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早月くんが怪しすぎる件②
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「これから俺が言うこと、全部守ってな?
世奈と付き合うにあたっての、10カ条」
「!!…っ、」
勇斗くんがそう言った瞬間、たまたま俺のところにオレンジジュースを運びにやって来た早月が、ニヤリ、と不敵に笑った気がした。
何で?そんなの俺、聞いてないんだけど。
っつか、そもそも俺、世奈の幼なじみだよ?
俺はさすがに納得がいかなくて、勇斗くんに言う。
「お、俺ってそもそも世奈の幼なじみじゃなかったっけ」
「せやけど付き合うてるやん」
「そりゃあそうだけど、幼なじみだったらそういう…信頼とかないの?」
「…まぁ、二人とも年頃やしな。オトンも決まり事作っとかんと心配なんやろ。世奈とは離れて暮らしとるわけやし」
「!」
勇斗くんはそう言うと、早速スケッチブックのページをめくって、それを俺に見せながら言った。
「ほな言うで。
“第一条 世奈と五分以上二人きりになってはならない”」
「!!…はぁ!?」
「“第二条 デートは月に一回。その際の門限は15時”」
「っ、や、ちょっと待っ…!」
「あ、因みに門限は絶対厳守せなアカンで」
勇斗くんはそう言うと、悪気のない笑顔でニッコリ笑う。
や、こっちは全然笑えないよ!
まだたった二つの決まりごとを言われただけなのに、もう守れる気がしない。
勇斗くんはそのスケッチブックを早月に持たせると、「続けるで」と言葉を続けた。
「“第三条 世奈の半径2メートル以内に近づいてはならない”」
「…オカシイだろ、」
「“第四条 デートの際は行き先を必ず事細かに報告すること”」
「……」
「これは俺に毎回報告するんやで、」
勇斗くんがそう言うと、隣にいる早月が読み終えたそのページをめくる。
その表情は、さっきからわざとらしいニコニコ顔。
…コイツ、絶対この決まりごと知ってたな。
知った上で、世奈を諦めたな。
俺がそう思っていると、そのうちにまた勇斗くんが言った。
「“第五条 世奈と1日に10回以上会話をしてはならない”」
「っ、はぁ!?」
「“第六条 二人きりの外泊はお互いが30歳を越えるまで禁止”」
「…30歳て」
え、何それもしかして結婚とかも出来ねぇの?
「“第七条 キスは一年に一回のみ許す”」
「……」
「“第八条 キス以上は禁止。断固として反対するこれ絶対”」
「……」
「“第九条 指一本でも世奈に触れるのを禁ずる”」
「……」
「“第十条 あまり長く世奈と見つめ合ってはならない”」
勇斗くんは全部の決まりごとを読み終えると、「ふー」とため息にも似た息を吐く。
だけど、大きなため息を吐きたいのは俺の方だ。
せっかく世奈と思いが通じ合って、付き合いだして、これから色んなこと…出来ると思ってたのに。俺だって男だし。
俺が黙って勇斗くんに目を遣ると、勇斗くんが言った。
「…あ、ま、まぁ、何や」
「…」
「ほら、オトンもこういうこと言うとっても、今はここにはおらへんし。九州におるわけやしさ」
「…隠れて出来るって?でも実際勇斗くんも許さないでしょ。世奈のこと大事だし」
「…ん。まぁ、俺からしたら健は誰よりも信頼は出来るけどな」
勇斗くんはそう言うと、俺の方を見て少し心配そうに笑う。
…完全に忘れていた。
世奈の父親って、そう言えば結構心配性なとこあったんだっけ。
昔はそうでもないイメージだったけど、やっぱり父親って娘が大きくなると心配性になるのかな。
俺がそう思って独り頭を抱えていると、やがて勇斗くんが他のスタッフに呼ばれて厨房の奥に入っていく。
するとそこで、早月がふいに口を開いて言った。
「…意外だねぇ。幼なじみの君ですらこれを知らなかったなんて」
「知るわけないだろ。こんなの初耳だよ。しかもこれ、世奈本人すら知らないじゃん絶対」
「あーあ、これから彼氏くんは大変だ」
「うるせぇ。お前知ってて言わなかっただろ。すぐ世奈のこと諦めやがって」
「……」
俺はそう言うと、ずっと手につけていなかったオレンジジュースをようやく一口飲む。
その間、早月はしばらく黙ったままでいたけど。
俺がなんとなく鞄からスマホを取り出すと、早月が言った。
「…この前、僕がここに来て、お兄さんに自分の気持ちを言った時、僕もさっきの“決まりごと”を言われたんだ」
「…」
「年に一回だけのキスとか、1日の会話の回数とか、キス以上は禁止とか…無理だと思った。僕には出来ないって」
「普通はそう思うだろ」
「だから、僕は世奈ちゃんのことは諦めることにした。“一旦”」
「……は、」
早月がそう言うと同時に、いつになく真剣な表情をしたそいつと自然と目が合う。
…いや、確かに変だとは思っていた。
あれだけ世奈にストレートに自分の気持ちをぶつけていて、誰が見ても真剣だった早月がそんな簡単に諦めるなんて。
でもまさか…
「僕はまだ世奈ちゃんと出会ったばかりだし、確かに君よりかは信頼に欠ける。負けてる」
「…」
「でも、決めたんだ。今はお兄さんの隣で色んなこと学んで、ちょっとでもお兄さんや世奈ちゃんからの信頼を育てて大きくしていこうって」
「…っ」
…やっぱりそういう魂胆か。
俺がそいつの言葉にそう思っていたら、やがて早月が畳み掛けるように俺にはっきり言った。
「今は君に世奈ちゃんを譲るよ。
だけど、お互い大人になったらもう容赦はしないからな」
「!」
「将来、世奈ちゃんは僕が貰う」
世奈と付き合うにあたっての、10カ条」
「!!…っ、」
勇斗くんがそう言った瞬間、たまたま俺のところにオレンジジュースを運びにやって来た早月が、ニヤリ、と不敵に笑った気がした。
何で?そんなの俺、聞いてないんだけど。
っつか、そもそも俺、世奈の幼なじみだよ?
俺はさすがに納得がいかなくて、勇斗くんに言う。
「お、俺ってそもそも世奈の幼なじみじゃなかったっけ」
「せやけど付き合うてるやん」
「そりゃあそうだけど、幼なじみだったらそういう…信頼とかないの?」
「…まぁ、二人とも年頃やしな。オトンも決まり事作っとかんと心配なんやろ。世奈とは離れて暮らしとるわけやし」
「!」
勇斗くんはそう言うと、早速スケッチブックのページをめくって、それを俺に見せながら言った。
「ほな言うで。
“第一条 世奈と五分以上二人きりになってはならない”」
「!!…はぁ!?」
「“第二条 デートは月に一回。その際の門限は15時”」
「っ、や、ちょっと待っ…!」
「あ、因みに門限は絶対厳守せなアカンで」
勇斗くんはそう言うと、悪気のない笑顔でニッコリ笑う。
や、こっちは全然笑えないよ!
まだたった二つの決まりごとを言われただけなのに、もう守れる気がしない。
勇斗くんはそのスケッチブックを早月に持たせると、「続けるで」と言葉を続けた。
「“第三条 世奈の半径2メートル以内に近づいてはならない”」
「…オカシイだろ、」
「“第四条 デートの際は行き先を必ず事細かに報告すること”」
「……」
「これは俺に毎回報告するんやで、」
勇斗くんがそう言うと、隣にいる早月が読み終えたそのページをめくる。
その表情は、さっきからわざとらしいニコニコ顔。
…コイツ、絶対この決まりごと知ってたな。
知った上で、世奈を諦めたな。
俺がそう思っていると、そのうちにまた勇斗くんが言った。
「“第五条 世奈と1日に10回以上会話をしてはならない”」
「っ、はぁ!?」
「“第六条 二人きりの外泊はお互いが30歳を越えるまで禁止”」
「…30歳て」
え、何それもしかして結婚とかも出来ねぇの?
「“第七条 キスは一年に一回のみ許す”」
「……」
「“第八条 キス以上は禁止。断固として反対するこれ絶対”」
「……」
「“第九条 指一本でも世奈に触れるのを禁ずる”」
「……」
「“第十条 あまり長く世奈と見つめ合ってはならない”」
勇斗くんは全部の決まりごとを読み終えると、「ふー」とため息にも似た息を吐く。
だけど、大きなため息を吐きたいのは俺の方だ。
せっかく世奈と思いが通じ合って、付き合いだして、これから色んなこと…出来ると思ってたのに。俺だって男だし。
俺が黙って勇斗くんに目を遣ると、勇斗くんが言った。
「…あ、ま、まぁ、何や」
「…」
「ほら、オトンもこういうこと言うとっても、今はここにはおらへんし。九州におるわけやしさ」
「…隠れて出来るって?でも実際勇斗くんも許さないでしょ。世奈のこと大事だし」
「…ん。まぁ、俺からしたら健は誰よりも信頼は出来るけどな」
勇斗くんはそう言うと、俺の方を見て少し心配そうに笑う。
…完全に忘れていた。
世奈の父親って、そう言えば結構心配性なとこあったんだっけ。
昔はそうでもないイメージだったけど、やっぱり父親って娘が大きくなると心配性になるのかな。
俺がそう思って独り頭を抱えていると、やがて勇斗くんが他のスタッフに呼ばれて厨房の奥に入っていく。
するとそこで、早月がふいに口を開いて言った。
「…意外だねぇ。幼なじみの君ですらこれを知らなかったなんて」
「知るわけないだろ。こんなの初耳だよ。しかもこれ、世奈本人すら知らないじゃん絶対」
「あーあ、これから彼氏くんは大変だ」
「うるせぇ。お前知ってて言わなかっただろ。すぐ世奈のこと諦めやがって」
「……」
俺はそう言うと、ずっと手につけていなかったオレンジジュースをようやく一口飲む。
その間、早月はしばらく黙ったままでいたけど。
俺がなんとなく鞄からスマホを取り出すと、早月が言った。
「…この前、僕がここに来て、お兄さんに自分の気持ちを言った時、僕もさっきの“決まりごと”を言われたんだ」
「…」
「年に一回だけのキスとか、1日の会話の回数とか、キス以上は禁止とか…無理だと思った。僕には出来ないって」
「普通はそう思うだろ」
「だから、僕は世奈ちゃんのことは諦めることにした。“一旦”」
「……は、」
早月がそう言うと同時に、いつになく真剣な表情をしたそいつと自然と目が合う。
…いや、確かに変だとは思っていた。
あれだけ世奈にストレートに自分の気持ちをぶつけていて、誰が見ても真剣だった早月がそんな簡単に諦めるなんて。
でもまさか…
「僕はまだ世奈ちゃんと出会ったばかりだし、確かに君よりかは信頼に欠ける。負けてる」
「…」
「でも、決めたんだ。今はお兄さんの隣で色んなこと学んで、ちょっとでもお兄さんや世奈ちゃんからの信頼を育てて大きくしていこうって」
「…っ」
…やっぱりそういう魂胆か。
俺がそいつの言葉にそう思っていたら、やがて早月が畳み掛けるように俺にはっきり言った。
「今は君に世奈ちゃんを譲るよ。
だけど、お互い大人になったらもう容赦はしないからな」
「!」
「将来、世奈ちゃんは僕が貰う」
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