王族の花嫁

いずみ

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紅玉の思い出・前編

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 俺が蒼と出会ったのは、蒼の父親が一般人の男性を好きになって子供が産まれたと聞いて会いに行った時だった。俺の父親と蒼の父親仲が良くてその縁で早めに蒼が赤ちゃん姿の時に出会った。父親が抱いているのを俺は覗き込んで赤ちゃんを見た。小さな生き物は俺を見て笑ったのだ。その時は俺がしっかりして守ってあげないといけないと思っていた。だが、蒼が大きくなった時に出会った時には蒼は冷たかった。緊張して言葉が出せない俺の事を蒼は「返事くらいしたらどうですか?」やら「挨拶ぐらい出来ないと示しがつかない」など手厳しい事を言っていて、嫌われていると思った。だが、どの王族の人間にも同じ対応をしていて一人でよく本を読んでいた。俺は人見知りで、蒼に挨拶したかったが出来ずに何度も廊下ですれ違ったりしたが、目をあわせてくれる事はなかった。そんな蒼は8歳で俺は11歳の時の事だ。優しい鳥居の神様の神の子に蒼が選ばれたと聞いた。俺は急いで鳥居の神様に会いに行った。鳥居の神様に蒼は諦めてほしいとお願いしようと思ったのだ。王様は蒼が王族に馴染めないと思って神の子に選んだのだと聞いた。ならば、俺の花嫁にしたいとずっと思っていた事を口にした。王様は鳥居の神様が納得したら蒼と婚約者になってもいいと言ってくれた。だが、現実は厳しかった。鳥居の神様の前でだけ、蒼は笑顔を見せていた。俺の前では笑ってくれたことがない。冷たい視線を向けられた事ばかりだ。だが、俺は諦められなかった。だから、蒼が鳥居の神様と会っていない時を狙って鳥居の神様に会いに行ったのだ。鳥居の神様は俺が来るのを知っていたように、お茶を用意してくれていた。
【待っていたよ、王族の子よ】
「俺の名は紅玉と言う。鳥居の神様にお願いがあってきた」
【ほう、どんな御用で?】
 分かっているだろうに、俺の言葉に反応を示してくれた。
「俺は蒼と結婚したい。どうか、婚約者となるのを承諾してくれないか?」
【それは、それは。あれは、王族と一般人の人間の血が流れていますが?】
「それがなんだって言うんだ?」
【蒼は言っていましたよ。俺の兄貴分にあたる人をどうしたら王族の皆と普通に話せる様になるのか? とね。いつも、間に入って言葉を繋いでいるが上手くいかないと嘆いていましたよ】
「兄貴分って、それって……」
【そう、貴方ですよ。紅玉。もっと周りと関りを持つようになりなさい。そうしたら、考えてあげてもいいですよ。蒼との神の子の縁を切るのを考えるのをね】
「そうか、分かった。俺は頑張ってみる!」
 俺は鳥居の神様に頭を下げて、神社を後にした。
 よく考えてみたら、蒼とはよく会っていたと思う。宴の時も席は近くて他の王族が来たら話題をふってくれていた。桜祭りの時も、他の王族との話に入って取りもってくれていた。そして、廊下でよくすれ違っていたのは、俺を心配して見てくれていたって事だったのだろう。何が兄貴分だ。弟分にこんなに心配させていたなんて。蒼には頭が上がらないと思った。
廊下の向こう側から蒼が本を持って歩いて来るのを見た。俺は蒼に向かって「こんにちは」と小さな声だが挨拶をした。それを聞き取ったのか、蒼はこちらを見て足を止める。
「挨拶ぐらいしりよ、ガキかよ」と言って足踏みをはじめて廊下を進んで行ってしまった。
 初めて、口元に笑みをのせた顔を俺に向けてくれた。言葉はいつも通り冷たかったかもしれないが、俺は心臓がドクドクと煩いのを感じた。好きだと思っていたが、俺は相当なほど蒼に惚れこんでいたようだ。ただ、挨拶を返してくれただけで涙がとまらないのだ。俺たちの様子を見ていた大人の王族が心配して声をかけてくれた。どうやら、大人の王族には蒼に冷たい言葉をかけられて泣いている様に見えた様だった。本当は違うが、その話はどうやら蒼の両親にもいってしまい、蒼は相当怒られてしまったと聞いている。だが、俺は泣き止んですぐに両親に会いに行って俺の心の内を話した、蒼を嫁にしたいと話したら喜んでくれた。王様には話を通してくれると言っていたのでそちらは両親に任せた。そして、次に鳥居の神様に会いに行った。
「鳥居の神様、必ず蒼を幸せにしますから、だから蒼を俺にください!」
 俺は鳥居に向かって大声で声を出した。
 そうしたら、神社から手が見えて「おいで」と手をふって手招きしている鳥居の神様がいた。
「鳥居の神様?」
【蒼は変わった子だよ。大丈夫なのかい?】
「俺、蒼が赤ちゃんの時から好きなのかもしれない。ずっと、蒼が笑ってくれなくて哀しかった。悔しかった。鳥居の神様だけに笑う蒼がいて嫌だった。俺にも、いや、俺にだけでも笑ってほしかったんだ! だから、ずっと蒼が笑っていられるように俺は努力をする!」
【ほう、どんな?】
「まずは、どんな事でも一番を目指す。学力に武力に武芸になんでもだ」
【大きくでたな、王族の子の紅玉よ】
「今はまだ、皆と上手く話せないけど。蒼がその姿を見て安心してくれるなら、俺は頑張れるんだ」
【そうか、そこまで決意出来たか】
「父さんと母さんには了承を得た。そして、王様に話を通してくれて、俺と蒼を婚約者にしてくれると言っていた。だから、俺が次は蒼を幸せにしてみせる!」
【分かった。その熱意を忘れるなよ】
「それでは……」
【蒼は神の子から外してもらおうかな】
「あ、ありがとうございます!」
【蒼を大事にしてくれよ】
「はい!」
 俺は鳥居の神様に土下座をして、そう返事を強くした。
 俺は靴を履いて廊下を一人で歩いていた。すると、見ない他国の王族だと思われる人物が外で遊んでいる子供たちを見ていた。
「美しいな」
 感嘆している。普通の外見だと思うが、どうやら俺達の外見は相当整っているようだ。蒼は自分の外見を嫌っていた。だが、母親が気にしているので決してそんな言葉発しはしないが。俺は一瞬迷ったのかと思ってその他国の王族に声をかけた。
「あの、迷われたんですか?」
 俺がそう言うと、男はハッとして声を出した俺を見てきた。
「これは、王族の子よ。こんにちは」
「こんにちは、どうなされましたか?」
「これは、声まで美しくて驚いてしまう。あちらで遊んでいる子も美しいが、君は一等美しいな」
「は、はぁ? ありがとうございます?」
「あぁ、私が迷子かと言うと。トイレを借りていたが、道に迷ってしまったんだ」
 男は困った顔をして俺を見てきた。だが、その視線は何故か俺は気持ち悪く感じただが、他国の王族になれていない所為かと思って、気のせいだと思った。
「宴の始まる広間までお送りしますが?」
「おぉ、ありがとう。助かるよ」
 他国の王族の男は俺の後ろを歩いてついてくる。
 だが、その男の瞳は獲物を狙う肉食獣の様だったとはその時の俺は気づかなかった。
 この出会いで他国の王族のこの男に狙われる事になろうとは、知る由もなかった。
 俺は他国の王族を宴の広場に連れていくと、大人の王族に褒められて、笑顔を返して俺はまた廊下を歩いていた。
 廊下を歩いていると宴の準備で忙しい櫻の民があちらこちらで、料理や今日の出し物やらを準備していて慌ただしかった。
 賑わっているなと俺は思っていると、廊下を走ってくる子がいた。蒼の一番の理解者だと言われている緑華が俺に向かって「おーい、紅玉」と大声を出して俺に手を振っていた。
 息を乱しているが俺に話しかけようとする緑華。話は分かっている。
「紅玉、今までどこにいたんだよ?」
「え、宴のお客が迷子だったから案内していたんだけど?」
「そ、そうなのか? どおりで、見つからないわけだ」
「どうかした?」
「悪いけど、夜の九時くらいに紅玉の部屋に蒼を向かわせてもいいか?」
 俺はそれは「もちろん」と俺は笑顔で言った。
 そんな俺に緑華は変な顔をしてみてくる。
「いつもは言葉を話してくれないのに、珍しく会話をしてくれるんだな?」
「そんな日もあったな」
「なんだよ、それ? まぁ、いいわ。伝えたからな! 忘れるなよ!」
「分かったよ、ありがとう。緑華」
 緑華はまた変な顔をして、俺の前から立ち去って行った。
 今は何処に行っても、櫻の民が宴の準備をしていて二人っきりになる事が出来ないから、緑華に頼んで俺の部屋で謝罪をしてくれるのだろう。優しい蒼は、俺の婚約者で、俺の花嫁だ。きっと今頃、父さんと母さんが王様に会って俺と蒼の婚約話をしてくれているだろう。蒼が神の子に選ばれたのは王族内に馴染めていないから。だけど、俺がしっかりして蒼と王族の皆との仲を取り持ったら、きっともう神の子へとは思わないだろう。だって、蒼は気配りが出来るいい子で、俺の愛しい人だからだ。
 俺は部屋に入って本を読んでいようと思った。
 だが、その様子をじっと見ている他国の王族の従者が一人居た事には気づかなかった。
 夕刻が過ぎて、宴の音楽が遠くから聞こえてくる。
 九時に蒼が来る予定の俺の部屋を俺はさっきから、ゴミが無いように掃除をしていた。いつも綺麗にはしているが、蒼が来ると思うとより美しい部屋で迎えたいと思ったのだ。後、蒼が気にしていたと聞いた事がある本を俺は持っていて、今日の涙の誤解を解いたら、この本を蒼に渡そうと思っている。俺からの初めてのプレゼントだ。俺はドキドキと胸が高鳴った。俺は扉を背にしてあげる本がどんな内容か気になって見ていた。どうやら、ラブストーリーものらしい。王族と一般人の女性が幸せになる話だった。現実ではあり得ない内容だった。王族は王族の血を引く者としか惹かれない。そして、男性とだけ愛し合うのだ。だから、この話は一般市民向けの者だろう。こんな話が欲しいなら、もっと別の話も俺は持っていたと思って本棚に手を伸ばしていたら、人の気配がした。だが、それは待ち人ではなかった。口元と鼻を布で塞がれて俺はそのまま重い瞼を閉じてしまった。
「へへっ、本当に綺麗な子供だな。王族のあの方が気に入るわけだ。我らの王国に着いたら愛人として可愛がってもらえよ」
 他国の王族の従者は紅玉を脇に抱えて扉から出ようとしていた。
「それは、どういう事ですか!」
「なっ、ガキ!」
「誰か! 人攫いだ! 皆、起きろ! 人攫いだ!」
「くそっ、黙れ!」
 従者の男が紅玉を抱えたまま大声を出す、蒼を殴ろうとした。だがそれを交わしながら、蒼は叫ぶ!
「櫻の民! 皆! 起きろぉおおおおおおおおお!」
「どうなされましたか、蒼様!」
「来たか、遅い! 目の前に人攫いがいる。どうにかしてくれ!」
「くそっ、計画が!」
 従者の男は狼狽えていた。蒼は大きな声で騒ぎ立てる。
「紅玉もいい加減に起きろっ!」
 従者が抱えていた紅玉も煩く騒ぐ蒼の声でピクリと目を覚ました。そして、抵抗して従者の男の手を噛み、男から逃げて櫻の民の後ろに隠れた。
「紅玉、直ぐに俺にその上着を交換してくれ」
「え?」
「いいから、かせ!」
 俺は言われた通りに、蒼に赤い上着を貸して、俺は蒼の来ていた黒い上着を着た。
「これで、多分。防げるだろう」
「蒼?」
「大丈夫、俺が守るから!」
 蒼がそう言うと馬が走る音が廊下から聞こえてきた。
 従者を見てみると、何か煙を出して櫻の民に捕まっていた。
 馬のひづめの音が廊下に響き渡る。その音の方を蒼は睨んでいたが俺を見てきてまた言うのだ。
「紅玉、泣かせて悪かった。今度から言葉には注意していう。ごめんな、泣かせて」
 蒼がそう言った後に、俺の目の前に居た蒼が一瞬のうちに居なくなった。
「紅玉は俺達が貰うからな! あはははは! あはははっ!」

 俺はただ唖然と見ている事しか出来なかった。
 馬に乗っている迷子だった客人の他国の王族が高笑いをしていた。俺の大事な蒼を馬に乗せて、赤い上着が風に舞って廊下にパサリと落ちていた。
 赤い上着が印象的でそれを着ていた人物を狙っていたのだと蒼は気がついて俺と上着を交換してくれたのだ。俺を助けてために。身を挺して、俺をあの他国の王族から守ってくれたのだ。
「あぁ……そんな……」
 俺はただ、連れ去れた蒼が乗っていた馬が駆けていくのを、涙を流しながら見ていた。馬の駆ける音は聞こえなくなった。従者の男は不気味に笑うのだった。
「これで我が国にも神の御加護が出来るだろう。この国ばかり繁栄など、羨ましいからな」
「おい、どういう事だ?」
 俺は廊下から部屋の中で櫻の民に捕まっている男に話しかけた。
「お前がなんで、此処に? 我が君が捕まえて行ったはずだが?」
 俺は捕まっている従者を殴っていた。それを後ろから櫻の民に止められる。
「紅玉様、落ち着いて下さい!」
「うるさい、櫻の民! 蒼を攫われて落ち着いていられるか!」
「すぐ様に尋問して聴きだします! お待ちください!」
 櫻の民が俺の部屋に数十人集まり、従者だった男は縄で腕や体を縛られて悔しそうな顔をしていた。
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