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オリギナ魔法学校
第二十五話 シヲウルの元へ
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お尻をやさしくなでられている。不快感はない。むしろ懐かしい感じだ。それに柔らかくて暖かい布団の上にいるような感覚を味わう。ふわりとかけられた羽毛がむしろむず痒い。
俺はうっすらと目を開ける。
無理やり起こすのではなく。俺の感覚が覚醒していくのをゆっくりと待っている。あ~この感じ、なるほど、ジブリルか。
「ああ、カテイナ様お目覚めですか?」
「んん、……そうだな。だが……もう少し、こうしていたい」
「ええ、是非」
今、俺はジブリルの膝の上だ。今日は失敗した。まさか鬼母が来るとは夢にも思っていなかった。せめて今日が終わるまではここでこうしていたい。
髪をそっと撫でられる。気持ちいい。それに安心する。俺がもっと小さかったころ、絶対の安全圏はジブリルの腕の中だった。うっすらと血の気の通った白い肌、銀の髪、ウェーブのかかった髪を何度も悪戯した覚えがある。
心地よさと昔の思い出に酔っている。俺は完全に油断していた。
「君も赤ちゃんみたいなことするんだね」
一気に目を開けて声の主を見つける。
呆れた顔でこっちを見ているのはクラウディアだ。
体温が急上昇している。耳まで熱い。パッと強引にジブリルから降りる。
「ジブリル! なんでこいつがここにいるんだ! クラウディア、お前出て行けよ!」
「うわぁ、耳まで真っ赤、君でも恥ずかしいんだ?」
怒りの表情を作る。初めて髪の毛が逆立つと言う状態になる。お、俺のプライベートを勝手に侵略した奴には徹底的に思い知らせる必要があるのだ。
両手に魔力を込めて振り上げる。そこに待ったをかけたのはジブリルの手だった。
「カテイナ様、お待ちください。クラウディアさんを呼んだのは私です。私が勝手にカテイナ様が起きるまで抱いていたのですよ」
そっと俺の両手に手をかぶせる。魔力で手が焼けようと表情を一切変えずに優しく笑いかけてくる。
「う、うぅ、ジブリル、手をどけろ」
「先にお話しをしましょう。ね? カテイナ様」
こうなるとジブリルは動かない。荒い息遣いを抑えてジブリルの顔を見て、魔力を抑える。
「後で覚えてろよ。クラウディア」
「その顔だけはお母さんそっくりだよ。迫力はお母さんの方が一億倍上だけどね」
歯を見せる。威嚇だ。俺は女じゃない! それに俺の無防備の姿はジブリルにさらしたんだ。断じてお前に対してさらしたわけじゃない!
「このことを他の奴にしゃべったら殴るからな。叩くじゃないぞ。グーパンチだからな」
「わかった。わかったよ。ちゃんと謝る。
……カテイナ殿下、ご無礼を働き失礼しました。どうかご慈悲をいただけませんか」
「……シリタタキだけで許してやる」
「それ全然許してないよね!?」
クラウディアは片膝をついて頭を垂れる騎士の作法で謝ったのだが……この怒りは簡単には収まらない。鼻息荒くジブリルの膝に座りなおす。
「許してあげたらいかがです?」
「やだ! いいか、グーパンチをやめてやるんだぞ!? 最大の譲歩だろうが!」
「……君はねぇ……女の子に嫌われるよ?」
「ジブリル!! お前は俺のこと嫌いか!?」
「大好きです。カテイナ様」
当然のように俺を抱きしめてくる。これを俺はクラウディアに見せつける。俺を嫌いになる女などいないのだ。
フンと鼻を鳴らしてクラウディアを見下す。この俺は次期魔界王だ。クラウディア如きの戯言など通用しない。
「君にとってはジブリルさんも女の子なんだね」
「何を当たり前のことを言っている?」
クラウディアがため息をついているが、ジブリルは女だ。三人の子持ちなのだ。逆にこれで女の子でない証拠があるなら見せて欲しいものだ。
クラウディアがもう仕方ないと話を変える。俺とジブリルとクラウディアが集まっていた理由だ。
「シヲウル様のことですが、」
クラウディアが暗くうつむいている。
「やはり行かなければいけませんか?」
「ええ、あの方はかなり執念深い方なので、目をつけられた以上は先に頭を下げた方が被害は少ないと思います」
はは~ん、クラウディアの奴、鬼ババアに目をつけられたのか。ざまあみろ。これなら、鬼母の尻叩きで俺の留飲を下げてやってもいい。
「そこでカテイナ様にお願いなのですが、魔王城、謁見の間へのゲートを開けていただけませんか」
ついついクラウディアを見下していた俺の顔がこわばる。一度、激怒させた母に自ら近づくのは自殺行為だ。鬼母は一度、殺気立ったらそうそう簡単に落ち着かない。
ジブリルの言葉に嫌だと言うことを伝える。
「お願いします」
「だから嫌だって」
「お願いします」
「あのな、ジブリル、あの鬼母の性格を知っているだろう?」
「それでもお願いします」
「すごく危ないんだぞ。ちょっと間違っただけでまた激怒するぞ」
「承知の上で、お願いします」
俺は不服の視線でジブリルの目を見るがにっこりと微笑みかけられる。……はぁ~、俺は甘いな。ジブリルに負けた。大きく息を吐く。
「ジブリル、俺はあいつの前に出ないからな」
「構いません」
「なら、いいだろう。俺がゲートを開けてやる」
ジブリルが答えの代わりにギュッと抱きしめてくる。
うん、俺はこれが好きだ。ジブリルが俺の実の母だったらと思ったことは何度もある。シヲウルは凶暴すぎる。優しく抱きしめてもらったことだって一回しかない。
ジブリルの顔に手を伸ばす。ほほに触れる。しばらくそのままだ。
「カテイナ様?」
「ああ、わかってる。でも、もう少しこのままがいい。それに準備はいいのか?」
それにはクラウディアが頷いている。どうやら俺が寝ていたのをいいことに準備はしていたようだ。
トンとジブリルから降りる。
「クラウディア、鬼母には絶対に逆らうなよ。あと、死んだら骨だけは拾ってやる」
「骨はオリギナに持って帰ってね」
「いいだろう」
その言葉で俺は指先に魔力を込める。いつもの様に行き先を定めてゲートを展開する。行き先は魔王城謁見の間の前。大扉の手前だ。
俺はうっすらと目を開ける。
無理やり起こすのではなく。俺の感覚が覚醒していくのをゆっくりと待っている。あ~この感じ、なるほど、ジブリルか。
「ああ、カテイナ様お目覚めですか?」
「んん、……そうだな。だが……もう少し、こうしていたい」
「ええ、是非」
今、俺はジブリルの膝の上だ。今日は失敗した。まさか鬼母が来るとは夢にも思っていなかった。せめて今日が終わるまではここでこうしていたい。
髪をそっと撫でられる。気持ちいい。それに安心する。俺がもっと小さかったころ、絶対の安全圏はジブリルの腕の中だった。うっすらと血の気の通った白い肌、銀の髪、ウェーブのかかった髪を何度も悪戯した覚えがある。
心地よさと昔の思い出に酔っている。俺は完全に油断していた。
「君も赤ちゃんみたいなことするんだね」
一気に目を開けて声の主を見つける。
呆れた顔でこっちを見ているのはクラウディアだ。
体温が急上昇している。耳まで熱い。パッと強引にジブリルから降りる。
「ジブリル! なんでこいつがここにいるんだ! クラウディア、お前出て行けよ!」
「うわぁ、耳まで真っ赤、君でも恥ずかしいんだ?」
怒りの表情を作る。初めて髪の毛が逆立つと言う状態になる。お、俺のプライベートを勝手に侵略した奴には徹底的に思い知らせる必要があるのだ。
両手に魔力を込めて振り上げる。そこに待ったをかけたのはジブリルの手だった。
「カテイナ様、お待ちください。クラウディアさんを呼んだのは私です。私が勝手にカテイナ様が起きるまで抱いていたのですよ」
そっと俺の両手に手をかぶせる。魔力で手が焼けようと表情を一切変えずに優しく笑いかけてくる。
「う、うぅ、ジブリル、手をどけろ」
「先にお話しをしましょう。ね? カテイナ様」
こうなるとジブリルは動かない。荒い息遣いを抑えてジブリルの顔を見て、魔力を抑える。
「後で覚えてろよ。クラウディア」
「その顔だけはお母さんそっくりだよ。迫力はお母さんの方が一億倍上だけどね」
歯を見せる。威嚇だ。俺は女じゃない! それに俺の無防備の姿はジブリルにさらしたんだ。断じてお前に対してさらしたわけじゃない!
「このことを他の奴にしゃべったら殴るからな。叩くじゃないぞ。グーパンチだからな」
「わかった。わかったよ。ちゃんと謝る。
……カテイナ殿下、ご無礼を働き失礼しました。どうかご慈悲をいただけませんか」
「……シリタタキだけで許してやる」
「それ全然許してないよね!?」
クラウディアは片膝をついて頭を垂れる騎士の作法で謝ったのだが……この怒りは簡単には収まらない。鼻息荒くジブリルの膝に座りなおす。
「許してあげたらいかがです?」
「やだ! いいか、グーパンチをやめてやるんだぞ!? 最大の譲歩だろうが!」
「……君はねぇ……女の子に嫌われるよ?」
「ジブリル!! お前は俺のこと嫌いか!?」
「大好きです。カテイナ様」
当然のように俺を抱きしめてくる。これを俺はクラウディアに見せつける。俺を嫌いになる女などいないのだ。
フンと鼻を鳴らしてクラウディアを見下す。この俺は次期魔界王だ。クラウディア如きの戯言など通用しない。
「君にとってはジブリルさんも女の子なんだね」
「何を当たり前のことを言っている?」
クラウディアがため息をついているが、ジブリルは女だ。三人の子持ちなのだ。逆にこれで女の子でない証拠があるなら見せて欲しいものだ。
クラウディアがもう仕方ないと話を変える。俺とジブリルとクラウディアが集まっていた理由だ。
「シヲウル様のことですが、」
クラウディアが暗くうつむいている。
「やはり行かなければいけませんか?」
「ええ、あの方はかなり執念深い方なので、目をつけられた以上は先に頭を下げた方が被害は少ないと思います」
はは~ん、クラウディアの奴、鬼ババアに目をつけられたのか。ざまあみろ。これなら、鬼母の尻叩きで俺の留飲を下げてやってもいい。
「そこでカテイナ様にお願いなのですが、魔王城、謁見の間へのゲートを開けていただけませんか」
ついついクラウディアを見下していた俺の顔がこわばる。一度、激怒させた母に自ら近づくのは自殺行為だ。鬼母は一度、殺気立ったらそうそう簡単に落ち着かない。
ジブリルの言葉に嫌だと言うことを伝える。
「お願いします」
「だから嫌だって」
「お願いします」
「あのな、ジブリル、あの鬼母の性格を知っているだろう?」
「それでもお願いします」
「すごく危ないんだぞ。ちょっと間違っただけでまた激怒するぞ」
「承知の上で、お願いします」
俺は不服の視線でジブリルの目を見るがにっこりと微笑みかけられる。……はぁ~、俺は甘いな。ジブリルに負けた。大きく息を吐く。
「ジブリル、俺はあいつの前に出ないからな」
「構いません」
「なら、いいだろう。俺がゲートを開けてやる」
ジブリルが答えの代わりにギュッと抱きしめてくる。
うん、俺はこれが好きだ。ジブリルが俺の実の母だったらと思ったことは何度もある。シヲウルは凶暴すぎる。優しく抱きしめてもらったことだって一回しかない。
ジブリルの顔に手を伸ばす。ほほに触れる。しばらくそのままだ。
「カテイナ様?」
「ああ、わかってる。でも、もう少しこのままがいい。それに準備はいいのか?」
それにはクラウディアが頷いている。どうやら俺が寝ていたのをいいことに準備はしていたようだ。
トンとジブリルから降りる。
「クラウディア、鬼母には絶対に逆らうなよ。あと、死んだら骨だけは拾ってやる」
「骨はオリギナに持って帰ってね」
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