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お茶会2
「ようこそ、王族だけのお茶会へ」
「お呼び頂けて光栄です。本日は宜しくお願いします」
僕は先に中庭で椅子と机がセットしてある場所に来ている。
周りにはメイド達がお菓子やお茶の準備をしていた。
中庭はやはり我が家の庭と違い手入れされていて、広大だった。
シフォン王子の後を歩いていると目があったマークス王子に声をかけられた。
声も外見もいい。マジで美形ってだけで、駄目な性格が帳消しになりそうな感じだ。
「本日は宜しくお願いします」
僕はとびっきりの笑顔を席に先についている王族達に向けた。
本日のお茶会で僕の役割はシフォン王子の婚約者として、いや、王族や貴族達が心配している事を少しでも解消するために呼ばれているらしい。その、心配している事とは、婚約者がシフォン王子以外みつからない可能性が高いと言う。いや、王子様達が結婚できないなんて聞いた事ないんだけど。だが、現実は婚約者がいない。長男のマークス王子も次男のスルベル王子も……どうしたものか、婚約者がいてのメリットを知って貰えたらいいのだろうか? 三男のクレベル王子と長女のアーシュ王女は今から婚約者を見つけるようだが、僕の家族に近付かないでほしいな。第四王子のシフォンでさえ、兄様と姉様といる時間を削られているのだから。これで、クレベル王子とアーシュ王女は他の貴族か他国の王族との婚約でもしてほしい。だが、何故だろう。アーシュ王女から熱い視線を貰っていた。じーっとこちら以外を見ていない。平凡な顔が珍しいのだろうか? 僕はそう思いながら、お茶会の話に耳を傾けていた。話はほとんどが先週行った狩りの話だった。他国の王族との勝負に見事にマークス王子が勝ったとの事だが、チェスでも流石に勝っては相手はいい気分ではないだろうと思って負けたのだと言っていた。そんな話を聞いていると、アーシュ王女が僕の座っている椅子の隣の椅子に座ってきた。
「アルフォン様、初めまして」
「はい、お初にお目にかかります。アルフォン・ガゼンです。アーシュ様」
「あのね、今日の私って綺麗かしら?」
頬をうっすら赤くして、アーシュ王女はそう聞いてきた。
僕はそれを普通に返した。
「はい、お綺麗です。まるで、宝石を見ている様です」
「まぁ、嬉しいわ」
宝石。そう例えたのは、外見だけですねって事なんだけど、伝わらなかったらしい。
僕の兄様を地獄におとす可能性が高い人間に好かれている様だが、僕は距離をとりたかった。兄様の幸せが僕の幸せだからね、それを脅かす人間は排除以外の道はない。さて、このアーシュ王女が一体、狙いはなんだ?
「それなら、私は貴方から好意向けて頂けているのよね?」
「王女様を嫌いな人間なんていませんよ」
まぁ、そんな人間は目の前にいますが、それは言わないが。
「私ね、貴方に前に会っているの覚えていないかしら?」
「そうなんですか? こんな、綺麗な人を忘れるわけないんですけど?」
「私はその時からずっと、貴方の事が好きなのよ」
「あぁ、友人になりたいとかですか?」
「まだ、結婚していないのだし、アルフォン様。私に婚約者を乗り換えません?」
「お呼び頂けて光栄です。本日は宜しくお願いします」
僕は先に中庭で椅子と机がセットしてある場所に来ている。
周りにはメイド達がお菓子やお茶の準備をしていた。
中庭はやはり我が家の庭と違い手入れされていて、広大だった。
シフォン王子の後を歩いていると目があったマークス王子に声をかけられた。
声も外見もいい。マジで美形ってだけで、駄目な性格が帳消しになりそうな感じだ。
「本日は宜しくお願いします」
僕はとびっきりの笑顔を席に先についている王族達に向けた。
本日のお茶会で僕の役割はシフォン王子の婚約者として、いや、王族や貴族達が心配している事を少しでも解消するために呼ばれているらしい。その、心配している事とは、婚約者がシフォン王子以外みつからない可能性が高いと言う。いや、王子様達が結婚できないなんて聞いた事ないんだけど。だが、現実は婚約者がいない。長男のマークス王子も次男のスルベル王子も……どうしたものか、婚約者がいてのメリットを知って貰えたらいいのだろうか? 三男のクレベル王子と長女のアーシュ王女は今から婚約者を見つけるようだが、僕の家族に近付かないでほしいな。第四王子のシフォンでさえ、兄様と姉様といる時間を削られているのだから。これで、クレベル王子とアーシュ王女は他の貴族か他国の王族との婚約でもしてほしい。だが、何故だろう。アーシュ王女から熱い視線を貰っていた。じーっとこちら以外を見ていない。平凡な顔が珍しいのだろうか? 僕はそう思いながら、お茶会の話に耳を傾けていた。話はほとんどが先週行った狩りの話だった。他国の王族との勝負に見事にマークス王子が勝ったとの事だが、チェスでも流石に勝っては相手はいい気分ではないだろうと思って負けたのだと言っていた。そんな話を聞いていると、アーシュ王女が僕の座っている椅子の隣の椅子に座ってきた。
「アルフォン様、初めまして」
「はい、お初にお目にかかります。アルフォン・ガゼンです。アーシュ様」
「あのね、今日の私って綺麗かしら?」
頬をうっすら赤くして、アーシュ王女はそう聞いてきた。
僕はそれを普通に返した。
「はい、お綺麗です。まるで、宝石を見ている様です」
「まぁ、嬉しいわ」
宝石。そう例えたのは、外見だけですねって事なんだけど、伝わらなかったらしい。
僕の兄様を地獄におとす可能性が高い人間に好かれている様だが、僕は距離をとりたかった。兄様の幸せが僕の幸せだからね、それを脅かす人間は排除以外の道はない。さて、このアーシュ王女が一体、狙いはなんだ?
「それなら、私は貴方から好意向けて頂けているのよね?」
「王女様を嫌いな人間なんていませんよ」
まぁ、そんな人間は目の前にいますが、それは言わないが。
「私ね、貴方に前に会っているの覚えていないかしら?」
「そうなんですか? こんな、綺麗な人を忘れるわけないんですけど?」
「私はその時からずっと、貴方の事が好きなのよ」
「あぁ、友人になりたいとかですか?」
「まだ、結婚していないのだし、アルフォン様。私に婚約者を乗り換えません?」
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