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宿命
変えられない事
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仁視点
仁「…………」
部下「若頭 大丈夫ですか?先日から動きは勿論攻撃のキレが鈍くなっていますが……刀を持つ時に手も震えていますし……」
先日 煌と会ってからと言うもの仁の様子がおかしい
仁「……合わない……」
部下「え?」
仁「……合わない……」
仁の様子が本気でおかしい……同じ事を繰り返しながら同じ事を言う
銀牙「若い奴らで仁を俺の部屋に連れて来い 発作が起きてる」
部下「分かりました」
仁の様子がおかしかったのは発作のせい……若い部下数人で何とか落ち着かせ部屋に連れていく
銀牙「もしかしてなんだが……天界では発作起きなかったのか?」
仁「起きませんね」
きっぱり言い切った仁は部屋を出て僅かに広がった入墨を触りながら若い衆と見回りへ
仁「おい ここは俺の島だ」
モブ「穂高だ!!逃げろ!!」
仁「お前達はあいつらを追え」
見回り中に声が聞こえて行ってみると女性が強姦に遭いそうになっていたので、仁が助け部下に追うよう命ずる
仁「あんた大丈夫か?名前は?」
???「助けて下さり有難う御座います 私は白銀 蓮花と……」
仁「いい名前だな 俺と一緒にお茶でもどう?奢るけど」
蓮花「良いんですか?」
半ばナンパになってしまったが蓮花には気がついていた……仁が気を紛らわしてくれた事を……
仁「いつものと紅茶」
ウエートレス「畏まりました」
丁度近くにあった仁行きつけの店に入り仁が独特の観察眼で紅茶を頼む
仁「ここの無糖の紅茶に少し甘めの紅茶シフォンが美味い」
蓮花「詳しいんですね」
仁「行きつけの店なんだ ここの店の一押し「チョコケーキセット」が一番美味いが、紅茶シフォンも美味い」
まるで初対面ではないかのように言う仁に助けられたのか蓮花も笑みをこぼす
仁「やっと笑ったね」
蓮花「え?」
仁「さっきから今まで今にも死にそうな顔してたからさ 綺麗な顔をしているんだから笑ったらどんなに綺麗なのかが気になってた」
蓮花「……私 男性恐怖症なんです
昔男の人に強姦に遭いそうになってその時から」
蓮花は男性恐怖症だった……でも何故か仁とは普通に会話できて恐怖を感じない
仁「だったら俺が運命の相手だったのかもね
俺女嫌いでさ 君が初めてだよ?行きつけの店に一緒に入ったり面と向かって話すの」
ふんわりと笑う仁の顔に蓮花は見惚れてしまい仁が心配する
仁「俺の名前は御希桜 仁 これ連絡先で何かあったら呼んで?すぐに行く」
蓮花「仁さん?いい名前……私は蓮花で構いません これから宜しくお願いしますね 仁さん」
2人と間で幸せな雰囲気が漂う
何時も来ている店長がその2人の幸せを願ったのは言わずとも知れたこと
~数十年後~
蓮花「本当に仁さんは老けないね」
仁「昔からだ 蓮花は綺麗さが増して余計に綺麗になった」
蓮花「全くもう……」
数十年後 2人は結婚こそしないが穂高の者が全員認める関係になった
仁「……蓮花すまない 少し離れて」
不意に何かを察知した仁が蓮花を穂高の屋敷内に入れ翼を広げる
全員「え?」
全員が驚く中で仁はそのまま上に行く
仁「何事だ煌 ……成程」
煌「ごめん兄さん 兄さんの力が必要になった」
仁「一旦下に戻る ……こちらにこれる自身はないがな」
仁 母上に何かあったのか……
煌に「一旦下に降りる」と告げ仁は下に戻ったが表情は冴えない
蓮花「仁さん?」
仁「蓮花 ごめんずっと隠してた……俺は人じゃない……天界と呼ばれる世界の住人……と言っても堕天してるけど……」
蓮花「仁さん?」
悲しげな表情で白く大きい翼を広げながら蓮花を抱きしめた……今生最後の別れになると仁は悟ったから……
仁「蓮花……俺は天界でやるべき事がある……そのやるべき事が終わらない限り俺はこちらには戻っては来れないだろう……そして天界とこの世界での日数は10年違う……つまり俺が天界で1年過ごせばこの世界では3650年分……きっと俺は蓮花の生きている間にはこちらに帰っては来れないだろう……蓮花……選んでくれ……今別れるか、俺を待っててくれるかを」
それは蓮花にとっても……仁にとっても辛い決断だった……「別れるか」「死別」するかの……
蓮花「待ってる ずっと待ってるよ」
仁「いいのか……きっと今日以降俺はお前の元に帰っては来れないぞ」
蓮花「それでも待ってる 仁さんは私が唯一心を開いてる人だもん……きっと私が死んでもいつか必ず帰ってくるって信じてる」
仁「………っ………」
不意に仁の綺麗な瞳から涙が流れた……本当は蓮花と共に居たいのだ……漸く見つけた安らぎを自ら手放す事になるのが嫌で嫌でしょうがない
蓮花「泣いてる所初めて見たよ……」
仁「当たり前だ……人前で見せねぇ……」
次々に流れ出る仁の本音……それは蓮花も分かっている
仁「待っててくれるんだな?蓮花が死んでも」
蓮花「うん 待ってるよ
例えこの身が朽ち果てても……私が魂だけになっても」
仁「……待っててくれ……俺が帰ってくるその日まで」
蓮花「うん」
仁は口約束だろうが絶対に護る……例えその身が朽ち果てても護り通すのが仁のルールなのだ
銀牙「行くのか」
仁「ええ 親父さん」
銀牙「安心しろ お前が帰ってくるまでここは守っておく……行ってこい」
仁が言おうとした願いを銀牙は悟り笑顔で見送りながらそう言う
銀牙「あいつに宜しくな」
仁「はい 行ってきます」
銀牙や蓮花、仲間達に見送られて仁は大きな翼を広げて天界に行く
仁「で?何するんだ?」
煌「母さんが襲撃に遭って深い眠りに入っちゃって……2人で共同作業」
仁「……今すぐにやるのか?」
煌「明日からかな……流石に兄さん疲れてるだろうし」
煌の計らいで次の日から共同作業が開始するが仁は煌とは帰らず別の場所へ
仁「……随分久しぶりな気がするな」
桜『お前からしたら随分と久しいさかもな 我からしてみればほんの2、3日だが』
仁は動物や植物と心を通わせ話すことが出来る、その中で一番話しやすいのが桜と薔薇
仁「やっぱりお前は寝心地がいい」
桜『我で寝るのは仁だけだろう……そんなに心地いいか?枝に乗って幹に背を預けているが辛くはないのか?』
仁「お前が好きだからな……辛いと思ったことは無い 寝かせてもらうぞ」
仁はそう言って桜の幹に背中を預け、少しすると仁の寝息が響く……
桜『……今迄寝ていなかったのか……ここに帰ってくるまで……』
仁は桜で衣食住をするのが主だが下界では一切寝ていない
眠れなかったのだ……天界での極度の「迫害」が原因で……
桜『(昔はここまで眠るのが早くはなかった……寝るまでに1時間警戒していたし寝ても警戒態勢を解いた事は無い……』
桜はそう思う……今迄寝るまでに警戒を解かなかった……だが今は警戒は愚か熟睡していて起きる気配がない
桜『……銀牙 貴様まさか仁に何かしてはいないな?』
銀牙「してねぇよ……仁は完全に意識がない時以外は俺でも心配するくらい寝れなかった……俺はもう慣れていたから別にしても、仁はまだ若いのに不眠症じゃあ後が辛い」
銀牙は「堕天」してはいない……「堕天」した事にはなっているが両翼が戻った時点で、銀牙はれっきとした天使……
桜『……催促はしたのか』
銀牙「数え切れない程にな だが簡単に不眠症が治るわけじゃないのもお前は分かってるはず、仁には仁なりのやり方がある……俺は仁が己で決めた道をサポートするだけだ」
桜『随分と丸くなったものよ……』
銀牙「「所変われば品変わる」……人に対しても同じだろ?俺は人と接することで変わった……仁も最愛の人を見つけて変わったんだよ」
まるで我が子の様に語る銀牙は優しげに笑んでいた……
~翌日~
煌「兄さん?」
仁「ん……?……煌か……何でここ知ってるんだ」
煌「部下がここにいるって言ってて」
仁「……5分待ってくれ……すぐには無理」
仁は朝が弱い……元から低血圧で朝はあまり起きが良くない
仁「……煌 しゃがめ」
5分後漸く起動した仁は煌と共に背中合わせで戦っているが仁が煌をしゃがませ、刀を仕舞ってから敵に対して回し蹴りをかまし撃退
仁「お前は戦闘能力が低い それのままで戦って死ぬ気か?」
煌「…………」
仁「戦闘の前にお前の戦闘能力を上げる 来い」
戦闘を終え仁が煌の戦闘能力を上げるべく教授
仁「いい加減にしろ煌!!!!!!!」
不意に数時間戦術を煌に教えていた仁が叫ぶ
仁「一体何回同じことを言わせる気だ!?刀の持ち方からやり方まで最初から何一つとして変わっていない!!休憩を入れても疲れが癒えきれないのは俺だって知ってる!!なのに何故お前はやり方を変えない!?馬鹿にしているのか!!」
仁の戦術は数え切れない程にある だが何度教えても煌が変わらないので仁がキレる
仁「変わる気がないのならせめて本気を出せ!!俺だって弟であるお前に、刃を向ける事に躊躇いがある!!お前はそれさえ分からないのか!?」
煌「!!!!!!!」
生まれて初めて仁は煌に対して殺気を出した……それは純粋かつ恐ろしい殺気……
仁「殺す気で来い」
本気の言葉……本気の殺気で煌も腹を括ったのか本気で仁に迫り来る……仁はそれを内心で安堵した……
仁「(それでいいんだ……煌……俺のこの身に俺自身の意識がある内に俺はお前に全てを授ける……戦術も精神力も命の使い方も……)」
仁の肩に宿る古の不死鳥の入墨……その入墨が両腕全体に回った時……仁の意識は永久に消え己の欲望のままに暴れる……それを避ける為に仁は弟である煌に全てを託し……そして己の命を散らすだろう……
家族と大切な人達を己の手で護る為に己の命を犠牲にして……
仁「…………」
部下「若頭 大丈夫ですか?先日から動きは勿論攻撃のキレが鈍くなっていますが……刀を持つ時に手も震えていますし……」
先日 煌と会ってからと言うもの仁の様子がおかしい
仁「……合わない……」
部下「え?」
仁「……合わない……」
仁の様子が本気でおかしい……同じ事を繰り返しながら同じ事を言う
銀牙「若い奴らで仁を俺の部屋に連れて来い 発作が起きてる」
部下「分かりました」
仁の様子がおかしかったのは発作のせい……若い部下数人で何とか落ち着かせ部屋に連れていく
銀牙「もしかしてなんだが……天界では発作起きなかったのか?」
仁「起きませんね」
きっぱり言い切った仁は部屋を出て僅かに広がった入墨を触りながら若い衆と見回りへ
仁「おい ここは俺の島だ」
モブ「穂高だ!!逃げろ!!」
仁「お前達はあいつらを追え」
見回り中に声が聞こえて行ってみると女性が強姦に遭いそうになっていたので、仁が助け部下に追うよう命ずる
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???「助けて下さり有難う御座います 私は白銀 蓮花と……」
仁「いい名前だな 俺と一緒にお茶でもどう?奢るけど」
蓮花「良いんですか?」
半ばナンパになってしまったが蓮花には気がついていた……仁が気を紛らわしてくれた事を……
仁「いつものと紅茶」
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丁度近くにあった仁行きつけの店に入り仁が独特の観察眼で紅茶を頼む
仁「ここの無糖の紅茶に少し甘めの紅茶シフォンが美味い」
蓮花「詳しいんですね」
仁「行きつけの店なんだ ここの店の一押し「チョコケーキセット」が一番美味いが、紅茶シフォンも美味い」
まるで初対面ではないかのように言う仁に助けられたのか蓮花も笑みをこぼす
仁「やっと笑ったね」
蓮花「え?」
仁「さっきから今まで今にも死にそうな顔してたからさ 綺麗な顔をしているんだから笑ったらどんなに綺麗なのかが気になってた」
蓮花「……私 男性恐怖症なんです
昔男の人に強姦に遭いそうになってその時から」
蓮花は男性恐怖症だった……でも何故か仁とは普通に会話できて恐怖を感じない
仁「だったら俺が運命の相手だったのかもね
俺女嫌いでさ 君が初めてだよ?行きつけの店に一緒に入ったり面と向かって話すの」
ふんわりと笑う仁の顔に蓮花は見惚れてしまい仁が心配する
仁「俺の名前は御希桜 仁 これ連絡先で何かあったら呼んで?すぐに行く」
蓮花「仁さん?いい名前……私は蓮花で構いません これから宜しくお願いしますね 仁さん」
2人と間で幸せな雰囲気が漂う
何時も来ている店長がその2人の幸せを願ったのは言わずとも知れたこと
~数十年後~
蓮花「本当に仁さんは老けないね」
仁「昔からだ 蓮花は綺麗さが増して余計に綺麗になった」
蓮花「全くもう……」
数十年後 2人は結婚こそしないが穂高の者が全員認める関係になった
仁「……蓮花すまない 少し離れて」
不意に何かを察知した仁が蓮花を穂高の屋敷内に入れ翼を広げる
全員「え?」
全員が驚く中で仁はそのまま上に行く
仁「何事だ煌 ……成程」
煌「ごめん兄さん 兄さんの力が必要になった」
仁「一旦下に戻る ……こちらにこれる自身はないがな」
仁 母上に何かあったのか……
煌に「一旦下に降りる」と告げ仁は下に戻ったが表情は冴えない
蓮花「仁さん?」
仁「蓮花 ごめんずっと隠してた……俺は人じゃない……天界と呼ばれる世界の住人……と言っても堕天してるけど……」
蓮花「仁さん?」
悲しげな表情で白く大きい翼を広げながら蓮花を抱きしめた……今生最後の別れになると仁は悟ったから……
仁「蓮花……俺は天界でやるべき事がある……そのやるべき事が終わらない限り俺はこちらには戻っては来れないだろう……そして天界とこの世界での日数は10年違う……つまり俺が天界で1年過ごせばこの世界では3650年分……きっと俺は蓮花の生きている間にはこちらに帰っては来れないだろう……蓮花……選んでくれ……今別れるか、俺を待っててくれるかを」
それは蓮花にとっても……仁にとっても辛い決断だった……「別れるか」「死別」するかの……
蓮花「待ってる ずっと待ってるよ」
仁「いいのか……きっと今日以降俺はお前の元に帰っては来れないぞ」
蓮花「それでも待ってる 仁さんは私が唯一心を開いてる人だもん……きっと私が死んでもいつか必ず帰ってくるって信じてる」
仁「………っ………」
不意に仁の綺麗な瞳から涙が流れた……本当は蓮花と共に居たいのだ……漸く見つけた安らぎを自ら手放す事になるのが嫌で嫌でしょうがない
蓮花「泣いてる所初めて見たよ……」
仁「当たり前だ……人前で見せねぇ……」
次々に流れ出る仁の本音……それは蓮花も分かっている
仁「待っててくれるんだな?蓮花が死んでも」
蓮花「うん 待ってるよ
例えこの身が朽ち果てても……私が魂だけになっても」
仁「……待っててくれ……俺が帰ってくるその日まで」
蓮花「うん」
仁は口約束だろうが絶対に護る……例えその身が朽ち果てても護り通すのが仁のルールなのだ
銀牙「行くのか」
仁「ええ 親父さん」
銀牙「安心しろ お前が帰ってくるまでここは守っておく……行ってこい」
仁が言おうとした願いを銀牙は悟り笑顔で見送りながらそう言う
銀牙「あいつに宜しくな」
仁「はい 行ってきます」
銀牙や蓮花、仲間達に見送られて仁は大きな翼を広げて天界に行く
仁「で?何するんだ?」
煌「母さんが襲撃に遭って深い眠りに入っちゃって……2人で共同作業」
仁「……今すぐにやるのか?」
煌「明日からかな……流石に兄さん疲れてるだろうし」
煌の計らいで次の日から共同作業が開始するが仁は煌とは帰らず別の場所へ
仁「……随分久しぶりな気がするな」
桜『お前からしたら随分と久しいさかもな 我からしてみればほんの2、3日だが』
仁は動物や植物と心を通わせ話すことが出来る、その中で一番話しやすいのが桜と薔薇
仁「やっぱりお前は寝心地がいい」
桜『我で寝るのは仁だけだろう……そんなに心地いいか?枝に乗って幹に背を預けているが辛くはないのか?』
仁「お前が好きだからな……辛いと思ったことは無い 寝かせてもらうぞ」
仁はそう言って桜の幹に背中を預け、少しすると仁の寝息が響く……
桜『……今迄寝ていなかったのか……ここに帰ってくるまで……』
仁は桜で衣食住をするのが主だが下界では一切寝ていない
眠れなかったのだ……天界での極度の「迫害」が原因で……
桜『(昔はここまで眠るのが早くはなかった……寝るまでに1時間警戒していたし寝ても警戒態勢を解いた事は無い……』
桜はそう思う……今迄寝るまでに警戒を解かなかった……だが今は警戒は愚か熟睡していて起きる気配がない
桜『……銀牙 貴様まさか仁に何かしてはいないな?』
銀牙「してねぇよ……仁は完全に意識がない時以外は俺でも心配するくらい寝れなかった……俺はもう慣れていたから別にしても、仁はまだ若いのに不眠症じゃあ後が辛い」
銀牙は「堕天」してはいない……「堕天」した事にはなっているが両翼が戻った時点で、銀牙はれっきとした天使……
桜『……催促はしたのか』
銀牙「数え切れない程にな だが簡単に不眠症が治るわけじゃないのもお前は分かってるはず、仁には仁なりのやり方がある……俺は仁が己で決めた道をサポートするだけだ」
桜『随分と丸くなったものよ……』
銀牙「「所変われば品変わる」……人に対しても同じだろ?俺は人と接することで変わった……仁も最愛の人を見つけて変わったんだよ」
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~翌日~
煌「兄さん?」
仁「ん……?……煌か……何でここ知ってるんだ」
煌「部下がここにいるって言ってて」
仁「……5分待ってくれ……すぐには無理」
仁は朝が弱い……元から低血圧で朝はあまり起きが良くない
仁「……煌 しゃがめ」
5分後漸く起動した仁は煌と共に背中合わせで戦っているが仁が煌をしゃがませ、刀を仕舞ってから敵に対して回し蹴りをかまし撃退
仁「お前は戦闘能力が低い それのままで戦って死ぬ気か?」
煌「…………」
仁「戦闘の前にお前の戦闘能力を上げる 来い」
戦闘を終え仁が煌の戦闘能力を上げるべく教授
仁「いい加減にしろ煌!!!!!!!」
不意に数時間戦術を煌に教えていた仁が叫ぶ
仁「一体何回同じことを言わせる気だ!?刀の持ち方からやり方まで最初から何一つとして変わっていない!!休憩を入れても疲れが癒えきれないのは俺だって知ってる!!なのに何故お前はやり方を変えない!?馬鹿にしているのか!!」
仁の戦術は数え切れない程にある だが何度教えても煌が変わらないので仁がキレる
仁「変わる気がないのならせめて本気を出せ!!俺だって弟であるお前に、刃を向ける事に躊躇いがある!!お前はそれさえ分からないのか!?」
煌「!!!!!!!」
生まれて初めて仁は煌に対して殺気を出した……それは純粋かつ恐ろしい殺気……
仁「殺す気で来い」
本気の言葉……本気の殺気で煌も腹を括ったのか本気で仁に迫り来る……仁はそれを内心で安堵した……
仁「(それでいいんだ……煌……俺のこの身に俺自身の意識がある内に俺はお前に全てを授ける……戦術も精神力も命の使い方も……)」
仁の肩に宿る古の不死鳥の入墨……その入墨が両腕全体に回った時……仁の意識は永久に消え己の欲望のままに暴れる……それを避ける為に仁は弟である煌に全てを託し……そして己の命を散らすだろう……
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