143 / 184
139 なりたい形
しおりを挟む
「……ちゅかれた」
お客のいなくなった屋台で、私は放心気味にリトの膝に座り込んでいた。
既に周囲の屋台は店じまいして、ぽつんとひとつ灯った街灯ランプだけが、ささやかに周囲を照らしている。
もらってきた空き箱で作った屋台カウンターは、既に分解して処分した。ラザクが。
即席で作ったのぼりも片付けたら、もう帰るだけだ。
「お前~片付けもせずに、なぁにが疲れただ!」
「りゅー、かたじゅけれない」
「うっせえわ! 何なりとあるだろうがよぉ、それを探すのも仕事だろがぁ」
でも、今回私はどちらかというと雇い主なのだけど。
「雇い主に不敬な言動、給料から罰金差っ引くからな」
「はっ?! ちょ、ちょっとぉ! こんな頑張って働いたのに?!」
リトがいてよかった。そういう罰金もあるのか。
ふぁ、とあくびが漏れて、ごそごそ膝の上で体勢を整える。
リトがいるなら、売り上げの心配もしなくていい。
「あ、こらリュウ、寝ようとすんな! 飯食うだろ」
「ご飯の時、起こして」
「お前、起きねえだろが! 食いっぱぐれても後で起こるなよ?!」
それは、多分怒るだろう。でも、大丈夫、私は起きるつもりだから。
「さっ、それで? 俺様の給料忘れてもらっちゃ困るぜ? ほれほれ!」
「お前、こうして普通に働けば、普通に稼げると思うんだが……」
「これっぽっちぃ? フン、俺様はこんなチンケな場で終わる男じゃねえのよ。でかい場でデカいことして、ガツンと稼ぐ。やっぱこれだろ。ちみちみ稼いでたって飯食うんで精一杯じゃねえか」
「飯食うこともできない現状はどうなんだ」
本当に、もったいない。
さっさと資金を貯めて、レストランでもやればいいものを。
だけど、ラザクは厨房から出ないようにしておかなくてはいけない。何なら、格子でもはめた出入り口で外から鍵をかけて……。
やっぱり、無理かもしれない。性根を直さないと、勤務中に脱走したり来なかったりしそうだ。
「わはは、これを元手に荒稼ぎできる方法ひり出してやるぜぇー! 数日後にはもう、お前の顔を見なくてすむようになってるかもなぁ?」
「ぜひそうしてくれ」
高笑いしながら意気揚々と去って行ったラザクを見送って、私たちは疲れた顔を見合わせた。
多分、数日どころか明日には泣きついてきそうだ。
「随分稼いだな……確かに、綺麗な飴だったな。生のフルーツを飴にするとはな」
私を寝かすまいと、リトがやたらと話しかけてくる。
じゃらり、と鳴った袋の中身は、日本円だと10万円を超えるくらい。やや高めの値段設定にしたのだけど、用意した数全てが完売だ。
飴自体は元々あるから、そこまで人気が出るとは思わなかった。屋台で売る飴、というお祭り効果が出たのだろうか。もう少し、値段を上げても良かったかもしれない。
「それで、これで何を買いたかったんだ?」
うつらうつらする私を撫でて、リトが尋ねる。
そんなことをしているうちに、屋台通りについてしまう。それまで、寝ていたかったのに。
ちなみに、ファエルは片付けの前に既に寝ている。
「りゅー、本買う」
「ああ、魔法の本があったか?」
「ちょっちょ、ちやうけどあった」
「なら、明日行ってみるか」
ぱちっと目が開いた。
「りと、明日おやしゅみ?」
「明日から天気が崩れるらしい。海関連の依頼が軒並みキャンセルになったからな。朝にギルドで何か受けようかと思ったが……」
「じゃあ、りゅーと! りゅーが、先に予約する」
「そうだな。お前も留守番は慣れてきたようだし、別に毎日仕事に行かなくても俺は金に困ってねえからな」
ラザクとは違う、と言いたげに強調して、リトが笑った。
留守番に慣れた方がいいのは、多分私よりリトだと思うけれど。まあ、いい。
思い出して、大事にしまっていた紙を取り出した。
「召喚じゅちゅの、詠唱。りゅーに、くえた! だから、りゅー飴を渡しに行く」
「うん? ……ああ、詠唱の文言か。へえ、良かったじゃねえか! これは普通、儀礼の間を使わねえと――」
リトは、ふと口を噤んだ。
そして、じっと私の目をのぞき込む。
「これ、なんでもらったんだ? 誰に?」
「……ぎえいの間の、ひと」
あ……。これは、よくない兆候なのでは。
すうっと私の視線がリトから逃れて、宙を彷徨う。
「儀礼の間に行ったのか? まだ入れねえっつったろ」
「……でも、らざくがいたら、大人が一緒だったから」
「いやいや、それで入れるなら、俺が連れて行ってるだろ」
そうだけど。でも、リトは色々と厳しいから。だから6歳以上じゃないとダメなのかもしれないと思って。見学するだけなら、きっと大丈夫だと思ったのだけど。
「でも、入れなかったろ? そもそもアイツ金も魔力もねえし。それが何で、詠唱の文言もらってんだ?」
「…………こえは、第三者に配布可能な準公開しように分類さえるもので、りゅーが所持しているじじちゅが必ずしも不自然と断定するに足る根拠はなく――」
「で? なんで持ってんだ」
その詰問は不当であると訴えているのに、リトは一切耳を貸さない。なんたる理不尽。
しばらく視線を逸らして唇を結んでいたけれど、リトの視線が外れない。
肩を竦めたリトが、収納袋から何か別の袋を取り出した。
「あーあ。結構色々土産をもらったんだけどな。果物とか、菓子だったのになあ? そんなだんまりじゃあ、やるわけにいかねえな」
「りゅー、いる!」
結構な大きさの袋の中には、一体何が入っているのだろう。
早く、見たい。
がさがさ揺らしてみせたそれに、私の頭もつられて動く。
「そうか。それで?」
「りゅーとらざく、ぎえいの間に侵入した。そえで、みちゅかって怒らえて、りゅー、めめなさいした。そえで、ダメって言われて、でも、りゅー召喚じゅちゅするってちちんとお話しして、そえで、くれた」
一気に話して、にっこり両手を差し出した。
ちゃんと話した。だから、次はおやつだ。
リトが、青筋を浮かべながら深々溜息を吐いた。
「なんで最後に繋がったのか分かんねえけど、まあそこはいい。やっぱり、あいつか……」
はあ、と額を押さえたリトに、両手を差し出したまま小首を傾げる。
「でも、結果的にりゅーは召喚じゅちゅの詠唱をもらった。しゅばらしい成果」
言った途端、リトの目が険しくなった。
「お前……それだとラザクになるぞ。結果だけを見るんなら、強盗も殺人も肯定されるだろうが。行動の過程も含めての、結果だ」
「りゅ、りゅー、らざくになやない……」
衝撃を受けた。まさか、そんなことがあるなんて。
私が、ラザクに。絶対に、嫌だ。
しっかり首を振った。
そうじゃない、今回、確かに迷惑はかけたけれど……だけど、そこまでは。
そう考えて、ラザクの言動を思い返した。『間違いなく儀礼の間には入っただろ』それは、私が言った言葉と重なった。結果的に、詠唱の紙を手に入れただろ。それは、まさにラザクのセリフ。
なりたくない、あんな風には。
みるみるぼやけた視界に、リトの方が慌てて私を抱きしめた。
「言い過ぎたか、悪い。大丈夫だ、お前がラザクにならねえのは分かってる。ただ、お前はまだ柔らかいんだ。これからどんな形になるか分からねえ。気を付けろ、お前はしっかりしてんだから、自分の形を見失うなよ」
リトの肩口で涙を拭いて、こくりと頷いた。
そして、じっと、じっとリトを見る。
私は、形を見失わない。
リトの役に立つ、リュウになる。
私の頭を撫でて笑ったリトは、袋から何か取り出して、私の口に入れてくれたのだった。
お客のいなくなった屋台で、私は放心気味にリトの膝に座り込んでいた。
既に周囲の屋台は店じまいして、ぽつんとひとつ灯った街灯ランプだけが、ささやかに周囲を照らしている。
もらってきた空き箱で作った屋台カウンターは、既に分解して処分した。ラザクが。
即席で作ったのぼりも片付けたら、もう帰るだけだ。
「お前~片付けもせずに、なぁにが疲れただ!」
「りゅー、かたじゅけれない」
「うっせえわ! 何なりとあるだろうがよぉ、それを探すのも仕事だろがぁ」
でも、今回私はどちらかというと雇い主なのだけど。
「雇い主に不敬な言動、給料から罰金差っ引くからな」
「はっ?! ちょ、ちょっとぉ! こんな頑張って働いたのに?!」
リトがいてよかった。そういう罰金もあるのか。
ふぁ、とあくびが漏れて、ごそごそ膝の上で体勢を整える。
リトがいるなら、売り上げの心配もしなくていい。
「あ、こらリュウ、寝ようとすんな! 飯食うだろ」
「ご飯の時、起こして」
「お前、起きねえだろが! 食いっぱぐれても後で起こるなよ?!」
それは、多分怒るだろう。でも、大丈夫、私は起きるつもりだから。
「さっ、それで? 俺様の給料忘れてもらっちゃ困るぜ? ほれほれ!」
「お前、こうして普通に働けば、普通に稼げると思うんだが……」
「これっぽっちぃ? フン、俺様はこんなチンケな場で終わる男じゃねえのよ。でかい場でデカいことして、ガツンと稼ぐ。やっぱこれだろ。ちみちみ稼いでたって飯食うんで精一杯じゃねえか」
「飯食うこともできない現状はどうなんだ」
本当に、もったいない。
さっさと資金を貯めて、レストランでもやればいいものを。
だけど、ラザクは厨房から出ないようにしておかなくてはいけない。何なら、格子でもはめた出入り口で外から鍵をかけて……。
やっぱり、無理かもしれない。性根を直さないと、勤務中に脱走したり来なかったりしそうだ。
「わはは、これを元手に荒稼ぎできる方法ひり出してやるぜぇー! 数日後にはもう、お前の顔を見なくてすむようになってるかもなぁ?」
「ぜひそうしてくれ」
高笑いしながら意気揚々と去って行ったラザクを見送って、私たちは疲れた顔を見合わせた。
多分、数日どころか明日には泣きついてきそうだ。
「随分稼いだな……確かに、綺麗な飴だったな。生のフルーツを飴にするとはな」
私を寝かすまいと、リトがやたらと話しかけてくる。
じゃらり、と鳴った袋の中身は、日本円だと10万円を超えるくらい。やや高めの値段設定にしたのだけど、用意した数全てが完売だ。
飴自体は元々あるから、そこまで人気が出るとは思わなかった。屋台で売る飴、というお祭り効果が出たのだろうか。もう少し、値段を上げても良かったかもしれない。
「それで、これで何を買いたかったんだ?」
うつらうつらする私を撫でて、リトが尋ねる。
そんなことをしているうちに、屋台通りについてしまう。それまで、寝ていたかったのに。
ちなみに、ファエルは片付けの前に既に寝ている。
「りゅー、本買う」
「ああ、魔法の本があったか?」
「ちょっちょ、ちやうけどあった」
「なら、明日行ってみるか」
ぱちっと目が開いた。
「りと、明日おやしゅみ?」
「明日から天気が崩れるらしい。海関連の依頼が軒並みキャンセルになったからな。朝にギルドで何か受けようかと思ったが……」
「じゃあ、りゅーと! りゅーが、先に予約する」
「そうだな。お前も留守番は慣れてきたようだし、別に毎日仕事に行かなくても俺は金に困ってねえからな」
ラザクとは違う、と言いたげに強調して、リトが笑った。
留守番に慣れた方がいいのは、多分私よりリトだと思うけれど。まあ、いい。
思い出して、大事にしまっていた紙を取り出した。
「召喚じゅちゅの、詠唱。りゅーに、くえた! だから、りゅー飴を渡しに行く」
「うん? ……ああ、詠唱の文言か。へえ、良かったじゃねえか! これは普通、儀礼の間を使わねえと――」
リトは、ふと口を噤んだ。
そして、じっと私の目をのぞき込む。
「これ、なんでもらったんだ? 誰に?」
「……ぎえいの間の、ひと」
あ……。これは、よくない兆候なのでは。
すうっと私の視線がリトから逃れて、宙を彷徨う。
「儀礼の間に行ったのか? まだ入れねえっつったろ」
「……でも、らざくがいたら、大人が一緒だったから」
「いやいや、それで入れるなら、俺が連れて行ってるだろ」
そうだけど。でも、リトは色々と厳しいから。だから6歳以上じゃないとダメなのかもしれないと思って。見学するだけなら、きっと大丈夫だと思ったのだけど。
「でも、入れなかったろ? そもそもアイツ金も魔力もねえし。それが何で、詠唱の文言もらってんだ?」
「…………こえは、第三者に配布可能な準公開しように分類さえるもので、りゅーが所持しているじじちゅが必ずしも不自然と断定するに足る根拠はなく――」
「で? なんで持ってんだ」
その詰問は不当であると訴えているのに、リトは一切耳を貸さない。なんたる理不尽。
しばらく視線を逸らして唇を結んでいたけれど、リトの視線が外れない。
肩を竦めたリトが、収納袋から何か別の袋を取り出した。
「あーあ。結構色々土産をもらったんだけどな。果物とか、菓子だったのになあ? そんなだんまりじゃあ、やるわけにいかねえな」
「りゅー、いる!」
結構な大きさの袋の中には、一体何が入っているのだろう。
早く、見たい。
がさがさ揺らしてみせたそれに、私の頭もつられて動く。
「そうか。それで?」
「りゅーとらざく、ぎえいの間に侵入した。そえで、みちゅかって怒らえて、りゅー、めめなさいした。そえで、ダメって言われて、でも、りゅー召喚じゅちゅするってちちんとお話しして、そえで、くれた」
一気に話して、にっこり両手を差し出した。
ちゃんと話した。だから、次はおやつだ。
リトが、青筋を浮かべながら深々溜息を吐いた。
「なんで最後に繋がったのか分かんねえけど、まあそこはいい。やっぱり、あいつか……」
はあ、と額を押さえたリトに、両手を差し出したまま小首を傾げる。
「でも、結果的にりゅーは召喚じゅちゅの詠唱をもらった。しゅばらしい成果」
言った途端、リトの目が険しくなった。
「お前……それだとラザクになるぞ。結果だけを見るんなら、強盗も殺人も肯定されるだろうが。行動の過程も含めての、結果だ」
「りゅ、りゅー、らざくになやない……」
衝撃を受けた。まさか、そんなことがあるなんて。
私が、ラザクに。絶対に、嫌だ。
しっかり首を振った。
そうじゃない、今回、確かに迷惑はかけたけれど……だけど、そこまでは。
そう考えて、ラザクの言動を思い返した。『間違いなく儀礼の間には入っただろ』それは、私が言った言葉と重なった。結果的に、詠唱の紙を手に入れただろ。それは、まさにラザクのセリフ。
なりたくない、あんな風には。
みるみるぼやけた視界に、リトの方が慌てて私を抱きしめた。
「言い過ぎたか、悪い。大丈夫だ、お前がラザクにならねえのは分かってる。ただ、お前はまだ柔らかいんだ。これからどんな形になるか分からねえ。気を付けろ、お前はしっかりしてんだから、自分の形を見失うなよ」
リトの肩口で涙を拭いて、こくりと頷いた。
そして、じっと、じっとリトを見る。
私は、形を見失わない。
リトの役に立つ、リュウになる。
私の頭を撫でて笑ったリトは、袋から何か取り出して、私の口に入れてくれたのだった。
625
あなたにおすすめの小説
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』
鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」
公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。
だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。
――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの?
何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。
しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。
それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。
そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。
温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。
そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。
「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」
「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」
離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。
そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる