【R18. 1/29完結】元同期の天才魔術師に″処女は抱かない″と言われたので処女を捨てたらキレられました。

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元同期の天才魔術師を我慢させたら、地獄の絶頂我慢からの仲直りらぶらぶえっちする話。

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ごちゅごちゅ♡ごちゅごちゅ♡
散々開発されたGスポットをかぎ爪のように曲げた指が耕すたび、目の前が弾けてはやくころしてくれと心の中で祈った。
しかしそんな祈りが届くはずもなく、絶頂することも気絶することも出来ないまま力強い男の指が胎を持ち上げる勢いでごちゅごちゅ♡と弱いそこを殴り続けていて、吐きそうで、死にそうで、気持ちよくて、涙が溢れた。
しなせてほしい、しなせて、もうむりだから、イかせて、イかせて。
おなかのおくがあつくて、気がくるいそう。
もう、なんどもイってる気がするのに、イけなくて、どうしてもイけなくて、なんで、なんで、なんで……ッ
わたしの身体になにしたの、なにしてるの、なんで、こんなこと———ッ

ぼたぼたと勝手に涙が溢れて朱雀色のソファーにシミをつくる。粘着質な音が狭い馬車内に響いていて、耳まで犯されている気がした。

「イけないの、つらい?」
(——分かってる″、くせに″……ッ″♡♡♡)

わざとらしく質問してくるその顔を、叶うことなら引っ叩いてやりたい。私を追い詰める手に噛みついて引っ掻いてそのお綺麗な顔に傷の一つでもつけてやりたい。
ふーっふーっ、と猛獣のような眼光で荒い呼吸を繰り返すベル。
そんな彼女を向かいのソファーに降ろし座らせて、支えるように腰に手を回した。


「ねぇベルちゃん?ここ、まだ外だよ。馬車の中と言っても、声まで隠せるわけじゃないからさ?ベルちゃん、イっちゃったら声我慢出来ないでしょ?」
(——だったら、あんたがその手を止めたらいい話しでしょッ″なんで、わたしがこんな目に——ッ…—ッ♡♡)
「俺の奥さんになるんだから、お家まで我慢できるよね?ベルは外で我慢できない粗相しちゃう子じゃないもんね?」
(——人のことをッ、おむつがとれない幼児みたいな言い方しやがって……ッ♡ふ、ざっけんなよこの性格難ありクソ男……ッ‼︎♡)

何が悲しくて街道を走る馬車の中でこんな痴態にならないといけないのか。そうさせている本人への怒りでなんとか意識を保っているような状況だった。
にんまり、
ハイドの口が不自然に口角を上げた。
なにか強烈に嫌な予感がして反応的に腰が逃げようとしたが、彼の手に支えられていたから抵抗にもならない些細な動作にしかならなかった。
その瞬間、パクリとハイドが口を開いて、目の前にある飴玉を口に迎え入れるような素振りで、
絶頂を寸止めされつづけパンパンに張り詰めたクリトリスを、咀嚼した。


「ぁ″、————ッ″、——⁉‼︎‼︎」

一瞬身を焼くような多幸感を感じて、″イった″と知覚するのに解放されてない熱が″イってない″と瞬時に脳の情報を書き換える。クリトリスは爆発するくらいパンパンに赤く腫れていて、そのせいで先っちょは皮からはみ出て主張していた。
それを″ちゅう♡″と甘く吸い上げて、舌全体で研磨された。

ベルは声を必死にのどでおし殺しながら、風邪っぴきのときみたいにずるずる鼻をすする顔が可愛くて、歯でかるーく噛んであげたら、つーって、赤い鼻血が鼻から垂れ顎につたってた。

「ぁ″、ぎ、……♡♡♡」

あー、ちょっと魔力浴びせすぎたかな?
目も宙を向いてるし。限界が近いのかもしれない。
むしろ限界を超えてるから鼻血出してんのか。
馬鹿だねぇ、お前が俺の魔術を跳ね除けれるわけないのに
健気に解術しようとしたんだ?
そんで脳の中心の魔術回路までオーバーフロー起こして、
鼻血だして気絶寸前。
でも俺の魔力操作のせいで気絶も出来ない。

股から口を離し、ぐらつくベルの顎をハイドの手が掴み強制的に視線を合わせた。

「ねぇベルちゃん。もう俺に魔力操作されたくないよね?
 腕も足も動かなくてこわいもんね?
 イきたいのにイけないのももう嫌だよね?
 お利口になってくれるならもう嫌なことはしないよ?どうする?」

「……——……」

「解術なんてできねーくせに俺に張り合ってさ、
 ベルちゃん、いつからそんな馬鹿んなったわけ?
 自分の命守んのに精一杯のくせに、可愛い後輩?
 忘れちゃった?俺らの同期がどうなったか。
 そんな腑抜けた根性で生き繋げれる場所じゃないでしょあそこは。 
 なぁ、分かってんの?」
 
「…………うっさ、ぃ、ボケ」

「あ″?」

「…天才が、調子にのんな。嫉妬してるだけのクソ男のくせに…、誰がアンタなんかこわがるかバーカ」


…嫉妬?俺が?

腹が、煮えたった。
お前に家族なんていないのに、同期もみんなあのクソみてぇな環境の中で死んでったのに、それでも頑張れるお前の図太さが今は少しだけ憎い。
はやく、俺の家族になってよ。協議会のクソジジイ共を納得させないとベルちゃんを俺の奥さんには出来ないんだけど、もしあいつらが納得しなかったとしても、俺はお前なしじゃ生きられないのに。だからお前もそうなってよ。
これが嫉妬だっていうなら俺は誰に嫉妬してんだろ。
ベルより魔力があってこっちの気も知らず意気揚々と見合いにくる貴族女共に?
こんなクソみてぇな環境なのにお前と仲良くなったっていう後輩に?

…いや、どれも違うな。
俺はきっと、俺なしでも生きれるお前に腹が立ってるんだ。
魔術で絶頂を堰き止められて気が狂うくらい苦しいはずなのに、俺の言葉に折れもしないで顔に青筋たててさあ。
そうやって怒れる、
その図太い精神が、大好きだけど、大っ嫌い。



「ああ、そう。
 だったら身体だけじゃなくて頭も矯正してやるよ。馬鹿女」








——————




あれからどれくらい時間がたったんだろう、
ハイドに抱えられ彼の家に戻ってベッドに寝かされ、手足の感覚はずっとないまま拷問じみた行為が続く。
脳が焼き切れそうな快楽の中意識を保っていられたのは、それだけベルもハイドに憤っていたから。

(こ、の″、粘着くそ野郎……ッ″、ねちねちねちねちしっっつこい″んだよボケカス…‼︎)

何が″手紙もなにもくれないで″だ。
平日は前の生活にしようってそっちが言ったんじゃん。
私は約束破ったわけでも浮気したわけでもないからね?
なんっっでこんな拷問受けないといけないのか、心底訳わかんないんだけど…ッ⁉︎
ていうかハイドもさあ、お前そんな余裕ない男だったっけ?
いっつも俺の手のひらで転がしてますみたいな顔して余裕綽々で笑ってたお前はどこいったの。
ちょっと数日離れただけでそんな神経病むくらいなら
ちょっとくらい、私の気持ちも信用したらどうなのよクソ男。

ねちねちねちねち♡
ベッドシーツは汗と愛液でぐちゃぐちゃに汚れ、行為の長さを物語っていた。


「ずっとイけないのに、ずーーっとイってるみたいで気持ちいいでしょ?こんなの俺以外できると思う?ほら、早く諦めないと、ベルちゃんの身体壊れちゃうよ?」

ふっっっざけんな、してほしくてされてる訳じゃないんだよッ
奥歯がガチガチ音を立てて、膣が絶えずハイドの指に甘えるようにぎゅう♡と収縮しているのが分かる。
諦めるって、なにを?
ハイドが何を望んでいるのか、全然分からない。
声だけは露骨に優しい声を取り繕って、そのくせ手は一切止めてもくれなくて。
″壊れる″ことを心配しているんじゃなくて、
″壊す″ためにわざと優しい言葉をつくっている気さえした。

「……ね、し、ってる″…?ひとの身体、魔力で操作するのは、はんざいなんだよ?ハイド。」
「…うん、だから?」

だから?じゃねぇよ。親しき中にも礼儀ありって言葉を知らないのこの男。
怒りの輪郭が見えてきた気がする。
ハイドは私をこの家から出さなかったのもそうだけど、私の意思を尊重しているようで尊重してないんだ。
きっとハイドに依存してこの部屋でぐーたら贅沢三昧するだけのダメ人間に私がなっても、この男は手放しで喜んで愛してるとほざくんだろう。
ふざけんな、私はお前の人形じゃない。
怒りに紛れて、胸がぎゅうと苦しくなった。

「信用、してる″って言ったじゃん…ッ″」
「……は?」

ぼたりと、涙がまたこぼれ落ちて、
みっともない声が部屋に響いた。

「私、ちゃんとハイドに好きって言ったのにッ
 あんたも信用するって言ったのに、
 全然、私のことなんて信用してないじゃん…ッ‼︎」

言葉が嗚咽混じりになり、鼻も啜るものだから呂律も回っていなかった。

「す、すきって、わたし…ッ言った、言ったのに…ッ″
 ひどい、ちゃんと、帰るって言ったのに、
 ちょ、ちょっとくらいさぁッ⁈信用してくれても、いいじゃん——」
「ベル、ちゃん……」

ぼたぼたと、涙を溢しながら悲痛な訴えをするベルを見てハイドは自分が何かを間違ったことにようやく気がつく。
痛みで泣いている訳じゃない、快楽に流されてるわけじゃない。俺はベルちゃんが欲しくて仕方がないのに、
ん、″欲しくて″?
違う、俺は、ベルが好きで、愛しくて、幸せにしたいから婚姻の準備を進めてたはずなのに、
″欲しい″なんて、そんな物みたいな考え方してないはずなのに
いつからこんなふうに、彼女を扱ってたんだろう——。


「——ごめん」


「俺、こんな、こんなはずじゃなかったのに、」


「ベルの気持ちを無視して、酷いことして…」


「ごめん……」



俺は、結局あの両親と血が繋がった子どもなんだと痛感する。
家族になりたい人を物みたいに扱って、
俺を研究成果としか見なかったあいつらにそっくりだ。


ぽたりと青い瞳から雫が落ちるのを、ベルは不思議そうな目で見ていた。

ハイドは、なんでも出来る天才のくせに。
お金も、才能も、権力も、容姿も、なんでも持ってるくせに。
不器用で、人と人の境界線も分かってない恋人が、あまりにもこどものような顔をして涙を流すから。
なんて拙くて、脆くて、馬鹿なんだろうと思った。
——私なんかに依存して、ほんとに馬鹿。


気付けば胸に渦巻いていた怒りも悲しみもなりを潜めて、
ベルは動かないはずの手を伸ばして、ハイドを抱きしめた。



「信用してよ、何年告白し続けたと思ってんの」
「……一回抱いたらおわりになるかと思ってた」
「あんな言い方してた私も悪いけどさ、でもちゃんとハイドのことが好きだから」
「……」
「ハイド以上のいい男なんて見たことないから、安心してよ」
「…、……」

茶化すように笑う彼女の声は明るくて、暗に許されている気がした。
怒っていたのは自分の筈なのに、それすら包んで笑ってくれている気がした。
…あったかい。

権力とか、家柄とか、血筋とか、
そんな考えが一切ない、ただの温もり。
それが泣きそうなくらい温かかった。




「……ごめん、ベル」

「謝んなくていいから、好きって言ってよ」

「…うん、好きだよ。」

「私も」

「……ベルのこと、ちゃんと抱きたい。……いい?」

「週末は甘やかしてくれるんでしょ?なら、いいよ。






 ハイドの好きにしてよ」





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