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第四章
言い訳
しおりを挟む涼香が震え、涙ながらに言った。
「私は殺してない!!殺してなんかない!!」
直美も続けて言った。
「ねぇ、渚ひどいよ?うちらそんなことしてないよ。」
涼香「ごめん、ごめんなさい。」
「た…確かに…盗聴器を仕掛けたのも…
咲に嫉妬したのも事実…」
遮るように直美が言った。
「すずか!!いいの??」
涼香「うん。いいの。」
直美「わかった。」
涼香「渚が咲に似ててびっくりしたの…
また凌也を取られるんじゃないかって…思って」
直美「それで、私が言ったの。
あの子は咲じゃないよ。
心配なら盗聴でもする?って」
涼香「で、聞こえない日は確かに渚の後をつけてた」
直美「私がつけてた日、父さんに見つかっちゃって」
涼香「それ以降は私が行ったんだけど、
渚、警察に捕まっちゃうし…
盗聴も出来なくなるし…
その後見た時は警察と一緒にいたし」
直美「で、怖くなってやめたんだよ。
渚がそういう事しない子だってわかったってのもあるし」
涼香「そう…。」
涼香が重い口を開いた
「咲は……咲は凌也と…出来てたんだよ」
「抱き合ってたの…」
「だから私は咲を許せなかった。」
「でもそんなメモ書いてないし、嫌がらせもしてない、私は殺してない!!」
直美「そう、涼香のせいじゃない。
うちらのせいじゃ…」
直美は涙ぐんだ。
その瞬間
「ピンポーン」
渚のLINEが鳴った。
そして、渚はニヤリと笑った。
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2026年1月ジャンルを大衆文学→ミステリーに変更しています。
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