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rosey-rosey ♡第4話 Hotに結ばれる♡
しおりを挟む車内にて、ふたりは必死で抱き合い、キスし、愛撫し合った。
「ン~、美味しいよ。梨々。じゃあ存分に愛し合えるところへいこう?」
「はい……」
もちろんラブホテルのことだ。
水面は部屋を梨々に択ばせた。
「ここっ」顔を赤くする梨々。
腕を絡め、豊かなバストを水面の腕に押し当てながら歩いた。
ふと水面のパンツを見ると、真ん中がすでに盛り上がっていた。
(アァン…なんてスケベな人なのかしら、最高だわ)
初めて水面に抱かれる。ハートが弾む。
ブラジャーをはずされ梨々の胸もプルンッとゆれた。
「シャワーいっしょに浴びようね!」っと可愛く小首をかしげて言った梨々の言うことを聞けずに、梨々をついベッドに押し倒す水面。
水面の息が荒い。激しい吐息が梨々の耳にかかる。
(あぁ……! こういう甘々で激しいの、スキ)
水面の大きな手が梨々の身体中を撫で回す。
「スベスベだね……。可愛いよ、梨々」
覆いかぶさる水面の重みがたまらない。
そして、ふたりが溶けあう瞬間世界がとろけた。
(素敵だわっ……水面が入って来た、ああっ!)
「すき、好きスキ!」よがり続ける梨々。
「すごく良い匂いがする……。梨々香水付けてるの?」
「ン…ううん、つけ……て、ない」
ふたりは揺れながら、会話しながら、恍惚に身をゆだねる。
こんな気持ちイイセックス初めて。
「イイ? 梨々?」
「はい……すごく、イイ! 水面ぉ」
水面はすぐに達しそうだ。
「あ、ああっ! 梨々イッちゃう!」
「ああ! あん! あ! あ! あっ!」
水面のリズムに揺らされて脳天まで痺れちゃう!
「あたしも! アッン……」
その瞬間溢れ出る、白い水面の体液。水面はあたしの躰にわざとヌルヌルと掌で撫でつけた。
(凄く……イイ。大好き)
そのあとバスルームでもふたりは自然と絡み合い繋がった。
バスルーム中に響き渡る梨々の喘ぎ声。
そして、ふたりの結合部分が奏でる調べ。
ズブズブズブ……! 辞めようとしない水面。
――――そして、果て……ふたりは仲良くあわあわの中。
「ンフ~♪ 水面、す・ご・い!」
水面は梨々を泡の中で抱きしめその口をふさいだ。
そして離し「梨々は、オレのものだよ」とまた優しく抱きしめる。
水面はシェルターのすぐそばまで送ってくれた。
「竜郁君、大丈夫かな? もう8時前だ……」
「ありがとう、水面。小さい子じゃないからね。世話人の方もいらしてくれるし。ごはんを作って下さるの」
「うん……でもさ、男の子ってママが好きなものさ。高校生ぐらいまではさ、まだ」
「はい。竜郁を寂しがらせないように努力します」
「うん」
「あ、明日は梨々お休みだね。ゆっくりしなよ」
「はーい」
「電話するね!」
「はい。水面、安全運転でね!」
「OK!」
シェルターの近くなのでキスは無し。ふたりは握手をしてその日は別れた。
そんな風にふたりは熱いデートを繰り返した。
一人暮らしの水面の家まで押しかけちゃった、というかお招きいただいたり。
梨々は得意の肉じゃがをエプロンをし披露した。水面はご満悦であった。
(ただ、離婚……何とかしなくっちゃ。あたしはまだ人妻。頑張ってけじめ、つけなきゃ。でも……あの夫と話すのなんか本当に嫌だな。恐怖心はとにもかくにもどうしようもない)
シェルターの職員や役所の相談員に話をし、梨々は印鑑を押した離婚届を敏夫の元、つまり自宅へ郵送した。投函する郵便局はシェルターから離れた街を選んだ。
『判を押したらレストランHAMAMIへ送って下さい』と返信先をHAMAMIの住所にした。
その4日後……なんと! 夫である敏夫がHAMAMIに怒鳴り込んで来たのだ!
「こらぁッ! 梨々は何処だ~!? おい! アバズレ! 出てきやがれ!」
扉が壊れそうなぐらいの勢いで開け閉まる時は大きな音を立てた。
バタンッ!
梨々は丁度トイレからホールへ戻って行くところだった。
ホール係の男の子・よし君が目くばせをしてきた。『来ちゃいけない! トイレに隠れて』といった具合に。
店長が慌てて敏夫のもとへ駆け寄る。
「お客様、他のお客様のご迷惑になりますので!」
すると即座に敏夫はドン! と店長の肩を両手で押した。
すぐさま走ってくる水面。
「おいあんた、何してくれんだよ? 通報して!」
サッと振り向き正社員の女性に指示する水面。
「なっにー! てっめぇ偉そうに! ぶん殴られたいか?」
水面は動じない。
梨々は耐えきれずに水面と敏夫のもとへ飛び出してきた。
「梨々ちゃん、危ないよ!」
「ハッハーン、てめぇか! うちの女房をたぶらかしたのは?! お? 言ってみろよこら!」と言い終わらぬうちに敏夫の拳が水面の顔面を直撃した。
鼻血を出している水面。
梨々は……堪忍袋の緒が切れた。
「敏夫、ここはお客様に迷惑だから取り敢えず外に出なさいよ!」
敏夫は普段と様子が違う強気な梨々に少し困惑気味だ。
「あ、ああ! 出てやるとも!」
店内では、店長が他のお客に深々と頭を下げ謝っている。そして従業員は水面の手当てをしている。
「敏夫? あたしはずっと我慢してきました。あなたの暴言暴力に、どんな気持ちだったと思う? なによりも、竜郁が可哀相と感じないんですか?! あなた、なんでそんなに変わってしまったの?!」
梨々は涙を滲ませている。
もう敏夫は暴れてない。
そうこうしている内にパトカーがやって来た。無論大勢の人間が敏夫の暴言・暴力の証人である。
彼は警察に連れて行かれた。
水面の鼻血は少ししたら止まった。だが皆が勧めたのもあり病院へ行き、診断書をもらった。
法的に争いになった場合重要だ。
ちなみに梨々はその日から物凄く勇気を振り絞った。裁判所へ行き、事情を話し、夫への「退去命令」「接近禁止命令」を発令させた。
敏夫の意思は、弁護士によると「退去命令の期日が過ぎても、あの家へ戻る気は無い」とのことだ。
しかし、梨々はトラウマになってしまっており、敏夫が居なくなったからといっても、すぐには自宅へ帰る気持ちになれなかった。言葉ではうまく表現できない恐怖心と不安感にさいなまれている。
――――3月2日。
いよいよ今日は竜郁がシェルターから巣立って行く日。引っ越しだ。夫の居なくなった自宅にある竜郁の物も少しずつ整理して行っていた。
大学は関西だ。東京、関西と母子は離れることとなる。
「竜郁、いつでも帰っておいでよ。竜郁のペースでね」
「ママ、任せといて! それよりママ、体を大事にね。また帰ってくるからね!」
シェルターの仲間もさみしがり、そして温かく竜郁のことを見送ってくれた。
水面とはずっと連絡を取り続けていた。
しかし、離婚が成立するまでは逢わない約束を梨々からした。
そう、敏夫がレストランにやって来たあの日にだ。
梨々は、勇気を振り絞った。自分の家へ帰ろう。接近禁止命令と退去命令に夫は屈したんだ。
(大丈夫……! 大丈夫!)自身に懸命に言い聞かせた。
どんなに仲間に優しくされても、正直言って共同生活の窮屈さは梨々から拭えなかったのもある。
堂々と自宅に居よう、と決めシェルターを去った。
そして、にわかに信じがたかったが、10日もしない内に敏夫の判が押された離婚届が職場であるHAMAMIに届いた。
離婚が成立したことを梨々はすぐに水面にメールで知らせた。
水面は『彼……彼の肩を持つつもりはない。でも、ケジメをつけないまま梨々と結ばれたことを申し訳なく思っている。無論暴力は赦さないが。梨々、オレが誘ったんだ。離婚成立まで、直更辛い思いをさせたのはオレのせいだ。すまない』と謝りのメールを送ってきた。
梨々は、心からこのひとについて行くと改めて感じた。
そんな梨々はHAMAMIにがんばって出勤し続けている。
そうしてある日曜日……たまたま梨々と水面、そろって休日だ。ふたりは久しぶりにデートを。
前日電話で水面は「梨々、抱きたくてたまらないよ。いやかい?」とたずねてきた。
「あ、あたしも。凄く水面がホシイわ……」即答する梨々。
「そう……。じゃあ明日さ、オレのうち来る?」
「はい」
「ありがとう梨々、お迎えに行くよ、ね?」
「うん。嬉しい」
久々にふたりっきり。だってお店ではどうしたってオフィシャルな顔だもの。
車に乗るや否やふたりは、口と口が磁石のように吸い寄せられた。
チュ……チュ、チュッチュ! チュパー……と糸を引く。とってもディープ。
「は……やく、抱かれたい。水面ぉ……」
キスしながら切ない声を絞り出す梨々。
「ハー、ハー……う、ん。抱きたいよ、梨々」耳がくすぐっい、蕩けちゃう。
水面は車を走らせた。車の中はラジオが流れ、言葉少なに穏やかな空気が流れる。
水面のマンションに到着し、ふたりはエレベーターの中でもピタッと体を寄り添わせていた。
10階まで昇る間、梨々のお尻を撫で回す大きな手がミニスカートの中に入った。
パンティの横から指が滑り込み素早く動かされる。
「アッァ、水面、ひ……人が乗ってきたら大変よ」
「ふふふ」と意地悪に笑う水面。
「アァ―ン、すき」
水面のお部屋を訪れるのは2回目。
「どうぞ!」
(ぅわ~……。なんか、水面のお部屋ラブホみたいに変身しちゃってる。アハ! 華やかでロマンチック。前より綺麗に片付いているわ)
ソファのそばのローテーブルには深紅のバラの花束が飾られ芳香を放っている。
「水面、模様替えしたのね。素敵ね! ステキよ、お部屋。水面みたいにっ」
「ありがと」ソファーでライトに抱き合いチュ!
「飲み物入れるよ、梨々。こないだは梨々がごちそうを作ってくれたからね、今日はオレがおもてなし!」と言って水面は微笑んだ。
「ありがと! じゃあ、アイスコーヒーを戴きたいわ」
「うん、わかった」
ペーパードリップに惹いた豆を入れ丁寧にお湯を注ぐ水面。
淹れ方がなんとも職人気質……。だってレストランの調理師さんだものね! そうして先に入れたアイスピックで割られた大きな氷がパキ! パキッ! とモカの良い匂いの中で響く。
「どーぞ」
「きゃ、ゴージャスなコーヒー。いただきま~す! ……ン、最高!」
終始ニコニコの水面だ。
水面のオフィシャルな部分しか知らなかった頃、まさかこーんなに少年みたいな笑い方をする人だなんて想像つかなかった。
「さっきぃ……イタズラしたね?! 水面ぉ?」
「ン」
梨々は「エレベーターの中……」凄く小さなヒソヒソ声でわざと水面の耳に吐息で話しかけた。
それを聴くと水面は真剣な表情に変わり、痛いほど梨々を抱きしめ、梨々の胸元の香りを思いきり嗅いだ。
そうして口づけの嵐。今日は露出度高めの赤いオフショルダーだ。
鎖骨や肩を齧られるようにキスされた。
「アン! ァン! ァンッ!」
もうそれだけでカンじちゃって声が出ちゃう。
水面は梨々の上衣を脱がせブラを付けさせたままバストをむき出しにさせた。
チュパチュパッ、チュパチュゥ……! 舌で弄ばれる梨々の果物のような胸。
そのままひざまずいた水面は、少しずつ顔を下げていき、おへそやパンティの縁辺りを舐めた。
息が止まりそうなほど気持ち……イイ。
水面は急いで服を脱ぎ、しなやかな男の筋肉を露わにした。
そのまま梨々をお姫様だっこしベッドへ。
その日水面は、すぐにおわっちゃわないように、そ~うとうな努力・ガマンをしたみたい。
なんと……梨々を迎えにゆく前に……「ひとりでしちゃった」と。
「梨々を思いきり悦ばせたいから」と言った。
「水面、あたし達きっと躰の相性も……良いのね」長いまつげを伏せる梨々。
「梨々ぃ? 梨々はとっても綺麗な顔をしてエッチなことを言うんだね?」
「あん、意地悪言わないでっ、水面。『仲良し』って言ってるだけじゃない……」
水面からコトバでいじられて濡れてしまう梨々。
愛する水面は全部そんなことはお見通しだ。
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