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立場
アルフォン様は年のわりにはしっかりしている様に見える。
麻薬と言って、この平和な国ではまだ知られていない言葉まで知っていたからだ。
博識とは違うが、知識が豊富なのだと思った。
この方が王子様に気に入られるのは、分かる気がする。
知識があるからって、偉ぶったりしない。それよりも、より周りをたてようとしている。
特に、お兄様とお姉様への家族愛が凄く強いと感じた。
まだ、学校に通っていない子供がする事ではない。特に、王子様の言っている麻薬の事を調べるのはとても危険なのだ。分かっていて、分かっているうえで、この方は動いている。
期限は一年だと聞いている。普通に考えれば無茶な話だと思う。だが、アルフォン様なら出来るのではないかと思ってしまう自分がいた。
「日暮れ、疲れたなら眠ってくれていい」
「いえ、大丈夫です!」
私が考えにふけっていると、アルフォン様から声をかけて頂いた。
「分かったが、無理だけはしないでほしい。日暮れは大事な友だからな。大事にしたい」
「ありがとうございます」
私の返事にアルフォン様は笑顔でこたえてくれた。
「なら、此処を早く出たいと思っている。シフォンは何時位になら準備できそうだ?」
「そうだな、後三日は欲しい。情報収集が必要だからな。特に、イモータルという占い師の情報が欲しい所だ」
王子様である、シフォン様は美しいだけでなく聡明な方だ。既に情報の大切さを知っていらっしゃる。この子供たちは自分の家族と国のために頑張るのだと思うと、何かしてあげたいと思ってしまう。
「日暮れ、ちょっと話がある」
「なんだ、暁?」
私は呼ばれて、暁と部屋を出て廊下で話をした。
「木ノ葉から連絡だ。金をとるだけとって、帰ってこいと言っている」
「それは、アルフォン様の仕事を手伝えるという事か?」
「そうだ、手伝ってこいとの事だ」
木ノ葉はアルフォン様の事をあまり良く思っていないと思っていたが、そうでもなかったようだ。
「ならば、出来る事はアルフォン様の護衛だね」
「そうなる、絶対に傷一つもつけずにこの国にお返ししよう」
「もちろん、暁!」
「お前、アルフォン様の事、気に入っているよな?」
「そう、アルフォン様が今の主人で嬉しいとは思っているけど!」
「そうか、でもあまり仲良くしすぎるなよ」
「え?」
「別れるときに寂しくなるからな」
別れ?
あぁ、そうだった。私達は人殺しをしていて、アルフォンは貴族様で。普通は仲良くなる事などあり得ない立場の方だった。
「分かっているならいい」
「……うん」
今日はちょっとだけ、涙を流してベッドに入りそうだ。
麻薬と言って、この平和な国ではまだ知られていない言葉まで知っていたからだ。
博識とは違うが、知識が豊富なのだと思った。
この方が王子様に気に入られるのは、分かる気がする。
知識があるからって、偉ぶったりしない。それよりも、より周りをたてようとしている。
特に、お兄様とお姉様への家族愛が凄く強いと感じた。
まだ、学校に通っていない子供がする事ではない。特に、王子様の言っている麻薬の事を調べるのはとても危険なのだ。分かっていて、分かっているうえで、この方は動いている。
期限は一年だと聞いている。普通に考えれば無茶な話だと思う。だが、アルフォン様なら出来るのではないかと思ってしまう自分がいた。
「日暮れ、疲れたなら眠ってくれていい」
「いえ、大丈夫です!」
私が考えにふけっていると、アルフォン様から声をかけて頂いた。
「分かったが、無理だけはしないでほしい。日暮れは大事な友だからな。大事にしたい」
「ありがとうございます」
私の返事にアルフォン様は笑顔でこたえてくれた。
「なら、此処を早く出たいと思っている。シフォンは何時位になら準備できそうだ?」
「そうだな、後三日は欲しい。情報収集が必要だからな。特に、イモータルという占い師の情報が欲しい所だ」
王子様である、シフォン様は美しいだけでなく聡明な方だ。既に情報の大切さを知っていらっしゃる。この子供たちは自分の家族と国のために頑張るのだと思うと、何かしてあげたいと思ってしまう。
「日暮れ、ちょっと話がある」
「なんだ、暁?」
私は呼ばれて、暁と部屋を出て廊下で話をした。
「木ノ葉から連絡だ。金をとるだけとって、帰ってこいと言っている」
「それは、アルフォン様の仕事を手伝えるという事か?」
「そうだ、手伝ってこいとの事だ」
木ノ葉はアルフォン様の事をあまり良く思っていないと思っていたが、そうでもなかったようだ。
「ならば、出来る事はアルフォン様の護衛だね」
「そうなる、絶対に傷一つもつけずにこの国にお返ししよう」
「もちろん、暁!」
「お前、アルフォン様の事、気に入っているよな?」
「そう、アルフォン様が今の主人で嬉しいとは思っているけど!」
「そうか、でもあまり仲良くしすぎるなよ」
「え?」
「別れるときに寂しくなるからな」
別れ?
あぁ、そうだった。私達は人殺しをしていて、アルフォンは貴族様で。普通は仲良くなる事などあり得ない立場の方だった。
「分かっているならいい」
「……うん」
今日はちょっとだけ、涙を流してベッドに入りそうだ。
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