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NEXT!食堂イベント
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嬉しそうなワンコの顔を見て、満足そうに頷いていたら
「あっ!律!」
と、王道クンを見つけたらしい副会長が走り去っていく。
「律!」
「おわっ!?お前はあ、朝のっ!!は、放せっ!!!変態っ!!!」
さっきとは違う種類の静寂
副会長が王道クンを呼んだこと。抱き着いたこと。王道クンが副会長を変態って言ったこと。それらがもたらしたのは凍り付くようなこの空間。
うわー、やっちまったなぁ。確かにそいつは変態のくくりに入るだろうけど、ねぇ…ここで燃料を投下しちまうか。あ、耳栓付けとこ。多分…
「「「「「いやあああああああ!!!!!」」」」」
「あのもじゃもじゃ!!副会長様にっ!!!暴言をっ!!!!」「殺す…絶対に殺す…」
「副会長様を離しなさいっ!!!なんでこんなことにっ!!!」「皆さん、後で緊急会議を開きます。いいですね?」
うーん、怖いな(笑)これで、制裁は確実ってとこかなぁ…
まあ、とりあえず副会長のところに行きますかね…早速双子たちは行ってるし
「わあっ!」
「もじゃもじゃだーっ!」
「な、なんだよっ!!?おまえら!!!」
「んー?」
「僕たちー?」
「「生徒会の庶務様でーす!わーぱちぱちぱち!」」
「庶務…さま?」
「「そーそー!」」
あ、王道クンの両隣に爽やかクンと一匹狼クンがいる。さすがだな、仕事が早い。王道転校生という称号(腐男子グループがつけた)は伊達ではないか
「ぼくはねー相沢 皐月!おにーちゃんだよ~」
「ぼくはねー相沢 睦月!おとーとだよ~」
「「よろしくね!」」
「おう!あ、俺は…」
「しってるよー!」
「成香 律、でしょー?」
「お、おう!」
草、王道転校生焦ってる。ちゃんと話させてやれよ。
「あ!そうだ!皐月、あれやろーよ!」
「そうだね!じゃあ早速!」
「ん!?何やるんだ!!?」
「「ぐるぐるらびっとぱーぢぃりーぐるとばーるどっちでしょうゲームでらっくすだよっ!」」
「ぐるぐるぱーでー!!よくわからんがわかった!!!」
「「じゃ、いっくよー!!!」」
あ、うん名前長いけど要はどっちが誰なのか当てるゲームだよな。というか聞くたびに名前変わってないか?もうどっちでしょうゲームでいいだろ。覚えられないぐらいだったら。
双子たちはぐるぐると高速で回りだす。一方行だと動体視力のいいやつだと追ってわかっちゃうから反対周りに回ったり、元の向きに戻ったりする。人間、虚をつけられるとわからなくなるからな。
「「どーっちだっ!」」
「んー!右が睦月で左が皐月だ!!」
「まぐれかな?」
「まぐれだよね」
「「リトライだ!」」
その後も何回も繰り返しては当てられを繰り返す。
「すっごーい!」
「なんでわかるのー?」
「んでだよ!分かるにきまってるだろ!」
「みんな、わからなかったよ?」
「僕たち姿形一緒だし…」
「何言ってんだ、違うにきまってるじゃないか!!全然一緒じゃないぞ!!」
「「…っ!僕、律のこと気に入っちゃった!」」
そういって双子たちは王道クンの座っている席の周りをぐるぐる回る。好きだな…回るの。毎回思うけどぐるぐる回ってて目ぇ回んないのか?
「あっ!律!」
と、王道クンを見つけたらしい副会長が走り去っていく。
「律!」
「おわっ!?お前はあ、朝のっ!!は、放せっ!!!変態っ!!!」
さっきとは違う種類の静寂
副会長が王道クンを呼んだこと。抱き着いたこと。王道クンが副会長を変態って言ったこと。それらがもたらしたのは凍り付くようなこの空間。
うわー、やっちまったなぁ。確かにそいつは変態のくくりに入るだろうけど、ねぇ…ここで燃料を投下しちまうか。あ、耳栓付けとこ。多分…
「「「「「いやあああああああ!!!!!」」」」」
「あのもじゃもじゃ!!副会長様にっ!!!暴言をっ!!!!」「殺す…絶対に殺す…」
「副会長様を離しなさいっ!!!なんでこんなことにっ!!!」「皆さん、後で緊急会議を開きます。いいですね?」
うーん、怖いな(笑)これで、制裁は確実ってとこかなぁ…
まあ、とりあえず副会長のところに行きますかね…早速双子たちは行ってるし
「わあっ!」
「もじゃもじゃだーっ!」
「な、なんだよっ!!?おまえら!!!」
「んー?」
「僕たちー?」
「「生徒会の庶務様でーす!わーぱちぱちぱち!」」
「庶務…さま?」
「「そーそー!」」
あ、王道クンの両隣に爽やかクンと一匹狼クンがいる。さすがだな、仕事が早い。王道転校生という称号(腐男子グループがつけた)は伊達ではないか
「ぼくはねー相沢 皐月!おにーちゃんだよ~」
「ぼくはねー相沢 睦月!おとーとだよ~」
「「よろしくね!」」
「おう!あ、俺は…」
「しってるよー!」
「成香 律、でしょー?」
「お、おう!」
草、王道転校生焦ってる。ちゃんと話させてやれよ。
「あ!そうだ!皐月、あれやろーよ!」
「そうだね!じゃあ早速!」
「ん!?何やるんだ!!?」
「「ぐるぐるらびっとぱーぢぃりーぐるとばーるどっちでしょうゲームでらっくすだよっ!」」
「ぐるぐるぱーでー!!よくわからんがわかった!!!」
「「じゃ、いっくよー!!!」」
あ、うん名前長いけど要はどっちが誰なのか当てるゲームだよな。というか聞くたびに名前変わってないか?もうどっちでしょうゲームでいいだろ。覚えられないぐらいだったら。
双子たちはぐるぐると高速で回りだす。一方行だと動体視力のいいやつだと追ってわかっちゃうから反対周りに回ったり、元の向きに戻ったりする。人間、虚をつけられるとわからなくなるからな。
「「どーっちだっ!」」
「んー!右が睦月で左が皐月だ!!」
「まぐれかな?」
「まぐれだよね」
「「リトライだ!」」
その後も何回も繰り返しては当てられを繰り返す。
「すっごーい!」
「なんでわかるのー?」
「んでだよ!分かるにきまってるだろ!」
「みんな、わからなかったよ?」
「僕たち姿形一緒だし…」
「何言ってんだ、違うにきまってるじゃないか!!全然一緒じゃないぞ!!」
「「…っ!僕、律のこと気に入っちゃった!」」
そういって双子たちは王道クンの座っている席の周りをぐるぐる回る。好きだな…回るの。毎回思うけどぐるぐる回ってて目ぇ回んないのか?
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