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あなた
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月曜日の仕事終わり、退勤処理をしてから会社を出る。後輩が横で歩いている。たまたま昼休みの食堂で鉢合わせた時に一緒に帰ろうと言われたので、断る理由もなく2人で退社した。
「食堂で会うなんてことあるんですね」
「まぁ、会社は大企業ってわけじゃないからね」
「それはそうですけど」
苦笑してみせる後輩と一緒に初夏の道を歩く。17時を回ったというのに相変わらずの暑さであった。駅までの道は相変わらずの賑わいで、少し異常なくらいだった。
駅前に出てもなおその喧騒は収まることを知らず、むしろ加速する一方だった。
「今日って何かあるのかしら」
「うーん。月曜日から宴ってこともないと思うんですけどね」
「まぁそうよね」
不思議そうな顔をする後輩。莉子の顔もそうなっている。駅に着いて電光掲示板を見て気付いた。
「今日、祝日なんだわ」
「世間って今は三連休ってことですか?」
「そういうことになるわね」
「なんで私たち働いてるんでしょうね」
「それは言わない約束のはずよ」
後輩と2人でため息をつきながら、改札を抜ける。世間では3連休であり、今日はまだ休日。そんな中でも働いている人間がいるからこそ、社会は成り立っている。頭では理解していても、いざその立場に立つと、もっと給料をもらってもいいんじゃないかと思う。
休日ダイヤの少ない本数の電車に乗り、気になっていたことを後輩に聞く。
「合コンって今週末だけど、予算とか場所とかもう決まってるのかしら?」
「あ、決まってますよ。ラインしますね」
「分かったわ」
会話が続いている間も電車は動き、会話が終わると、最寄駅に到着した。相変わらずの見慣れた風景だった。
「あら、ラインって今送ってくれるのね」
「今じゃないと忘れそうなので」
苦笑しながらその後もスマートフォンを操作する。店や予算、何人かで開催されるかも送ってくれた。どうやら大規模なものではないらしい。莉子のイメージもそんな大きなところで開催されているイメージはなかった。
なんだかんだと話をしながら歩けば家に着く。1人で歩くよりはよっぽど楽で楽しい。挨拶もそこそこに後輩と別れて自分の部屋へと戻る。いつも通りの自分の部屋だった。
先輩を数回呼んで飲み会をしたくらいでしか人を呼んだことがない。もし彼氏が万が一にでもできるのなら、この部屋に呼ぶことになる。そのイメージが、全くできずにいた。
「食堂で会うなんてことあるんですね」
「まぁ、会社は大企業ってわけじゃないからね」
「それはそうですけど」
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駅前に出てもなおその喧騒は収まることを知らず、むしろ加速する一方だった。
「今日って何かあるのかしら」
「うーん。月曜日から宴ってこともないと思うんですけどね」
「まぁそうよね」
不思議そうな顔をする後輩。莉子の顔もそうなっている。駅に着いて電光掲示板を見て気付いた。
「今日、祝日なんだわ」
「世間って今は三連休ってことですか?」
「そういうことになるわね」
「なんで私たち働いてるんでしょうね」
「それは言わない約束のはずよ」
後輩と2人でため息をつきながら、改札を抜ける。世間では3連休であり、今日はまだ休日。そんな中でも働いている人間がいるからこそ、社会は成り立っている。頭では理解していても、いざその立場に立つと、もっと給料をもらってもいいんじゃないかと思う。
休日ダイヤの少ない本数の電車に乗り、気になっていたことを後輩に聞く。
「合コンって今週末だけど、予算とか場所とかもう決まってるのかしら?」
「あ、決まってますよ。ラインしますね」
「分かったわ」
会話が続いている間も電車は動き、会話が終わると、最寄駅に到着した。相変わらずの見慣れた風景だった。
「あら、ラインって今送ってくれるのね」
「今じゃないと忘れそうなので」
苦笑しながらその後もスマートフォンを操作する。店や予算、何人かで開催されるかも送ってくれた。どうやら大規模なものではないらしい。莉子のイメージもそんな大きなところで開催されているイメージはなかった。
なんだかんだと話をしながら歩けば家に着く。1人で歩くよりはよっぽど楽で楽しい。挨拶もそこそこに後輩と別れて自分の部屋へと戻る。いつも通りの自分の部屋だった。
先輩を数回呼んで飲み会をしたくらいでしか人を呼んだことがない。もし彼氏が万が一にでもできるのなら、この部屋に呼ぶことになる。そのイメージが、全くできずにいた。
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