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第23話 私、ヤンキー女とは相容れない性質なんで
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森の中に忽然と現れた塀と堀を前に、五人の男女が思わず足を止めた。
木々に身を潜め、話し合う。
「おい、なんだここは?」
「分からん。こんなところに村なんてあったか?」
「いや、俺の知る限り聞いたことはない」
「見たところ随分と新しい塀だな」
「どうする?」
「ともかくどんな連中が住んでいるのか、確かめてみてからだ。俺たちに友好的な連中とは限らない」
「そうだな」
そう言って一人が近くの木を登り始めた。身軽そうな見た目に違わず、あっという間に四、五メートルの高さまで辿り着く。
「何か見えるか?」
「ああ。……おかしい。家が一軒……いや、二軒しかない」
「二軒? 見間違えじゃないのか?」
「この距離で見間違えるはずがない。家が二軒と畑、それから木が一本生えているだけだ」
「木なんてどうでもいい。畑があるということはここで暮らしているのだろう。だが二軒じゃ、せいぜい数人だろう。こんな森にそんな少数で住んでいるというのか?」
「俺に訊かれても困る。っ、待て。誰かいる。あれは……人族か?」
「人族だと?」
人族と訊いて、男たちの空気が張り詰めた。
「だが女と子供だけだ。大人の男どころか、それ以外は誰もいない。……どうする?」
「その女と交渉するか?」
「はっ、人族を相手にそんな回りくどいことする必要はねぇ」
「待てっ、どうする気だっ?」
「決まってんだろ。男が帰って来る前に女とガキを捕えて、主導権を握ってやるんだよ」
◇ ◇ ◇
レオナちゃんと一緒に畑の手入れをして、休憩がてらお茶でも飲もうと家に戻ろうとしたときのことだった。
「お姉ちゃん、何かくる」
「え?」
「おうちに急いで!」
「う、うん」
レオナちゃんに促されて、慌てて家のところまで走る。
何が何だか分からないけど、ここは大人しく彼女に従うのが懸命だ。
私と違って、彼女の危機察知能力はハンパないからね。魔物かな?
それに今はリューもレオルくんたちも不在だった。
と、そのとき塀を飛び越えてくる複数の人影が見えた。
うわ、すっごい身軽! まぁレオルくんたちだっていつもやってるけど。
「……誰?」
そのレオルくんたちじゃなさそうだった。
もっと背が高い。たぶん大人だ。
レオナちゃんがいつになく警戒しているし、ちゃんと門があるのにそこから入って来なかったことを考えても、あまり友好的な相手じゃなさそうだ。
「大人しくしてろ、そこの女とガキ! 反抗したら痛い目を見るだけだぞ!」
荒々しい声が飛んできた。
私を先に行かせ、レオナちゃんが立ち止まる。
「何の用?」
「はっ、てめぇの役目は人質だ。交渉を有利に進めるためのな」
人質って、それもう最初から交渉する気ないよね?
男がレオナちゃんに近づいていく。
いや、よく見たら男じゃなくて女じゃん。
田舎のヤンキーみたいな見た目だ。年齢は二十代前半くらい? 細身だけど筋肉質で、俊敏そう。
さらに背後から四人、彼女を追いかけるように塀を乗り越えて入ってきた。
ていうか、こいつらみんな獣人じゃん。猫耳が付いてるし。
しかもたぶんライオくんたちと同じニャー族だ。
ヤンキーだけどニャー……見た目と種族名のギャップ激し過ぎでしょ。
「こうしょう?」
「男どもはどこに行っている?」
「狩り」
「その中に代表者がいるだろう。そいつと話し合うんだよ」
「? いないよ?」
「は? 何を言ってやがる」
「あのー」
私はおずおずと手を上げた。
「代表っていうなら、たぶん私かと」
唯一の大人だし。
貢献度は断トツの最下位だけどね(自虐)!
「ああ? てめぇが?」
「そうそう。だから人質とか物騒な話はなしにして、今ここで交渉したらいいと思う」
ヤンキー女は値踏みするように私をしばし睨んでいたが、やがて鼻を鳴らして言い放った。
「ふん、まずは食糧を寄こせ。あの畑を見た限り、それなりの蓄えがあるんだろう?」
いやいや、いきなり来て何なの、こいつ。
確かにしばらく困らないくらいの蓄えはあるよ?
だから先日の冒険者くんたちみたいに困ってる人がいたら食べさせてあげる。
でもね、そんな態度で食糧寄こせって言われて、はいどうぞなんて言うわけねーじゃん。
だってこれはみんなが頑張ってくれたお陰でできた蓄えなんだから。
「お断りします」
もちろんきっぱり断ってやりました。私はノーと言える日本人です。社畜時代は言えなかったけどね。
そしたらどうなったかって?
ヤンキー女、ガチギレですよ、ガチギレ。
「んだとクソババアっ! 自分の立場分かってんのかよ、アア? てめぇらに最初から選択肢なんてねぇんだよ! ぶっ殺されたくなけりゃ、大人しくアタシの命令に従いやがれッ!」
と、そのとき彼女の胴体に枝が巻きついた。
「……あ?」
気づいたときにはもう遅かった。彼女の身体は宙を舞い、そして思いきり地面に叩きつけられる。
「ぐべっ!?」
トットの仕業だ。
うちのあねさんへの暴言は許しまへんで! とばかりに枝葉を揺らし、田舎ヤンキーを威嚇している。
「なっ……トレントだとっ!?」
「キキキキキッ!」
さらに尻餅をついた田舎ヤンキーへ、シャルが飛びかかった。
「バトルエイプ!?」
ヤンキー女の顔から面白いくらいに血の気が引いた。やっぱりバトルエイプって怖れられてるのね。
ただバトルエイプが脅威なのは群れで襲ってくるからだ。単体での戦闘力はそれほどでもないらしい。シャルの猛攻をどうにか凌ぐヤンキー。
てか、ヤンキー意外と強い。
「あの女、魔物使いか!」
「仕方ない! 俺たちも戦うぞ!」
そこへ遅れてやってきた四人が加勢してくる。
「させないよ?」
「「「っ!?」」」
レオナちゃんが魔法を放った。
燃え盛る炎が彼らを怯ませ、動きを止める。
「こんな子供が魔法使いだと!?」
「だが一人だけだ! 怯むな! 一気にいけ!」
まずい、レオナちゃん一人で四人を相手にするのは大変だ。
魔法は発動までにタイムラグがあるし、接近されると弱い。
けれどそんな彼女をサポートしたのがトットだ。
枝を鞭のようにして、レオナちゃんに近づこうとする獣人たちを打ち据える。さらに枝に交じって、まだ硬い木の実を弾丸のように飛ばして攻撃した。
「がぁっ?」
「な、何だこのトレントは!?」
「ただのトレントじゃないのかっ!?」
枝の鞭も木の実の弾丸もかなり痛いらしく、獣人たちは慌てて後退した。
「くっ……明らかに分が悪い! 撤退だ!」
踵を返して逃げていく。
あれ、まだシャルとやり合ってるヤンキー女が残ってるけどいいの?
「お、おいっ、待てよ!? アタシがまだ戦ってっ……」
「お前が先走ったからだ! 自分で何とかしろ!」
「ちくしょう!」
あらら、ヤンキー女見捨てられちゃったじゃん。かわいそー。
けれど四人が塀を超えて逃げようとしたところ、ちょうどレオルくんたちが戻ってきて、見事に鉢合わせた。
「誰? お客さん?」
「邪魔だ、子供っ、そこをどけ――ぐあっ!?」
無理やり押し通ろうとしたけど、レオルくんの槍で次々と宙を舞っていく。なんかあまりに呆気なくやられていくので、映画の殺陣みたいだった。
ただ、一人だけそれを潜り抜けて塀を飛び越えてしまう。
どうしよう? 逃がさない方がいいかな?
「捕まえて!」
咄嗟に叫ぶと、真っ先に反応したのがチタくんだった。
「うん!」
と返事が聞こえたかと思うと、その姿はすでに塀の向こうに消えていた。
速っ!
さすがチーターだね。
◇ ◇ ◇
「くそっ、何なんだあいつらはっ!?」
男は森を駆けながら信じられない思いで叫んだ。
自分も含めて、一族の中でも狩りや戦闘を得意とする者ばかりだったはずだ。
なのにたった数人の女子供――魔物もいたが――を前に手も足も出ず、こうして敗走を余儀なくされてしまったのだ。
「っ……追っ手かっ!」
仲間の誰かが遅れて塀を飛び越えてきたのかと思ったが、随分と小柄なので追っ手だろう。
だが相手は一人。戦うか? いや、追撃がくるかもしれない。このまま逃げるのが得策だ。
男は咄嗟にそう判断する。
「はっ、追い付けるものなら追い付いてみろ」
男は足の速さに自信を持っており、実際、一族の中でも一、二を争うほどだった。
ゆえに次の瞬間、すぐ背後から聞こえた足音に彼は愕然とする。
「ッ!? お、追い付かれっ……」
一方、なぜか相手も自分を見て驚いていた。
「えっ? に、兄ちゃん……?」
木々に身を潜め、話し合う。
「おい、なんだここは?」
「分からん。こんなところに村なんてあったか?」
「いや、俺の知る限り聞いたことはない」
「見たところ随分と新しい塀だな」
「どうする?」
「ともかくどんな連中が住んでいるのか、確かめてみてからだ。俺たちに友好的な連中とは限らない」
「そうだな」
そう言って一人が近くの木を登り始めた。身軽そうな見た目に違わず、あっという間に四、五メートルの高さまで辿り着く。
「何か見えるか?」
「ああ。……おかしい。家が一軒……いや、二軒しかない」
「二軒? 見間違えじゃないのか?」
「この距離で見間違えるはずがない。家が二軒と畑、それから木が一本生えているだけだ」
「木なんてどうでもいい。畑があるということはここで暮らしているのだろう。だが二軒じゃ、せいぜい数人だろう。こんな森にそんな少数で住んでいるというのか?」
「俺に訊かれても困る。っ、待て。誰かいる。あれは……人族か?」
「人族だと?」
人族と訊いて、男たちの空気が張り詰めた。
「だが女と子供だけだ。大人の男どころか、それ以外は誰もいない。……どうする?」
「その女と交渉するか?」
「はっ、人族を相手にそんな回りくどいことする必要はねぇ」
「待てっ、どうする気だっ?」
「決まってんだろ。男が帰って来る前に女とガキを捕えて、主導権を握ってやるんだよ」
◇ ◇ ◇
レオナちゃんと一緒に畑の手入れをして、休憩がてらお茶でも飲もうと家に戻ろうとしたときのことだった。
「お姉ちゃん、何かくる」
「え?」
「おうちに急いで!」
「う、うん」
レオナちゃんに促されて、慌てて家のところまで走る。
何が何だか分からないけど、ここは大人しく彼女に従うのが懸命だ。
私と違って、彼女の危機察知能力はハンパないからね。魔物かな?
それに今はリューもレオルくんたちも不在だった。
と、そのとき塀を飛び越えてくる複数の人影が見えた。
うわ、すっごい身軽! まぁレオルくんたちだっていつもやってるけど。
「……誰?」
そのレオルくんたちじゃなさそうだった。
もっと背が高い。たぶん大人だ。
レオナちゃんがいつになく警戒しているし、ちゃんと門があるのにそこから入って来なかったことを考えても、あまり友好的な相手じゃなさそうだ。
「大人しくしてろ、そこの女とガキ! 反抗したら痛い目を見るだけだぞ!」
荒々しい声が飛んできた。
私を先に行かせ、レオナちゃんが立ち止まる。
「何の用?」
「はっ、てめぇの役目は人質だ。交渉を有利に進めるためのな」
人質って、それもう最初から交渉する気ないよね?
男がレオナちゃんに近づいていく。
いや、よく見たら男じゃなくて女じゃん。
田舎のヤンキーみたいな見た目だ。年齢は二十代前半くらい? 細身だけど筋肉質で、俊敏そう。
さらに背後から四人、彼女を追いかけるように塀を乗り越えて入ってきた。
ていうか、こいつらみんな獣人じゃん。猫耳が付いてるし。
しかもたぶんライオくんたちと同じニャー族だ。
ヤンキーだけどニャー……見た目と種族名のギャップ激し過ぎでしょ。
「こうしょう?」
「男どもはどこに行っている?」
「狩り」
「その中に代表者がいるだろう。そいつと話し合うんだよ」
「? いないよ?」
「は? 何を言ってやがる」
「あのー」
私はおずおずと手を上げた。
「代表っていうなら、たぶん私かと」
唯一の大人だし。
貢献度は断トツの最下位だけどね(自虐)!
「ああ? てめぇが?」
「そうそう。だから人質とか物騒な話はなしにして、今ここで交渉したらいいと思う」
ヤンキー女は値踏みするように私をしばし睨んでいたが、やがて鼻を鳴らして言い放った。
「ふん、まずは食糧を寄こせ。あの畑を見た限り、それなりの蓄えがあるんだろう?」
いやいや、いきなり来て何なの、こいつ。
確かにしばらく困らないくらいの蓄えはあるよ?
だから先日の冒険者くんたちみたいに困ってる人がいたら食べさせてあげる。
でもね、そんな態度で食糧寄こせって言われて、はいどうぞなんて言うわけねーじゃん。
だってこれはみんなが頑張ってくれたお陰でできた蓄えなんだから。
「お断りします」
もちろんきっぱり断ってやりました。私はノーと言える日本人です。社畜時代は言えなかったけどね。
そしたらどうなったかって?
ヤンキー女、ガチギレですよ、ガチギレ。
「んだとクソババアっ! 自分の立場分かってんのかよ、アア? てめぇらに最初から選択肢なんてねぇんだよ! ぶっ殺されたくなけりゃ、大人しくアタシの命令に従いやがれッ!」
と、そのとき彼女の胴体に枝が巻きついた。
「……あ?」
気づいたときにはもう遅かった。彼女の身体は宙を舞い、そして思いきり地面に叩きつけられる。
「ぐべっ!?」
トットの仕業だ。
うちのあねさんへの暴言は許しまへんで! とばかりに枝葉を揺らし、田舎ヤンキーを威嚇している。
「なっ……トレントだとっ!?」
「キキキキキッ!」
さらに尻餅をついた田舎ヤンキーへ、シャルが飛びかかった。
「バトルエイプ!?」
ヤンキー女の顔から面白いくらいに血の気が引いた。やっぱりバトルエイプって怖れられてるのね。
ただバトルエイプが脅威なのは群れで襲ってくるからだ。単体での戦闘力はそれほどでもないらしい。シャルの猛攻をどうにか凌ぐヤンキー。
てか、ヤンキー意外と強い。
「あの女、魔物使いか!」
「仕方ない! 俺たちも戦うぞ!」
そこへ遅れてやってきた四人が加勢してくる。
「させないよ?」
「「「っ!?」」」
レオナちゃんが魔法を放った。
燃え盛る炎が彼らを怯ませ、動きを止める。
「こんな子供が魔法使いだと!?」
「だが一人だけだ! 怯むな! 一気にいけ!」
まずい、レオナちゃん一人で四人を相手にするのは大変だ。
魔法は発動までにタイムラグがあるし、接近されると弱い。
けれどそんな彼女をサポートしたのがトットだ。
枝を鞭のようにして、レオナちゃんに近づこうとする獣人たちを打ち据える。さらに枝に交じって、まだ硬い木の実を弾丸のように飛ばして攻撃した。
「がぁっ?」
「な、何だこのトレントは!?」
「ただのトレントじゃないのかっ!?」
枝の鞭も木の実の弾丸もかなり痛いらしく、獣人たちは慌てて後退した。
「くっ……明らかに分が悪い! 撤退だ!」
踵を返して逃げていく。
あれ、まだシャルとやり合ってるヤンキー女が残ってるけどいいの?
「お、おいっ、待てよ!? アタシがまだ戦ってっ……」
「お前が先走ったからだ! 自分で何とかしろ!」
「ちくしょう!」
あらら、ヤンキー女見捨てられちゃったじゃん。かわいそー。
けれど四人が塀を超えて逃げようとしたところ、ちょうどレオルくんたちが戻ってきて、見事に鉢合わせた。
「誰? お客さん?」
「邪魔だ、子供っ、そこをどけ――ぐあっ!?」
無理やり押し通ろうとしたけど、レオルくんの槍で次々と宙を舞っていく。なんかあまりに呆気なくやられていくので、映画の殺陣みたいだった。
ただ、一人だけそれを潜り抜けて塀を飛び越えてしまう。
どうしよう? 逃がさない方がいいかな?
「捕まえて!」
咄嗟に叫ぶと、真っ先に反応したのがチタくんだった。
「うん!」
と返事が聞こえたかと思うと、その姿はすでに塀の向こうに消えていた。
速っ!
さすがチーターだね。
◇ ◇ ◇
「くそっ、何なんだあいつらはっ!?」
男は森を駆けながら信じられない思いで叫んだ。
自分も含めて、一族の中でも狩りや戦闘を得意とする者ばかりだったはずだ。
なのにたった数人の女子供――魔物もいたが――を前に手も足も出ず、こうして敗走を余儀なくされてしまったのだ。
「っ……追っ手かっ!」
仲間の誰かが遅れて塀を飛び越えてきたのかと思ったが、随分と小柄なので追っ手だろう。
だが相手は一人。戦うか? いや、追撃がくるかもしれない。このまま逃げるのが得策だ。
男は咄嗟にそう判断する。
「はっ、追い付けるものなら追い付いてみろ」
男は足の速さに自信を持っており、実際、一族の中でも一、二を争うほどだった。
ゆえに次の瞬間、すぐ背後から聞こえた足音に彼は愕然とする。
「ッ!? お、追い付かれっ……」
一方、なぜか相手も自分を見て驚いていた。
「えっ? に、兄ちゃん……?」
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