38 / 128
犬のおまわりさん。
しおりを挟む
セルビィ・ランドール。
ドジで不思議少年 と、私は思っていた。
だが、父は彼を化け物 と、言う。私の前で行った事が総て芝居なら、確かに彼は化け物かも知れない。
だとしたら、私は いいように扱われたと言う事になる。
「二歳も年下の少年に、私が。」
ビウェル・フレックスは、組んだ指を額にあてて 考えていた。
「最初から、総て解っていた事なのか。」
ビウェルは、唇を噛む。
「父への足がけとして、私に近付いたのか。」
イラッ として、ビフェルは思い切り拳を机に叩き付けた。
「だからと言って、何故。
ハニートラップなのだ。」
あれは、絶対にハニートラップだ とビウェルは思い当たる。其れにまんまと、はまってしまった。近寄る女は、数多くいる。その誰にも、はまったことは無い。むしろ、自分に夢中にさせた事さえ有る。なのに、あの少年に。
「確かに、可愛らしい顔をしている。」
いや、そうではない。今までにいない、感じの女性。
いや、そうではない。彼は少年で、あれは芝居だ。
「・・・・・・。」
堂々巡りを、思考型が繰り返している。
ビウェルは思い切り両手を机に叩き付け、立ち上がった。
「このままでは、すませない。」
彼は呟く。彼の、男としての自尊心が(やられたままでは)許さなかった。
「少し、痛い目を見て貰う。」
夏学期最後の登校日。
此から、三カ月間学園は休みに入る。辺境に領地を持つ貴族達の為に、三カ月間の休みに入るのだ。
セルビア達に合うのだと、昨日殿下達は 息巻きていた。
其れは、学園が始まるまで 会うことが出来ないからだった。妃教育、公爵家の教育は既に終わっており。セルビア達は、今年中は城に上がることは無い。学園を卒業すれば、実家に戻る事はもう無いだろうと。珍しく、三学年の時期を親元で過ごす事を良しとしていた。
殿下達の挨拶は、必須なので朝の忙しい時期を選んで姉に来させたのだ。
「おはよう御座います、殿下。何時も、セルビィをお世話下さいまして 有難う御座います。」
セルビアは、優しく微笑んだ。アランは、慌ただし中、足を止めた。
「セルビア、大事無いか。」
「はい、殿下。」
嬉しそうに、アランはセルビアに声を掛ける。
「今日は、忙しい処。夏学期最後の登校日、休みに入るご挨拶に参りました。」
「そうか。セルビア、其方 休みは」
「殿下。式の挨拶の打ち合わせが。」
書類を持って、生徒会員が現れる。
「姉様、殿下達は忙しいのですから これ位で。」
セルビィが、すかさず口を挟む。自分達の婚約者に挨拶をしている令嬢達に、セルビィは声を掛けた。
「ご迷惑を掛けてしまいます、姉様方。挨拶は、それ位に。」
「ええ、そうね。」
令嬢達は、セルビィの言葉に頷いた。
「では、殿下。秋学期まで、御機嫌よう。」
セルビア達令嬢は、華やかに礼を持って離れていった。
婚約者との会話も無く、ただ挨拶のみであった。
足早く、その場を放れようとするセルビィは ふと ビウェルと目があった。
セルビィは、彼に微笑んだ。
だが、ビウェルは つい と、目を反らした。
「 ? 」
セルビィは、首を傾げた。
終業式が終わって、セルビィは姉達令嬢を さっさと屋敷へと返した。
やはり、殿下達は憤怒した。
だが、
「殿下達のご苦労を、目の辺りにして 姉様達は。」
セルビィは上目遣いで、アラン達を見る。
「殿下達に、ご迷惑を掛けないように 屋敷に戻ったのです。」
辛そうに、セルビィは目を伏せた。聞こえる程の小さな声で。
「姉様達も、殿下達に逢いたかった事でしょう。」
セルビィは、アラン達に微笑んだ。
「姉様達の殿下達に対する、気遣い 解って貰えませんか。」
「そうか、セルビアは私を気遣ってくれたのか。」
「はい。お疲れの殿下に、これ以上気を使わせてしまうのは 忍びないと。」
辛そうに、頭を振った。
「テレジアは、私の体を。」
「はい。健やかなることを、祈っております と。」
目を伏せ、応える。
「アイリーンは、私の事を、思って。」
「はい。ご自身を、御自愛下さい と。」
静かに、目を開ける。
「リリアナは、俺に会いたいと。」
「はい。ですが、残り少ない家族との触れ合いを思うと 健気に 微笑んでおりました。」
哀しそうに、微笑んだ。
「そうか、残り少ない家族との触れ合いか。」
「我らに、輿入れすれば 久しく家族との合う事も。」
「無理でしょう、爵位が違います。」
「俺達が、護ってやらないと。」
アラン達に、目を合わせ頷く。
「殿下達の姉様達への心遣い、有難う御座います。」
セルビィは、頭を下げる。
「姉様との最後の家族との触れ合いを、大事にしたいと思います。」
「そうか、仕方が有るまい。」
「家族の愛は、神の愛と同等に等しい。」
「家族との触れ合い、大事にするよう伝えて下さい。」
「健気なだな。」
「はい。有難う御座います、皆様。」
セルビィは、髪を揺らし嬉しそうに微笑んだ。
「これで、家族との触れ合いと言えば 暫くは黙りそうです。」
足取り軽く、第一生徒会室を後にする。廊下に出ると、ビウェルが待っていた。
「話が有る。」
扉を開けて、セルビィを部屋へと誘う。セルビィは首を傾げながらも、部屋の中へと入った。入ったのを見留めて、ビウェルは扉を閉める。
「フレックス先輩? 」
振り向いたビウェルは、上からセルビィを見下ろした。はらり と、銀の前髪が崩れる。
「今日は、転けないのか? 」
つい と、近寄る。
「慌て、ないのか? 」
セルビィは にっこり と、微笑んだ。
「其方が、素か。」
ビウェルの見下ろす琥珀色の目は、冷たい。セルビィは、嫌な感じがして 一歩下がった。
ビウェルは、詰め寄る。
「楽しかったか? 人の心を、翫ぶのは。」
一歩、詰め寄る。セルビィは、一歩 下がった。
「私を、侮るのは? 」
一歩、詰め寄る。セルビィはいつの間にか、壁に追い詰められていた。
「フレックス、先輩。」
声が、震える。人に追い詰められるのは、初めてだった。
両腕に挟まれて、逃げる事が出来ない。
「知っているか? 」
ビウェルは、耳元で囁く。
「恋に狂った男は、相手を手に入れる為に 殺す事もあると言う事を。」
セルビィの目が、見開かれた。ビウェルは、耳元から顔を離すと上からセルビィを見下ろした。その目は冷たく、静かに細められた。
「あ・・・」
声が、でなかった。
体が、震える。
セルビィは初めて、恋に狂った者は恐ろしい のだと理解した。
「其処いら辺で、勘弁してくれないか。」
ナルトが、ビウェルの肩を掴んだ。ビウェルは顔だけを、振り向かせる。
「遅かったな。もっと早く、来ると思っていたが。」
ナルトは、笑った。
「まあ、俺も 此奴にちょっと痛い目を見て貰おうと思ってな。」
「そうか。」
「ああ。此奴は、警戒心がなさ過ぎる。」
「そうだな。」
ビウェルは、笑って壁から手を離した。
「セルビィ、これに懲りたら 」
ナルトは、セルビィを見る。
「ご、」
セルビィの唇が、動く。
「ごめんなさい。」
腰砕けの様に、セルビィは壁に体を預けるように崩れ落ちた。
「ごめんなさい。」
「セルビィ!? 」
「ごめんなさい、ごめんなさい。」
両拳を目にあてて、謝る。
「クリスト先輩、ロット先輩。揶揄って、ごめんなさい。」
「おい、セルビィ!? 」
「ルイス先輩、フレックス先輩。面白がって、ごめんなさい。」
「嘘泣きは、」
困惑しながら、ビウェルは声を掛ける。
「ナルト様。ハニートラップ掛けて、ごめんなさい。」
「やっぱ、俺に 掛けてたんか!! 」
ナルトが、突っ込んでも
「ごめんなさい、ごめんなさい。」
セルビィは、泣いて謝るばかり。
「おい、ガチ泣きか? 」
核心した様に、ビウェルは呟いた。ナルトの顔が、気が付いた様に青ざめる。
「しまった!! 」
「!? 」
「此奴、箱入りだった。」
「何!? 」
ビウェルは 素っ頓狂 な、声を出した。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。」
セルビィは、ただ子供の様に泣きじゃくる。
犬のおまわりさん、じゃあなく。ナルトとビウェルは、困ってしまって
「どうしょう。」
と、顔を見合わせた。
ドジで不思議少年 と、私は思っていた。
だが、父は彼を化け物 と、言う。私の前で行った事が総て芝居なら、確かに彼は化け物かも知れない。
だとしたら、私は いいように扱われたと言う事になる。
「二歳も年下の少年に、私が。」
ビウェル・フレックスは、組んだ指を額にあてて 考えていた。
「最初から、総て解っていた事なのか。」
ビウェルは、唇を噛む。
「父への足がけとして、私に近付いたのか。」
イラッ として、ビフェルは思い切り拳を机に叩き付けた。
「だからと言って、何故。
ハニートラップなのだ。」
あれは、絶対にハニートラップだ とビウェルは思い当たる。其れにまんまと、はまってしまった。近寄る女は、数多くいる。その誰にも、はまったことは無い。むしろ、自分に夢中にさせた事さえ有る。なのに、あの少年に。
「確かに、可愛らしい顔をしている。」
いや、そうではない。今までにいない、感じの女性。
いや、そうではない。彼は少年で、あれは芝居だ。
「・・・・・・。」
堂々巡りを、思考型が繰り返している。
ビウェルは思い切り両手を机に叩き付け、立ち上がった。
「このままでは、すませない。」
彼は呟く。彼の、男としての自尊心が(やられたままでは)許さなかった。
「少し、痛い目を見て貰う。」
夏学期最後の登校日。
此から、三カ月間学園は休みに入る。辺境に領地を持つ貴族達の為に、三カ月間の休みに入るのだ。
セルビア達に合うのだと、昨日殿下達は 息巻きていた。
其れは、学園が始まるまで 会うことが出来ないからだった。妃教育、公爵家の教育は既に終わっており。セルビア達は、今年中は城に上がることは無い。学園を卒業すれば、実家に戻る事はもう無いだろうと。珍しく、三学年の時期を親元で過ごす事を良しとしていた。
殿下達の挨拶は、必須なので朝の忙しい時期を選んで姉に来させたのだ。
「おはよう御座います、殿下。何時も、セルビィをお世話下さいまして 有難う御座います。」
セルビアは、優しく微笑んだ。アランは、慌ただし中、足を止めた。
「セルビア、大事無いか。」
「はい、殿下。」
嬉しそうに、アランはセルビアに声を掛ける。
「今日は、忙しい処。夏学期最後の登校日、休みに入るご挨拶に参りました。」
「そうか。セルビア、其方 休みは」
「殿下。式の挨拶の打ち合わせが。」
書類を持って、生徒会員が現れる。
「姉様、殿下達は忙しいのですから これ位で。」
セルビィが、すかさず口を挟む。自分達の婚約者に挨拶をしている令嬢達に、セルビィは声を掛けた。
「ご迷惑を掛けてしまいます、姉様方。挨拶は、それ位に。」
「ええ、そうね。」
令嬢達は、セルビィの言葉に頷いた。
「では、殿下。秋学期まで、御機嫌よう。」
セルビア達令嬢は、華やかに礼を持って離れていった。
婚約者との会話も無く、ただ挨拶のみであった。
足早く、その場を放れようとするセルビィは ふと ビウェルと目があった。
セルビィは、彼に微笑んだ。
だが、ビウェルは つい と、目を反らした。
「 ? 」
セルビィは、首を傾げた。
終業式が終わって、セルビィは姉達令嬢を さっさと屋敷へと返した。
やはり、殿下達は憤怒した。
だが、
「殿下達のご苦労を、目の辺りにして 姉様達は。」
セルビィは上目遣いで、アラン達を見る。
「殿下達に、ご迷惑を掛けないように 屋敷に戻ったのです。」
辛そうに、セルビィは目を伏せた。聞こえる程の小さな声で。
「姉様達も、殿下達に逢いたかった事でしょう。」
セルビィは、アラン達に微笑んだ。
「姉様達の殿下達に対する、気遣い 解って貰えませんか。」
「そうか、セルビアは私を気遣ってくれたのか。」
「はい。お疲れの殿下に、これ以上気を使わせてしまうのは 忍びないと。」
辛そうに、頭を振った。
「テレジアは、私の体を。」
「はい。健やかなることを、祈っております と。」
目を伏せ、応える。
「アイリーンは、私の事を、思って。」
「はい。ご自身を、御自愛下さい と。」
静かに、目を開ける。
「リリアナは、俺に会いたいと。」
「はい。ですが、残り少ない家族との触れ合いを思うと 健気に 微笑んでおりました。」
哀しそうに、微笑んだ。
「そうか、残り少ない家族との触れ合いか。」
「我らに、輿入れすれば 久しく家族との合う事も。」
「無理でしょう、爵位が違います。」
「俺達が、護ってやらないと。」
アラン達に、目を合わせ頷く。
「殿下達の姉様達への心遣い、有難う御座います。」
セルビィは、頭を下げる。
「姉様との最後の家族との触れ合いを、大事にしたいと思います。」
「そうか、仕方が有るまい。」
「家族の愛は、神の愛と同等に等しい。」
「家族との触れ合い、大事にするよう伝えて下さい。」
「健気なだな。」
「はい。有難う御座います、皆様。」
セルビィは、髪を揺らし嬉しそうに微笑んだ。
「これで、家族との触れ合いと言えば 暫くは黙りそうです。」
足取り軽く、第一生徒会室を後にする。廊下に出ると、ビウェルが待っていた。
「話が有る。」
扉を開けて、セルビィを部屋へと誘う。セルビィは首を傾げながらも、部屋の中へと入った。入ったのを見留めて、ビウェルは扉を閉める。
「フレックス先輩? 」
振り向いたビウェルは、上からセルビィを見下ろした。はらり と、銀の前髪が崩れる。
「今日は、転けないのか? 」
つい と、近寄る。
「慌て、ないのか? 」
セルビィは にっこり と、微笑んだ。
「其方が、素か。」
ビウェルの見下ろす琥珀色の目は、冷たい。セルビィは、嫌な感じがして 一歩下がった。
ビウェルは、詰め寄る。
「楽しかったか? 人の心を、翫ぶのは。」
一歩、詰め寄る。セルビィは、一歩 下がった。
「私を、侮るのは? 」
一歩、詰め寄る。セルビィはいつの間にか、壁に追い詰められていた。
「フレックス、先輩。」
声が、震える。人に追い詰められるのは、初めてだった。
両腕に挟まれて、逃げる事が出来ない。
「知っているか? 」
ビウェルは、耳元で囁く。
「恋に狂った男は、相手を手に入れる為に 殺す事もあると言う事を。」
セルビィの目が、見開かれた。ビウェルは、耳元から顔を離すと上からセルビィを見下ろした。その目は冷たく、静かに細められた。
「あ・・・」
声が、でなかった。
体が、震える。
セルビィは初めて、恋に狂った者は恐ろしい のだと理解した。
「其処いら辺で、勘弁してくれないか。」
ナルトが、ビウェルの肩を掴んだ。ビウェルは顔だけを、振り向かせる。
「遅かったな。もっと早く、来ると思っていたが。」
ナルトは、笑った。
「まあ、俺も 此奴にちょっと痛い目を見て貰おうと思ってな。」
「そうか。」
「ああ。此奴は、警戒心がなさ過ぎる。」
「そうだな。」
ビウェルは、笑って壁から手を離した。
「セルビィ、これに懲りたら 」
ナルトは、セルビィを見る。
「ご、」
セルビィの唇が、動く。
「ごめんなさい。」
腰砕けの様に、セルビィは壁に体を預けるように崩れ落ちた。
「ごめんなさい。」
「セルビィ!? 」
「ごめんなさい、ごめんなさい。」
両拳を目にあてて、謝る。
「クリスト先輩、ロット先輩。揶揄って、ごめんなさい。」
「おい、セルビィ!? 」
「ルイス先輩、フレックス先輩。面白がって、ごめんなさい。」
「嘘泣きは、」
困惑しながら、ビウェルは声を掛ける。
「ナルト様。ハニートラップ掛けて、ごめんなさい。」
「やっぱ、俺に 掛けてたんか!! 」
ナルトが、突っ込んでも
「ごめんなさい、ごめんなさい。」
セルビィは、泣いて謝るばかり。
「おい、ガチ泣きか? 」
核心した様に、ビウェルは呟いた。ナルトの顔が、気が付いた様に青ざめる。
「しまった!! 」
「!? 」
「此奴、箱入りだった。」
「何!? 」
ビウェルは 素っ頓狂 な、声を出した。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。」
セルビィは、ただ子供の様に泣きじゃくる。
犬のおまわりさん、じゃあなく。ナルトとビウェルは、困ってしまって
「どうしょう。」
と、顔を見合わせた。
21
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
裏切られた令嬢は死を選んだ。そして……
希猫 ゆうみ
恋愛
スチュアート伯爵家の令嬢レーラは裏切られた。
幼馴染に婚約者を奪われたのだ。
レーラの17才の誕生日に、二人はキスをして、そして言った。
「一度きりの人生だから、本当に愛せる人と結婚するよ」
「ごめんねレーラ。ロバートを愛してるの」
誕生日に婚約破棄されたレーラは絶望し、生きる事を諦めてしまう。
けれど死にきれず、再び目覚めた時、新しい人生が幕を開けた。
レーラに許しを請い、縋る裏切り者たち。
心を鎖し生きて行かざるを得ないレーラの前に、一人の求婚者が現れる。
強く気高く冷酷に。
裏切り者たちが落ちぶれていく様を眺めながら、レーラは愛と幸せを手に入れていく。
☆完結しました。ありがとうございました!☆
(ホットランキング8位ありがとうございます!(9/10、19:30現在))
(ホットランキング1位~9位~2位ありがとうございます!(9/6~9))
(ホットランキング1位!?ありがとうございます!!(9/5、13:20現在))
(ホットランキング9位ありがとうございます!(9/4、18:30現在))
そんなに妹が好きなら死んであげます。
克全
恋愛
「アルファポリス」「カクヨム」「小説家になろう」に同時投稿しています。
『思い詰めて毒を飲んだら周りが動き出しました』
フィアル公爵家の長女オードリーは、父や母、弟や妹に苛め抜かれていた。
それどころか婚約者であるはずのジェイムズ第一王子や国王王妃にも邪魔者扱いにされていた。
そもそもオードリーはフィアル公爵家の娘ではない。
イルフランド王国を救った大恩人、大賢者ルーパスの娘だ。
異世界に逃げた大魔王を追って勇者と共にこの世界を去った大賢者ルーパス。
何の音沙汰もない勇者達が死んだと思った王達は……
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる