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おまけですわ。 そのようだな。
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ーディザート国ー
「陛下。ソムリエール国から、三人の令息と一人の令嬢が贈られて来ました。」
「おお、それはちょうどいい。婚約破棄された令嬢達の婚約者にしてしまえ。」
「しかし、それは…… 」
大丈夫なのか、この国は?
「公爵家の令息だろう? 申し分ないではないか。
あーははは!! 」
「令息達には、ディザート国の文化と婚約令嬢達との交流の為学園に通って貰うことになりました。」
「カロン令嬢は一緒なのか? 」
「カロンが行くなら、私も行こう。」
「ああ早くカロン令嬢に会いたい。」
大丈夫なのか、この令息達は?
「「「我らの愛は永遠だ。」」」
「あなたが~ 第二王子さま~? す・て・き。」
「君は? 」
「カロンです~ぅ。うふ。」
しっかり下ください、王子。
「ストロベリーも可愛いが、カロンも可愛いね。」
「あなたが~ 王太子さま~ たぁい好き~ えへへっ。」
「私にはストロベリーが…… 」
「カロンも、あ・い・して。
うふ。」
しっかりして下さい、王太子殿下!!
「私は、カロンも愛そう。」
「ちょっと、何よあなた。」
「私はカロン。パート②のヒロインよ。」
「悪役令嬢に、逆ざまぁされたのね。」
「違うわよ、シャンパーニュ様と王族のみんなが転生者だったの~。」
「そうなの? どおりでロゼッタ王女がおかしなことを言ってたのね。」
「シャンパーニュ様以外の攻略対象者も一緒に来たから仲良くしよ。」
「ほんと!! しかたないな~、仲良くしてあげる。」
なんだ、この令嬢たちは!!
「私達は、カロン令嬢とストロベリー令嬢が大好きなのです。」
「すまない、この婚約は無かったことに。」
「私達は真実の愛で結ばれているのだ。」
「「「そうですか…… 」」」
「「「我々とて、ストロベリー令嬢もカロン令嬢も愛している。」」」
「嬉しいですわ~ カロンもみんな大好き~ ですわ~ 」
「ストロベリーも、みなさんが大好き、です~ぅ。」
「「私達も、ストロベリーとカロンが好きだぞ。」」
「「嬉しいですわ、王太子さま~。第二王子さま~。」」
終わってますわね、この国。
ええ、そうですわ。
もう帰っていいかしら。
「あーははは、仲良きことは良きことだ。愛は尊い、なあ王妃よ。則妃よ。」
「そうですわね、陛下。」
「「そうですわ、陛下。」」
「「「娘の事で、我等はこの国を見限る事にしたのだが。」」」
「ならばソムリエール国の傘下に入らぬか? マロンは婚約までして、激愛されている。」
「「「我が娘も幸せになれるであろうか? 」」」
我等はこの国を見限った。
「「「お待ち下さい。私達もお連れください!! 」」」
ー帝国ー
「お父様~ 僕たち~ 何処に行くの~~ 」
「お父様、亡命先はどこですの? 」
「どこかしら? 陛下。」
「ディザート国だ。」
「女の子~ いる~? 」
「素敵な殿方いるかしら? 」
「ええ、きっといますわ。」
「行ったのね。」
「はい、母上。シャンパーニュ殿のおすすめの国へ。」
「『下半身のゆるい者は下半身のゆるい国へ』そうソムリエール国の王妃は言ったそうなのね。
ふふふっ。」
「はい、母上。」
「わたくし達は、帝国を立て直しますわよ。スピニッチ皇帝陛下。」
「お任せください、皇太后。」
ーソムリエール国ー
驚きましたわ。
まさかロゼッタが六歳の時からカベルネ殿を好きだったなんて。
あの娼皇女との結婚が駄目になった時に、逆プロポーズをしていたなんて。
子供の戯言だと思ったが、もしかしたらとロゼッタが婚姻するまで結婚を待っていたとは。
カベルネめ律義すぎるぞ。
ロゼッタも相手にされないと、諦めようとがんばっていたようですわね。健気ですわ。
ああ、色気は無いが健気だ。
シャンパーニュの奴め、逆プロポーズの時傍にいたそうだな。
本当にムカつきますわ、あの変態息子。
「大変です、シャンパーニュ王太子殿下がいません!! 」
「お母様!! クリスタル様もいませんわ!! 」
ああ、なんてこと。なんてことでしょう、あの変態息子。
とうとうやらかしおった。クリスタル嬢を連れて失踪するとは。
「えぇぃ、草の根わけても探し出せ!! 」
「そうですわ、クリスタル嬢の為にも探し出すのよ。」
ロゼッタの事で浮かれて気が緩んでいたわ。失踪を許すなんて。
手紙一つで出ていきおって、何が王太子のつとめは果たしただ。
ロゼッタを女王とし王配にカベルネをだと。
そんなことは許さんぞ、シャンパーニュ!!
草の根わけても、
探し出して見せますわ。
ー海上ー
「海風は冷たい、中に入った方がいい。クリスタ。」
「シャンパーニュ様。」
「クリスタ、これからはシャンと。」
「大丈夫でしょうか…… 」
「何も持たない私では不安かい? 」
「そんなことはありませんわ、シャンパー……シャン。」
「大丈夫だ、クリスタ。きっと幸せにしてみせる。」
「はい。わたくしもシャンを幸せにしてみせますわ。」
「私はもう幸せだよクリスタ。さあ中に入ろう、風邪をひいてしまう前に。」
【おまけも完】
「陛下。ソムリエール国から、三人の令息と一人の令嬢が贈られて来ました。」
「おお、それはちょうどいい。婚約破棄された令嬢達の婚約者にしてしまえ。」
「しかし、それは…… 」
大丈夫なのか、この国は?
「公爵家の令息だろう? 申し分ないではないか。
あーははは!! 」
「令息達には、ディザート国の文化と婚約令嬢達との交流の為学園に通って貰うことになりました。」
「カロン令嬢は一緒なのか? 」
「カロンが行くなら、私も行こう。」
「ああ早くカロン令嬢に会いたい。」
大丈夫なのか、この令息達は?
「「「我らの愛は永遠だ。」」」
「あなたが~ 第二王子さま~? す・て・き。」
「君は? 」
「カロンです~ぅ。うふ。」
しっかり下ください、王子。
「ストロベリーも可愛いが、カロンも可愛いね。」
「あなたが~ 王太子さま~ たぁい好き~ えへへっ。」
「私にはストロベリーが…… 」
「カロンも、あ・い・して。
うふ。」
しっかりして下さい、王太子殿下!!
「私は、カロンも愛そう。」
「ちょっと、何よあなた。」
「私はカロン。パート②のヒロインよ。」
「悪役令嬢に、逆ざまぁされたのね。」
「違うわよ、シャンパーニュ様と王族のみんなが転生者だったの~。」
「そうなの? どおりでロゼッタ王女がおかしなことを言ってたのね。」
「シャンパーニュ様以外の攻略対象者も一緒に来たから仲良くしよ。」
「ほんと!! しかたないな~、仲良くしてあげる。」
なんだ、この令嬢たちは!!
「私達は、カロン令嬢とストロベリー令嬢が大好きなのです。」
「すまない、この婚約は無かったことに。」
「私達は真実の愛で結ばれているのだ。」
「「「そうですか…… 」」」
「「「我々とて、ストロベリー令嬢もカロン令嬢も愛している。」」」
「嬉しいですわ~ カロンもみんな大好き~ ですわ~ 」
「ストロベリーも、みなさんが大好き、です~ぅ。」
「「私達も、ストロベリーとカロンが好きだぞ。」」
「「嬉しいですわ、王太子さま~。第二王子さま~。」」
終わってますわね、この国。
ええ、そうですわ。
もう帰っていいかしら。
「あーははは、仲良きことは良きことだ。愛は尊い、なあ王妃よ。則妃よ。」
「そうですわね、陛下。」
「「そうですわ、陛下。」」
「「「娘の事で、我等はこの国を見限る事にしたのだが。」」」
「ならばソムリエール国の傘下に入らぬか? マロンは婚約までして、激愛されている。」
「「「我が娘も幸せになれるであろうか? 」」」
我等はこの国を見限った。
「「「お待ち下さい。私達もお連れください!! 」」」
ー帝国ー
「お父様~ 僕たち~ 何処に行くの~~ 」
「お父様、亡命先はどこですの? 」
「どこかしら? 陛下。」
「ディザート国だ。」
「女の子~ いる~? 」
「素敵な殿方いるかしら? 」
「ええ、きっといますわ。」
「行ったのね。」
「はい、母上。シャンパーニュ殿のおすすめの国へ。」
「『下半身のゆるい者は下半身のゆるい国へ』そうソムリエール国の王妃は言ったそうなのね。
ふふふっ。」
「はい、母上。」
「わたくし達は、帝国を立て直しますわよ。スピニッチ皇帝陛下。」
「お任せください、皇太后。」
ーソムリエール国ー
驚きましたわ。
まさかロゼッタが六歳の時からカベルネ殿を好きだったなんて。
あの娼皇女との結婚が駄目になった時に、逆プロポーズをしていたなんて。
子供の戯言だと思ったが、もしかしたらとロゼッタが婚姻するまで結婚を待っていたとは。
カベルネめ律義すぎるぞ。
ロゼッタも相手にされないと、諦めようとがんばっていたようですわね。健気ですわ。
ああ、色気は無いが健気だ。
シャンパーニュの奴め、逆プロポーズの時傍にいたそうだな。
本当にムカつきますわ、あの変態息子。
「大変です、シャンパーニュ王太子殿下がいません!! 」
「お母様!! クリスタル様もいませんわ!! 」
ああ、なんてこと。なんてことでしょう、あの変態息子。
とうとうやらかしおった。クリスタル嬢を連れて失踪するとは。
「えぇぃ、草の根わけても探し出せ!! 」
「そうですわ、クリスタル嬢の為にも探し出すのよ。」
ロゼッタの事で浮かれて気が緩んでいたわ。失踪を許すなんて。
手紙一つで出ていきおって、何が王太子のつとめは果たしただ。
ロゼッタを女王とし王配にカベルネをだと。
そんなことは許さんぞ、シャンパーニュ!!
草の根わけても、
探し出して見せますわ。
ー海上ー
「海風は冷たい、中に入った方がいい。クリスタ。」
「シャンパーニュ様。」
「クリスタ、これからはシャンと。」
「大丈夫でしょうか…… 」
「何も持たない私では不安かい? 」
「そんなことはありませんわ、シャンパー……シャン。」
「大丈夫だ、クリスタ。きっと幸せにしてみせる。」
「はい。わたくしもシャンを幸せにしてみせますわ。」
「私はもう幸せだよクリスタ。さあ中に入ろう、風邪をひいてしまう前に。」
【おまけも完】
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