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思い
銀牙の思い
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銀牙視点
銀牙「…………」
仁が天界へ行ってから早数日……穂高はとても穏やかな日々を送っていた……
部下「静か……ですね」
銀牙「仁がいないからな……蓮花さんは毎日のように来るけど仁がいるといないじゃ全く違う」
銀牙 仁が居る内は部下の稽古や食事で少なくとも静かではない……逆に静かでは無い頃に来た奴らは落ち着きがないな
部下を仕事に向かわせ独り言を言う
昔は静かだった穂高も仁が入ってきてから、仁は稽古や怪我人の手当、武器の使用方、法廷でいかにして勝つか、料理の仕方等色々教えていた……だけどその仁が居ないので凄く静か……
ヴァルキ「静かすぎて怖いですけどね」
銀牙「ヴァルキ……お前もお前で凄く寂しそうだな?蓮花さんくらい寂しいんじゃないのか?」
ヴァルキ「出来ることなら天界に行きたいんですけどねぇ……生憎さま……組長は知っているで と思いますが「あの戦争」で俺は両翼を失っていますので……」
銀牙 「あの戦争」……天使と悪魔で戦ったあの戦いか……
銀牙「ヴァルキ 少し背中見せろ」
銀牙がそう言うとヴァルキは言われた通り上着を脱いで背中を向けて見せる
ヴァルキ「どうぞ」
銀牙「どす黒い色になってるな」
ヴァルキ「天使と悪魔の力は真逆ですから……両翼を失った時に悪魔の力が働いて……いずれは再生する翼の根の部分に力が入ってしまって……もう再生は不可能です」
銀牙「…………」
本来翼が収納、広げられる場所にはどす黒い色に染まった背中……悪魔の力で翼を無くし堕天した仲間思いの天使……
銀牙「……「颯斗」何故お前がここにいる?」
ヴァルキの背中を見た後、また一人になった部屋で銀牙は不意に天界にいた頃の、幼馴染み兼部下であった颯斗がいることに気がつきそう言う
颯斗「銀牙は知らないのかと思ってさ」
銀牙「何が?」
颯斗「両翼を失った天使でも仲間の為に失った物なら天界にいられる」
銀牙「……どう言う事だ?」
銀牙 仁の話を聞くあたりではヴァルキは両翼を失って下界に落ちたと聞いたが……
颯斗「「ヴァルキ」が嘘を言っている可能性はほぼ皆無……つまり仁が何かを隠す為に嘘を言っている事になる」
銀牙「仁が弟である「煌」を護ろうとしているのは知っているが……」
颯斗「仁はそれ以外にも護ろうとしてるんじゃないのか?お前の肩にあった筈の入墨の消失……仁の話の矛盾……そして隠された何かを解明する必要性がある」
颯斗の話通り銀牙の肩には元々不死鳥の入墨があった……だが下界に落ちて数世紀経ち仁と煌が戦う直前に、その入墨が最初から無かったかのように消えた……それのお陰で今 銀牙は葵と戦い合わずに済んでいるのだが……
颯斗「仁が寝泊まりしている桜に聞けばすべてわかりますよ」
颯斗はそう言い残して消え銀牙は「……行くか行かないかどうするか……」を考え、行く事を決める
銀牙「力を使った方がいいな……」
そう思った銀牙は力を使い天界へ行く
颯斗「今さっき仁が桜の方に行ったから少ししたら寝てると思うぞ」
天界に来てすぐに颯斗にそう言われ少ししてから桜の方に行くと仁は熟睡……
桜『……銀牙 貴様まさか仁に何かしてはいないな?』
銀牙「してねぇよ……仁は完全に意識がない時以外は俺でも心配するくらい寝れなかった……俺はもう慣れていたから別にしても、仁はまだ若いのに不眠症じゃあ後が辛い」
桜『……催促はしたのか』
銀牙 心配してるな……まぁ主がここまで昔と違うと当たり前か
銀牙「数え切れない程にな だが簡単に不眠症が治るわけじゃないのもお前は分かってるはず、仁には仁なりのやり方がある……俺は仁が己で決めた道をサポートするだけだ」
桜『随分と丸くなったものよ……』
銀牙「「所変われば品変わる」……人に対しても同じだろ?俺は人と接することで変わった……仁も最愛の人を見つけて変わったんだよ」
桜『して……何用でここに来た?』
不意に桜に聞かれる何故ここに来たのかを
銀牙「少々調べてその理由を知らなければならないことが出来てな」
桜『さようか で 何が知りたい?』
銀牙 相変わらず仁と俺に対しては優しいな……
天使でも人間外のものと心を通わせ合うことの出来る天使は多い
だが基本的には相手側が相手を選ぶので桜も同じで銀牙と仁と心を通わす
銀牙「仁が護ろうとしているもの、本来俺の肩にあった筈の入墨の消失……仁の話の矛盾……そして隠された何かだ」
桜『……やはり本来銀牙の肩に不死鳥の入墨が入っていたのか……』
銀牙「「やはり」って事は知ってるんだな?」
桜『知っている……口では説明出来ん故 我に触れよ』
桜にそう言われ銀牙は桜に触れるととある光景が浮かぶ
時間帯は夜 月明かりが綺麗な場所で本来白いであろう衣を朱に染めた1人の少年……死屍累々の一言が似合う様な光景の中で、1人だけ立って呼吸をしている少年は……仁だった……聖刀を朱と黒に染めた仁……仁は笑っている……寒気さえ覚える残酷な笑み……
銀牙「正気はあるよな?」
桜『ある』
銀牙 つまりこれが本来の仁か……
殺人衝動……仁の中に巣くう闇と過去のトラウマのせいで仁の本来の姿がああなった……そう考えるのが妥当だろう
銀牙「…………」
次に銀牙の頭の中に流れた光景……それは天使と悪魔の長年の因縁にケリをつける戦争……仁の弟である煌は後方で支援をし、仁は前線で戦いヴァルキを失った日……
銀牙「金髪の子が仁の弟か?」
桜『さよう 名は煌と言う』
銀牙「本当に双子なんだな」
顔は勿論の事煌は戦闘スタイルも仁に似ている
銀牙 煌君には殺人衝動は無いな……代わりに敬意を持っているのか……仁は優しい……それは数十年一緒に居たから知っている、仁の殺人衝動はトラウマのせいだろう
次々に流れていく光景……その中でヴァルキが仁を庇い両翼を失った光景も流れ、仁の泣き叫ぶ声が聞こえた
銀牙「…………」
次々に流れていく記憶の中で銀牙の目に入ったのは仁が無断で下界に降り、まだ知り合っていなかった銀牙を無言のまま見つめている光景……
仁『……死ぬには惜しいな……産まれながらの天性を持ち合わせているのに……だが血の繋がる者同士で戦い合うのは俺だけでいい……』
そう言って仁は何をしたのか元々肩には無かった入墨が入る……そして銀牙の肩にあった入墨は消え仁は再び天界へ
銀牙「…………」
銀牙の肩から消えた入墨……それは仁が何かしらの思いで自らの肩に「移した」……そして次々に流れる光景……
桜『もういいのか?』
銀牙「ああ 知りたい事も知れたし帰るよ」
桜『我的にはここにて欲しいものだが』
銀牙「……俺だって残っていたいよ……だがそれが出来ないからな……またいつか会おう」
悲しげな音色で銀牙は桜に告げ下界に降りていつも通り過ごす
銀牙 仁は己を犠牲にして全ての闇を消すつもりだ……その為に様々な大罪を背負いこんで、身内以外の人間や見知らぬ者の為に生きようとしている……あいつらしいっちゃらしいが寂しく悲しい生き方だな……
仁は全てを捨ててまで身内以外の人間や他の者まで護ろうとする反面、血に餓えながら人を殺し歩く殺人鬼の様な衝動と人の死を嘲笑う、まるで人の死を持って快楽を得る凶悪犯……その2つの人格で仁が成り立っているのだろう
銀牙 いつか来る死別の時……それは今後にどう関わってくるのか……
銀牙は知ってしまった……仁が何をしようとしているのか……人の言葉と矛盾と消えた入墨……そして仁が隠している物……
銀牙「仁……お前は残された者の気持ちを考えているのか……?」
仁には決して言わない言葉を銀牙は小さく……誰にも聞こえない声で呟いた……
銀牙「…………」
仁が天界へ行ってから早数日……穂高はとても穏やかな日々を送っていた……
部下「静か……ですね」
銀牙「仁がいないからな……蓮花さんは毎日のように来るけど仁がいるといないじゃ全く違う」
銀牙 仁が居る内は部下の稽古や食事で少なくとも静かではない……逆に静かでは無い頃に来た奴らは落ち着きがないな
部下を仕事に向かわせ独り言を言う
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ヴァルキ「静かすぎて怖いですけどね」
銀牙「ヴァルキ……お前もお前で凄く寂しそうだな?蓮花さんくらい寂しいんじゃないのか?」
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銀牙 「あの戦争」……天使と悪魔で戦ったあの戦いか……
銀牙「ヴァルキ 少し背中見せろ」
銀牙がそう言うとヴァルキは言われた通り上着を脱いで背中を向けて見せる
ヴァルキ「どうぞ」
銀牙「どす黒い色になってるな」
ヴァルキ「天使と悪魔の力は真逆ですから……両翼を失った時に悪魔の力が働いて……いずれは再生する翼の根の部分に力が入ってしまって……もう再生は不可能です」
銀牙「…………」
本来翼が収納、広げられる場所にはどす黒い色に染まった背中……悪魔の力で翼を無くし堕天した仲間思いの天使……
銀牙「……「颯斗」何故お前がここにいる?」
ヴァルキの背中を見た後、また一人になった部屋で銀牙は不意に天界にいた頃の、幼馴染み兼部下であった颯斗がいることに気がつきそう言う
颯斗「銀牙は知らないのかと思ってさ」
銀牙「何が?」
颯斗「両翼を失った天使でも仲間の為に失った物なら天界にいられる」
銀牙「……どう言う事だ?」
銀牙 仁の話を聞くあたりではヴァルキは両翼を失って下界に落ちたと聞いたが……
颯斗「「ヴァルキ」が嘘を言っている可能性はほぼ皆無……つまり仁が何かを隠す為に嘘を言っている事になる」
銀牙「仁が弟である「煌」を護ろうとしているのは知っているが……」
颯斗「仁はそれ以外にも護ろうとしてるんじゃないのか?お前の肩にあった筈の入墨の消失……仁の話の矛盾……そして隠された何かを解明する必要性がある」
颯斗の話通り銀牙の肩には元々不死鳥の入墨があった……だが下界に落ちて数世紀経ち仁と煌が戦う直前に、その入墨が最初から無かったかのように消えた……それのお陰で今 銀牙は葵と戦い合わずに済んでいるのだが……
颯斗「仁が寝泊まりしている桜に聞けばすべてわかりますよ」
颯斗はそう言い残して消え銀牙は「……行くか行かないかどうするか……」を考え、行く事を決める
銀牙「力を使った方がいいな……」
そう思った銀牙は力を使い天界へ行く
颯斗「今さっき仁が桜の方に行ったから少ししたら寝てると思うぞ」
天界に来てすぐに颯斗にそう言われ少ししてから桜の方に行くと仁は熟睡……
桜『……銀牙 貴様まさか仁に何かしてはいないな?』
銀牙「してねぇよ……仁は完全に意識がない時以外は俺でも心配するくらい寝れなかった……俺はもう慣れていたから別にしても、仁はまだ若いのに不眠症じゃあ後が辛い」
桜『……催促はしたのか』
銀牙 心配してるな……まぁ主がここまで昔と違うと当たり前か
銀牙「数え切れない程にな だが簡単に不眠症が治るわけじゃないのもお前は分かってるはず、仁には仁なりのやり方がある……俺は仁が己で決めた道をサポートするだけだ」
桜『随分と丸くなったものよ……』
銀牙「「所変われば品変わる」……人に対しても同じだろ?俺は人と接することで変わった……仁も最愛の人を見つけて変わったんだよ」
桜『して……何用でここに来た?』
不意に桜に聞かれる何故ここに来たのかを
銀牙「少々調べてその理由を知らなければならないことが出来てな」
桜『さようか で 何が知りたい?』
銀牙 相変わらず仁と俺に対しては優しいな……
天使でも人間外のものと心を通わせ合うことの出来る天使は多い
だが基本的には相手側が相手を選ぶので桜も同じで銀牙と仁と心を通わす
銀牙「仁が護ろうとしているもの、本来俺の肩にあった筈の入墨の消失……仁の話の矛盾……そして隠された何かだ」
桜『……やはり本来銀牙の肩に不死鳥の入墨が入っていたのか……』
銀牙「「やはり」って事は知ってるんだな?」
桜『知っている……口では説明出来ん故 我に触れよ』
桜にそう言われ銀牙は桜に触れるととある光景が浮かぶ
時間帯は夜 月明かりが綺麗な場所で本来白いであろう衣を朱に染めた1人の少年……死屍累々の一言が似合う様な光景の中で、1人だけ立って呼吸をしている少年は……仁だった……聖刀を朱と黒に染めた仁……仁は笑っている……寒気さえ覚える残酷な笑み……
銀牙「正気はあるよな?」
桜『ある』
銀牙 つまりこれが本来の仁か……
殺人衝動……仁の中に巣くう闇と過去のトラウマのせいで仁の本来の姿がああなった……そう考えるのが妥当だろう
銀牙「…………」
次に銀牙の頭の中に流れた光景……それは天使と悪魔の長年の因縁にケリをつける戦争……仁の弟である煌は後方で支援をし、仁は前線で戦いヴァルキを失った日……
銀牙「金髪の子が仁の弟か?」
桜『さよう 名は煌と言う』
銀牙「本当に双子なんだな」
顔は勿論の事煌は戦闘スタイルも仁に似ている
銀牙 煌君には殺人衝動は無いな……代わりに敬意を持っているのか……仁は優しい……それは数十年一緒に居たから知っている、仁の殺人衝動はトラウマのせいだろう
次々に流れていく光景……その中でヴァルキが仁を庇い両翼を失った光景も流れ、仁の泣き叫ぶ声が聞こえた
銀牙「…………」
次々に流れていく記憶の中で銀牙の目に入ったのは仁が無断で下界に降り、まだ知り合っていなかった銀牙を無言のまま見つめている光景……
仁『……死ぬには惜しいな……産まれながらの天性を持ち合わせているのに……だが血の繋がる者同士で戦い合うのは俺だけでいい……』
そう言って仁は何をしたのか元々肩には無かった入墨が入る……そして銀牙の肩にあった入墨は消え仁は再び天界へ
銀牙「…………」
銀牙の肩から消えた入墨……それは仁が何かしらの思いで自らの肩に「移した」……そして次々に流れる光景……
桜『もういいのか?』
銀牙「ああ 知りたい事も知れたし帰るよ」
桜『我的にはここにて欲しいものだが』
銀牙「……俺だって残っていたいよ……だがそれが出来ないからな……またいつか会おう」
悲しげな音色で銀牙は桜に告げ下界に降りていつも通り過ごす
銀牙 仁は己を犠牲にして全ての闇を消すつもりだ……その為に様々な大罪を背負いこんで、身内以外の人間や見知らぬ者の為に生きようとしている……あいつらしいっちゃらしいが寂しく悲しい生き方だな……
仁は全てを捨ててまで身内以外の人間や他の者まで護ろうとする反面、血に餓えながら人を殺し歩く殺人鬼の様な衝動と人の死を嘲笑う、まるで人の死を持って快楽を得る凶悪犯……その2つの人格で仁が成り立っているのだろう
銀牙 いつか来る死別の時……それは今後にどう関わってくるのか……
銀牙は知ってしまった……仁が何をしようとしているのか……人の言葉と矛盾と消えた入墨……そして仁が隠している物……
銀牙「仁……お前は残された者の気持ちを考えているのか……?」
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