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一章:話の始まりはこうだった
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ベネッサさんが取り換えてくれたシーツと枕カバーからは、お日様の匂いがした。
元の世界にいる時は、就寝前のこのひとときがとても苦手で、ラジオを流していないと眠れなかった。
この先どう生きていけばいいのだろう、という漠然とした不安が最も高まる時間帯だったのだ。
ところがその夜の私は、ストンと眠りに落ちた。
朝目覚めて、あれ? いつ寝たっけ? と驚いたくらい、安らかな入眠だった。
突然異世界に落とされて、この先どうなるか分からないのは今だって同じ――いや、もっと不安になってもおかしくないのに、なぜか心はかつてないほど自由だった。
他の人と自分を比べなくて済む環境にいるからだろうか。
「ミカー、起きてる?」
扉の外から、ラスの声がする。
「起きてるよー」
元気よく返事をし、大きく一つ伸びをしてからベッドを下りた。
夜、ユーグさんが来るまで、私はベネッサさんの後をちょこちょことついて歩いた。
彼らがどんな風に生活しているのか理解したかったし、少しでも役に立ちたかったのだ。
「ゆっくり休んでて、って言いたいけど、あの部屋に閉じこもっているのも退屈よね」
ベネッサさんは笑ってそう言い、私の顔を覗き込んだ。
「顔色もいいし、元気そうに見えるわ。……眠り込んでいた時は今にも消えてしまいそうだったのに、ただびとの回復力ってすごいのね。それともミカが特別丈夫なのかしら」
私も実は不思議だった。
昨日も疲れは感じていたけれど、そこまで衰弱してる気はしなかったのだ。
飲まず食わずで懇々と眠っていたのが嘘のように、身体は快調だった。
「……大きな病気はしたことがないので、丈夫な方だとは思うんですけど」
「そう。よかった、健康が一番よね。じゃあ、今日は一緒に洗濯に行きましょうか」
「はい!」
勢い込んで頷いたはいいものの、外へ出るには靴がいる。
昨日は裸足でうろついてしまったが、少し離れたところにあるという洗濯場までは無理だろう。
ダンさんが私を空中で捕まえた時、すでに靴は脱げていたらしい。
「靴も買い物リストに入れとかなきゃね」
ベネッサさんはそう言って、履けそうな靴がないか戸棚を探し始める。
「あ、あった! これならどうかしら」
ラスが去年履いていたという革のサンダルは、私の足にぴったり合った。
私の足のサイズは24センチ。ベネッサさんのサンダルは一回り大きかったので、25センチくらいだろうか。今のラスの靴のサイズは彼女より大きいというのだから驚きだ。
ベネッサさんと一緒に玄関を出たところに、ラスがやってくる。
彼は私達が提げている洗濯籠に目を留めると、「貸して。持ってく」と両手を差し出した。
「いいよ、これ意外と重いんだよ」
いくら男の子だからと言って、自分より小さな子に持ってもらうのは気が引ける。
私が断ると、ラスはムッと顔を顰めた。
「それくらい持てるよ。いいから、貸して」
ベネッサさんを見ると、彼女は「じゃあ、お願いね」とすんなり籠を渡している。
「え……いいのかな」
「俺の方が力があるんだから、持たせとけばいいんだよ。俺よりミカの方が得意なことがあったら、俺はちゃんと頼むぞ」
「そういうもの?」
「そういうもん」
きっぱり言われてしまえば、それ以上は固辞出来ない。
そもそも私の方が得意なことって何かあるだろうか、と首を捻りながら籠を渡した。
ラスは軽々と籠を持ち、すたすたと前を歩き始める。
華奢な身体と籠二つの大きさが釣り合っていないが、確かに全く危なげない足取りだ。
「あら。ラスも歩いて行くの?」
私の隣を歩いていたベネッサさんが、笑みを含んだ声で尋ねる。
「いいだろ、別に」
「もしかして、洗濯も手伝ってくれるの?」
「と、時々は手伝ってる!」
「そうね、時々はね。ただいつもは飛んで行って、さっさと籠を置いて遊びに行くのに、って思っただけ」
ベネッサさんがくすくす笑って言った。
ラスは答えないが、耳が少し赤くなっている。
彼が普段とは違う行動を取るのは、私がいるからだろうか。
いつもの私なら、「ベネッサさんが心配だから残ったんだな」と思っただろうが、今の私は違った。
ラスは「ミカと一緒にいたい」と思ってくれている気がした。
違っていてもいい。
年下の可愛い少年に懐かれる優しいお姉さんに、一度くらいなってみたい。
「ラスが一緒で嬉しいよ」
思い切って口にしてみる。
ラスの耳はますます赤くなった。
洗濯場というのは、小川の傍に作られた小さなデッキのことだった。
洗濯板、そして自分の足を使っての洗濯は、想像以上に楽しかった。
半分、水遊びの様相を呈していたからかもしれない。
木製のローラーのようなものに洗濯物を通して、絞って、また籠に入れて家まで持って帰る。
洗濯ものを干す場所は、玄関脇の日当たりの良い場所にあった。
私のシャツとスカート、そしてスーツはよれよれになったが、もう惜しいとは思わなかった。
「もしかして、水で洗ったらいけなかった? どうしましょう……きっと東でも売ってないわ。初めて見る形だもの」
型崩れしたスーツを前に、ベネッサさんが肩を落とす。
「いいんです、もう。だって元の世界には戻れないんですよね?」
私の声は、自分でも驚くくらい晴れやかだった。
「そうね。ただびとが元の世界に戻った前例はないわ」
ベネッサさんが戸惑いの滲んだ表情で答える。
――『どうしてそんなに嬉しそうなの?』
ベネッサさんはおそらくそう問いたかっただろうに、他には何も言わなかった。
私があの世界で満たされていたのなら、きっと彼女の答えに気が狂うほどの絶望を味わった。
両親が亡くなったあの日に、私の世界は終わったのだろうか。
あれからの14年は、全くの徒労だったのだろうか。
そうじゃないと思いたいのに、今これほど安堵しているのは、あの世界での人生に絶望していたからではないのか。
『美香! こっち!』――待ち合わせ場所で手を振る友人達の笑顔が、上手く思い出せない。
胸の奥が歪な音を立ててきしんだ。
夜、ユーグさんは約束通りやって来て、私に知識共有の魔法をかけた。
一体どんなことをされるのかと身構えていたが、あっという間に終わった。
「ベッドで横になってくれる? 魔法をかけられると、すぐに眠ってしまうんだ。起きた時には、私の知ってる情報が君に伝わっている。逆に言えば、私が知らないことは分からない。いい?」
「はい」
こくりと頷き、ベッドの上で仰向けになる。
ユーグさんが小さく呪文を唱え始めると、右の人さし指がぼう、っと光った。
蛍に似たその光が、そうっと額に置かれる。
触れた部分がじんわり熱くなる。
熱が頭全体に広がっていくのと、意識が遮断されたのは同時だった。
元の世界にいる時は、就寝前のこのひとときがとても苦手で、ラジオを流していないと眠れなかった。
この先どう生きていけばいいのだろう、という漠然とした不安が最も高まる時間帯だったのだ。
ところがその夜の私は、ストンと眠りに落ちた。
朝目覚めて、あれ? いつ寝たっけ? と驚いたくらい、安らかな入眠だった。
突然異世界に落とされて、この先どうなるか分からないのは今だって同じ――いや、もっと不安になってもおかしくないのに、なぜか心はかつてないほど自由だった。
他の人と自分を比べなくて済む環境にいるからだろうか。
「ミカー、起きてる?」
扉の外から、ラスの声がする。
「起きてるよー」
元気よく返事をし、大きく一つ伸びをしてからベッドを下りた。
夜、ユーグさんが来るまで、私はベネッサさんの後をちょこちょことついて歩いた。
彼らがどんな風に生活しているのか理解したかったし、少しでも役に立ちたかったのだ。
「ゆっくり休んでて、って言いたいけど、あの部屋に閉じこもっているのも退屈よね」
ベネッサさんは笑ってそう言い、私の顔を覗き込んだ。
「顔色もいいし、元気そうに見えるわ。……眠り込んでいた時は今にも消えてしまいそうだったのに、ただびとの回復力ってすごいのね。それともミカが特別丈夫なのかしら」
私も実は不思議だった。
昨日も疲れは感じていたけれど、そこまで衰弱してる気はしなかったのだ。
飲まず食わずで懇々と眠っていたのが嘘のように、身体は快調だった。
「……大きな病気はしたことがないので、丈夫な方だとは思うんですけど」
「そう。よかった、健康が一番よね。じゃあ、今日は一緒に洗濯に行きましょうか」
「はい!」
勢い込んで頷いたはいいものの、外へ出るには靴がいる。
昨日は裸足でうろついてしまったが、少し離れたところにあるという洗濯場までは無理だろう。
ダンさんが私を空中で捕まえた時、すでに靴は脱げていたらしい。
「靴も買い物リストに入れとかなきゃね」
ベネッサさんはそう言って、履けそうな靴がないか戸棚を探し始める。
「あ、あった! これならどうかしら」
ラスが去年履いていたという革のサンダルは、私の足にぴったり合った。
私の足のサイズは24センチ。ベネッサさんのサンダルは一回り大きかったので、25センチくらいだろうか。今のラスの靴のサイズは彼女より大きいというのだから驚きだ。
ベネッサさんと一緒に玄関を出たところに、ラスがやってくる。
彼は私達が提げている洗濯籠に目を留めると、「貸して。持ってく」と両手を差し出した。
「いいよ、これ意外と重いんだよ」
いくら男の子だからと言って、自分より小さな子に持ってもらうのは気が引ける。
私が断ると、ラスはムッと顔を顰めた。
「それくらい持てるよ。いいから、貸して」
ベネッサさんを見ると、彼女は「じゃあ、お願いね」とすんなり籠を渡している。
「え……いいのかな」
「俺の方が力があるんだから、持たせとけばいいんだよ。俺よりミカの方が得意なことがあったら、俺はちゃんと頼むぞ」
「そういうもの?」
「そういうもん」
きっぱり言われてしまえば、それ以上は固辞出来ない。
そもそも私の方が得意なことって何かあるだろうか、と首を捻りながら籠を渡した。
ラスは軽々と籠を持ち、すたすたと前を歩き始める。
華奢な身体と籠二つの大きさが釣り合っていないが、確かに全く危なげない足取りだ。
「あら。ラスも歩いて行くの?」
私の隣を歩いていたベネッサさんが、笑みを含んだ声で尋ねる。
「いいだろ、別に」
「もしかして、洗濯も手伝ってくれるの?」
「と、時々は手伝ってる!」
「そうね、時々はね。ただいつもは飛んで行って、さっさと籠を置いて遊びに行くのに、って思っただけ」
ベネッサさんがくすくす笑って言った。
ラスは答えないが、耳が少し赤くなっている。
彼が普段とは違う行動を取るのは、私がいるからだろうか。
いつもの私なら、「ベネッサさんが心配だから残ったんだな」と思っただろうが、今の私は違った。
ラスは「ミカと一緒にいたい」と思ってくれている気がした。
違っていてもいい。
年下の可愛い少年に懐かれる優しいお姉さんに、一度くらいなってみたい。
「ラスが一緒で嬉しいよ」
思い切って口にしてみる。
ラスの耳はますます赤くなった。
洗濯場というのは、小川の傍に作られた小さなデッキのことだった。
洗濯板、そして自分の足を使っての洗濯は、想像以上に楽しかった。
半分、水遊びの様相を呈していたからかもしれない。
木製のローラーのようなものに洗濯物を通して、絞って、また籠に入れて家まで持って帰る。
洗濯ものを干す場所は、玄関脇の日当たりの良い場所にあった。
私のシャツとスカート、そしてスーツはよれよれになったが、もう惜しいとは思わなかった。
「もしかして、水で洗ったらいけなかった? どうしましょう……きっと東でも売ってないわ。初めて見る形だもの」
型崩れしたスーツを前に、ベネッサさんが肩を落とす。
「いいんです、もう。だって元の世界には戻れないんですよね?」
私の声は、自分でも驚くくらい晴れやかだった。
「そうね。ただびとが元の世界に戻った前例はないわ」
ベネッサさんが戸惑いの滲んだ表情で答える。
――『どうしてそんなに嬉しそうなの?』
ベネッサさんはおそらくそう問いたかっただろうに、他には何も言わなかった。
私があの世界で満たされていたのなら、きっと彼女の答えに気が狂うほどの絶望を味わった。
両親が亡くなったあの日に、私の世界は終わったのだろうか。
あれからの14年は、全くの徒労だったのだろうか。
そうじゃないと思いたいのに、今これほど安堵しているのは、あの世界での人生に絶望していたからではないのか。
『美香! こっち!』――待ち合わせ場所で手を振る友人達の笑顔が、上手く思い出せない。
胸の奥が歪な音を立ててきしんだ。
夜、ユーグさんは約束通りやって来て、私に知識共有の魔法をかけた。
一体どんなことをされるのかと身構えていたが、あっという間に終わった。
「ベッドで横になってくれる? 魔法をかけられると、すぐに眠ってしまうんだ。起きた時には、私の知ってる情報が君に伝わっている。逆に言えば、私が知らないことは分からない。いい?」
「はい」
こくりと頷き、ベッドの上で仰向けになる。
ユーグさんが小さく呪文を唱え始めると、右の人さし指がぼう、っと光った。
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