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四章:大人になったラスと真実を知った私
閑話~衝動(ラス視点)
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成人して二年が経ち、俺は18になった。
ようやくチームでの狩りが許され、誇らしい気持ちになる。
それまでも小さな獲物は狩ったことがあったが、鳥型になった俺の10倍近く大きいエレドや、鋭い牙が高値で取引されるモンパなんかは、とても一人では仕留められない。
奴らは山の奥深くにしか生息していないので、そこまで飛んで行って、群れから離れたところを狙う。
肉はチームで所有する山小屋でさばいて食用にし、毛皮や牙は渡り日用に加工するのだ。
俺は父さんの口利きで、タジのチームに入れて貰えることになった。
タジも今までは他のリーダーの下にいたのだが、三十になったのを機に自分のチームを持つことにしたらしい。
気のいいヤツだし、翼も強いから安心しろ、と父さんは笑っていた。
父さんと同じチームでは駄目なのか? と一度ミカに聞かれたことがある。
親子が同時期に大きな狩りに出ることはない。
タリム人は丈夫だが、自然回復が間に合わないほどの重傷を負えば、それが寿命になる。
だがそれをそのまま説明するのは、憚られた。
チームでの狩りには命の危険が伴う、と知れば、ミカはまた外で俺や父さんの帰りを待つようになる。
それは避けたかったので、ただ「昔からそういう決まりなんだよ」と言っておいた。
ミカは臆病で傷つきやすい。
初めて会った時から、彼女はとても不安定だった。
それは、ミカが抱える過去のせいかもしれないし、元々の性格のせいかもしれない。
それでも懸命に自分の足で立ち、前に進もうとする彼女に、俺は出会ってすぐに好感を抱いた。
好感が恋情に変わったのは、いつだろう。蝶が蛹から孵るように、俺の気持ちは日に日に育ち、気づけば引き返せないところまで来ている。
チームで狩りに出るようになった俺は、村の皆から「一人前の男」だと認識された。
それまで単なる顔見知りだった女たちから、「試してみない?」と誘われるようにもなった。
きっぱり断っても彼女達は「じゃあ、気が向いたら誘ってね」と懲りない。
同じチームのバレルは「いいじゃねえか。男冥利に尽きるだろ」と羨ましそうだ。
俺より二つ年上のバレルには、片思いの相手がいるらしい。
求愛したものの、「もっと強いつがいが欲しいから、考えさせて」と返事を保留にされたのだとか。
タリムの女なら、誰だってそう願うだろう。
翼が強ければ強いほど簡単には死なないし、より多くの獲物を仕留めてくるのだから。
俺もミカに出会わなければ、いつかタリムの女の中から生涯の伴侶を選んだのだろうか。
そこまで考えて、溜息をつく。
仮定の話でも耐えられなかった。
俺が好きなのは、ずっと前からミカだけで、もうミカのいない人生を想像することさえ出来ない。
「――なあ、ラスは町にいかねーの? 明日で晴れが終わるぞ」
「ん? なんで?」
狩りを終え、家に戻ろうと翼を広げたところでバレルが話しかけてくる。
獲物の返り血で汚れた身体じゃ、ミカのところへは戻れない。適当な場所で水浴びを済ませ、少しでも早く家に帰りたい。
焦れる俺を見て、バレルはからかうように目を細めた。
「余計な世話だろーが、雨に入る前に番う相手を探しといたほうがいい。ミカにはまるで相手にされてねえんだろ? 羽化したての頃は耐えられたかもしれねえが、もうお前はガッツリ狩りを覚えちまった。今度の発情期は、結構堪えると思うぜ」
どうやら彼は親切で助言をしてくれているらしい。
ミカに相手にされていない、の下りにはムッときたが、顔には出さないよう気をつける。
「そっか、ありがと。でも俺はいいや」
すでに俺の中で番は決まっている。
相手がミカじゃないなら、きっと番おうとしても最後まで出来ない。
「お前も大概頑固だな……。忠告はしたからな」
呆れたようにバレルは言って、飛び去っていった。
俺もそそくさとその場を後にする。
とりあえずの応急処置で誰かを抱くつもりは全くなかった。
だが『結構堪える』と言ったバレルの言葉は、本当だった。
雨の15日――。
その日は朝から、気持ちが悪かった。
何故かそわそわと落ち着かず、腹の座りが悪い。
じっとしていることが出来なくて、玄関先の軒下で雨を眺めていると、そこへミカがやってきた。
「ここにいたんだね。お昼、どうする? いつものでいい?」
ミカがにこりと笑って俺の隣に立つ。
甘い香りが急に強くなり、身体の芯が熱くなった。
とっさに息を止め、顔を背ける。
これ以上彼女の香りを吸ってしまえば、ミカをきつく抱き締め、細い首筋に顔を埋めずにはいられない気がした。
「そう、だな。お願いしてもいい?」
いつもなら、「俺がやるよ」と申し出るところだ。
ミカは必ず「じゃあ、一緒に作ろう」と言ってくれる。
だが今は、出来ない。これ以上隣にいることも怖かった。
「分かった、任せて!」
ミカは親指を立ててみせた後、ふと眉を曇らせる。
「ラス、疲れてる? なんか、顔色悪いような……」
そう言って、顔を覗き込んでくる。
俺は精一杯の笑みを浮かべ、首を振った。
「いや、何ともないよ。大丈夫」
「そうかなぁ……何かあったら、早めに教えてね。心配だから」
ミカは俺の背中に手を置き、優しく撫でた。
柔らかな感触に、背中がぞわりと粟立つ。
俺の中にいる獣が牙をむき、舌なめずりをした。
「分かった。んじゃ、出来るまで部屋にいる。呼んでも来なかったら、寝てるかもだし、先食べといて」
「はーい。無理せず、ゆっくり休んでね」
ミカは俺の言葉を疑いもしなかった。
早めに教えて、か――。
ミカが欲しくてどうにかなりそうなんだって教えたら、俺に抱かれてくれる?
そんな本音、言えるわけがない。
ミカはまだ育ちきっていないのだ、とユーグは言った。
伴侶を定められるほど成熟していない。この世界で人生をやり直しているところだから、焦って追い詰めるような真似はするな、と真剣な顔で牽制されたことを思い出す。あれは羽化してすぐのことだった。
ユーグはミカの生い立ちや心の在り方を深く理解している。
おそらく俺がいない時、ミカはユーグに俺には話せない話をしているんだろう。想像するだけで、胸が焦げそうなほど痛む。
かといって、俺に全く目がないわけでもない。
ミカは俺が傍にいくと嬉しそうにするし、放つ香りが一段と濃くなる。
『ラスは私にとって特別大切な人だよ』とも言ってくれる。
ユーグと一緒にいる時のミカは、少し幼い。
願望かもしれないが、彼女がユーグに抱いている感情は色恋じゃない気がした。
俺といる時に放つような艶めいた香りが、一切しないのだ。
だから俺は、ミカとユーグの間にある『特別な何か』が薄れるまで、大人しく待とうと決めていた。
深呼吸して気持ちを落ち着かせようと試みる。
けぶる雨に混じるミカの香りに、強い目眩を覚えた。
ようやくチームでの狩りが許され、誇らしい気持ちになる。
それまでも小さな獲物は狩ったことがあったが、鳥型になった俺の10倍近く大きいエレドや、鋭い牙が高値で取引されるモンパなんかは、とても一人では仕留められない。
奴らは山の奥深くにしか生息していないので、そこまで飛んで行って、群れから離れたところを狙う。
肉はチームで所有する山小屋でさばいて食用にし、毛皮や牙は渡り日用に加工するのだ。
俺は父さんの口利きで、タジのチームに入れて貰えることになった。
タジも今までは他のリーダーの下にいたのだが、三十になったのを機に自分のチームを持つことにしたらしい。
気のいいヤツだし、翼も強いから安心しろ、と父さんは笑っていた。
父さんと同じチームでは駄目なのか? と一度ミカに聞かれたことがある。
親子が同時期に大きな狩りに出ることはない。
タリム人は丈夫だが、自然回復が間に合わないほどの重傷を負えば、それが寿命になる。
だがそれをそのまま説明するのは、憚られた。
チームでの狩りには命の危険が伴う、と知れば、ミカはまた外で俺や父さんの帰りを待つようになる。
それは避けたかったので、ただ「昔からそういう決まりなんだよ」と言っておいた。
ミカは臆病で傷つきやすい。
初めて会った時から、彼女はとても不安定だった。
それは、ミカが抱える過去のせいかもしれないし、元々の性格のせいかもしれない。
それでも懸命に自分の足で立ち、前に進もうとする彼女に、俺は出会ってすぐに好感を抱いた。
好感が恋情に変わったのは、いつだろう。蝶が蛹から孵るように、俺の気持ちは日に日に育ち、気づけば引き返せないところまで来ている。
チームで狩りに出るようになった俺は、村の皆から「一人前の男」だと認識された。
それまで単なる顔見知りだった女たちから、「試してみない?」と誘われるようにもなった。
きっぱり断っても彼女達は「じゃあ、気が向いたら誘ってね」と懲りない。
同じチームのバレルは「いいじゃねえか。男冥利に尽きるだろ」と羨ましそうだ。
俺より二つ年上のバレルには、片思いの相手がいるらしい。
求愛したものの、「もっと強いつがいが欲しいから、考えさせて」と返事を保留にされたのだとか。
タリムの女なら、誰だってそう願うだろう。
翼が強ければ強いほど簡単には死なないし、より多くの獲物を仕留めてくるのだから。
俺もミカに出会わなければ、いつかタリムの女の中から生涯の伴侶を選んだのだろうか。
そこまで考えて、溜息をつく。
仮定の話でも耐えられなかった。
俺が好きなのは、ずっと前からミカだけで、もうミカのいない人生を想像することさえ出来ない。
「――なあ、ラスは町にいかねーの? 明日で晴れが終わるぞ」
「ん? なんで?」
狩りを終え、家に戻ろうと翼を広げたところでバレルが話しかけてくる。
獲物の返り血で汚れた身体じゃ、ミカのところへは戻れない。適当な場所で水浴びを済ませ、少しでも早く家に帰りたい。
焦れる俺を見て、バレルはからかうように目を細めた。
「余計な世話だろーが、雨に入る前に番う相手を探しといたほうがいい。ミカにはまるで相手にされてねえんだろ? 羽化したての頃は耐えられたかもしれねえが、もうお前はガッツリ狩りを覚えちまった。今度の発情期は、結構堪えると思うぜ」
どうやら彼は親切で助言をしてくれているらしい。
ミカに相手にされていない、の下りにはムッときたが、顔には出さないよう気をつける。
「そっか、ありがと。でも俺はいいや」
すでに俺の中で番は決まっている。
相手がミカじゃないなら、きっと番おうとしても最後まで出来ない。
「お前も大概頑固だな……。忠告はしたからな」
呆れたようにバレルは言って、飛び去っていった。
俺もそそくさとその場を後にする。
とりあえずの応急処置で誰かを抱くつもりは全くなかった。
だが『結構堪える』と言ったバレルの言葉は、本当だった。
雨の15日――。
その日は朝から、気持ちが悪かった。
何故かそわそわと落ち着かず、腹の座りが悪い。
じっとしていることが出来なくて、玄関先の軒下で雨を眺めていると、そこへミカがやってきた。
「ここにいたんだね。お昼、どうする? いつものでいい?」
ミカがにこりと笑って俺の隣に立つ。
甘い香りが急に強くなり、身体の芯が熱くなった。
とっさに息を止め、顔を背ける。
これ以上彼女の香りを吸ってしまえば、ミカをきつく抱き締め、細い首筋に顔を埋めずにはいられない気がした。
「そう、だな。お願いしてもいい?」
いつもなら、「俺がやるよ」と申し出るところだ。
ミカは必ず「じゃあ、一緒に作ろう」と言ってくれる。
だが今は、出来ない。これ以上隣にいることも怖かった。
「分かった、任せて!」
ミカは親指を立ててみせた後、ふと眉を曇らせる。
「ラス、疲れてる? なんか、顔色悪いような……」
そう言って、顔を覗き込んでくる。
俺は精一杯の笑みを浮かべ、首を振った。
「いや、何ともないよ。大丈夫」
「そうかなぁ……何かあったら、早めに教えてね。心配だから」
ミカは俺の背中に手を置き、優しく撫でた。
柔らかな感触に、背中がぞわりと粟立つ。
俺の中にいる獣が牙をむき、舌なめずりをした。
「分かった。んじゃ、出来るまで部屋にいる。呼んでも来なかったら、寝てるかもだし、先食べといて」
「はーい。無理せず、ゆっくり休んでね」
ミカは俺の言葉を疑いもしなかった。
早めに教えて、か――。
ミカが欲しくてどうにかなりそうなんだって教えたら、俺に抱かれてくれる?
そんな本音、言えるわけがない。
ミカはまだ育ちきっていないのだ、とユーグは言った。
伴侶を定められるほど成熟していない。この世界で人生をやり直しているところだから、焦って追い詰めるような真似はするな、と真剣な顔で牽制されたことを思い出す。あれは羽化してすぐのことだった。
ユーグはミカの生い立ちや心の在り方を深く理解している。
おそらく俺がいない時、ミカはユーグに俺には話せない話をしているんだろう。想像するだけで、胸が焦げそうなほど痛む。
かといって、俺に全く目がないわけでもない。
ミカは俺が傍にいくと嬉しそうにするし、放つ香りが一段と濃くなる。
『ラスは私にとって特別大切な人だよ』とも言ってくれる。
ユーグと一緒にいる時のミカは、少し幼い。
願望かもしれないが、彼女がユーグに抱いている感情は色恋じゃない気がした。
俺といる時に放つような艶めいた香りが、一切しないのだ。
だから俺は、ミカとユーグの間にある『特別な何か』が薄れるまで、大人しく待とうと決めていた。
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