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一章:話の始まりはこうだった
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夕食後、私はベネッサさんと一緒に食器を片付けた。
調理場は、なんと外にあった。
裏口から出たところに、トタン屋根が大きく張り出している。屋根の下にはシンプルなシンクと広い作業台が、少し離れたところには大きな水瓶が数個並んでいた。
「水を使いたいときは、このポンプを踏んでね。ほら、こんな感じ」
ベネッサさんがシンク下に設置されているペダルを踏むと、蛇口から水が出てくる。
「喉が渇いた時は、ここで飲んでいいですか?」
「それはだめ。雨水を貯めて使ってるから、飲んだらお腹を壊すわ。台所に近くの湧き水を汲み置きしたものがあるの。ミカの部屋にも置いておくわね。しょっちゅう取り換えてるから綺麗なはずよ。冷たい水が飲みたくなったら、ラスに言うといいわ。湧き水の場所まで連れて行ってくれるから」
「――……分かりました」
頷いたはいいものの、心がずしりと重くなる。
私は誰かに物を頼むのが、とても下手だし、苦手だった。
頼む前から断られたらどうしようと過剰に構えてしまうし、快く引き受けて貰ったら貰ったで、お返しはどうしようとぐるぐる悩んでしまう。
『そんなのこっちがしたいからしてるんだし、ありがとー、でいいんだよ。美香は気にし過ぎ!』
学生時代の友人達はそう言って明るく笑っていた。
私もその場ではへへ、そうかな、なんて笑うものの、臆病な自意識が薄れることはついぞなかった。
私は彼女達に何も出来ず、いつもしてもらうばかりだった。それがとても嫌だった。
曲がりなりにも収入を得て、ようやく一人で生きていけるようになったのに、また逆戻りかと思うと気持ちが暗くなる。
「あの、私、お皿洗います。洗い方と片付ける場所を教えて貰えますか?」
「ありがとう、ミカ。でも、今夜はいいわ。まだ本調子じゃないんだし、部屋で休んでいて。元気になったら、一緒にやりましょう」
ベネッサさんはそう言って微笑んだ。
慈愛に満ちた笑顔に、胸の奥がじりじりと焦げる。
親切に甘えてしまいたい自分と、いつ消えるか分からない中途半端な優しさならいらないと顔を背ける自分が心の中でせめぎあった。
優しく差し伸べられる手は期間限定で消えてしまうことを、私は嫌というほど知っていた。
「次はトイレかしら。こっちよ」
ベネッサさんは私の手を引き、すたすたと歩き始めた。
まるでお母さんみたいだ。
そう思った瞬間、鼻の奥がツンと痛む。
こんなことでまだ泣けるのか。諦めの悪い自分に呆れ、涙を零すまいと必死に呼吸を繰り返した。
「トイレはここよ。着替えは、部屋のタンスに入ってるものを使ってね。私のお古で悪いけど、新しいものは改めて買いに行きましょう。といっても、町には布屋しかないのよね。次のジャンプまで待ってもらえたら、色々買ってきて貰えるんだけど……えーと、あとは何があったかしら」
浮き浮きとした様子で家の中を案内していったベネッサさんは、居間の中央で立ち止まると顎に手をかけて思案した。
今なら口を挟めそうだ。
「……あの、お風呂を使わせて貰ったら嬉しい、です」
思い切って希望を述べる。
ベネッサさんは目を丸くし、「おふろ?」と問い返してきた。
外に出て分かったが、やはりこの家は山奥の一軒家だった。水を確保するのも一苦労だろう。
よく考えれば、水道も通っていないこの家に風呂なんてものがある筈がない。
あまりの図々しさに気づき、瞬時に蒼褪める。
「ごめんなさい、大丈夫です! あの、使わない布とかあったら、それで拭きます。あとは、水だけ少し貸して貰えたら――」
しどろもどろになりながら補足する。
居間で寛いでいたラスが立ち上がり、私の背中をポンポンと叩いた。
「落ち着け、ミカ。大丈夫だ」
「ラス……」
うんと年下の少女の言う事なのに、何故か泣きたくなるほどホッとする。
唇をへの字に曲げた私の背を撫でながら、ラスはベネッサさんを見上げた。
「ふろ、って初めて聞くけど、沐浴のことじゃないかな。ミカは身体を清めたいんだと思う」
ラスの言葉に、自分が勘違いをしていたことに気づく。
ベネッサさんは、私の図々しさではなく、初めて聞く耳慣れない単語に驚いたのだ。
「ああ、そういうことね! ごめんなさい。自分達が昼間のうちに沐浴を済ませるものだから、全然思い至らなくて」
ベネッサさんはしまった、というように額を押さえ、改めて尋ねてくる。
「ミカは、夜に身体を清めるの? そのおふろ、とかいうもので」
「はい。お風呂っていうのは、大きな桶みたいな……って桶は分かりますか?」
「ええ、分かるわ。うちでも水汲みに使ってるわよ」
「よかった。えっと、巨大な桶みたいなもののことで、そこにお湯を貯めて浸かったり、髪や体を洗ったりするんです」
「そうなのね。そういえば、東の島の宿泊施設にはそういう場所があるって聞いたことがあるわ。確か、浴場って言ったかしら」
「そうです! 浴場は大勢で使うお風呂のことで、お風呂は家族で使うもの、みたいな……説明するの、下手ですみません」
「そんなことない。よく分かったわ」
ベネッサさんは納得顔で頷き、ラスに視線を移す。
「ユーグを呼んできてくれる? お風呂は無理だけど、大きな盥があるでしょう? あれに水を貯めて、お湯に変えてもらったらいいと思うの」
「ああ、それはいいな。じゃあ、ちょっと行ってくる」
ラスはすぐに頷き、踵を返す。
そのまま外に出ようとした彼女を、私は慌てて引き留めた。
「ちょっと待って! いいよ、明日で。ずっとこのまま寝てたんだし、明日みんなが行く時に一緒に行く!」
「でも、身体拭きたかったんだろ? ずっと寝たきりだったし、さっぱりした方がいいと思う」
「それは、そうだけど……」
口籠った私に、ラスは「だろ?」と笑いかけた。
「でも、夜道は危ないよ。ユーグさんの家までどれくらいあるか知らないけど、小さな女の子が一人で出歩く時間じゃないでしょう?」
私の主張を聞くが早いか、ラスはかあっと頬を染めた。
真っ赤な顔で、きつく拳を握りしめる。
「何言ってるんだよ、ミカ。俺は、男だぞ? 成人はまだだけど、そこまで子どもでもない!」
「――……え?」
唖然とした私を見て、ラスは「もういい、行ってくる!」と吐き捨て、身を翻した。
バタン、と音を立てて玄関扉が閉まる。
後には、あっけに取られた私と、堪えきれないように噴き出したベネッセさんが残された。
「……ラスって、男の子だったんですか?」
「ええ、そうよ」
「あんなに美少女なのに?」
どうしても信じられなくて、しつこく確認してしまう。
ベネッサさんはくつくつ笑いながら、頷いた。
「成人前のタリムの男は、みんなあんな感じよ。匂いで分かると思ったんだけど、ミカはあまり鼻が利かないのね」
覚えておかなくちゃ、と続けたベネッサさんに、私は絶句した。
どうやらタリムの民の嗅覚はものすごく発達しているようだ。
もう何日も洗っていない身体が気になり、そっとベネッサさんから距離を取る。
「ちなみに成人は16歳なのよ。ラスはまだ15だから、来年までは子どもなの」
そうか、15歳か。
……15歳!?
私はあんぐりと口を開けた。
15歳といえば、中学三年か高校一年、ってことだ。
施設にいた15歳の男子は、みんなもっとむさくるしかったし、色気づいていたし、とにかくラスみたいでは全くなかった。
「10歳くらいだと思ってました……」
ぽつりと零すと、ベネッサさんは「ええっ!?」と素っ頓狂な声を上げた。
「……だからあんなに過保護だったのね。そういえば、ミカは幾つなの?」
「26です」
「26……26歳!? 嘘でしょ!?」
ベネッサさんが信じられないと言わんばかりに首を振る。
「20になるかならないかだと思ってたわ……」
私とベネッサさんは顔を見合わせ、同時に深い溜息をついた。
見た目年齢についての認識の違いは、思ったより深そうだ。
調理場は、なんと外にあった。
裏口から出たところに、トタン屋根が大きく張り出している。屋根の下にはシンプルなシンクと広い作業台が、少し離れたところには大きな水瓶が数個並んでいた。
「水を使いたいときは、このポンプを踏んでね。ほら、こんな感じ」
ベネッサさんがシンク下に設置されているペダルを踏むと、蛇口から水が出てくる。
「喉が渇いた時は、ここで飲んでいいですか?」
「それはだめ。雨水を貯めて使ってるから、飲んだらお腹を壊すわ。台所に近くの湧き水を汲み置きしたものがあるの。ミカの部屋にも置いておくわね。しょっちゅう取り換えてるから綺麗なはずよ。冷たい水が飲みたくなったら、ラスに言うといいわ。湧き水の場所まで連れて行ってくれるから」
「――……分かりました」
頷いたはいいものの、心がずしりと重くなる。
私は誰かに物を頼むのが、とても下手だし、苦手だった。
頼む前から断られたらどうしようと過剰に構えてしまうし、快く引き受けて貰ったら貰ったで、お返しはどうしようとぐるぐる悩んでしまう。
『そんなのこっちがしたいからしてるんだし、ありがとー、でいいんだよ。美香は気にし過ぎ!』
学生時代の友人達はそう言って明るく笑っていた。
私もその場ではへへ、そうかな、なんて笑うものの、臆病な自意識が薄れることはついぞなかった。
私は彼女達に何も出来ず、いつもしてもらうばかりだった。それがとても嫌だった。
曲がりなりにも収入を得て、ようやく一人で生きていけるようになったのに、また逆戻りかと思うと気持ちが暗くなる。
「あの、私、お皿洗います。洗い方と片付ける場所を教えて貰えますか?」
「ありがとう、ミカ。でも、今夜はいいわ。まだ本調子じゃないんだし、部屋で休んでいて。元気になったら、一緒にやりましょう」
ベネッサさんはそう言って微笑んだ。
慈愛に満ちた笑顔に、胸の奥がじりじりと焦げる。
親切に甘えてしまいたい自分と、いつ消えるか分からない中途半端な優しさならいらないと顔を背ける自分が心の中でせめぎあった。
優しく差し伸べられる手は期間限定で消えてしまうことを、私は嫌というほど知っていた。
「次はトイレかしら。こっちよ」
ベネッサさんは私の手を引き、すたすたと歩き始めた。
まるでお母さんみたいだ。
そう思った瞬間、鼻の奥がツンと痛む。
こんなことでまだ泣けるのか。諦めの悪い自分に呆れ、涙を零すまいと必死に呼吸を繰り返した。
「トイレはここよ。着替えは、部屋のタンスに入ってるものを使ってね。私のお古で悪いけど、新しいものは改めて買いに行きましょう。といっても、町には布屋しかないのよね。次のジャンプまで待ってもらえたら、色々買ってきて貰えるんだけど……えーと、あとは何があったかしら」
浮き浮きとした様子で家の中を案内していったベネッサさんは、居間の中央で立ち止まると顎に手をかけて思案した。
今なら口を挟めそうだ。
「……あの、お風呂を使わせて貰ったら嬉しい、です」
思い切って希望を述べる。
ベネッサさんは目を丸くし、「おふろ?」と問い返してきた。
外に出て分かったが、やはりこの家は山奥の一軒家だった。水を確保するのも一苦労だろう。
よく考えれば、水道も通っていないこの家に風呂なんてものがある筈がない。
あまりの図々しさに気づき、瞬時に蒼褪める。
「ごめんなさい、大丈夫です! あの、使わない布とかあったら、それで拭きます。あとは、水だけ少し貸して貰えたら――」
しどろもどろになりながら補足する。
居間で寛いでいたラスが立ち上がり、私の背中をポンポンと叩いた。
「落ち着け、ミカ。大丈夫だ」
「ラス……」
うんと年下の少女の言う事なのに、何故か泣きたくなるほどホッとする。
唇をへの字に曲げた私の背を撫でながら、ラスはベネッサさんを見上げた。
「ふろ、って初めて聞くけど、沐浴のことじゃないかな。ミカは身体を清めたいんだと思う」
ラスの言葉に、自分が勘違いをしていたことに気づく。
ベネッサさんは、私の図々しさではなく、初めて聞く耳慣れない単語に驚いたのだ。
「ああ、そういうことね! ごめんなさい。自分達が昼間のうちに沐浴を済ませるものだから、全然思い至らなくて」
ベネッサさんはしまった、というように額を押さえ、改めて尋ねてくる。
「ミカは、夜に身体を清めるの? そのおふろ、とかいうもので」
「はい。お風呂っていうのは、大きな桶みたいな……って桶は分かりますか?」
「ええ、分かるわ。うちでも水汲みに使ってるわよ」
「よかった。えっと、巨大な桶みたいなもののことで、そこにお湯を貯めて浸かったり、髪や体を洗ったりするんです」
「そうなのね。そういえば、東の島の宿泊施設にはそういう場所があるって聞いたことがあるわ。確か、浴場って言ったかしら」
「そうです! 浴場は大勢で使うお風呂のことで、お風呂は家族で使うもの、みたいな……説明するの、下手ですみません」
「そんなことない。よく分かったわ」
ベネッサさんは納得顔で頷き、ラスに視線を移す。
「ユーグを呼んできてくれる? お風呂は無理だけど、大きな盥があるでしょう? あれに水を貯めて、お湯に変えてもらったらいいと思うの」
「ああ、それはいいな。じゃあ、ちょっと行ってくる」
ラスはすぐに頷き、踵を返す。
そのまま外に出ようとした彼女を、私は慌てて引き留めた。
「ちょっと待って! いいよ、明日で。ずっとこのまま寝てたんだし、明日みんなが行く時に一緒に行く!」
「でも、身体拭きたかったんだろ? ずっと寝たきりだったし、さっぱりした方がいいと思う」
「それは、そうだけど……」
口籠った私に、ラスは「だろ?」と笑いかけた。
「でも、夜道は危ないよ。ユーグさんの家までどれくらいあるか知らないけど、小さな女の子が一人で出歩く時間じゃないでしょう?」
私の主張を聞くが早いか、ラスはかあっと頬を染めた。
真っ赤な顔で、きつく拳を握りしめる。
「何言ってるんだよ、ミカ。俺は、男だぞ? 成人はまだだけど、そこまで子どもでもない!」
「――……え?」
唖然とした私を見て、ラスは「もういい、行ってくる!」と吐き捨て、身を翻した。
バタン、と音を立てて玄関扉が閉まる。
後には、あっけに取られた私と、堪えきれないように噴き出したベネッセさんが残された。
「……ラスって、男の子だったんですか?」
「ええ、そうよ」
「あんなに美少女なのに?」
どうしても信じられなくて、しつこく確認してしまう。
ベネッサさんはくつくつ笑いながら、頷いた。
「成人前のタリムの男は、みんなあんな感じよ。匂いで分かると思ったんだけど、ミカはあまり鼻が利かないのね」
覚えておかなくちゃ、と続けたベネッサさんに、私は絶句した。
どうやらタリムの民の嗅覚はものすごく発達しているようだ。
もう何日も洗っていない身体が気になり、そっとベネッサさんから距離を取る。
「ちなみに成人は16歳なのよ。ラスはまだ15だから、来年までは子どもなの」
そうか、15歳か。
……15歳!?
私はあんぐりと口を開けた。
15歳といえば、中学三年か高校一年、ってことだ。
施設にいた15歳の男子は、みんなもっとむさくるしかったし、色気づいていたし、とにかくラスみたいでは全くなかった。
「10歳くらいだと思ってました……」
ぽつりと零すと、ベネッサさんは「ええっ!?」と素っ頓狂な声を上げた。
「……だからあんなに過保護だったのね。そういえば、ミカは幾つなの?」
「26です」
「26……26歳!? 嘘でしょ!?」
ベネッサさんが信じられないと言わんばかりに首を振る。
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