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隣国の悪役令嬢ですのね。
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「お父様、お母様、まさか。」
「ふふふっ。」
「父上、母上、本当に。」
「うむ。」
まさか家族揃って乙女ゲームと言うものに生まれ代わるとはな儂も驚いておる。
やはり変態息子の怨念か。
驚くのも無理ないわ、わたくし達も驚いているのだから。でも家族揃ってなんて奇跡ですわね。
誰かの怨念かも。
「ち、ちょっと待って。あなた達も転生者なの? この乙女ゲームの転生者なのね。」
あら、まあ。家族の感動的な巡り会いに水を差すのですね、ヒロインさん。
む、確かに儂らはその方が言う転生者なのかも知れぬが、今はこの国の王族である。
言葉の使い方がなっておらんぞ。
「なら分かるでしょう。私とシャンパーニュさまは、結ばれる運命だと言う事を。」
「誰がお前などと結ばれるか!! 」
「何言ってるのよ、シャンパーニュ様は孤高の王なのよ。攻略対象でありながら、ヒロインとは結ばれない。攻略出来ない攻略者、追放した婚約者を思いながら国を治める哀しき王なのよ。」
あらまあ、そうなの?
今世のシャンパーニュもかなりいっちゃっているのね。
うむ、前世も今世もかなり変態だな。
「そこが萌えるのよ、哀愁を漂わす王シャンパーニュ。
それなのに!! 何で変態兄貴がシャンパーニュ様の生まれ変わりだなの!! 」
「シャンパーニュ様が、私をずっと思って…… 」
「クリスタル。私は前世から君をずっと思っている。」
あら、まあ。
二人の世界に入ってますわ。
ふむ、クリスタル嬢がよいのならよいではないのか。
「うそよ、ヒロインと王子さまは、結ばれる運命なのよ!!
うそ言わないで!! 」
「あらそれ、バージョン①ディザート国編ですわよ。現にディザート国のお馬鹿様達は攻略されていましたもの。ね、マロン様。」
「はい、恥ずかしながら。」
「そ、そんな~。」
あらまあ、ご愁傷さまですわね。他の令息で手を打っていれば宜しかったのに。
シャンパーニュを狙った処で終わっていたのね。
「ロゼッタ、ディザート国でも今回のような事が起こったのか。」
「ええ、お父様。ですからマロン様を連れて帰って参りましたの。ディザート国との婚姻断って下さいませ、あの国は終わってますわ。」
「それは困りましたわ、同盟国なのに。」
「しかし終わっておる国に王女を嫁に出すわけにはいかん。」
「お父様。」
「申し訳なく思います、私が至らなかったばかりに。」
あら、婚約者がいる身で浮気をする方が悪いわよ。
「マロン様。」
「そんな事はありません、マロン殿!! 悪いのはその馬鹿王子です。聡明なあなたが分からないとは、目が腐っているのです。
私はメルシャン侯爵家嫡男、シャトー。二十歳独身、婚約者はいません。シャトーとお呼び下さい。」
「は、はい。シャトー様。」
あらまあ、シャンパーニュの次に堅物と言われていた近衛騎士副団長のメルシャン子息がひと目惚れかしら? ふふっ。
「メルシャン副団長。口説くのは後にしろ。」
「はっ。申し訳御座いません、陛下。」
「む、そうか。王女以外で婚姻を結べばよいのか。マロン殿か? 」
「はい。ご挨拶申し上げます。マロン・グラッセ公爵令嬢です。」
まあ、美しい挨拶ですこと。
うむ、聡明かつ美しい。
「マロン殿、其方はこの国の者と婚姻する気はないかな。」
「私が。」
「同盟関係の強化の婚姻だと思って貰いたい。無論候補者の中からマロン殿が選んでくれてよい。」
「……はい。」
俯いてますわ。少し急ではなくって陛下、婚約を解消されたばかりなのよ。
「では、私が候補者として立候補致します。シャトー・メルシャン侯爵嫡男、二十歳独身。マロン・グラッセ公爵令嬢、よろしくお願い致します。」
「は、は、はい。よろしくお願い致します。」
あらまあ、マロン令嬢押しに弱いのね。
ふむ、決まったようだの。
「ふふふっ。」
「父上、母上、本当に。」
「うむ。」
まさか家族揃って乙女ゲームと言うものに生まれ代わるとはな儂も驚いておる。
やはり変態息子の怨念か。
驚くのも無理ないわ、わたくし達も驚いているのだから。でも家族揃ってなんて奇跡ですわね。
誰かの怨念かも。
「ち、ちょっと待って。あなた達も転生者なの? この乙女ゲームの転生者なのね。」
あら、まあ。家族の感動的な巡り会いに水を差すのですね、ヒロインさん。
む、確かに儂らはその方が言う転生者なのかも知れぬが、今はこの国の王族である。
言葉の使い方がなっておらんぞ。
「なら分かるでしょう。私とシャンパーニュさまは、結ばれる運命だと言う事を。」
「誰がお前などと結ばれるか!! 」
「何言ってるのよ、シャンパーニュ様は孤高の王なのよ。攻略対象でありながら、ヒロインとは結ばれない。攻略出来ない攻略者、追放した婚約者を思いながら国を治める哀しき王なのよ。」
あらまあ、そうなの?
今世のシャンパーニュもかなりいっちゃっているのね。
うむ、前世も今世もかなり変態だな。
「そこが萌えるのよ、哀愁を漂わす王シャンパーニュ。
それなのに!! 何で変態兄貴がシャンパーニュ様の生まれ変わりだなの!! 」
「シャンパーニュ様が、私をずっと思って…… 」
「クリスタル。私は前世から君をずっと思っている。」
あら、まあ。
二人の世界に入ってますわ。
ふむ、クリスタル嬢がよいのならよいではないのか。
「うそよ、ヒロインと王子さまは、結ばれる運命なのよ!!
うそ言わないで!! 」
「あらそれ、バージョン①ディザート国編ですわよ。現にディザート国のお馬鹿様達は攻略されていましたもの。ね、マロン様。」
「はい、恥ずかしながら。」
「そ、そんな~。」
あらまあ、ご愁傷さまですわね。他の令息で手を打っていれば宜しかったのに。
シャンパーニュを狙った処で終わっていたのね。
「ロゼッタ、ディザート国でも今回のような事が起こったのか。」
「ええ、お父様。ですからマロン様を連れて帰って参りましたの。ディザート国との婚姻断って下さいませ、あの国は終わってますわ。」
「それは困りましたわ、同盟国なのに。」
「しかし終わっておる国に王女を嫁に出すわけにはいかん。」
「お父様。」
「申し訳なく思います、私が至らなかったばかりに。」
あら、婚約者がいる身で浮気をする方が悪いわよ。
「マロン様。」
「そんな事はありません、マロン殿!! 悪いのはその馬鹿王子です。聡明なあなたが分からないとは、目が腐っているのです。
私はメルシャン侯爵家嫡男、シャトー。二十歳独身、婚約者はいません。シャトーとお呼び下さい。」
「は、はい。シャトー様。」
あらまあ、シャンパーニュの次に堅物と言われていた近衛騎士副団長のメルシャン子息がひと目惚れかしら? ふふっ。
「メルシャン副団長。口説くのは後にしろ。」
「はっ。申し訳御座いません、陛下。」
「む、そうか。王女以外で婚姻を結べばよいのか。マロン殿か? 」
「はい。ご挨拶申し上げます。マロン・グラッセ公爵令嬢です。」
まあ、美しい挨拶ですこと。
うむ、聡明かつ美しい。
「マロン殿、其方はこの国の者と婚姻する気はないかな。」
「私が。」
「同盟関係の強化の婚姻だと思って貰いたい。無論候補者の中からマロン殿が選んでくれてよい。」
「……はい。」
俯いてますわ。少し急ではなくって陛下、婚約を解消されたばかりなのよ。
「では、私が候補者として立候補致します。シャトー・メルシャン侯爵嫡男、二十歳独身。マロン・グラッセ公爵令嬢、よろしくお願い致します。」
「は、は、はい。よろしくお願い致します。」
あらまあ、マロン令嬢押しに弱いのね。
ふむ、決まったようだの。
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