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なんてことなの。 なんてことだ。
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「ベジタブル帝国のビッチ兄妹を呼んだですって!? 」
なんと言うことでしょう。この変態息子、舞踏会に帝国のビッチ兄妹を呼んでいたなんて。
「はい、帝国から婚姻を打診さらてましたから。」
「まさかシャンパーニュ、ロゼッタをあの勘違い阿呆皇子と。」
この変態馬鹿息子は、あの女性にモテてると勘違いしている帝国の第二阿呆皇子とロゼッタを婚姻をさせると言うのか!!
「あの女好きの、下半身ゆるゆるのあの阿呆皇子と婚姻させる気か!! 儂は反対だ!! 」
「わたくしも反対ですわ。」
「何を仰られてる、陛下 王妃陛下。国の利益の為に婚姻を結ぶのは王女たる者のつとめ。」
まあ、なんて生意気な事を言うのこの変態。自分が幸せなら、妹が不幸せになってもいいと思っているの?
「みすみす不幸になると分かっていてもですか? シャンパーニュ。あなたに愛はないの。」
「ありますよ。私の愛は総てクリスタルに。」
なんと憎たらしい顔で言っておる、この馬鹿息子。仕事は出来るがクリスタル嬢以外に対することが冷たすぎるぞ。ロゼッタはお前の妹ではないか。
「ロゼッタの幸せを兄として考えられないのか? 」
「今の私は王太子としてのつとめを果たしております。ロゼッタも、王女としてのつとめを果たすと言っております。」
なんて憎たらしい、
なんと生意気な、
「「この変態馬鹿息子!! 」」
ハモってしまったわ。
ハモったのお。
「変態馬鹿息子で構いません。帝国の皇子と皇女に対しての節度ある態度をお示し下さるよう。」
そ、そうですわ、その皇子はともかく。いえ嫌ですけど、何故皇女を? あの第三皇女のラディッシュを呼び寄せているの? あの尻軽女がやったことを忘れたと言うのシャンパーニュ。
「シャンパーニュ。何故、第三皇女まで招待をするの? 」
「そうだな、あの皇女が我が国に対してやったことを忘れたか? 」
兄のように慕っていたカベルネに対する仕打ちに、お前も憤っておったではないか。
「帝国からの打診に、皇女の婚姻も含まれております。」
「な、なんですって!! 」
あの尻軽女の婚姻を我が国に打診して来るなんて、なんて厚顔無恥な。
結婚式にも来ずメルロー公爵家の名に泥を塗って置いて、我が国を侮っておるのか帝国よ。
「まさか帝国は、あの皇女にカベルネを? 」
「はい。結婚式まで行ったのであれば気心が知れていると、皇帝から。」
なんてこと、なんてこと!!
なんてことだ!!
「その結婚式に来なかったのは、あの糞女なのよ!! 」
「そうだ、カベルネに大恥をかかせた糞女だ!! 」
どうしたのだシャンパーニュ? お前はそれほど冷たい男であったか? 頭脳明晰であっても情に厚い男であったはずた。
「帝国では、下賜を望む者はいないようです。」
「それはそうでしょう、結婚式にも現れず男と駆け落ちするような女など。」
そんな糞女、信用など出来るはずはないでしょう。
「皇帝は娘を哀れんでいます。帝国に恩を売るチャンスです。」
「だからと言って、何故カベルネを!? 」
気に入らぬから、別の男と駆け落ちしたのではないのか?
「カベルネ殿の誠実さに気づいた、とのことです。」
「「あの糞女~!! 」」
なんてこと、なんてこと!!
今更、なんてことだ!!
「直ぐ断りを入れろ!! 」
「そうですわ、断りなさい。」
「残念ですが、既に話は通っております。」
儂に話もなく勝手に決めおって。
わたくしは絶対に許しませんわ。
「これは国王命令だ、直ぐに断りを入れろ。」
「賛成ですわ、陛下。」
「既に話はすんでいると、言いましたが陛下。」
なんて憎たらしい、
なんと生意気な、
「「この変態馬鹿息子!! 」」
「変態馬鹿息子で構いません。帝国の皇子と皇女に対しての節度ある態度をお示し下さい国王陛下、王妃陛下。」
「「シャンパーニュ!! 」」
ああ、どうしてこんなことに?
情に厚いシャンパーニュは何処に行ってしまったのだ?
なんと言うことでしょう。この変態息子、舞踏会に帝国のビッチ兄妹を呼んでいたなんて。
「はい、帝国から婚姻を打診さらてましたから。」
「まさかシャンパーニュ、ロゼッタをあの勘違い阿呆皇子と。」
この変態馬鹿息子は、あの女性にモテてると勘違いしている帝国の第二阿呆皇子とロゼッタを婚姻をさせると言うのか!!
「あの女好きの、下半身ゆるゆるのあの阿呆皇子と婚姻させる気か!! 儂は反対だ!! 」
「わたくしも反対ですわ。」
「何を仰られてる、陛下 王妃陛下。国の利益の為に婚姻を結ぶのは王女たる者のつとめ。」
まあ、なんて生意気な事を言うのこの変態。自分が幸せなら、妹が不幸せになってもいいと思っているの?
「みすみす不幸になると分かっていてもですか? シャンパーニュ。あなたに愛はないの。」
「ありますよ。私の愛は総てクリスタルに。」
なんと憎たらしい顔で言っておる、この馬鹿息子。仕事は出来るがクリスタル嬢以外に対することが冷たすぎるぞ。ロゼッタはお前の妹ではないか。
「ロゼッタの幸せを兄として考えられないのか? 」
「今の私は王太子としてのつとめを果たしております。ロゼッタも、王女としてのつとめを果たすと言っております。」
なんて憎たらしい、
なんと生意気な、
「「この変態馬鹿息子!! 」」
ハモってしまったわ。
ハモったのお。
「変態馬鹿息子で構いません。帝国の皇子と皇女に対しての節度ある態度をお示し下さるよう。」
そ、そうですわ、その皇子はともかく。いえ嫌ですけど、何故皇女を? あの第三皇女のラディッシュを呼び寄せているの? あの尻軽女がやったことを忘れたと言うのシャンパーニュ。
「シャンパーニュ。何故、第三皇女まで招待をするの? 」
「そうだな、あの皇女が我が国に対してやったことを忘れたか? 」
兄のように慕っていたカベルネに対する仕打ちに、お前も憤っておったではないか。
「帝国からの打診に、皇女の婚姻も含まれております。」
「な、なんですって!! 」
あの尻軽女の婚姻を我が国に打診して来るなんて、なんて厚顔無恥な。
結婚式にも来ずメルロー公爵家の名に泥を塗って置いて、我が国を侮っておるのか帝国よ。
「まさか帝国は、あの皇女にカベルネを? 」
「はい。結婚式まで行ったのであれば気心が知れていると、皇帝から。」
なんてこと、なんてこと!!
なんてことだ!!
「その結婚式に来なかったのは、あの糞女なのよ!! 」
「そうだ、カベルネに大恥をかかせた糞女だ!! 」
どうしたのだシャンパーニュ? お前はそれほど冷たい男であったか? 頭脳明晰であっても情に厚い男であったはずた。
「帝国では、下賜を望む者はいないようです。」
「それはそうでしょう、結婚式にも現れず男と駆け落ちするような女など。」
そんな糞女、信用など出来るはずはないでしょう。
「皇帝は娘を哀れんでいます。帝国に恩を売るチャンスです。」
「だからと言って、何故カベルネを!? 」
気に入らぬから、別の男と駆け落ちしたのではないのか?
「カベルネ殿の誠実さに気づいた、とのことです。」
「「あの糞女~!! 」」
なんてこと、なんてこと!!
今更、なんてことだ!!
「直ぐ断りを入れろ!! 」
「そうですわ、断りなさい。」
「残念ですが、既に話は通っております。」
儂に話もなく勝手に決めおって。
わたくしは絶対に許しませんわ。
「これは国王命令だ、直ぐに断りを入れろ。」
「賛成ですわ、陛下。」
「既に話はすんでいると、言いましたが陛下。」
なんて憎たらしい、
なんと生意気な、
「「この変態馬鹿息子!! 」」
「変態馬鹿息子で構いません。帝国の皇子と皇女に対しての節度ある態度をお示し下さい国王陛下、王妃陛下。」
「「シャンパーニュ!! 」」
ああ、どうしてこんなことに?
情に厚いシャンパーニュは何処に行ってしまったのだ?
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