73 / 78
第1章
番外編3 せいふくぷれい(R)
しおりを挟む
ある日の帰宅後、レイはエディに寄りかかり本を読んでいるとふとあることを思い出した。思い出したくはなかったことではあるが、借りてみた服飾の本を眺めていて記憶が蘇ってきたのだ。
「なぁ」
「ん?」
優しく甘ったるい返答に少しだけむず痒くなりながら、レイはエディを見やる。
「図書課の制服見てお前はどう思う?」
「どうって? 裾が長いの歩きづらそうだなって思うけど」
「別に歩行に支障はねえよ。そうじゃなくて、あのー……あれだ」
「どれ?」
少しばかり聞きづらい。けれど、目の前の男がどう思うかというのは少し気になる。
「……す、すけべな目で、見るか?」
「……誰かに何か言われた?」
「デプレ大尉が」
「またあの人……そんなこと言われたの?」
「言われたっていうか、唆るなって呟いてるの聞こえたっていうか」
肌の露出もない健全というか、どちらかといえば禁欲的に見えるだろう制服のどこを見て発情したのかわからないがあのゴリラはレイの制服姿で盛っていた。
レイは苦々しい記憶を思い出し、顔を歪める。
「あれに言われるのは死ぬほど嫌だったけど、お前もそう思うか?」
「うーん……同じ目で見てるとは絶対に思われたくないけれど、レイが着ていたら見えなくはないかな……」
「どこが? 肌見えてないしシルエットだって寸胴なのに?」
ただゆったりとした布を纏っているようなすとんと落ちたローブをベルトで留めているだけだ。どこをどう見たらそんな疾しい目で見られるんだ。
レイが心底不思議そうに疑問を呟けば、エディは手持ち無沙汰に読んでいた詩集を置き、向き直る。大きな掌がレイの脇腹を撫で、腰を掴んだ。
「この、細い腰がベルトで強調されてたり。白い肌が見えないように、首まで詰まってたり。その下はどうなってるんだろうって気になるよね、俺のつけた痕は残ってるのかなって」
「ん……っ、ばか、今そんな雰囲気じゃなかっただろ……っ」
「長いローブの裾から動くたびに見える細い足も、触れてみたくなる」
「ばか、やめろばかっ」
するすると手を滑らせ腿を撫でながら押し倒し、エディはレイの上に覆い被さると甘さを含んだざらついた低音で囁く。
「禁欲的だからこそ、穢したくてたまらなくなる」
「聖騎士が言っていいことじゃないだろ、もう退けって」
「レイ、しよう? 昨日お預けしたから我慢できない」
「駄目、駄目だから、明日も早いんだから……っ」
今図書館は、長期休みに入ったら学生の利用者が増えて忙しくなっている。明日も早くに出勤して色々と準備をしなければいけないから、エディとそういったことをする余裕はない。
レイがだからと拒んでいると、エディはちゅ、と唇を触れ合わせた。
「本当に駄目……?」
「駄目!」
顔を真っ赤にしながらも何とか拒むレイに、エディは落ち込み漸く覆い被さるのをやめた。垂れ下がった耳と尻尾が見えてしまうがレイはなんとか乱されかけた服を直し、起き上がる。
「俺の休み前日までは絶対しないからな!」
「でも、レイのお休みって明後日だよね?」
「……う」
「明日、楽しみにしてるね?」
まずい、墓穴を掘った。
にっこりと微笑むエディを見上げながら、レイは明日の今頃は……と脳内で考えてしまい、思わず腹をきゅうとひくつかせてしまった。
* * *
「――っは、ぁ、ばか、ばかぁ……っ」
帰ったらする。帰ったら抱かれる。
そんなことを考え悶々としながら仕事をなんとか終わらせ迎えにきたエディと帰宅したレイは、玄関を入るなりエディに襲われた。
暖かくなってきたからと上着はもう着ておらず、制服だけ。腰のあたりまであるローブのスリットから手を差し込まれ、パンツのベルトを緩め下衣をまとめてずり下げられた。
背後から抱きしめられつつ激しくキスをさせられていたレイはそれに気付くのが一拍遅れ、布を捲りにゅるりと足の間に入り込んでくるその感触に、びくんと身体を震わせた。
「足、閉じて……?」
「んっ、ぅ、んん、んむ、ぅ」
唇は塞がれ何も言えない。エディは足が開いたままでもお構いなしに内腿へにゅるにゅると己の昂りを擦らせ、勝手に擬似的な行為を始めている。
大きな掌が腰を掴み上げ、足が宙に浮いてしまうレイは棚に手をつき体重を支えているため止められない。
レイは喘ぎながら、足を閉じエディが与えてくる快感に溺れた。
「ぁ、あ、えでぃよごれる、制服……っ」
「後で綺麗にすればいいよ。嫌なら自分で咥えて持っていて……?」
「も、ばかぁ……っ」
エディがピストンする度に身体が揺れ、芯を持ち反り上がってしまった自身の昂りの先端で前に垂れたローブの布地が押し上げられる。レイは嫌だと首を振りながらも、脱ぐ余裕もなく制服のまま求められることに興奮が止まらない。
「えでぃ、だめ、えでぃ……っ」
「これから、制服着てるレイのことまともに見れないかも……」
「ばか、ほんとにばか、だめだって……っ」
「自分から気持ちいいところ探して腰揺らしてるのに? ほら、もっと足締めないと気持ちよくならないよ」
ちゅ、と耳許でリップ音を立てられ、自ら腰をくねらせてしまっていたレイは首を振る。足が浮いているのに力なんて込められない。
「はっ、は、えでぃ、部屋がいい、へや……」
「ここでお預け?」
「ちがう、この体勢やだ、制服も脱ぐ……っ」
制服が汚れてしまう。何より、抱かれた時に着ていたなんて意識に刷り込まれてしまったら明後日からどんな顔をして着ればいいのかわからない。
それなのに、エディは言うことを聞いてくれない。エディは内腿の隙間から昂りを引き抜くとレイを抱き上げ、自分の部屋に移動する。ベッドにレイの身体を放り投げるとその上から覆い被さり、清浄の魔法を施し下衣を全て引き抜いた。
「ばか、なに……っ」
「前から思ってたけど、このスリットから素足が見えるの堪らないよね」
「……変態」
「ちゃんと魔法で綺麗にしてあげるから、今日は最後までこのまましよう? ねえ、俺も脱がないから」
そう言いながら首許だけを緩めるエディもまた、禁欲的な聖騎士の制服のままだ。真っ白い、何にも穢されることのないことを象徴している軍服。エディが着るとそれこそ王子様のようにも見えてしまう正装の胸に光る青い宝石の装身具が、瞳と同じように煌めいて見える。
この服を着たまま、自分を今から抱く。レイが制服に視線を奪われていると、エディは笑って上着に手をかけた。
「それとも、脱いだほうがいい?」
「……い、いいんじゃねえの、着たままでも」
「はは、じゃあ着たままで。……レイも相手が制服着たままの方が興奮するんだね」
「そんなんじゃ、ぁ、ばか、まだ慣らしてな……っ、ぁ、あ」
「脱ぎたいなら脱いでいいよ? その間こうして待ってるから」
足裏を掴まれ大きく広げられ、エディの昂りが慣らしていないそこへと触れる。ぐりぐり、ぐにぐにと襞を刺激しながらも挿入はされずに先端で触れられるだけの行為に、レイは堪らずサイドボードへと手を伸ばし抽斗の中の香油を手にした。
「着たままでいいから、はやく……」
「着たままで? それなら脱いだ方がいいかな」
「やだ、そのまま、今日はこのままでしたい……」
肌を極力見せず、服の下がどうなっているのかも知りながら覆い隠して抱かれる。
レイが膝を擦り合わせ、内腿にローブを挟む体勢で上目遣いに強請れば、エディはその手から香油を取り上げ指先でレイの秘めた場所へと塗りつけつぷりと指を挿し込んだ。
「ん……っ」
「この暗い色した制服がどれだけ白くなるか楽しみだね」
「も、ほんとにばか……」
そこまでされると考えると、腹の中が疼いて止まらなくなる。
自分を傷つけないために優しく中を解そうとしているエディの指をきゅうと締め付けながら、レイは自分の上で欲に溺れた顔をした聖騎士様を見上げ高鳴る心臓を鎮めることができなかった。
「なぁ」
「ん?」
優しく甘ったるい返答に少しだけむず痒くなりながら、レイはエディを見やる。
「図書課の制服見てお前はどう思う?」
「どうって? 裾が長いの歩きづらそうだなって思うけど」
「別に歩行に支障はねえよ。そうじゃなくて、あのー……あれだ」
「どれ?」
少しばかり聞きづらい。けれど、目の前の男がどう思うかというのは少し気になる。
「……す、すけべな目で、見るか?」
「……誰かに何か言われた?」
「デプレ大尉が」
「またあの人……そんなこと言われたの?」
「言われたっていうか、唆るなって呟いてるの聞こえたっていうか」
肌の露出もない健全というか、どちらかといえば禁欲的に見えるだろう制服のどこを見て発情したのかわからないがあのゴリラはレイの制服姿で盛っていた。
レイは苦々しい記憶を思い出し、顔を歪める。
「あれに言われるのは死ぬほど嫌だったけど、お前もそう思うか?」
「うーん……同じ目で見てるとは絶対に思われたくないけれど、レイが着ていたら見えなくはないかな……」
「どこが? 肌見えてないしシルエットだって寸胴なのに?」
ただゆったりとした布を纏っているようなすとんと落ちたローブをベルトで留めているだけだ。どこをどう見たらそんな疾しい目で見られるんだ。
レイが心底不思議そうに疑問を呟けば、エディは手持ち無沙汰に読んでいた詩集を置き、向き直る。大きな掌がレイの脇腹を撫で、腰を掴んだ。
「この、細い腰がベルトで強調されてたり。白い肌が見えないように、首まで詰まってたり。その下はどうなってるんだろうって気になるよね、俺のつけた痕は残ってるのかなって」
「ん……っ、ばか、今そんな雰囲気じゃなかっただろ……っ」
「長いローブの裾から動くたびに見える細い足も、触れてみたくなる」
「ばか、やめろばかっ」
するすると手を滑らせ腿を撫でながら押し倒し、エディはレイの上に覆い被さると甘さを含んだざらついた低音で囁く。
「禁欲的だからこそ、穢したくてたまらなくなる」
「聖騎士が言っていいことじゃないだろ、もう退けって」
「レイ、しよう? 昨日お預けしたから我慢できない」
「駄目、駄目だから、明日も早いんだから……っ」
今図書館は、長期休みに入ったら学生の利用者が増えて忙しくなっている。明日も早くに出勤して色々と準備をしなければいけないから、エディとそういったことをする余裕はない。
レイがだからと拒んでいると、エディはちゅ、と唇を触れ合わせた。
「本当に駄目……?」
「駄目!」
顔を真っ赤にしながらも何とか拒むレイに、エディは落ち込み漸く覆い被さるのをやめた。垂れ下がった耳と尻尾が見えてしまうがレイはなんとか乱されかけた服を直し、起き上がる。
「俺の休み前日までは絶対しないからな!」
「でも、レイのお休みって明後日だよね?」
「……う」
「明日、楽しみにしてるね?」
まずい、墓穴を掘った。
にっこりと微笑むエディを見上げながら、レイは明日の今頃は……と脳内で考えてしまい、思わず腹をきゅうとひくつかせてしまった。
* * *
「――っは、ぁ、ばか、ばかぁ……っ」
帰ったらする。帰ったら抱かれる。
そんなことを考え悶々としながら仕事をなんとか終わらせ迎えにきたエディと帰宅したレイは、玄関を入るなりエディに襲われた。
暖かくなってきたからと上着はもう着ておらず、制服だけ。腰のあたりまであるローブのスリットから手を差し込まれ、パンツのベルトを緩め下衣をまとめてずり下げられた。
背後から抱きしめられつつ激しくキスをさせられていたレイはそれに気付くのが一拍遅れ、布を捲りにゅるりと足の間に入り込んでくるその感触に、びくんと身体を震わせた。
「足、閉じて……?」
「んっ、ぅ、んん、んむ、ぅ」
唇は塞がれ何も言えない。エディは足が開いたままでもお構いなしに内腿へにゅるにゅると己の昂りを擦らせ、勝手に擬似的な行為を始めている。
大きな掌が腰を掴み上げ、足が宙に浮いてしまうレイは棚に手をつき体重を支えているため止められない。
レイは喘ぎながら、足を閉じエディが与えてくる快感に溺れた。
「ぁ、あ、えでぃよごれる、制服……っ」
「後で綺麗にすればいいよ。嫌なら自分で咥えて持っていて……?」
「も、ばかぁ……っ」
エディがピストンする度に身体が揺れ、芯を持ち反り上がってしまった自身の昂りの先端で前に垂れたローブの布地が押し上げられる。レイは嫌だと首を振りながらも、脱ぐ余裕もなく制服のまま求められることに興奮が止まらない。
「えでぃ、だめ、えでぃ……っ」
「これから、制服着てるレイのことまともに見れないかも……」
「ばか、ほんとにばか、だめだって……っ」
「自分から気持ちいいところ探して腰揺らしてるのに? ほら、もっと足締めないと気持ちよくならないよ」
ちゅ、と耳許でリップ音を立てられ、自ら腰をくねらせてしまっていたレイは首を振る。足が浮いているのに力なんて込められない。
「はっ、は、えでぃ、部屋がいい、へや……」
「ここでお預け?」
「ちがう、この体勢やだ、制服も脱ぐ……っ」
制服が汚れてしまう。何より、抱かれた時に着ていたなんて意識に刷り込まれてしまったら明後日からどんな顔をして着ればいいのかわからない。
それなのに、エディは言うことを聞いてくれない。エディは内腿の隙間から昂りを引き抜くとレイを抱き上げ、自分の部屋に移動する。ベッドにレイの身体を放り投げるとその上から覆い被さり、清浄の魔法を施し下衣を全て引き抜いた。
「ばか、なに……っ」
「前から思ってたけど、このスリットから素足が見えるの堪らないよね」
「……変態」
「ちゃんと魔法で綺麗にしてあげるから、今日は最後までこのまましよう? ねえ、俺も脱がないから」
そう言いながら首許だけを緩めるエディもまた、禁欲的な聖騎士の制服のままだ。真っ白い、何にも穢されることのないことを象徴している軍服。エディが着るとそれこそ王子様のようにも見えてしまう正装の胸に光る青い宝石の装身具が、瞳と同じように煌めいて見える。
この服を着たまま、自分を今から抱く。レイが制服に視線を奪われていると、エディは笑って上着に手をかけた。
「それとも、脱いだほうがいい?」
「……い、いいんじゃねえの、着たままでも」
「はは、じゃあ着たままで。……レイも相手が制服着たままの方が興奮するんだね」
「そんなんじゃ、ぁ、ばか、まだ慣らしてな……っ、ぁ、あ」
「脱ぎたいなら脱いでいいよ? その間こうして待ってるから」
足裏を掴まれ大きく広げられ、エディの昂りが慣らしていないそこへと触れる。ぐりぐり、ぐにぐにと襞を刺激しながらも挿入はされずに先端で触れられるだけの行為に、レイは堪らずサイドボードへと手を伸ばし抽斗の中の香油を手にした。
「着たままでいいから、はやく……」
「着たままで? それなら脱いだ方がいいかな」
「やだ、そのまま、今日はこのままでしたい……」
肌を極力見せず、服の下がどうなっているのかも知りながら覆い隠して抱かれる。
レイが膝を擦り合わせ、内腿にローブを挟む体勢で上目遣いに強請れば、エディはその手から香油を取り上げ指先でレイの秘めた場所へと塗りつけつぷりと指を挿し込んだ。
「ん……っ」
「この暗い色した制服がどれだけ白くなるか楽しみだね」
「も、ほんとにばか……」
そこまでされると考えると、腹の中が疼いて止まらなくなる。
自分を傷つけないために優しく中を解そうとしているエディの指をきゅうと締め付けながら、レイは自分の上で欲に溺れた顔をした聖騎士様を見上げ高鳴る心臓を鎮めることができなかった。
33
あなたにおすすめの小説
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる