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令嬢達との合流。
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ロビンの今作戦の仕事は案内役だ。
リオルにオースト国を護る伯爵達との橋渡しと、チャイニ国側のコアーラ砦までの道先案内人。
アメリゴ帝国の監視者を欺くためユーヨクにクレムス将軍の一部隊を残して、三部隊はウオンット砦へと入っていく。そこで死神と呼ばれる三人の伯爵と会う。
「貴方がリオル殿ですか。話は聞いています。」
「リオルです、よろしく。」
リオルとフアィア伯爵が挨拶のため手を握りあった。
既に砦を後にする支度は出来ていて、後は引き継ぎだけだ。
「武運を祈ります。」
メシスト伯爵が心より言う。
「ありがとうございます。」
リオルは握手をしながら礼を言う。
「コアーラ砦まで行かれるのは? 途中まで共に行きましょう。」
メラルド伯爵が声をかける。
「ここには、ローマンとロックス将軍に残って貰うつもりです。」
伯爵に握手をしながら、リオルは後で控える三人の将軍の二人を紹介する。二人は頭を下げた。
「俺とマンガン将軍はコアーラ砦に。」
「よろしく、死神さん。うふっ、みんないい男ね。」
マンガン将軍はゴリマッチョな体を捩りながら三人の伯爵に近づいていく。三人は固まった。リオルとロレンスとロビンも固まった。
「なかなかの美丈夫ですね。」
「ああ、一戦お願いしたいくらいだ。」
ロックスとローマン将軍が言葉を続けた。
「戦いは避けたいですな。」
「同盟国となりますから。」
「試合では、負けそうですな。」
伯爵の三人は笑いながら言った。
(((言ってる意味が違うと思うけど……。)))
リオル達三人は、押し黙った。
「急ぎましょうか。」
「娘が心配だ。」
「ああ、妻にも会いたい。」
三人の伯爵は娘がいるので、もちろん妻もいる。
「そうですか奥さんが…。」
「あら~残念。」
「妻の許しが出たら、一戦どうですか? 」
将軍達は伯爵達に手を出した。
「そうですね。」
「ええ、機会があれば。」
「妻の許し? 」
伯爵達は握手に応えながら、頷いた。
(((意味が絶対違うから!! )))
リオル達は思ったが、黙ってた。
「リオル、そろそろコアーラ砦に向かわないと。」
なかなか伯爵達から手を放さない将軍達にロビンは声をかける。
「そうだな、急ごう。」
リオルは頷いた。将軍達も渋々手を放し、伯爵達は安堵する。
「急げば、途中で令嬢達と合流出来る筈だ。」
ロビンの言葉に伯爵達は飛びついた。
「そうだな、急ごう。」
「ああ、早く娘に会いたい。」
「早く会って、安心をさせたい。」
合流場所はランドの町で会ったが今ならもっと早く追いつけると、ロビンが提案する。それに伯爵達は、乗っかった。
「さあ、急ごうリオル殿。」
「娘が待っている。」
「リリアナ、追いついてみせる。」
伯爵達は、嬉しそうに笑った。
ロビンは案内をする。リオル達とアメリゴ帝国から捨てられた非戦闘員。三人の伯爵と私兵。そして、アメリゴ帝国に奴隷として売られていた豪の者。
亀裂の一番狭い場所にある、可動式跳ね橋のある場所に。そこの橋を渡り、ルナの大地を横切りコアーラ砦へと馬を走らせる。
「久しぶりに、アリスに遭えるか。」
ロビンは心弾ませていた。
荷馬車の小隊を見つけたロビンは合図も送らずに馬を走らせる。驚いた小隊は速度を上げて逃げ出した。
「あ、合図を忘れてた。」
ロビンは矢に煙玉を付けて、空に放った。その煙を見て、小隊は馬車を止めた。
伯爵達とリオル達は、令嬢達の馬車へと向かい窓に貼り付けている板を剥がしている。
ロビンは仲間達に小突かれていた。
「ロビン驚かせるな!! 」
「追っ手かと思っただろうが。」
「悪い、悪い。」
ロビンは謝りながらアリスを探した。
「大丈夫? ルイス様。」
「よ、よかった。安心したら力が抜けて……。情けないです。」
「そんな事はないわ。ルイス様は真面目過ぎるのよ、少し力を抜いた方がいいわ。」
「そんな事……。」
もじもじと俯く。
「ルイス様が一生懸命私達を護ろうとしてくれたことは分かっています。ありがとう、ルイス様。」
アリスは優しい微笑みをルイスに向けた。ルイスはアリスの優しい微笑みと言葉に頬を染めて見入ってしまう。その二人の様子にロビンは胸の中がモヤッとした。
「誰だ、そいつ……。」
「ロビン? 」
ロビンを見つけて、アリスは嬉しそうに笑った。
その時、ある一角が湧き上がった。
「おめでとうリリアナ。」
祝福の声があがる。ロビンとアリスも声の方に気を取られた。
そして、リリアナとリオルの急展開の婚約にアリスは喜び、ロビンは顔を青ざめた。その所為で、ロビンはモヤッとした気持ち処では無くなった。
(セルビィだけには、知られてはいけない。)
心から隠し通そうと心に誓った。
ここで、三人の伯爵と非戦闘員と別れ。後ろ髪を引かれる思いで、ロビンはコアーラ砦へとリオル達と共に向かうのであった。
コアーラ砦では、
「あら~いい男。まあ独身、うふふっ。」
マンガン将軍は体をくねらせ、セラムとボルトを見て嬉しそうに微笑んでいた。
セラムとボルトは身を震わせながらコアーラ砦を足早に逃げ出し、合流場所のランドの町へと馬を走らせた。
リオルにオースト国を護る伯爵達との橋渡しと、チャイニ国側のコアーラ砦までの道先案内人。
アメリゴ帝国の監視者を欺くためユーヨクにクレムス将軍の一部隊を残して、三部隊はウオンット砦へと入っていく。そこで死神と呼ばれる三人の伯爵と会う。
「貴方がリオル殿ですか。話は聞いています。」
「リオルです、よろしく。」
リオルとフアィア伯爵が挨拶のため手を握りあった。
既に砦を後にする支度は出来ていて、後は引き継ぎだけだ。
「武運を祈ります。」
メシスト伯爵が心より言う。
「ありがとうございます。」
リオルは握手をしながら礼を言う。
「コアーラ砦まで行かれるのは? 途中まで共に行きましょう。」
メラルド伯爵が声をかける。
「ここには、ローマンとロックス将軍に残って貰うつもりです。」
伯爵に握手をしながら、リオルは後で控える三人の将軍の二人を紹介する。二人は頭を下げた。
「俺とマンガン将軍はコアーラ砦に。」
「よろしく、死神さん。うふっ、みんないい男ね。」
マンガン将軍はゴリマッチョな体を捩りながら三人の伯爵に近づいていく。三人は固まった。リオルとロレンスとロビンも固まった。
「なかなかの美丈夫ですね。」
「ああ、一戦お願いしたいくらいだ。」
ロックスとローマン将軍が言葉を続けた。
「戦いは避けたいですな。」
「同盟国となりますから。」
「試合では、負けそうですな。」
伯爵の三人は笑いながら言った。
(((言ってる意味が違うと思うけど……。)))
リオル達三人は、押し黙った。
「急ぎましょうか。」
「娘が心配だ。」
「ああ、妻にも会いたい。」
三人の伯爵は娘がいるので、もちろん妻もいる。
「そうですか奥さんが…。」
「あら~残念。」
「妻の許しが出たら、一戦どうですか? 」
将軍達は伯爵達に手を出した。
「そうですね。」
「ええ、機会があれば。」
「妻の許し? 」
伯爵達は握手に応えながら、頷いた。
(((意味が絶対違うから!! )))
リオル達は思ったが、黙ってた。
「リオル、そろそろコアーラ砦に向かわないと。」
なかなか伯爵達から手を放さない将軍達にロビンは声をかける。
「そうだな、急ごう。」
リオルは頷いた。将軍達も渋々手を放し、伯爵達は安堵する。
「急げば、途中で令嬢達と合流出来る筈だ。」
ロビンの言葉に伯爵達は飛びついた。
「そうだな、急ごう。」
「ああ、早く娘に会いたい。」
「早く会って、安心をさせたい。」
合流場所はランドの町で会ったが今ならもっと早く追いつけると、ロビンが提案する。それに伯爵達は、乗っかった。
「さあ、急ごうリオル殿。」
「娘が待っている。」
「リリアナ、追いついてみせる。」
伯爵達は、嬉しそうに笑った。
ロビンは案内をする。リオル達とアメリゴ帝国から捨てられた非戦闘員。三人の伯爵と私兵。そして、アメリゴ帝国に奴隷として売られていた豪の者。
亀裂の一番狭い場所にある、可動式跳ね橋のある場所に。そこの橋を渡り、ルナの大地を横切りコアーラ砦へと馬を走らせる。
「久しぶりに、アリスに遭えるか。」
ロビンは心弾ませていた。
荷馬車の小隊を見つけたロビンは合図も送らずに馬を走らせる。驚いた小隊は速度を上げて逃げ出した。
「あ、合図を忘れてた。」
ロビンは矢に煙玉を付けて、空に放った。その煙を見て、小隊は馬車を止めた。
伯爵達とリオル達は、令嬢達の馬車へと向かい窓に貼り付けている板を剥がしている。
ロビンは仲間達に小突かれていた。
「ロビン驚かせるな!! 」
「追っ手かと思っただろうが。」
「悪い、悪い。」
ロビンは謝りながらアリスを探した。
「大丈夫? ルイス様。」
「よ、よかった。安心したら力が抜けて……。情けないです。」
「そんな事はないわ。ルイス様は真面目過ぎるのよ、少し力を抜いた方がいいわ。」
「そんな事……。」
もじもじと俯く。
「ルイス様が一生懸命私達を護ろうとしてくれたことは分かっています。ありがとう、ルイス様。」
アリスは優しい微笑みをルイスに向けた。ルイスはアリスの優しい微笑みと言葉に頬を染めて見入ってしまう。その二人の様子にロビンは胸の中がモヤッとした。
「誰だ、そいつ……。」
「ロビン? 」
ロビンを見つけて、アリスは嬉しそうに笑った。
その時、ある一角が湧き上がった。
「おめでとうリリアナ。」
祝福の声があがる。ロビンとアリスも声の方に気を取られた。
そして、リリアナとリオルの急展開の婚約にアリスは喜び、ロビンは顔を青ざめた。その所為で、ロビンはモヤッとした気持ち処では無くなった。
(セルビィだけには、知られてはいけない。)
心から隠し通そうと心に誓った。
ここで、三人の伯爵と非戦闘員と別れ。後ろ髪を引かれる思いで、ロビンはコアーラ砦へとリオル達と共に向かうのであった。
コアーラ砦では、
「あら~いい男。まあ独身、うふふっ。」
マンガン将軍は体をくねらせ、セラムとボルトを見て嬉しそうに微笑んでいた。
セラムとボルトは身を震わせながらコアーラ砦を足早に逃げ出し、合流場所のランドの町へと馬を走らせた。
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