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エピローグ
二人で
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リュウソウカでの出来事があってから一か月は経った。
リュウソウカはヒスイの加護の力を失い、魔物への襲撃を恐れていたが、シャヨメの協力により、村全体を覆う結界を張る事が出来た。
気候が変わりやすいので住むには苦労する地だが、慣れれば何てことは無い。
セルリアは、村人の畑仕事を手伝っていた。リュウソウカの村人達は、最初は余所者のセルリアを警戒していたが、彼女の裏表ない性格を知り、徐々に接してくれるようになった。
セルリア達の旅の目的は、リュウソウカではない地に住む事だったが、ジェードの願いにより、二人はリュウソウカに住んでいる。
「セルリアさん、手伝ってくれてありがとう。これ持って帰ってよ」
「ええ! こんなにいいの? ありがとう!」
日が傾きキリの良い所まで終わり、畑仕事のお礼と籠いっぱいの野菜を貰って、セルリアは嬉しそうに笑った。
鼻歌まじりにジェードが待つ家へと帰る。カワセミの屋敷ではなく、少し離れた小さな家で暮らしている。
家に着けば、料理を作っているジェードが笑顔で迎えてくれる。
「お帰り、セルリアさん」
「ただいま、ジェード」
このやりとりが、とても愛おしいと思う。ジェードへの想いを確信してから、この生活をずっと待ち望んでいた。
「野菜、こんなに貰っちゃった」
「わあ、流石セルリアさんですね!」
「ジェードは今日お祖父さんの所へ行って来たの? 具合はどう?」
「はい。お祖父様は相変わらず目を醒ましていません」
リュウソウカ当主カワセミは、あの後意識を失って以来、謎の昏睡状態に陥っている。
ヒスイの魂を老いた身体に無理やり入れたせいなのか、理由は定かではない。
カワセミの孫であるジェードは、側近の力を借りながらリュウソウカの仮当主として毎日動いている。
リュウソウカ以外にも土地を治めるカワセミの仕事量は想像以上のようで、今後別の地へ赴く事もありそうだ。
そうしたら、セルリアも同行しようと思っていた。待っているより、一緒に出掛ける方が性に合っている。
「そういえば、ロクショウさんから手紙が来たんですよ。近いうちにヴェニットさん達が訪れてくれるみたいです」
「ヴェニット達が? 久しぶりに会えるんだー、嬉しい!」
あの後、ヴェニット達はギャーギャー喚くエルデを連れてシャヨメへと戻って行った。ロクショウに良い報告が出来ると、特にハクゲツは嬉しそうだった。
ヴェニットから貰った組紐は、ずっと大切にしている。相手が窮地に立たされたら光り輝く不思議な組紐は、今現在も光っていないから、ヴェニットの身に何も起きていないという事だろう。
「そういえば、エルデってどうなったの?」
「エルデさんは東の国から強制送還されたようですね。龍の力を持ち帰る事が出来なかったので、相応の罰を魔王から受けたのではないでしょうか」
何だかんだエルデには助けられたので、罰を受けてしまったのなら少し同情してしまう。
「心配ですか?」
「まあ、悪運強そうだから心配するだけ無駄かな」
エルデはもう龍人になれなくなったジェードを魔王の元へ連れて行こうとはしないだろう。東の国唯一の貿易国であるシャヨメにはもう入れないだろうから、二度と会う事も無い。
ジェードが用意してくれた料理はどれも絶品だった。幼少期は母屋に閉じ込められていた事が多かった彼だが、優しい給仕の人が内緒で外へ出してくれて、その際に料理を習っていたから腕前が上がったという。
「ご馳走様! 今日も美味しかったー!」
「今日もセルリアさんが喜んでくれて良かったです」
食器を二人で片し終え、椅子に座る。周りは民家が建っていないので、静かだ。虫の声しか聞こえない。心地よさに目を瞑っていると、「あの、セルリアさん」とジェードが声を掛けてきた。
目を開くと、真剣な面持ちでこちらを見ているジェードが。「どうしたの?」と尋ねると、ジェードは言い淀んでから口を開いた。
「セルリアさんは、リュウソウカに留まって良かったですか? 本当は別の地で暮らす予定だったのに……」
「またその話? 私は窮屈に思っていないし、むしろ楽しくやっているよ」
「ですが……」
「あたしは住む場所よりも、ジェードが一緒にいてくれるから良いんだよ」
ロクショウが最初に指定していた候補は寒冷地だった。もしそこへ住む事になっても、セルリアは了承しただろう。
隣に、ジェードがいるならどこへでも行ける。
ジェードは顔を赤くしてはにかんだ。
「ぼ、僕もセルリアさんが隣にいてくれたら……頑張れます」
年齢よりも少し幼く見えるこの青年は、もう普通の人間だ。龍の血を引いているから身体能力は普通の人間よりも秀でているが、龍人になる事はない。
誰かがリュウソウカの犠牲になる事も無いし、龍が生を縛られる事も無い。
「ヒスイは、奥さんと会えたかなあ」
「きっと会えたと思います」
旅をしていた時は気付かなかったが、毒龍の毒を吸収してくれた事もあったので、優しい所もあった(と思う)。
友である毒龍を殺したのも、約束を果たす為。なんて不器用な龍だったのだろう。
せめて、穏やかな死を迎えていてくれたらと思う。
「それで、あの……」
ジェードが自分の指をいじりながら、長い前髪の下で目を泳がせる。こういう時は、聞きづらい事を聞こうとしている時だ。
「なあに?」
「ずっとバタバタしていたので、なあなあになっていたのですが……その、返事を頂きたくて」
一瞬何の事だか理解出来なかったが、すぐにプロポーズの返事だと気付いた。
「あ、そうか。あの時の言葉はジェードに届いていなかったのか……」
「あの時……?」
ヒスイと対峙している時「結婚しよう」と叫んでいたので、てっきり返事を出来ていると思っていた。
セルリアは姿勢を正して咳ばらいをすると、ジェードに向かって微笑んだ。
「あたしで良かったら、喜んで。あたしと結婚してください、ジェード」
みるみるうちにジェードの表情が明るくなる。そしてその場でガッツポーズをした。
「やった……!! やった! やった!!」
こんなに嬉しそうなジェードは、初めて見た。嬉しさのあまり、椅子から立ち上がって喜びを表現している。
子供っぽい姿に、セルリアは思わず笑ってしまった。
「これからも末永くよろしくね、ジェード」
「はい、こちらこそ!」
こうして、セルリアとジェードは結婚する事となった。
男勝りの女傭兵と、村に囚われ、逃げ出した龍人の力を持つ男。
決して交わる事のないはずの二人が、地下牢で出会い、共に脱獄をして逃避行をする事となった。
セルリアとジェードは、リュウソウカで仲睦まじく暮らしていく事となる。
これは、傭兵として活躍していたセルリアが、龍の末裔という希少な存在である男ジェードと共に逃避行をし、結婚に至るまでの話である。
~引きこもり龍人と女傭兵の脱獄マリアージュ・完~
リュウソウカはヒスイの加護の力を失い、魔物への襲撃を恐れていたが、シャヨメの協力により、村全体を覆う結界を張る事が出来た。
気候が変わりやすいので住むには苦労する地だが、慣れれば何てことは無い。
セルリアは、村人の畑仕事を手伝っていた。リュウソウカの村人達は、最初は余所者のセルリアを警戒していたが、彼女の裏表ない性格を知り、徐々に接してくれるようになった。
セルリア達の旅の目的は、リュウソウカではない地に住む事だったが、ジェードの願いにより、二人はリュウソウカに住んでいる。
「セルリアさん、手伝ってくれてありがとう。これ持って帰ってよ」
「ええ! こんなにいいの? ありがとう!」
日が傾きキリの良い所まで終わり、畑仕事のお礼と籠いっぱいの野菜を貰って、セルリアは嬉しそうに笑った。
鼻歌まじりにジェードが待つ家へと帰る。カワセミの屋敷ではなく、少し離れた小さな家で暮らしている。
家に着けば、料理を作っているジェードが笑顔で迎えてくれる。
「お帰り、セルリアさん」
「ただいま、ジェード」
このやりとりが、とても愛おしいと思う。ジェードへの想いを確信してから、この生活をずっと待ち望んでいた。
「野菜、こんなに貰っちゃった」
「わあ、流石セルリアさんですね!」
「ジェードは今日お祖父さんの所へ行って来たの? 具合はどう?」
「はい。お祖父様は相変わらず目を醒ましていません」
リュウソウカ当主カワセミは、あの後意識を失って以来、謎の昏睡状態に陥っている。
ヒスイの魂を老いた身体に無理やり入れたせいなのか、理由は定かではない。
カワセミの孫であるジェードは、側近の力を借りながらリュウソウカの仮当主として毎日動いている。
リュウソウカ以外にも土地を治めるカワセミの仕事量は想像以上のようで、今後別の地へ赴く事もありそうだ。
そうしたら、セルリアも同行しようと思っていた。待っているより、一緒に出掛ける方が性に合っている。
「そういえば、ロクショウさんから手紙が来たんですよ。近いうちにヴェニットさん達が訪れてくれるみたいです」
「ヴェニット達が? 久しぶりに会えるんだー、嬉しい!」
あの後、ヴェニット達はギャーギャー喚くエルデを連れてシャヨメへと戻って行った。ロクショウに良い報告が出来ると、特にハクゲツは嬉しそうだった。
ヴェニットから貰った組紐は、ずっと大切にしている。相手が窮地に立たされたら光り輝く不思議な組紐は、今現在も光っていないから、ヴェニットの身に何も起きていないという事だろう。
「そういえば、エルデってどうなったの?」
「エルデさんは東の国から強制送還されたようですね。龍の力を持ち帰る事が出来なかったので、相応の罰を魔王から受けたのではないでしょうか」
何だかんだエルデには助けられたので、罰を受けてしまったのなら少し同情してしまう。
「心配ですか?」
「まあ、悪運強そうだから心配するだけ無駄かな」
エルデはもう龍人になれなくなったジェードを魔王の元へ連れて行こうとはしないだろう。東の国唯一の貿易国であるシャヨメにはもう入れないだろうから、二度と会う事も無い。
ジェードが用意してくれた料理はどれも絶品だった。幼少期は母屋に閉じ込められていた事が多かった彼だが、優しい給仕の人が内緒で外へ出してくれて、その際に料理を習っていたから腕前が上がったという。
「ご馳走様! 今日も美味しかったー!」
「今日もセルリアさんが喜んでくれて良かったです」
食器を二人で片し終え、椅子に座る。周りは民家が建っていないので、静かだ。虫の声しか聞こえない。心地よさに目を瞑っていると、「あの、セルリアさん」とジェードが声を掛けてきた。
目を開くと、真剣な面持ちでこちらを見ているジェードが。「どうしたの?」と尋ねると、ジェードは言い淀んでから口を開いた。
「セルリアさんは、リュウソウカに留まって良かったですか? 本当は別の地で暮らす予定だったのに……」
「またその話? 私は窮屈に思っていないし、むしろ楽しくやっているよ」
「ですが……」
「あたしは住む場所よりも、ジェードが一緒にいてくれるから良いんだよ」
ロクショウが最初に指定していた候補は寒冷地だった。もしそこへ住む事になっても、セルリアは了承しただろう。
隣に、ジェードがいるならどこへでも行ける。
ジェードは顔を赤くしてはにかんだ。
「ぼ、僕もセルリアさんが隣にいてくれたら……頑張れます」
年齢よりも少し幼く見えるこの青年は、もう普通の人間だ。龍の血を引いているから身体能力は普通の人間よりも秀でているが、龍人になる事はない。
誰かがリュウソウカの犠牲になる事も無いし、龍が生を縛られる事も無い。
「ヒスイは、奥さんと会えたかなあ」
「きっと会えたと思います」
旅をしていた時は気付かなかったが、毒龍の毒を吸収してくれた事もあったので、優しい所もあった(と思う)。
友である毒龍を殺したのも、約束を果たす為。なんて不器用な龍だったのだろう。
せめて、穏やかな死を迎えていてくれたらと思う。
「それで、あの……」
ジェードが自分の指をいじりながら、長い前髪の下で目を泳がせる。こういう時は、聞きづらい事を聞こうとしている時だ。
「なあに?」
「ずっとバタバタしていたので、なあなあになっていたのですが……その、返事を頂きたくて」
一瞬何の事だか理解出来なかったが、すぐにプロポーズの返事だと気付いた。
「あ、そうか。あの時の言葉はジェードに届いていなかったのか……」
「あの時……?」
ヒスイと対峙している時「結婚しよう」と叫んでいたので、てっきり返事を出来ていると思っていた。
セルリアは姿勢を正して咳ばらいをすると、ジェードに向かって微笑んだ。
「あたしで良かったら、喜んで。あたしと結婚してください、ジェード」
みるみるうちにジェードの表情が明るくなる。そしてその場でガッツポーズをした。
「やった……!! やった! やった!!」
こんなに嬉しそうなジェードは、初めて見た。嬉しさのあまり、椅子から立ち上がって喜びを表現している。
子供っぽい姿に、セルリアは思わず笑ってしまった。
「これからも末永くよろしくね、ジェード」
「はい、こちらこそ!」
こうして、セルリアとジェードは結婚する事となった。
男勝りの女傭兵と、村に囚われ、逃げ出した龍人の力を持つ男。
決して交わる事のないはずの二人が、地下牢で出会い、共に脱獄をして逃避行をする事となった。
セルリアとジェードは、リュウソウカで仲睦まじく暮らしていく事となる。
これは、傭兵として活躍していたセルリアが、龍の末裔という希少な存在である男ジェードと共に逃避行をし、結婚に至るまでの話である。
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