27 / 222
入学したら未知の世界でした
6
「むじかくびじんうけ⋯⋯?何それ?呪文?」
「ハッ!無自覚美人受けが美味しくてまたぶち上ってしまった。気にしないで、何でもない!遥ちゃんね!りょーかいりょーかい。さっきも言ったけど、俺も律でいいからさ、よかったら仲良くしてよ」
なんとなくチラリと隆を見上げると、麦野くんを呆れたように見ていたけど、生徒会の人たちの時みたいに警戒してる感じじゃないから、きっと麦野くんは変わってるだけでいい人なんだろう。それにしてもよく呪文を唱える人なんだな。気にしなくていいって本人も隆も言ってるし、気にしないようにしよう。
「ん、分かった。律くん、よろしくお願いします」
座ったままだったけど、ペコリとお辞儀をしておく。なんでちゃん付けなんだろう、とは思うけども、律くんの言動が不思議でももう気にしないことにした。とりあえずまだ一言も話してない柳くんと隆の初めましてをしなきゃだ、よね?友達に友達を紹介するなんてした事ないからちょっと緊張する。
「えっと・・・・・・柳くんと隆は初対面、だよね?柳くんは外部生で、昨日話しかけてくれたの。お友達第一号になってくれたんだよ。んで、隆は僕の同室で、とっても優しくて頼りになる人だよ」
話しながら僕、もう3人もお友達が出来てしまったのか・・・・・・!と改めて嬉しくなって、思わず頬が緩む。
「へぇ、名前呼び・・・・・・。水瀬君と同室なんだ。僕は柳颯汰。宜しくね」
「ふーん。お友達第一号ね。俺は大神隆哉。宜しく」
柳くんがボソッと何か呟いてから、ニコリと自己紹介をする。隆はなんか不敵な笑みって感じの笑い方をして差し出された手を握って握手をしていた。
なんか2人共めちゃくちゃ力入ってない?気のせいかな・・・・・・?
2人の手元をじっと見ていた僕は、僕が笑った瞬間に真っ赤な顔をして前屈みになっていたクラスメイトの事も、律くんが顔を真っ赤にして、無表情デフォ美人の笑顔やべぇ。俺はノンケ俺はノンケただの腐男子・・・・・・。と呟いていた事にも気付かなかった。
結局2人はチャイムが鳴るまで手を力強くにぎにぎしていた。もう仲良しさんになったなんて、すごいよね。チャイムが鳴った瞬間パッと手を離して、じゃあまた後でって皆自分の席に戻っていったけど、なんと律くんは僕の真後ろの席だった。隆は前から5番目で、柳くんは1番後ろの席だったから2人はちょっと遠めだ。
担任の先生がなかなか来なくてボーっとしていると、チャラ男会計と双子庶務はまだ来てないんだな。って麦野くんが呟いているのが聞こえて、生徒会の人も同じクラスなのか、ってちょっとびっくりした。そうだよね、ここSクラスだった。色々衝撃過ぎて忘れちゃってたよ⋯⋯。
・・・・・・っていうか会計さんはチャラ男なんだ。余計に別世界の人っぽい。双子庶務くん達は本当にそっくりだったけど、小動物みたいで2人共可愛かったなぁ。でも隆に気を付けろって言われてるし、同じクラスならちゃんと気を引き締めよう。
そんな事を考えていたら、ガラガラッと教室の前の扉が開いた、その時。
きゃああああああああああああぁぁぁ!!
またですか!?今度は誰!?
そう思いながら咄嗟に耳を塞ぎ、ビクッと震えてしまったのだった。
「ハッ!無自覚美人受けが美味しくてまたぶち上ってしまった。気にしないで、何でもない!遥ちゃんね!りょーかいりょーかい。さっきも言ったけど、俺も律でいいからさ、よかったら仲良くしてよ」
なんとなくチラリと隆を見上げると、麦野くんを呆れたように見ていたけど、生徒会の人たちの時みたいに警戒してる感じじゃないから、きっと麦野くんは変わってるだけでいい人なんだろう。それにしてもよく呪文を唱える人なんだな。気にしなくていいって本人も隆も言ってるし、気にしないようにしよう。
「ん、分かった。律くん、よろしくお願いします」
座ったままだったけど、ペコリとお辞儀をしておく。なんでちゃん付けなんだろう、とは思うけども、律くんの言動が不思議でももう気にしないことにした。とりあえずまだ一言も話してない柳くんと隆の初めましてをしなきゃだ、よね?友達に友達を紹介するなんてした事ないからちょっと緊張する。
「えっと・・・・・・柳くんと隆は初対面、だよね?柳くんは外部生で、昨日話しかけてくれたの。お友達第一号になってくれたんだよ。んで、隆は僕の同室で、とっても優しくて頼りになる人だよ」
話しながら僕、もう3人もお友達が出来てしまったのか・・・・・・!と改めて嬉しくなって、思わず頬が緩む。
「へぇ、名前呼び・・・・・・。水瀬君と同室なんだ。僕は柳颯汰。宜しくね」
「ふーん。お友達第一号ね。俺は大神隆哉。宜しく」
柳くんがボソッと何か呟いてから、ニコリと自己紹介をする。隆はなんか不敵な笑みって感じの笑い方をして差し出された手を握って握手をしていた。
なんか2人共めちゃくちゃ力入ってない?気のせいかな・・・・・・?
2人の手元をじっと見ていた僕は、僕が笑った瞬間に真っ赤な顔をして前屈みになっていたクラスメイトの事も、律くんが顔を真っ赤にして、無表情デフォ美人の笑顔やべぇ。俺はノンケ俺はノンケただの腐男子・・・・・・。と呟いていた事にも気付かなかった。
結局2人はチャイムが鳴るまで手を力強くにぎにぎしていた。もう仲良しさんになったなんて、すごいよね。チャイムが鳴った瞬間パッと手を離して、じゃあまた後でって皆自分の席に戻っていったけど、なんと律くんは僕の真後ろの席だった。隆は前から5番目で、柳くんは1番後ろの席だったから2人はちょっと遠めだ。
担任の先生がなかなか来なくてボーっとしていると、チャラ男会計と双子庶務はまだ来てないんだな。って麦野くんが呟いているのが聞こえて、生徒会の人も同じクラスなのか、ってちょっとびっくりした。そうだよね、ここSクラスだった。色々衝撃過ぎて忘れちゃってたよ⋯⋯。
・・・・・・っていうか会計さんはチャラ男なんだ。余計に別世界の人っぽい。双子庶務くん達は本当にそっくりだったけど、小動物みたいで2人共可愛かったなぁ。でも隆に気を付けろって言われてるし、同じクラスならちゃんと気を引き締めよう。
そんな事を考えていたら、ガラガラッと教室の前の扉が開いた、その時。
きゃああああああああああああぁぁぁ!!
またですか!?今度は誰!?
そう思いながら咄嗟に耳を塞ぎ、ビクッと震えてしまったのだった。
あなたにおすすめの小説
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
鳥籠の外を夢見ていた
やっこ
BL
次期当主になることを定められた少年真志喜は、幼い頃から屋敷に閉じ込められていた。
そして15の歳、当主になる運命を受け入れることと引き換えに、一つの条件を持ちかける。
タイムリミットが訪れるその時まで、せめてその間だけは、鳥籠の外で──。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
ひみつのモデルくん
おにぎり
BL
有名モデルであることを隠して、平凡に目立たず学校生活を送りたい男の子のお話。
高校一年生、この春からお金持ち高校、白玖龍学園に奨学生として入学することになった雨貝 翠。そんな彼にはある秘密があった。彼の正体は、今をときめく有名モデルの『シェル』。なんとか秘密がバレないように、黒髪ウィッグとカラコン、マスクで奮闘するが、学園にはくせもの揃いで⁉︎
主人公総受け、総愛され予定です。
思いつきで始めた物語なので展開も一切決まっておりません。感想でお好きなキャラを書いてくれたらそことの絡みが増えるかも…?作者は執筆初心者です。
後から編集することがあるかと思います。ご承知おきください。