25 / 54
ゲーム前
お茶会で
しおりを挟む
まるで拷問のようにコルセットを締め上げられ、これでもかというほど念入りに梳かされた髪を結い上げられ、これ誰的な感じで化粧を…とはならなかった。
うん、化粧しても私は私だった。
きゃ!これが私!?的なのを期待していた分、その落差に人知れずテンションが下がる。
馬車に揺られながらげっそりとしている私に、お母様があらあらと苦笑した。
「ユリアーナ、お茶会はこれからなのよ?
今からそんなに疲れていてどうするのです」
「せめてこのコルセットがもう少し緩ければ…」
「ダメよ」
最後の最後でダメ元覚悟でした懇願は、すげなく却下される。
「お茶会は女の戦場よ。所謂腹の探り合い。油断していたら挙げ足を取られて、次の話題が来るまで…いいえ、思い出したように蒸し返されるから、いつまでも笑い者にされるわ。
そして、その話題は口伝てでその場にいなかった人にも伝わって、いつの間にか社交界でも笑い者になるのよ」
つまりね、とお母様が凄みのある笑顔でずずいと寄ってくる。
「お茶会での恥は我が家の恥。
心して挑みなさい」
「う、えぇ…?」
何、その重大任務。
無理してお茶会行って粗相するより、大人しく家に引っ込んでた方がいい気がするのは気のせいでしょうか。
「えぇ、気のせいよ。お茶会は家に有益になるような情報収集の場だから」
「!」
え!お母様もまさかのエスパー!?
読心術、どうして私に遺伝されなかった!!
「あなた、本当に顔で何考えてるか分かるのよね。
これじゃあ、腹の探り合いどころか駄々漏れだわ。
そうね、暫く笑顔でいなさい。何言われてもニコニコしてるの」
「そんなの無理…」
「無理じゃありません。するの」
「は、はい」
流石恐怖の女子社会を生き抜いてきたお母様。
おっかない。
粗相をしようものなら鬼のようなお仕置きをされそうで怖い。
は!もしかしたら前世のゲームのように捨てられるのか?
無理だ、プレッシャーに潰されそう。
だって前世は庶民中の庶民。
セレブの付き合いなんて知らないよ。
コルセットが苦しいのと、お母様が怖いのと、プレッシャーが凄いのとで、私の中はプチカオス状態である。
つまり半泣きよ、半泣き。
お家に帰りたい。
それが無理ならずっと馬車に乗っていたい。
一気に暗いオーラを出す私に、お母様は器用に片眉を上げると、脅しすぎたかしらとくすりと笑みを溢す。
「大丈夫よ、あなたは私の娘ですもの。
ハイエナの餌食になるはずがないわ」
「そう…ですね」
それにハイエナって。
言い得て妙である。
お母様の言い回しにふふ、と笑ったところで、馬車が目的地に着いたことを御者が知らせた。
あぁ、無情…ーーー
「ようこそ、おいで下さいました」
そう言って出迎えてくれた執事に私たちは主催者の下へ案内される。
当たり障りない挨拶をして、指定された席へと座る私たちに向けられるのは好奇の目。
隣同士でこそこそ言い合っては、クスクスと笑う。
うん、感じ悪い。
イラッとした瞬間、隣からお母様に名前を呼ばれると同時に、尋常じゃないほどの圧がのし掛かってくる。
はい、分かってます。
笑顔ね、笑顔。
すーはーすーはーとさりげなく深呼吸して気持ちを落ち着けていると、ところで、と主催者の夫人から私へと話が切り出された。
「ユリアーナ様は、あの第2王子の婚約者だとか」
早速ぶっこまれた気がするのは気のせい?
これ、アカンやつじゃない?
めちゃめちゃ地雷踏まれる予感がするよ?
なんて、私が心の中で警戒を強めている中、何も言わずに笑顔でいることで、あちらは遠慮がなくなったのか、主催者である夫人の近い席の人たちも徐々に話に加わってくる。
「あの恐ろしい瞳の?」
「まぁ怖い」
「そのような方の婚約者だなんて、おかわいそうに」
決定的な言葉こそないけれど、こちらを貶めるような発言が飛び交う。
それに、かわいそうだなんて絶対思ってないよね、それ。
そして、こんなか弱い少女にいい年したおばさんたちが寄って集って言いたい放題。
おばさんたちが連れている令嬢たちも、人の悪い笑みを浮かべてこのやり取りを聞いていた。
こういうの、何て言うんだっけ?
あぁ、そうだ。
吊し上げだ。
昔から人の不幸は蜜の味、なんていうけれど。
私、そんなにやすやすと蜜をあげるつもりなんてありませんよ?
ということで、受けてたちましょうこの戦!
「ご心配ありがとうございます。でも、大丈夫ですわ。私、ヴィルフェルム殿下が大好きですもの」
「まぁ!あんなに卑しいお方を?」
「卑しいだなんて、とんでもない!
私、あの方ほど美しい人を見たことがありませんわ」
「う、美しい?」
「えぇ。特にあの宝石のような瞳が一番好きですわ」
「まぁ!とんだ悪趣味だこと」
どこかの夫人が、気分が悪いと言わんばかりに扇子を鳴らす。
そうよね、人の不幸を舐めるつもりが惚気られたら面白くないわよね。
「悪趣味でしょうか。
博識な皆様はご存知かと思いますが、かの国では千年に一度、赤い瞳を持つ者が現れるそうです。その者は類まれなる魔力を持ち、全ての種の魔法を使えると。
私、ヴィルフェルム様がそうなのではないかと思っておりますの。
赤い瞳を血のようだと考える矮小な人には分からないことですが、叡知に優れた皆様なら私の意見に賛同いただけると思っていましたのに…」
残念です、と俯きながら悲しげに呟く。
もちろん、わざとである。
「そ、そんなこと存じ上げておりますわ!
私が言っているのは、外見だけの好みばかりで中身が伴わないのが悪趣味だと言っているのです!」
その言葉に、心の中で勝った、とガッツポーズを握る。
「もちろんヴィルフェルム殿下は中身も素敵ですわ。でも、それは私だけの秘密でございます。
ライバルが増えるのは嫌ですもの」
うふふ、と連れの令嬢たちを牽制するのも忘れない。
そこへ、先ほど私たちを案内した執事が現れ、奥の席へ向かって声を掛けた。
「アンドロフ公爵令嬢様、お迎えでございます」
アンドロフ公爵令嬢、つまり、サミュエルの妹である。
私と同じ年くらいなのに、もう公爵夫人の名代として一人で茶会に参加しているんだとか。
そういえば、先程の吊し上げに全然参加してこなかった。
ぼんやりとその人が席を立つのを見送っていたら、ふと目が合った。
そして、その美しい顔と儚い雰囲気とはほど遠いニヤリとした悪そうな笑みを浮かべたアンドロフ公爵令嬢を目の当たりにして、大いに納得した。
流石は兄妹だ、と。
うん、化粧しても私は私だった。
きゃ!これが私!?的なのを期待していた分、その落差に人知れずテンションが下がる。
馬車に揺られながらげっそりとしている私に、お母様があらあらと苦笑した。
「ユリアーナ、お茶会はこれからなのよ?
今からそんなに疲れていてどうするのです」
「せめてこのコルセットがもう少し緩ければ…」
「ダメよ」
最後の最後でダメ元覚悟でした懇願は、すげなく却下される。
「お茶会は女の戦場よ。所謂腹の探り合い。油断していたら挙げ足を取られて、次の話題が来るまで…いいえ、思い出したように蒸し返されるから、いつまでも笑い者にされるわ。
そして、その話題は口伝てでその場にいなかった人にも伝わって、いつの間にか社交界でも笑い者になるのよ」
つまりね、とお母様が凄みのある笑顔でずずいと寄ってくる。
「お茶会での恥は我が家の恥。
心して挑みなさい」
「う、えぇ…?」
何、その重大任務。
無理してお茶会行って粗相するより、大人しく家に引っ込んでた方がいい気がするのは気のせいでしょうか。
「えぇ、気のせいよ。お茶会は家に有益になるような情報収集の場だから」
「!」
え!お母様もまさかのエスパー!?
読心術、どうして私に遺伝されなかった!!
「あなた、本当に顔で何考えてるか分かるのよね。
これじゃあ、腹の探り合いどころか駄々漏れだわ。
そうね、暫く笑顔でいなさい。何言われてもニコニコしてるの」
「そんなの無理…」
「無理じゃありません。するの」
「は、はい」
流石恐怖の女子社会を生き抜いてきたお母様。
おっかない。
粗相をしようものなら鬼のようなお仕置きをされそうで怖い。
は!もしかしたら前世のゲームのように捨てられるのか?
無理だ、プレッシャーに潰されそう。
だって前世は庶民中の庶民。
セレブの付き合いなんて知らないよ。
コルセットが苦しいのと、お母様が怖いのと、プレッシャーが凄いのとで、私の中はプチカオス状態である。
つまり半泣きよ、半泣き。
お家に帰りたい。
それが無理ならずっと馬車に乗っていたい。
一気に暗いオーラを出す私に、お母様は器用に片眉を上げると、脅しすぎたかしらとくすりと笑みを溢す。
「大丈夫よ、あなたは私の娘ですもの。
ハイエナの餌食になるはずがないわ」
「そう…ですね」
それにハイエナって。
言い得て妙である。
お母様の言い回しにふふ、と笑ったところで、馬車が目的地に着いたことを御者が知らせた。
あぁ、無情…ーーー
「ようこそ、おいで下さいました」
そう言って出迎えてくれた執事に私たちは主催者の下へ案内される。
当たり障りない挨拶をして、指定された席へと座る私たちに向けられるのは好奇の目。
隣同士でこそこそ言い合っては、クスクスと笑う。
うん、感じ悪い。
イラッとした瞬間、隣からお母様に名前を呼ばれると同時に、尋常じゃないほどの圧がのし掛かってくる。
はい、分かってます。
笑顔ね、笑顔。
すーはーすーはーとさりげなく深呼吸して気持ちを落ち着けていると、ところで、と主催者の夫人から私へと話が切り出された。
「ユリアーナ様は、あの第2王子の婚約者だとか」
早速ぶっこまれた気がするのは気のせい?
これ、アカンやつじゃない?
めちゃめちゃ地雷踏まれる予感がするよ?
なんて、私が心の中で警戒を強めている中、何も言わずに笑顔でいることで、あちらは遠慮がなくなったのか、主催者である夫人の近い席の人たちも徐々に話に加わってくる。
「あの恐ろしい瞳の?」
「まぁ怖い」
「そのような方の婚約者だなんて、おかわいそうに」
決定的な言葉こそないけれど、こちらを貶めるような発言が飛び交う。
それに、かわいそうだなんて絶対思ってないよね、それ。
そして、こんなか弱い少女にいい年したおばさんたちが寄って集って言いたい放題。
おばさんたちが連れている令嬢たちも、人の悪い笑みを浮かべてこのやり取りを聞いていた。
こういうの、何て言うんだっけ?
あぁ、そうだ。
吊し上げだ。
昔から人の不幸は蜜の味、なんていうけれど。
私、そんなにやすやすと蜜をあげるつもりなんてありませんよ?
ということで、受けてたちましょうこの戦!
「ご心配ありがとうございます。でも、大丈夫ですわ。私、ヴィルフェルム殿下が大好きですもの」
「まぁ!あんなに卑しいお方を?」
「卑しいだなんて、とんでもない!
私、あの方ほど美しい人を見たことがありませんわ」
「う、美しい?」
「えぇ。特にあの宝石のような瞳が一番好きですわ」
「まぁ!とんだ悪趣味だこと」
どこかの夫人が、気分が悪いと言わんばかりに扇子を鳴らす。
そうよね、人の不幸を舐めるつもりが惚気られたら面白くないわよね。
「悪趣味でしょうか。
博識な皆様はご存知かと思いますが、かの国では千年に一度、赤い瞳を持つ者が現れるそうです。その者は類まれなる魔力を持ち、全ての種の魔法を使えると。
私、ヴィルフェルム様がそうなのではないかと思っておりますの。
赤い瞳を血のようだと考える矮小な人には分からないことですが、叡知に優れた皆様なら私の意見に賛同いただけると思っていましたのに…」
残念です、と俯きながら悲しげに呟く。
もちろん、わざとである。
「そ、そんなこと存じ上げておりますわ!
私が言っているのは、外見だけの好みばかりで中身が伴わないのが悪趣味だと言っているのです!」
その言葉に、心の中で勝った、とガッツポーズを握る。
「もちろんヴィルフェルム殿下は中身も素敵ですわ。でも、それは私だけの秘密でございます。
ライバルが増えるのは嫌ですもの」
うふふ、と連れの令嬢たちを牽制するのも忘れない。
そこへ、先ほど私たちを案内した執事が現れ、奥の席へ向かって声を掛けた。
「アンドロフ公爵令嬢様、お迎えでございます」
アンドロフ公爵令嬢、つまり、サミュエルの妹である。
私と同じ年くらいなのに、もう公爵夫人の名代として一人で茶会に参加しているんだとか。
そういえば、先程の吊し上げに全然参加してこなかった。
ぼんやりとその人が席を立つのを見送っていたら、ふと目が合った。
そして、その美しい顔と儚い雰囲気とはほど遠いニヤリとした悪そうな笑みを浮かべたアンドロフ公爵令嬢を目の当たりにして、大いに納得した。
流石は兄妹だ、と。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
谷 優
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
◆恋愛要素は前半はありませんが、後半になるにつれて発展していきますのでご了承ください。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
悪役令嬢発溺愛幼女着
みおな
ファンタジー
「違います!わたくしは、フローラさんをいじめてなどいません!」
わたくしの声がホールに響いたけれど、誰もわたくしに手を差し伸べて下さることはなかった。
響いたのは、婚約者である王太子殿下の冷たい声。
わたくしに差し伸べられたのは、騎士団長のご子息がわたくしを強く床に押し付ける腕。
冷ややかな周囲のご令嬢ご令息の冷笑。
どうして。
誰もわたくしを信じてくれないまま、わたくしは冷たい牢の中で命を落とした。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
乙女ゲームの世界だと、いつから思い込んでいた?
シナココ
ファンタジー
母親違いの妹をいじめたというふわふわした冤罪で婚約破棄された上に、最北の辺境地に流された公爵令嬢ハイデマリー。勝ち誇る妹・ゲルダは転生者。この世界のヒロインだと豪語し、王太子妃に成り上がる。乙女ゲームのハッピーエンドの確定だ。
……乙女ゲームが終わったら、戦争ストラテジーゲームが始まるのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる