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占い対決3
カードを一枚一枚引いていく。シフォンがリジュ様に近付こうとすると、上から鉄格子が降りてきてリジュ様に続く道がたたれた。
俺が勝たないとリジュ様が死ぬ、そして、イモータルにとって邪魔な俺達も危険だろうな。
三枚引いたカードを見ると、どれも10という数字が書かれている。イモータルは俺にはこの中の10という三枚のカードがなんのカードか分からないと思っている。だが、悪いが分かるんだよね。俺を舐めているから痛い目にあうんだよ、イモータル。
「これでカードは全て引き終わった。さて、どのカードを選びますか? まぁ、なんの数字が来ているのも分からないから選ぶのは運だよね」
「俺にはもう分かっていますよ、俺に本物の10が来ているって」
「……は? 何を言って……」
イモータルはじっと俺が持っているカードを見てくる。
顔色が分からないが、動揺しているのが分かる。
「イモータル、お前の敗因は俺がお前よりも弱いと思って手の内を見せたからだ」
「お前、お前は……何をしたんだ?」
「俺はこのカードを選ぶ」
俺は三枚持つカードの一枚の10と書かれているカードをテーブルに置いた。
イモータルは肩をブルブルとふるわせならが、10のと書かれたカードを置いた。
二枚置かれたカードが光、数字が変わる。
イモータルのカードの数は7。俺のカードの数は10だった。
「俺の勝ちだ、イモータル」
「何をしたんだ、俺が勝つはずだったのに!」
俺は基本魔法を全属性使える。普通は魔法の属性は一つだけだ。イモータルは俺が火の属性だと勘違いしている。俺は光魔法の嘘かどうかイモータルの言葉で理解した。このカードは10なのかお互いに引いた時に聞いて、お互いに10を持っていないかも聞いた。言葉の嘘が分かる能力を使ったから勝てた勝負だ。
「俺は優しくないので教えませんよ。イモータル、リジュ様を解放して貰おうか!」
「そこにいる『人形』なら解放しますよ!」
イモータルはそう言って、リジュ様を柱から解放した。鉄格子が音をたてて上にあがっていく。俺は椅子から立ち上がってリジュ様のもとに走った。
「リジュ様、大丈夫ですか?」
「……」
俺は肩を揺さぶったが、体温が死んだ人間の様に冷たい。返事もない。
「リジュ様?」
「だから、言っただろう『人形』だと」
「お前っ! 俺がゲームで勝っただろうが!」
「俺は優しいから教えてやるよ、そのリジュ様は偽物なんだよ」
「は?」
「なんで、俺がこの国を選んだと思っている? 懐柔しやすいと思ったからだ。そのリジュは本物のお姫様の身代わり人形なんだよ!」
「身代わり人形?」
「そう、本物は死んだみたいだけどな。それを隠して血の繋がっていない幼児をこの国の偉い人間が姫として育てたんだよ」
「そんな……」
俺がイモータルの話に耳をかしていると、「アルッ」と声がした。
俺の腕の中にいるリジュ様からだ。
「イモータルの嘘に耳を貸すな。アイツは嘘つきなんだ。私は本物のリジュだ」
「リジュ様」
リジュ様が悔しそうにイモータルを見ている。
「アイツが居なければ、私の国はここまで酷く荒れなかった」
「いやいや、俺じゃなくても王妃様と国王様が駄目なやつだったんですよ。ちょっと、お前の運勢が悪いと言うと酷く心配して、俺にすがってきた。自分の力でこの国を立て直そうなんて思ってもない。そんな奴がトップで可哀相!」
「お前っ! 母上と父上を侮辱するな!」
「そうだね、話ても仕方ないよね。君達とは『さよなら』かな」
イモータルがそういうと、俺とリジュ様とシフォンの床が無くなり、下の部屋に落とされたのだった。なんとか、落ちる直前に俺は鉄の棒を掴みリジュ様の腕を掴んだ。シフォンが床に着地をしてリジュ様をシフォンの居る所に落とすと、シフォンが上手に横抱きで受け止めた。
四角の部屋は上には鉄格子で上から出られないようになっている。
「さて、ここからが命がけのゲームの始まりだ」
イモータルは黒い笑みを浮かべていた。
俺が勝たないとリジュ様が死ぬ、そして、イモータルにとって邪魔な俺達も危険だろうな。
三枚引いたカードを見ると、どれも10という数字が書かれている。イモータルは俺にはこの中の10という三枚のカードがなんのカードか分からないと思っている。だが、悪いが分かるんだよね。俺を舐めているから痛い目にあうんだよ、イモータル。
「これでカードは全て引き終わった。さて、どのカードを選びますか? まぁ、なんの数字が来ているのも分からないから選ぶのは運だよね」
「俺にはもう分かっていますよ、俺に本物の10が来ているって」
「……は? 何を言って……」
イモータルはじっと俺が持っているカードを見てくる。
顔色が分からないが、動揺しているのが分かる。
「イモータル、お前の敗因は俺がお前よりも弱いと思って手の内を見せたからだ」
「お前、お前は……何をしたんだ?」
「俺はこのカードを選ぶ」
俺は三枚持つカードの一枚の10と書かれているカードをテーブルに置いた。
イモータルは肩をブルブルとふるわせならが、10のと書かれたカードを置いた。
二枚置かれたカードが光、数字が変わる。
イモータルのカードの数は7。俺のカードの数は10だった。
「俺の勝ちだ、イモータル」
「何をしたんだ、俺が勝つはずだったのに!」
俺は基本魔法を全属性使える。普通は魔法の属性は一つだけだ。イモータルは俺が火の属性だと勘違いしている。俺は光魔法の嘘かどうかイモータルの言葉で理解した。このカードは10なのかお互いに引いた時に聞いて、お互いに10を持っていないかも聞いた。言葉の嘘が分かる能力を使ったから勝てた勝負だ。
「俺は優しくないので教えませんよ。イモータル、リジュ様を解放して貰おうか!」
「そこにいる『人形』なら解放しますよ!」
イモータルはそう言って、リジュ様を柱から解放した。鉄格子が音をたてて上にあがっていく。俺は椅子から立ち上がってリジュ様のもとに走った。
「リジュ様、大丈夫ですか?」
「……」
俺は肩を揺さぶったが、体温が死んだ人間の様に冷たい。返事もない。
「リジュ様?」
「だから、言っただろう『人形』だと」
「お前っ! 俺がゲームで勝っただろうが!」
「俺は優しいから教えてやるよ、そのリジュ様は偽物なんだよ」
「は?」
「なんで、俺がこの国を選んだと思っている? 懐柔しやすいと思ったからだ。そのリジュは本物のお姫様の身代わり人形なんだよ!」
「身代わり人形?」
「そう、本物は死んだみたいだけどな。それを隠して血の繋がっていない幼児をこの国の偉い人間が姫として育てたんだよ」
「そんな……」
俺がイモータルの話に耳をかしていると、「アルッ」と声がした。
俺の腕の中にいるリジュ様からだ。
「イモータルの嘘に耳を貸すな。アイツは嘘つきなんだ。私は本物のリジュだ」
「リジュ様」
リジュ様が悔しそうにイモータルを見ている。
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「いやいや、俺じゃなくても王妃様と国王様が駄目なやつだったんですよ。ちょっと、お前の運勢が悪いと言うと酷く心配して、俺にすがってきた。自分の力でこの国を立て直そうなんて思ってもない。そんな奴がトップで可哀相!」
「お前っ! 母上と父上を侮辱するな!」
「そうだね、話ても仕方ないよね。君達とは『さよなら』かな」
イモータルがそういうと、俺とリジュ様とシフォンの床が無くなり、下の部屋に落とされたのだった。なんとか、落ちる直前に俺は鉄の棒を掴みリジュ様の腕を掴んだ。シフォンが床に着地をしてリジュ様をシフォンの居る所に落とすと、シフォンが上手に横抱きで受け止めた。
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