思い出処方箋

みしぁ

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1錠 「症状にあったお薬を・・・」

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「ふぅ~、疲れた。」

冬夜は店に戻るなりソファーに横になった。
客が来ないからってその態度はだめだろ。

「お前さ、松森がお前のことほんとは嫌ってるの知ってんだろ。」

うつ伏せになっている状態で顔だけをこっちに向けて綺麗に笑った。

「彼、面白いよね。」

そう一言だけ言ってまたクッションに顔を埋めた。

「……まぁ、いいか。
そんなことより、寝る前に今日の依頼の内容教えろ。」

「え~。紫音聞いてなかったの。」

ほんとにもぉ~、と面倒くさそうに言った。

冬夜はどっこらしょっと小さく呟いてからソファーに座り直した。
俺も1人がけのソファーに座って冬夜が喋りだすのを待った。
冬夜が話した依頼内容はこうだった。
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