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しおりを挟む初めて会った時に女だとか関係なく一魔術師として扱ってくれて、成果を挙げれば真っ当に褒めてくれたアルヴィン侯爵に惹かれるのに時間はかからなかった。
あの人の落ち着いた優しい瞳が好き。
頼り甲斐がある大きな背中と、
私の3倍はありそうな大きな腕が好き。
この力強い手で今までたくさんの命を助けてきたんだと分かる、硬い剣蛸がいくつもある手のひらが好き。
どんな馬鹿なことを言っても受け止めて諭してくれて、笑って、時には怒ってくれる。
大好きと告白するたびに″馬鹿を言うな″と叱られたけど、彼が怒るほど私は彼に惹かれていったし、恋心は大きくなるばかりだった。
だから、
憧れと恋幕の違いもついてなかったのかもしれない。
「ん″ぅ″ーーーッ~~~ッ″ッ″ッ″‼︎‼︎‼︎♡♡♡♡♡」
こちゅこちゅこちゅこちゅ♡
アルヴィンの太い指が膣に埋まって腹側を叩く、その度奥の壁は指先で押され目を白黒させながらミルティは濁音混じりの悲鳴をあげた。
「SEXもしたことがない生娘なのに、よくもまあ気概よく言えたもんだ感心するよ」
—だれ、これは、だれ??
私が好きな侯爵は、こんな暗い声で話したりしない。こんな力づくで行為をしたりなんて絶対しない。
嬌声というには汚い甘い声が止まらず、ミルティはアルヴィンの自室のベッドで彼に背中を預けながらひいひいと喉を震わせた。
処女を散らした血がシーツを汚していたが、愛液と汗で滲んだ血がこの行為の長さを物語っていた。
(つらい、つらいぃ♡♡なに、いやがらせ?さっさと挿れて、終わって欲しいのに、魔術塔に戻りたいのにぃぃ‼︎♡♡♡)
「そんなに睨むな、処女なんだからちゃんと解さないと入らないだろ」
「ふ、ぅ、ふ、…っ♡♡♡」
「怒る余裕があるなら、一回イカせるか。」
———え?
まるで作業手順の報告のように軽く言われて、理解が追いつかなかった。
処女なんだから抱かれても感じるわけないと思っていたのに、時間をかけて広げられ膣の中の反応がいい場所を何度も何度もぐ~~♡と優しく押された。
甘い刺激に脳の奥がだんだんと痺れてきて、膣に埋まる指の圧迫感を感じなくなるころには苦しいほど重い快楽の電気信号が身体を支配してた。ミルティはそれ以上なんてないと思ってた。
くぱ、
愛液まみれになった股の芯を、アルヴィンの指が詰まむ。
胎の指はそのままにすりすり♡すりすり♡と性感帯を撫で、押し付け、内側から押されぷるりと震えながら露出するクリトリスを、そのままぬるぬるの愛液と一緒に弾いた。
「ーーーッ⁉︎♡♡♡♡」
ガクン、身体全体が大きく跳ね視界が歪むがアルヴィンの手は止まらない。剣鮹で硬くなった指先で敏感なクリトリスを摘み男根を扱くようにすりすりと上下に擦り合わせた。
「ま″、っで……ッ‼︎⁉︎♡♡♡♡♡ぁ、ぁ″ぃぁぁあ″あッ‼︎♡♡♡、ッ、~~~~~ッ‼︎‼︎♡♡♡♡♡」
ガタガタとミルティの身体が跳ね腰が震えるが、止めてやる気はおきない。
ああ、苦しいんだろうなあ。そりゃそうだ、俺がそうしているんだから。
膣肉は媚を売るようにきゅうきゅうと指に纏わりついて中を狭める、それを無理矢理押し開いて彼女の反応がいいGスポットを入念に解す。
———馬鹿なことをしていると思う。
未来も才能もある娘だ、大事に守ってやれ、手籠にするなと理性が問い掛ける。
でもな、もう、いいんだよ。
この娘はどこまでいっても魔術のためなら自分を顧みない馬鹿娘で、俺はこんな歳も離れた娘に欲情しちまうくらい馬鹿な男なんだから。
苦しい思いを沢山させてやりたい。
嫌だと言っても性感帯を撫で、甘やかすように苦しめてやろう。
いっそSEXがトラウマになればいい。
あんな男のものに、お前がなるくらいなら。
「~~~ッ″‼︎‼︎♡♡こ、ぁ♡、ーーーーッ♡♡♡」
あ、
あ、
……あ?
ぷちんと脳の奥が弾け、
重い絶頂。
目の前が真っ白になって、あたまがしびれて、からだがいうことをきかなくて。
こんなに苦しいのに、泣きたいくらい苦しいのに、脳に快楽物質が流れて″幸せ″で埋め尽くされる。
自分の身に何が起きているかミルティは分かっていなかった。
ここに来る渦中、好きな人と身体を繋げられることを素直に喜んだ。研究資金も出してくれることをただただ喜んだ。
対価が自分でいいのなら、安いものだと、本気で思っていた。
「———ごめ、」
「ん?」
くるしい、
しあわせ、
くるしい、
きもちいい、
こんな、SEXがこんなに苦しいなんて知らなかった。
こちゅこちゅこちゅこちゅ♡
話している間も絶えず、太い指が叩かれたら嫌な所を何度も抉る。
ちゅこちゅこちゅこちゅこ♡
広い指の平ががっちりと股の芯を掴んで、逃がしてくれない。
「ごめ、なさ~~ッ‼︎♡♡ごめんなさいぃッ♡♡♡くるし、♡♡♡ぃ″、ぃぁ、ぁ——~~~ッッ‼︎‼︎♡♡♡♡こうしゃく、こうッ、ぁ、ぅ、~~~~~ッ″ッ″‼︎‼︎♡♡♡♡♡♡」
重い絶頂を繰り返す。
無理矢理押し上げられるような苦しい絶頂、なのに脳には快楽物質が溢れて、目の奥がぱちぱちとスパークする。
気持ちいい、気持ちいい、幸せ。
舌はしびれて言葉が言葉にならなくて、理由もわからず涙腺から熱い涙が溢れる。
絶頂の最中なのに侯爵は手を止めてくれず子宮口を優しく、強く撫込まれて喉の奥がしゃくり上がった。
(ミルティ嬢が、泣いている)
誰の力も借りない魔術狂いの天才が、
地位など関係なく対等に意見を話す強気な娘が、
なす術なく涙を流し、子どものようにしゃくりあげ酸素を吸えず顔を真っ赤にして泣いている。
やめてやらないと。
そう、思いはするのに。
胸がざわついて、
悪い喜びがじわじわと、
侵食するように広がっていく。
俺は、こんなに歪んだ人間だっただろうか、
知らなかった。
自分の本性に、こんなに野蛮で加虐的な嗜好があること。
彼女が苦しいと喘いでいるのに、止めようとする気持ち以上に″もっと見たい″という欲求に突き動かされる。
これじゃ、あの男と何も変わらない。
彼女の意思を尊重して、彼女を大事にする男と共になってほしかった。
そうなら、俺はきっと彼女の背を押して手放せてやれたはずだ。
———本当に?
「……はは、」
ぽつりと、笑いが溢れた。
自嘲混じりのそれは、まるで嘘ばかり並べる自分への嘲笑。
突然のことにミルティはびくりと背を震わせてそろそろと視線を上げる。
目には怯えの色がある。
かわいそうに。
俺のことを信頼していたんだろう。
俺なら理解して背中を押してくれると思っていたんだろう。
俺も、知らなかったよ。
俺がこんな人間だったなんて。
かわいそうに。
「……こう、しゃく……さま…?」
「ミルティ嬢」
シンと、部屋に響いた声は俺が思っていたより静かだった。
大きな手のひらがぐ、と胎を臍上から抑えて彼女の口から反射的な声が漏れる。
「ここに、子を成したい」
ひゅ、彼女の喉が鳴る音を聞いた。
「君が、もう二度とあんな馬鹿なことを言わないように、
俺のものであり続けるように、ここに。」
「いいか?」
——————
この人の、
落ち着いた優しい瞳が好きだった。
頼り甲斐がある大きな背中と、
私の3倍はありそうな大きな腕が好きだった。
この力強い手で今までたくさんの命を助けてきたんだと分かる、硬い剣蛸がいくつもある手のひらが好きだった。
どんな馬鹿なことを言っても受け止めて諭してくれて、笑って、時には怒ってくれる人だった。
大好きと告白するたびに″馬鹿を言うな″と叱られたけど、彼が怒るほど私は彼に惹かれていったし、恋心は大きくなるばかりだと思っていた。
だから、
「いい、ですよ」
迷い犬のような目をして、私に尋ねたのは、
きっと彼の最後の理性だったんだろう。
(怖い目をしてる)
見たことないくらい開いた瞳孔は、獲物を前にした魔物みたい。
大きな背中に抱き寄せられて、力で敵うはずもなく抵抗もろくにさせてもらえなくて、剣鮹が硬い大きな手が私の中を無遠慮に暴いて、
それでも、きっと私が断ったら、この人はこの先の行為をしないし、そうして私の前から消えるんだろう。
ミルティの言葉に、侯爵は″どうして″と眉を下げた。
だって仕方がない。とミスティは思う。
憧れとの区別がついていない恋幕かもしれないけど、それでも好きな人に抱かれて嬉しいと思ってる自分がいるんだから。
順番はきっと間違ってる。
この人の善意を歪ませている気もする。
でも、
私は、この人が好き。
貴方の子なら、この胎にほしい。
「君は本当に、馬鹿だな。」
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