3 / 90
第1章
3 侯爵令嬢は広場に舞い降りる
しおりを挟む
「私が、吸血鬼………?」
そのことを認めたくなくて私は、頭を抱えて自分の首を斬り落としたはずのギロチンをじっと見つめた。
その刃にはべっとりと赤黒い血液が付着していて、板張りの床には私の髪の毛が散乱している。腰のあたりまで大切に伸ばしていた頭髪は、今は肩の上、ちょうどギロチンの刃が入ったところで切り揃えられている。うう…。
確かに私は首を斬り落とされて、それでもこうして蘇ったのだ。
思い返すのは何度も見た悪夢。
私を轢いた馬車から降りてきた青白い肌の長身の男。
赤い唇から覗いた鋭い犬歯。
その容貌もまた吸血鬼のイメージそのものだった。
つまり、あれは夢ではなかった、ということ………?
4歳くらいの頃、私は本当に馬車に跳ねられて、吸血鬼に何かをされて、そしてたった今、処刑されたことで私も吸血鬼として目覚めたということ…?
「この私が吸血鬼…、呪われた不死の化け物………」
そう呟くと、頬に一筋の涙が伝った。
涙は枯れ果てたはずなのに、と手で拭うと手の甲には真っ赤な血。血の涙だ。
「うおおぉぉぉっ!!!!!」
突然、断頭台に飛び乗った一人の衛兵が私の脇腹に槍を突き刺した。
彼に続けとばかりに他の衛兵たちも次々と断頭台に飛び乗って槍で突き刺す。
その度に私の喉の奥から「うっ!」「ぐっ!」とうめき声が漏れる。
「死ねぇっ!穢らわしい怪物め!!!」
一番最初に私に槍を刺した若い衛兵は、恐怖を振り払うように叫びながら深々と刺さった槍を握り締め、ぐりぐりとおなかの穴を拡げるかのごとく動かした。
私はその槍をじっと見つめ、そのまま視線を動かして衛兵の顔を見つめた。
「痛くない…痛くないの……これじゃ死なないわ私………」
私がすがるように若い衛兵に手を伸ばすと、彼は槍を手放し「ひっ!ひいっ!」と後ろに飛び退いてそのまま尻餅をついた。私は「ねえ、お願い…」と呟きながら他の衛兵たちにも手を伸ばす。衛兵たちは「来るな!」「やめろ!」と次々に槍から手を離して尻餅をついて後ずさったり断頭台から転げ落ちたり悲鳴を上げて逃げ出したりした。
「……いや…いやよ………夢なら覚めて……………」
私の身体に突き刺さった何本もの槍が真っ黒に腐ってボロボロと崩れていく。
破れた衣服から見える白い肌には、もはや傷ひとつない。
「いやあぁぁぁぁああぁあぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁっ!!!!!」
頭を抱えて私が叫ぶと、断頭台の上とその周囲にいた衛兵たちの全員が一勢に失神した。王族の一部とまだ残っていた見物客の一部も泡を吹いて倒れた。意識を失わなかった王族や民衆も立っていた者は腰が抜けてその場にへたり込み、座っていた者も金縛りにあったように声さえ出せず、誰もがガクガクと身を震わせていた。
ああ…私は本当に吸血鬼なのだ。
それも、きっと相当に強い力を持った吸血鬼なのだ。
ずいぶん前にお父様の書斎でこっそり読んだ娯楽小説に書いてあった気がする。
位の高い吸血鬼は、太陽の光でも死ぬことはないって。
今も、まだ昼前で日は高く、よく晴れた冬の日の陽射しがさんさんと降り注いでいる。
確かにほんの少し皮膚がちりちり?するような気がしないでもないが、火傷しそうなものではまったくなく、日傘がないと日焼けしてしまうかもしれないわというくらい。
そう言えば吸血鬼も、日焼けできたりするのだろうか。
健康的な褐色の肌の吸血鬼になった私を想像してみる。
もともと髪の毛も瞳も赤味がかっていて、目が大きくて顔が小さくて胸もお尻も控えめだけど細くて小さくてお人形さんみたいねと言われることの多かった私が日焼けして吸血鬼だったら、意外と可愛いかもしれない。
『リリアスお嬢様!またおかしな妄想ばかりして!』
私の記憶の中のイザベラの叱責が脳内に響く。
はいごめんなさい!もうしませんイザベラ先生!と条件反射でピシッと背筋を伸ばして広場の様子を眺めると、半分くらいの人が気を失っていて、残りも恐怖に凍りついたようにブルブルと震えている。その中で婚約者だったジェラルド殿下と目が合う。
「あなたのせいですよ、ジェラルド殿下」
そう言った私は、思ったよりも険しい表情で睨みつけてしまったのかもしれない。
殿下の顔が一層青ざめる。
「どっ、どどどどどういうことだ!僕は、僕は何も悪くないぞっ!」
私は断頭台から飛び上がり、ふわりと広場の石畳の地面に降り立つと、一歩一歩ゆっくりとジェラルド殿下たちのいるほうへ向かった。
「殿下が無実の罪で処刑などしたから、吸血鬼になってしまったんじゃないですか」
殿下は椅子から立ち上がることさえできず、涙を流して勢いよく頭を左右に振った。
「ち、違う!だって、だってローザが言ったから!君が悪いってローザが言ったから!そうだ!ローザだよ!僕じゃない!ローザが言ったからだよ!!!」
卑屈な笑みを浮かべて殿下が見やったのは、隣に座る聖女、ローザ・スピルドハイン。
………はあ~っ!?
殿下、いえ、ジェラルドのバカ王子、よりにもよって女のせいにするわけ!?
最っ低!!!
私こんな男のために王太子妃候補として必死に勉強してきたの?
こんな男のせいで家族も殺されて、私は吸血鬼なんかになってしまったの!?
ローザだって馬鹿じゃないの?
こんな男をたぶらかしたところで、ろくな人生になるわけないじゃない!
でもローザは、ジェラルドのバカ王子を責める素振りも見せず、滑らかな動作で椅子からスッと立ち上がる。
「いいでしょう…神に背く呪われし者、このわたくしが祓ってみせますわ」
ローザは両手に眩い光を纏って、私のほうへと歩み出た。
ななな何よ、やる気?
そもそもアンタのせいでもあるんだからね!
私ももう王太子妃候補じゃないんだし、どうせ吸血鬼なんだし、そっちがその気ならやってやろうじゃないの!
そのことを認めたくなくて私は、頭を抱えて自分の首を斬り落としたはずのギロチンをじっと見つめた。
その刃にはべっとりと赤黒い血液が付着していて、板張りの床には私の髪の毛が散乱している。腰のあたりまで大切に伸ばしていた頭髪は、今は肩の上、ちょうどギロチンの刃が入ったところで切り揃えられている。うう…。
確かに私は首を斬り落とされて、それでもこうして蘇ったのだ。
思い返すのは何度も見た悪夢。
私を轢いた馬車から降りてきた青白い肌の長身の男。
赤い唇から覗いた鋭い犬歯。
その容貌もまた吸血鬼のイメージそのものだった。
つまり、あれは夢ではなかった、ということ………?
4歳くらいの頃、私は本当に馬車に跳ねられて、吸血鬼に何かをされて、そしてたった今、処刑されたことで私も吸血鬼として目覚めたということ…?
「この私が吸血鬼…、呪われた不死の化け物………」
そう呟くと、頬に一筋の涙が伝った。
涙は枯れ果てたはずなのに、と手で拭うと手の甲には真っ赤な血。血の涙だ。
「うおおぉぉぉっ!!!!!」
突然、断頭台に飛び乗った一人の衛兵が私の脇腹に槍を突き刺した。
彼に続けとばかりに他の衛兵たちも次々と断頭台に飛び乗って槍で突き刺す。
その度に私の喉の奥から「うっ!」「ぐっ!」とうめき声が漏れる。
「死ねぇっ!穢らわしい怪物め!!!」
一番最初に私に槍を刺した若い衛兵は、恐怖を振り払うように叫びながら深々と刺さった槍を握り締め、ぐりぐりとおなかの穴を拡げるかのごとく動かした。
私はその槍をじっと見つめ、そのまま視線を動かして衛兵の顔を見つめた。
「痛くない…痛くないの……これじゃ死なないわ私………」
私がすがるように若い衛兵に手を伸ばすと、彼は槍を手放し「ひっ!ひいっ!」と後ろに飛び退いてそのまま尻餅をついた。私は「ねえ、お願い…」と呟きながら他の衛兵たちにも手を伸ばす。衛兵たちは「来るな!」「やめろ!」と次々に槍から手を離して尻餅をついて後ずさったり断頭台から転げ落ちたり悲鳴を上げて逃げ出したりした。
「……いや…いやよ………夢なら覚めて……………」
私の身体に突き刺さった何本もの槍が真っ黒に腐ってボロボロと崩れていく。
破れた衣服から見える白い肌には、もはや傷ひとつない。
「いやあぁぁぁぁああぁあぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁっ!!!!!」
頭を抱えて私が叫ぶと、断頭台の上とその周囲にいた衛兵たちの全員が一勢に失神した。王族の一部とまだ残っていた見物客の一部も泡を吹いて倒れた。意識を失わなかった王族や民衆も立っていた者は腰が抜けてその場にへたり込み、座っていた者も金縛りにあったように声さえ出せず、誰もがガクガクと身を震わせていた。
ああ…私は本当に吸血鬼なのだ。
それも、きっと相当に強い力を持った吸血鬼なのだ。
ずいぶん前にお父様の書斎でこっそり読んだ娯楽小説に書いてあった気がする。
位の高い吸血鬼は、太陽の光でも死ぬことはないって。
今も、まだ昼前で日は高く、よく晴れた冬の日の陽射しがさんさんと降り注いでいる。
確かにほんの少し皮膚がちりちり?するような気がしないでもないが、火傷しそうなものではまったくなく、日傘がないと日焼けしてしまうかもしれないわというくらい。
そう言えば吸血鬼も、日焼けできたりするのだろうか。
健康的な褐色の肌の吸血鬼になった私を想像してみる。
もともと髪の毛も瞳も赤味がかっていて、目が大きくて顔が小さくて胸もお尻も控えめだけど細くて小さくてお人形さんみたいねと言われることの多かった私が日焼けして吸血鬼だったら、意外と可愛いかもしれない。
『リリアスお嬢様!またおかしな妄想ばかりして!』
私の記憶の中のイザベラの叱責が脳内に響く。
はいごめんなさい!もうしませんイザベラ先生!と条件反射でピシッと背筋を伸ばして広場の様子を眺めると、半分くらいの人が気を失っていて、残りも恐怖に凍りついたようにブルブルと震えている。その中で婚約者だったジェラルド殿下と目が合う。
「あなたのせいですよ、ジェラルド殿下」
そう言った私は、思ったよりも険しい表情で睨みつけてしまったのかもしれない。
殿下の顔が一層青ざめる。
「どっ、どどどどどういうことだ!僕は、僕は何も悪くないぞっ!」
私は断頭台から飛び上がり、ふわりと広場の石畳の地面に降り立つと、一歩一歩ゆっくりとジェラルド殿下たちのいるほうへ向かった。
「殿下が無実の罪で処刑などしたから、吸血鬼になってしまったんじゃないですか」
殿下は椅子から立ち上がることさえできず、涙を流して勢いよく頭を左右に振った。
「ち、違う!だって、だってローザが言ったから!君が悪いってローザが言ったから!そうだ!ローザだよ!僕じゃない!ローザが言ったからだよ!!!」
卑屈な笑みを浮かべて殿下が見やったのは、隣に座る聖女、ローザ・スピルドハイン。
………はあ~っ!?
殿下、いえ、ジェラルドのバカ王子、よりにもよって女のせいにするわけ!?
最っ低!!!
私こんな男のために王太子妃候補として必死に勉強してきたの?
こんな男のせいで家族も殺されて、私は吸血鬼なんかになってしまったの!?
ローザだって馬鹿じゃないの?
こんな男をたぶらかしたところで、ろくな人生になるわけないじゃない!
でもローザは、ジェラルドのバカ王子を責める素振りも見せず、滑らかな動作で椅子からスッと立ち上がる。
「いいでしょう…神に背く呪われし者、このわたくしが祓ってみせますわ」
ローザは両手に眩い光を纏って、私のほうへと歩み出た。
ななな何よ、やる気?
そもそもアンタのせいでもあるんだからね!
私ももう王太子妃候補じゃないんだし、どうせ吸血鬼なんだし、そっちがその気ならやってやろうじゃないの!
0
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ウルティメイド〜クビになった『元』究極メイドは、素材があれば何でも作れるクラフト系スキルで魔物の大陸を生き抜いていく〜
西館亮太
ファンタジー
「お前は今日でクビだ。」
主に突然そう宣告された究極と称されるメイドの『アミナ』。
生まれてこの方、主人の世話しかした事の無かった彼女はクビを言い渡された後、自分を陥れたメイドに魔物の巣食う島に転送されてしまう。
その大陸は、街の外に出れば魔物に襲われる危険性を伴う非常に危険な土地だった。
だがそのまま死ぬ訳にもいかず、彼女は己の必要のないスキルだと思い込んでいた、素材と知識とイメージがあればどんな物でも作れる『究極創造』を使い、『物作り屋』として冒険者や街の住人相手に商売することにした。
しかし街に到着するなり、外の世界を知らない彼女のコミュ障が露呈したり、意外と知らない事もあったりと、悩みながら自身は究極なんかでは無かったと自覚する。
そこから始まる、依頼者達とのいざこざや、素材収集の中で起こる騒動に彼女は次々と巻き込まれていく事になる。
これは、彼女が本当の究極になるまでのお話である。
※かなり冗長です。
説明口調も多いのでそれを加味した上でお楽しみ頂けたら幸いです
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます
里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。
だが実は、誰にも言えない理由があり…。
※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。
全28話で完結。
慈愛と復讐の間
レクフル
ファンタジー
とある国に二人の赤子が生まれた。
一人は慈愛の女神の生まれ変わりとされ、一人は復讐の女神の生まれ変わりとされた。
慈愛の女神の生まれ変わりがこの世に生を得た時、必ず復讐の女神の生まれ変わりは生を得る。この二人は対となっているが、決して相容れるものではない。
これは古より語り継がれている伝承であり、慈愛の女神の加護を得た者は絶大なる力を手にするのだと言う。
だが慈愛の女神の生まれ変わりとして生を亨けた娘が、別の赤子と取り換えられてしまった。
大切に育てられる筈の慈愛の女神の生まれ変わりの娘は、母親から虐げられながらも懸命に生きようとしていた。
そんな中、森で出会った迷い人の王子と娘は、互いにそれと知らずに想い合い、数奇な運命を歩んで行くこととなる。
そして、変わりに育てられた赤子は大切に育てられていたが、その暴虐ぶりは日をまして酷くなっていく。
慈愛に満ちた娘と復讐に駆られた娘に翻弄されながら、王子はあの日出会った想い人を探し続ける。
想い合う二人の運命は絡み合うことができるのか。その存在に気づくことができるのか……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる