「どうしたの?なっちゃん」
 おともだちの、みっちゃんが、しんぱいしてききました。
「わたし、おうちにかえる」
「だめだよ、かってにかえったら」
「ほっといて!」
 なっちゃんはカンカンに、おこっているので、しかたなしにみっちゃんはきょうしつにもどりました。
 ガチャガチャと門をゆしていると、せんせいがきました。
 せんせいのそばには、みっちゃんもいます。
「なっちゃんダメよ。かってにかえっては」
 なっちゃんの、だっそうはとめられました。
「うらぎりもの!」
 なっちゃんが、おこってみっちゃんに言うと、みっちゃんはなき出しました。
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