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第27話
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ジョーカー「.....は?」
ステラ「あいつらが.....元軍人?」
ハルマ達が戦った相手は元軍人であり、ラジャルの部下だった。
シロナ「元とはいえ軍人だった彼らが、なぜ私たちを....」
アオ「目的は分からないけれど、完全に敵になっていたのね....」
アオとラジャルは悲しそうな顔をしていた。
敵として目の前に現れたとはいえ、元軍人。
順調に行っていたら自分達の先輩になっていた2人。
ハルマ達は複雑な気持ちだった。
ラジャル「君達は何も気にしなくていいんだよ、むしろよくやったよ。2人のことはとりあえず今はおいといて。言わずもがな、合宿は中止だね」
アンデ「これからどうするんですか?」
ラジャル「こっちに来た時と同じように船に乗って帰ろうか、ついでに寄りたいところもあるし.....さぁ、とりあえず荷物をまとめて海沿いまで歩こうか」
合宿は中止が決定された。
この事態だ、無理もない。
全員荷物をまとめて帰ることにした。
全員が支度を終えて歩き始める。
エダ「どこに寄るんですか?」
ラジャル「ちょっとね.....君たちも見たと思うけど、俺たちを閉じ込めていた結界、あれに関係するところだよ」
アイズ「そうでした、あの結界ってなんなんですか?」
アオ「あれは隠念術というものよ」
ヒナ「隠念術....???」
初めて聞くものだった。
ラジャル「もしもどこかの能力者が罪を犯したとして、捕まえた後、どうやって閉じ込めると思う?」
ケイタ「そりゃ牢屋だろ」
ラジャル「そう。だけど普通の牢屋だったら簡単に破られてしまう。良くも悪くも能力者は普通とはかけ離れているからね」
ミコ「じゃあどうやって??」
ハルマ「隠念術.... ってことですか?」
ラジャル「そういうことだ」
今日はハルマ達にとって驚きの連続。
能力者の能力を攻撃用とするなら、隠念術は閉じ込めることに特化したものである、そう説明が続いた。
ラジャル「術者の実力に左右されるけど、術によってできた結界は能力者では壊せないものになる。だから俺とアオは出てこれなかったんだ 」
ハルマ「なるほど.....そういうことだったのか......」
これでラジャル程の実力があっても結界壊せなかった理由がわかった。
そんなこんな話してて、海沿いに到着。
船も着いていた。
ラジャル「それじゃ一人一人乗ってね」
荷物を持って全員船に乗り、出発した。
ラジャル「それじゃ目的地まで時間があるからゆっくり休んでてくれ」
大きなトラブルはあったものの、全員が無事に島を出ることが出来た。
島を出て、少し時間が経って、ハルマは外を眺めていた。
ハルマ「.......」
アンデ「よ、ハルマ」
ハルマ「アンデ....どうしたの?」
アンデ「別にどうもしてないけどよ、ハルマの姿が見えたから」
ハルマは考え事をしていたのだ。
アンデ「.....やっぱり気になるのか?」
ハルマ「え?....ま、まぁ.....そうだね」
気にしているのは、ジャックとフェイのこと。
敵とはいえ、本当なら自分たちの先輩になっていた2人。
気にするなという方が無理な話であった。
アンデ「実は俺もかなり気にしてる」
それはアンデも同じこと。
軍に入り、守るために全力を尽くす。
それは、とても名誉のあることだとハルマ達は思っている。
だけど、それはこの世界を何も知らないから、そう思えてるのかもしれない。
アオ「あなた達」
いきなりその場に来たのはアオだった。
どうやら、2人の会話を少し聞いていたようだ。
アンデ「アオさん」
アオ「あの2人がやっぱり気になるの?」
ハルマ「はい.....敵とはいえ、やっぱり複雑で」
アオ「無理もないわ.....」
アンデ「軍に居たってことは、アオさんも2人のことは知ってるんですよね?」
アオ「えぇ、知っているわ」
ハルマ「なぜ.....あの2人は敵になったんでしょうか...何があって軍を抜けたんでしょうか」
先程も言ったように、ハルマ達にとって守るために全力を尽くすことは名誉だと思っている。あの2人もそうだったはず。だけど敵として目の前に現れた。
なぜなのか....ハルマ達は気になっていた。
アオは少し難しい顔をして、2人について話し始めた。
アオ「そうね.....どこから話すべきか......もう6年も前の話になるわ」
アオの口から語られる、フェイとジャックの軍人時代。
2人の身に一体何が起きたのか、その一部が明かされる。
To be continued
ステラ「あいつらが.....元軍人?」
ハルマ達が戦った相手は元軍人であり、ラジャルの部下だった。
シロナ「元とはいえ軍人だった彼らが、なぜ私たちを....」
アオ「目的は分からないけれど、完全に敵になっていたのね....」
アオとラジャルは悲しそうな顔をしていた。
敵として目の前に現れたとはいえ、元軍人。
順調に行っていたら自分達の先輩になっていた2人。
ハルマ達は複雑な気持ちだった。
ラジャル「君達は何も気にしなくていいんだよ、むしろよくやったよ。2人のことはとりあえず今はおいといて。言わずもがな、合宿は中止だね」
アンデ「これからどうするんですか?」
ラジャル「こっちに来た時と同じように船に乗って帰ろうか、ついでに寄りたいところもあるし.....さぁ、とりあえず荷物をまとめて海沿いまで歩こうか」
合宿は中止が決定された。
この事態だ、無理もない。
全員荷物をまとめて帰ることにした。
全員が支度を終えて歩き始める。
エダ「どこに寄るんですか?」
ラジャル「ちょっとね.....君たちも見たと思うけど、俺たちを閉じ込めていた結界、あれに関係するところだよ」
アイズ「そうでした、あの結界ってなんなんですか?」
アオ「あれは隠念術というものよ」
ヒナ「隠念術....???」
初めて聞くものだった。
ラジャル「もしもどこかの能力者が罪を犯したとして、捕まえた後、どうやって閉じ込めると思う?」
ケイタ「そりゃ牢屋だろ」
ラジャル「そう。だけど普通の牢屋だったら簡単に破られてしまう。良くも悪くも能力者は普通とはかけ離れているからね」
ミコ「じゃあどうやって??」
ハルマ「隠念術.... ってことですか?」
ラジャル「そういうことだ」
今日はハルマ達にとって驚きの連続。
能力者の能力を攻撃用とするなら、隠念術は閉じ込めることに特化したものである、そう説明が続いた。
ラジャル「術者の実力に左右されるけど、術によってできた結界は能力者では壊せないものになる。だから俺とアオは出てこれなかったんだ 」
ハルマ「なるほど.....そういうことだったのか......」
これでラジャル程の実力があっても結界壊せなかった理由がわかった。
そんなこんな話してて、海沿いに到着。
船も着いていた。
ラジャル「それじゃ一人一人乗ってね」
荷物を持って全員船に乗り、出発した。
ラジャル「それじゃ目的地まで時間があるからゆっくり休んでてくれ」
大きなトラブルはあったものの、全員が無事に島を出ることが出来た。
島を出て、少し時間が経って、ハルマは外を眺めていた。
ハルマ「.......」
アンデ「よ、ハルマ」
ハルマ「アンデ....どうしたの?」
アンデ「別にどうもしてないけどよ、ハルマの姿が見えたから」
ハルマは考え事をしていたのだ。
アンデ「.....やっぱり気になるのか?」
ハルマ「え?....ま、まぁ.....そうだね」
気にしているのは、ジャックとフェイのこと。
敵とはいえ、本当なら自分たちの先輩になっていた2人。
気にするなという方が無理な話であった。
アンデ「実は俺もかなり気にしてる」
それはアンデも同じこと。
軍に入り、守るために全力を尽くす。
それは、とても名誉のあることだとハルマ達は思っている。
だけど、それはこの世界を何も知らないから、そう思えてるのかもしれない。
アオ「あなた達」
いきなりその場に来たのはアオだった。
どうやら、2人の会話を少し聞いていたようだ。
アンデ「アオさん」
アオ「あの2人がやっぱり気になるの?」
ハルマ「はい.....敵とはいえ、やっぱり複雑で」
アオ「無理もないわ.....」
アンデ「軍に居たってことは、アオさんも2人のことは知ってるんですよね?」
アオ「えぇ、知っているわ」
ハルマ「なぜ.....あの2人は敵になったんでしょうか...何があって軍を抜けたんでしょうか」
先程も言ったように、ハルマ達にとって守るために全力を尽くすことは名誉だと思っている。あの2人もそうだったはず。だけど敵として目の前に現れた。
なぜなのか....ハルマ達は気になっていた。
アオは少し難しい顔をして、2人について話し始めた。
アオ「そうね.....どこから話すべきか......もう6年も前の話になるわ」
アオの口から語られる、フェイとジャックの軍人時代。
2人の身に一体何が起きたのか、その一部が明かされる。
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